瓔珞の音

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zoom RSS 真夏の劇場に降る雪

<<   作成日時 : 2006/08/27 19:41   >>

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昨日はすこーし過ごしやすい1日でしたね。
暑い暑いと言いながらも、季節は確実に移っているのだなあ、と実感。
通勤路の田圃も稲穂もずいぶんたわわになってきました。
今日はあいにくの曇り空ですが、
晴れたら、真夏よりも少しだけ高くて澄んだ青空に出会えるでしょうか。
そんな私は、「ダンス・オブ・ヴァンパイア」に引き続き、
一足早く(?)降り積もる雪を堪能してまいりましたv


舞台版「シザーハンズ」

2006.8.26 マチネ  ゆうぽうと簡易保険ホール 1階S3列11番


原作は言わずと知れたティム・バートン監督・ジョニー・ディップ主演の名作映画。
それをあのマシュー・ボーンが舞台化したのです!
これは行かないとならんでしょう!
と勢い込んでプレオーダーに申し込んで早数ヶ月。
ですが、実は私、台詞も歌もまったくないダンスのみの舞台というのは、
バレエを含め、これまで生で観たことがなかったんですよねー。
あ、劇団四季の「コンタクト」も台詞はなかったか。
でも、あれってたしか3つぐらいの短いストーリーを集めたものでしたよね。
「シザーハンズ」のような長い物語をダンスだけで表現するのってどうなんだろう・・・?と、
実はかなりどきどきしながら臨んだのですが・・・・
そんな心配は全くの杞憂でした!!

物語はほんのちょっと映画と異なっていました。

昔、あるところにエドワードという少年がいました。
彼が大きなはさみで城の庭の手入れをしていたその時、
雷が落ちて彼は死んでしまいます。
彼の死を嘆いた父親は、エドワードそっくりの人造人間を造ります。
しかし、完成も間近なある夜、
城に忍び込んだ数人の若者に襲われて、父親は死んでしまうのです。
両手がはさみのままの彼を残して・・・

その後は概ね映画と同じ内容だったかな。
キムへの恋心も、町の人との関係も、エドワードの純粋さも。
それらの内容を、本当に台詞なく、音楽とダンスだけで表現されていたのです!
もちろん、セットや衣装の力も大きかったでしょう。
町にはたくさんの個性的な家族が居ますが、
そのそれぞれを家族毎に特徴的な衣装で明確に区別していました。
でもって、その衣装がまためちゃくちゃかわいいのですよv
そして、ダンサーのみなさんの表情が豊か! 手の動きが雄弁!!
全員が舞台に出ているときは、
一人一人が意味のある動き(=演技)をされているので、
正直どこをみていればいいのか、かなりとまどいました。
特にエドワードを誘惑するジョイス役の方は、
完璧なモデル体型に迫力のある美貌とダンスで、非常に目を引きました。
お一人だけ日本の方も出ていらしたのですが、
その方もめちゃくちゃ存在感あり!!
エドワードを助けるキムのお母さんペグ役の方も、素敵な笑顔に素敵なダンスでした。
でも、やっぱり主役には目がいっちゃうのですよねー。

主役のエドワードを演じてらしたリチャード・ウィンザーさん。
動きも表情も、最初から最後まで完璧にエドワードでした。
もう本当にかっこよくて、かわいくて、けなげで、切なくて・・・
最後、町の人たちから拒絶されて、生まれ育った城へ逃げ帰り、
追いかけてきたキムと心を通じ合わせて踊るシーンは、圧巻でした。
正直、ダンスだけで、こんなにも泣けるとは思いませんでした。
踊りながら、二人は幸せそうに笑っているんですよ?
なのに、涙が溢れて止まらなかった。

突然の恋の成就へのとまどい。
キムへの溢れるほどの想い。
彼女を抱きしめられる嬉しさ。
そして、確実に近づいている終わりへの諦め。

そんな感情が、その表情から、そのダンスから、ひしひしと伝わってきました。
凶器ともなりうるはさみの両手で、
躊躇いながらそっとキムを抱きしめる仕草・・・本当に切なかっです。

オチは、実はちょっと四季の「オペラ座の怪人」っぽいなー、と思ったのですが、
年老いたキムが、彼の残したはさみを愛しそうに抱きしめるその表情に、
その後ろに浮かび上がるエドワードの影に・・・またやられてしまいました。
ああ、思い出しても泣けてきます・・・

そして、雪が、降りました。
舞台の上だけでなく、客席に向かって、たくさんの雪が。
(ちょっと薬くさかったですけど・笑)

久々に心から感動してしまいまして。
初めて自発的なスタンディング・オベーションをしてしまいました。
普段は、周りが立たなければ立とうとは思わないのですけど、今回は別。
せっかく前の方の席にいるのだし、
この感動を役者さんたちにどうしても伝えたかったから。
さすがに「ブラボー!」とは叫べなかったけど(でも、前の席のおじさんが叫んでくれた・笑)。

チャンスがあればもう一回観たいくらいでしたが、それは無理(涙)。
エドワードもキムもダブルキャストなので、そちらも観てみたかったけど・・・
再演を期待するしかないかなー。

実は現時点でも席はけっこうあるみたいです(さすがに千秋楽は完売ですが)。
こんなに素敵な舞台なのになー。
口コミで人気が高まってくるには、公演期間が少し短かったですかね? 地方公演もないですし。
でも、優しい涙を流したい人には、本当にお薦めの舞台です!
もしこれを読まれて興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、
私の代わりに是非行ってきてくださいね!!
公式ブログは↓になります。
http://blog.eplus.co.jp/mbsh/

最後になりましたが、ご一緒くださったAさん、ありがとうございました!
また機会がありましたら、今度は是非クラシックバレエを!!
もちろんその前にいろいろ計画はありますけどね(笑)。
とりあえず、休み確保、頑張ってみます・・・

そういえば・・・機械の手と足の某エドワードくんの名前は、
もしかしてここからとったのでしょうか・・・?
そんなはずないか(笑)。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。またしてもお邪魔しております。本物です(笑)

シザーハンズ見てこられたんですね!わーいいなあぁ。
気にはなっていたのですが、東京ですからね…(遠い目

あ、カキコしたのは、最後のつぶやき、マジでそうだから、
一応お伝えしておこうかと。

某機械手足のちびっ子兄貴(笑)の名前は、ここから来てるらしいですよ。
何かのインタビューで見ました。話が先か、キャラが先だったのかは分からないですが、どちらにせよインスパイアされたことには違いなさそうですね。

ではでは。ロイロイ大好きの宮内でした(笑)
宮内
2006/08/28 21:13
宮内さん、こんばんはーv
この間は取り乱してすみません・・・(笑)

「シザーハンズ」良かったですよー。
関西方面での公演がないのは、ほんとに残念ですよね。
主要都市公演があってもいいのになー、と思いました。

そして! 私の妄想(笑)は当たりだったのですね!
なんだか微妙に嬉しいですv
では弟の名前はどこから・・・?
私も原作ではロイロイファンだったはずなのですが・・・
いまやすっかり「嫉妬のあの人」のとりこです(笑)。
ま、人生そんなもんですよね?(え)
恭穂
2006/08/29 20:38
画家のロートレックのお父さんから取ったらしいですよ。 二人の苗字は、ファンタジー小説のエルリック・サーガからなのだそうです。

なんつって(笑)メール有難うございましたー。早い目に返信いたします。あ、ついでにバトン貰っていきますね。
上條@あるほんすにメロメロ
2006/08/30 02:36
わーい! 上條さん、いらっしゃいませv
そうか、それぞれいろいろ意味があるのですね。
エルリック・サーガは、名前は聞いたことはありますが、
読んだことはないなあ・・・

それにしても、すぱっと由来を教えてくださるあたり、
上條さん、すばらしい・・・さすがです!(笑)

メールもバトンもお時間のあるときに!
でも楽しみにしておりますv(正直者・・・)
恭穂
2006/08/30 22:04

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