瓔珞の音

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zoom RSS 過去最長・・・?(汗)

<<   作成日時 : 2006/06/26 22:50   >>

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先週末、ちょっと湿度は高かったですが、久々に青空が見えましたね。
貴重なお布団を干せる土曜日だったのですが、
私はあっさりそれを放棄して、ミュージカルを観にいってきました(笑)。
久々の生アッキーですから!
お布団を干す以上に、私を元気にしてくれそうで。
そして実際にそのとおりだったのです!

アトリエ・ダンカン プロデュース
ロンドン・ミュージカル
「OUR HOUSE」

2006.6.24 ソワレ 新国立劇場中劇場 1階12列51番
2006.6.25 マチネ 新国立劇場中劇場 1階4列51番

出演:中川晃教、池田有希子、池田成志、坂本健児、新納慎也、入絵加奈子、瀬戸カトリーヌ、
    後藤ひろひと、香寿たつき、今井清隆 他


というわけで、またしても短期間連続観劇をしてまいりました。
しかも今回は連日だ!(笑)

この「OUR HOUSE」というミュージカル、
マッドネスというバンドの曲を並べてストーリーを進行する、
「マンマ・ミーア」みたいな形のミュージカルです。
ストーリーとしては・・・

北ロンドンのアイルランド人居住区に母(香寿たつき)と、
兄弟同然に育ったエモ(坂本健児)とルイス(新納慎也)と共に住む少年・ジョー(中川晃教)。
弁護士志望の真面目で元気な恋人サラ(池田有希子)と過ごす16歳最初の夜、
彼は些細な事件から善と悪、二つの人生を歩むことになります。
<良いジョー>と<悪いジョー>。
二つの人生が、舞台の上で交互に語られていきます。
逃げずに警察に捕まり、少年院へ行った<良いジョー>を待つ偏見、悪意、
大学生になったサラとのすれ違い、挫折・・・そして更に彼を追い詰めるある事件。
警察から逃げ切って、同級生のリーシー(池田成志)と共に、
あこぎな商売で富と地位を築いていく<悪いジョー>が過ごす、
ゴージャスで順風満帆な夢のような日々。
まったく別の人生のように見える<二人のジョー>は、
アイルランド人居住区の再開発をもくろむMr.プレスマン(後藤ひろひと)と関わることで、
共通のひとつの大きな悲劇に直面します。
そこで<彼>が得たものは? 失ったものは? 最後に彼が選ぶ人生は?

と、こんな感じのお話です(わかりにくい!・汗)。
二人のジョーの人生が絡み合うように展開していくのと、
初めて聴くマッドネスの音楽に乗せた歌詞が、
個人的にちょっと聞き取りにくかったこともあって、
物語に入り込むのにちょっと時間がかかってしまったのですが、
でも、本当に楽しい舞台でした!
もうみんな踊る踊る!!
結構広い舞台を、ところ狭しという感じに飛び回っていました。
そして、そのダンスがめちゃくちゃかっこいいんですよねーv
<悪いジョー>がリーシーに引きずり込まれる(ちょっと表現合わないかも・汗)ナンバーの
「BAGGY TROUSERS」で、私が一気に舞台に引きずり込まれました(笑)。
そこからは、もう怒涛の勢いです。
スローナンバーではじっくり聴かせ、
自然に体が動いちゃうような元気なナンバーでは一緒に楽しみ・・・
マッドネスの曲って、結構いいかも?! と思ってしまいました。

そういうダンスの見せ場も多くて、笑える部分も結構沢山あって、
基本的には元気で明るい舞台だったのですが、描いていることは非常にシビアでした。

何が正しくて、何が間違っているのか。
あの時、自分はどうすればよかったのか。
そうやって自問することって、きっと誰でもあると思うのですよね。

まったく別の人生を歩んだ二人のジョー。
何もかもを手に入れたような<悪いジョー>は、最後に結局全てを失います。
そして呟きます。
「考える時間をくれ」と。
辛い時間を過ごした<良いジョー>は、最後に全てを手に入れます。
けれど、<良いジョー>は幸せの絶頂のはずの最後に、問いかけるのです。
「僕には他の人生があったのではないか?」と。

それって、どういうことなのでしょう?

その台詞の後に、シーンは<二人のジョー>に分かれるきっかけとなった事件の前へ戻ります。
そして、ジョーはその事件(立ち入り禁止の工事現場に忍び込むこと)を起こさない道を選びます。

あの台詞は、そういう意味だったのでしょうか?
そもそものきっかけの事件を起こさない道を選べばよかった、と?

私は、そうは感じませんでした。
最後に、事件を起こさない道を選んだジョー。
けれど、きっと彼はまたどこかで岐路に立たされるはずです。
自分の前に広がる、無数の選択肢。
どれを選ぶのが正しいのか、人はいつも考えるけれど、
きっと、絶対に正しい道も、絶対に間違った道も、私はないと思います。

最後に全てを失った<悪いジョー>は、本当に「全てを」失ったのか?
いいえ。
彼が過ごしてきた人生の中で得た自信、サラへの想い、家族への愛。
それらは、今は失っても、真実彼の中にあったものです。
そして、それらは決して彼の中から奪われはしないと思うのです。
たとえ、今その腕の中に何一つ残っていなかったとしても。

最後に全てを得た<良いジョー>は、本当に完璧な幸せを手に入れたのか?
いいえ。
彼が受けてきた悪意、差別、彼が感じた挫折、敗北、そして別離の記憶。
それらは、決して彼の中から消えることはないのです。
そして、彼の中の奥深くで、治りきらない疵のように存在し続けるのです。
たとえ、今その腕の中に愛しいものを全て抱きしめていたとしても。

だって、それが生きてきたということだから。
歩んできた時間、その過程で得てきたもの。
それらがあるからこそ、「今の自分」がある。
けれど、他の選択肢があったことも、私たちは知っている。
そして、これから先にも沢山の選択肢があることも。
だから私たちはきっと一生自問し続けるのです。
「他の人生があったのではないか?」と。
そして、自分が選んできた道を一つ一つ思い辿りながら、
次の選択肢を選んでいくのです。
それまで得てきた「何か」を糧に、進むしかないこの人生を。

なんだかうまく表現できませんが、この舞台で、私はこんなことを感じました。
そして、二つの人生を生きたそれぞれのジョーを、とても愛しく感じました。
初回に見たときは、ストーリーと歌詞を追うのに精一杯でしたが、
続けて見た2回目では、ストーリー展開を知っていた分、
ジョーの心情、サラの恋心に、めちゃくちゃ感情移入してしまいました。
最後の元気いっぱいのカーテンコールで泣いてたのなんて、
きっと私ぐらいだったろうなー(笑)。
愛しくて、切なくて、悲しくて、怖くて・・・でも、力をもらった。
そんな、舞台でした。


さて、そんなこんなで楽しんだ舞台ですが、
でもって、既にかなりの分量になってしまっていますが(汗)、
やっぱり役者さんのことも語らないではいられません!(笑)

主演の中川晃教くん。
今回のお目当てはもちろん彼でしたv
「モーツァルト!」で一聴き惚れ(笑)し、そこから転がるようにはまってしまった彼。
ええ、出演した舞台は全て見ておりますとも(笑)。CDも当然全部持っております。
今回の舞台は、「M!」や「SHIROH」のように、
アッキーの歌を「聴かせる」タイプのものではありませんでしたが、
たぶん、これまでで一番役者としての彼を堪能できた舞台だったと思います。
や、もちろん歌はもう最高でしたよ!
彼のハイトーンヴォイスはやっぱりめちゃくちゃ良い声ですし、
あの声量も肺活量は目を見張るほどだし、
シャウトもゾクゾクするほどかっこいいですしねーv
でも、歌でのインパクトではなく、彼はきちんと二つの人生を生きていた。
早変わりとかの物理的なことはもちろんだけど、
その声、しぐさ、表情、全てで<二人のジョー>を表現していたと思います。
そして、ダンスも頑張ってました!
今まででたぶん一番踊ってたんじゃないかな?
プロのダンサーがほとんどの舞台の中で、見劣りしてなかったのはさすがです。
きっと一生懸命レッスンしたんでしょうね・・・ほんと、感動しちゃいました(笑)。
でも、一番嬉しかったのは、髪の毛が短くなってたこと!(笑)
個人的に、デビュー当時の髪型が一番似合うと思っていたので、
それに近い長さになっていて、不覚にもときめいてしまいました(え?)。
しばらくはこの髪型でいて欲しいなー。

ヒロインの池田有希子さん。
すみません、今回初めて認識しました(汗)。
元気で可愛くて一生懸命で、そして自分を常に保てる強さのあるヒロインでした。
歌もソウルフルで凄いかっこよかった。
少し金属的な歌声で、個人的に好きなタイプの声ではなかったのですが、
「Back In My Arms Again」は、圧巻でした。
彼女も、二人のジョーに寄り添うそれぞれのサラを、きちんと演じ分けてたと思います。
要所要所で、それぞれのサラがそれぞれのジョーに言う同じ言葉が、
まったく別の意味を持っていて、ちょっと感動してしまいました。

池田成志さん。
所見は「ジキル&ハイド」だったはずなのですが、
認識したのは「SHIROH」の津屋崎主水役でした。
あのダンスにちょっと驚いたのですが・・・今回も体当たりの演技でしたね(笑)。
なにしろ「16歳」の役ですから!
配役を見たとき、まさかジョーの同級生とは思わなかったのですが、同級生でしたね(笑)。
さすがに16歳には見えませんでしたが、高校生には見えましたよー。
いるいる、こういう高校生!と一人でうなづいていました。
ダンスも、ほんと凄かったです!
あれだけ動いて、その後で息継ぎの間の少なそうな歌をしっかり歌ってらっしゃって・・・尊敬です。
この舞台の笑いの大半も、担ってらっしゃいましたねー。
最後の方、リーシーが出てくるだけで、笑いを誘われていたのは私だけではないはず!
でも、最後の登場シーンでは、タバコに火をつける、それだけのしぐさで、
しっかり哀愁をかもし出していたように思います。

入絵加奈子さん。
サラの同級生、ビリー役。・・・ええ、女子高生です。
でも、全然、違和感なく、女子高生やってらっしゃいました!(笑)。
この舞台、高校生が主な登場人物なので、
高校生を非常にデフォルトして描いていたのですが、しっかり女子高生(しつこい)。
個人的に、「ミス・サイゴン」のキムのイメージでインプットされているので、
こんなにもコメディータッチな演技ができる方とは思っていませんでした。
でも、決める時は決める!かっこいい女性でしたよー。
歌声はもう文句なしですしね。

瀬戸カトリーヌさん。
こちらもサラの同級生、アンジー役でした。
「世界ふしぎ発見!」のリポーターのイメージしかなかったのですが、
この方、ほんとに綺麗でスタイルがよくって、そしてダンスも上手!!
声の印象は、残念ながらあまりないのですが、
この方が舞台に出てくると、思いっきり目を引きました。
また、別の舞台も見てみたいな、と思いました。

坂本健児さん。
相変わらず、歌とダンスは絶品でしたねー。
でも、やっぱりシンバのイメージが強くて・・・
いえ、今回もお惚けキャラをうまく演じてらっしゃいましたよ。
物語の中の癒し系、という感じでした(笑)。
でも、一番印象に残ったのは、あのバック転・・・さすがです!

新納慎也さん。
この人は本当に足が長い! 手も長い! 良い声してる! そしてダンスも上手い!!
あの足の上がり、ジャンプは、本当に目を引きます。
演技の上での小技もいろいろありましたしねー。
この方、「OZ」の舞台化で19をやってるんですが、
でもって、それを原作者さんが絶賛してらっしゃったんですが、
今回の舞台をみて、「OZ」も見てみたくなってしまいました。
DVD出てるんですよねー。どうしよっかなー。うーん・・・(悩んでる時点で負けてる気が・汗)

今井清隆さん。
刑務所に入って、出所後も家に戻らないまま死んでしまったジョーの父親役でした。
幽霊(?)になって、2人のジョーの人生を見守り、
そして、共に歩みながら妻へ愛を再確認していく役(個人的見解です)。
この舞台のなかで唯一最初から最後までシリアスな役でした。
でもって、唯一踊らない役でもありました(笑)。
しかし、この方の声は、本当に深くて素敵ですねー。
ちょこっとバルジャンぽかったですが、それは、まあ、仕方ないかな?

香寿たつきさん。
めちゃくちゃ綺麗できっぷのいいお母さんでした!
ダンスはもちろんですけど、しぐさが凄く綺麗なんですよねー。
宝塚出身の方って、そういう方が多いですが、それって凄いことだな、と思います。

アンサンブルの方も皆さん迫力のダンスで、めちゃくちゃかっこよかったのですが、とりあえずお二人。

小鈴まさ記さん
帝劇系のミュージカルではお馴染みな方ですね。
このミュージカルでもアンサンブルの方は沢山の役をやってらっしゃるのですが、
特筆すべきはサラの大学の同級生で<良いジョー>の方ではサラの婚約者になったカラム役。
緑のタータンチェックのキルトを着た、白い歯も爽やかな御曹司(笑)。
意味もなく爽やかに笑い続け、その笑い声も印象的でしたが、
なんといってもドアを開けて退場するシーンでの「(このドア)引くんだった(笑)」の台詞。
いやー、爆笑(というか失笑)いたしましたよ。
1日目では、サラの池田さんが落ちちゃってしばらく立ち直れてなかったので、
アドリブなのかなー、と思ったのですが、翌日の2回目も同じ台詞でした。
二日目はさすがに池田さんも落ちませんでしたが、
アッキーが「大丈夫?彼」と突っ込んでおりました。
ちょこっとしか出ないけど、非常に印象的な役でございました。

小野妃香里さん。
本当に! めちゃくちゃ綺麗でかっこいい方なんです!
背が高くて、すっと背筋が伸びていて、ダンスもダイナミックで且つ綺麗!!
プリスマンの秘書役で出た時には、性別疑惑のネタばかりでしたが(笑)、
個人的な憧れど真ん中の方だったりします。
長い髪の毛も素敵でねー・・・(うっとり)
この方も、是非他の舞台を見てみたいですv


そのほかにもいろいろ楽しめた舞台でした。
アドリブで織り込まれた時事ネタにお笑いしたり(DVD化するなら全部収録して欲しい・笑)、
ビリーとアンジーがお友達にそっくりで、
一回目ご一緒した共通の友人のななさんと盛り上がったり、
カーテンコールで立ってリズム取ったり・・・
うん。ほんとに行って良かった。
ななさんと、2日目一緒に行ったリアルのお友達にも好評だったので一安心です。
実は、7月2日の千秋楽もチケット取ってるんですよねー。
千秋楽には、きっと何かがあるはず!
楽しみに行ってこようと思います。

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