瓔珞の音

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zoom RSS 守り人効果?

<<   作成日時 : 2007/09/08 10:18   >>

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今日は群馬に帰るので、チェックアウトぎりぎりまで寝ていようと思ったら、
8時5分丁度に目が覚めました(笑)。
すばらしき守り人効果!
久々にリアルタイムで観て、
ガカイ頑張った!とか、
タンダへたれだけど男前だ、とか、
シュガはやっぱりちょっと信用ならん人物かも、とか、
狩人やっぱり隠密じゃない、とか、
お頭しか役に立ってないじゃん、とか、
バルサさん、やっぱりかっこいいなあ、とか、
ウサネズミどこにいたの?(冬眠?)とか、
いろいろ言いたいことはありますが、
とりあえず、来週のタンダの活躍に期待!!

で、2度寝しようと思ったけど、目が覚めたので、昨日書き損ねた観劇記録を。
最後のレ・ミゼの記録かと思うと、ちょっと切ないかなあ・・・



「レ・ミゼラブル」
2007.9.5 ソワレ 博多座 2階C列31番

出演:山口祐一郎、岡幸二郎、新妻聖子、シルビア・グラブ・、富田麻帆、小西遼生、安埼求、
    森久美子、東山義久、原田光、弓木野綾架


実はチケットを取るとき、ソワレを観るかどうかすごく悩んだんです。
別所バルジャンで〆にしたいなあ、という気持ちがすごくあって。
でも、日帰りはちょっときついし、せっかく博多まで行くんだし!と思い切りました。
で、この席。二階席の中央です。
もう、席からも東山アンジョを観る気まんまんなのがわかりますね(笑)。
博多座の2階席は、帝劇の2階席よりちょっと舞台に近い感じがして、
なんだかちょっと得した気分でしたv


山口バルジャンは、やっぱり山口さんなんですねー。
あの歌声は、本当にがーっと引き込まれるし、
プロローグの底抜けの明るさを感じさせる笑顔や、
ふてくされ具合、怒りの表現に山口さんらしさを感じました。
山口さんのバルジャンは、非常に迷いが少ないように感じます。
もちろん、迷うことはあるんですよ。
でも、時にエゴイスティックに感じるくらい、「自分」がしっかりしている。
強い、強いバルジャン。
ジャベールとの対決は、お二人とも長身ですし、とても迫力がありました。
この二人の組み合わせは、なんとなく似たもの同士な印象を受けます。
自分の信じるものへのスタンスが同じなのかなあ・・・


岡さんのジャベールは、やっぱりめちゃくちゃかっこいいです!
そして、やっぱりめちゃくちゃ潔癖!(笑)
罪を犯したものに、素手で触るのも嫌!という感じがあります。
でも、それがまた岡さんだから似合うんですよねー。
「スターズ」は本当に聞き惚れてしまったし、
「ジャベールの自殺」は、その迫力に息を呑んでしまいました。
バリケードでのバルジャンとの対峙も、
首に絡んだままのロープをとるときの仕草に、
すごい苛立ちとやるせなさがあって・・・
下水道でのシーンの、自分の正義と矜持にすがりつくような雰囲気に、
ちょっと胸が痛くなりました。
この二人は、似ているけど・・・似ているからこそ、きっと分かり合えないんだろうなあ、と思った。


富田コゼットは、私がこれまで観た中で、一番歌が良かったです!
声も良く伸びていたし、新妻さんにも負けてなかった。
小西マリウスと同様、やっぱりちょっと私の好みとは外れるんですけど、
もっと生き生きと動き回る役のほうが、
この子の魅力が生かされるのかもしれないなあ、と思いました。


森さんは、やっぱりさすがですねー。
あの歌、あの表現力、あのサービス精神!
この日は、コゼットを引き取るシーンで、バルジャンが怒りに椅子を叩きつけたとき、
真顔で「なんばしよっとね」と言ってました(笑)。
一瞬の間のあと、場内爆笑です!
あれ、初日もやったんですかね?
バルジャンがちょっと困っていたような気がしたんですが。
安埼さんとの夫婦関係(笑)も、やっぱりテナルディエが尻に敷かれてる感じで、
最強のマダムでございました。
「レ・ミゼラブル」を、リアルな群像劇と捕らえたときには、
ちょっとやりすぎで浮いてしまう感があるかもしれませんが、
エンターテイメントの要素を考えたときには、なくてはならない人だと思います。
後半、出てくるだけで笑いと拍手が起きてたしね・・・


シルビア・グラブさん、体調復活おめでとうございます!
帝劇公演の最後で、喉を痛めた、と休演されていましたが、
この日の歌は、本当にすばらしかったです。
私の中では、ベストなファンティーヌだなあ。
あああ、別所バルジャンとの組み合わせが観たかった!(え)


新妻エポは、やっぱり安心して観ていられますね。
知念エポの後に見ると、少女らしさというか、幼さを感じます。
まっすぐにマリウスへと向かう感情が、痛いぐらいに伝わってきました。
バリケードへ戻るのも、考えた末、と言うよりは、
情熱に突き動かされて、という感じでした。
「ミス・サイゴン」のキム役も、とても楽しみにしています。


原田ガブローシュは、この日も元気いっぱいでした。
「だまれーー」はちょっと短くなった?
この子の歌は、とても聞き取りやすいです。


リトル・コゼットは弓木野綾架ちゃん。
歌、お上手ですねー。
やっぱり、まだ固さはありますが、マダム・テナルディエに威嚇された時のおびえっぷりに、
これからの期待が高まりました。
応援しておりますv


司教さまは、港幸樹さんでした。
私が観ている司教さまは、港さんが多い気がします。
うん、やっぱり、とても慈愛に満ちた司教さま。
バルジャンが改心するのも分かります。
宿屋のシーンの、ちょっと情けない感じの紳士や、
バリケードでのレーグルの優しい歌声も素敵でした。
「ミス・サイゴン」にも出演されるんですよね。
頑張ってください!

プルベール役の上野聖太さん。
実は、開幕前から注目しておりました。
劇団ひまわりの「空色勾玉」に出演されていたんですよね。
伝説の「ナーナナズ」(笑)の中心人物!!
(興味のある方は「空色勾玉」の公式HPの稽古場リポート(2004.10.10)をお読みください!)
レ・ミゼのブログや、あとご自身のブログを読ませていただいて、
この数ヶ月で、男っぷりが上がったなあ、という印象を持ちました。
小さな宿屋での、ちょっとへたれな主人役も、
若干お調子者っぽいバリケードでのプルベールも、
その力強い旗振りも、最後まで堪能させていただきました!
上野さんも「ミス・サイゴン」参加ですね!
楽しみですv

クールフェラック役の清水裕明さん。
グランテールとの対立に、後半目が行ってしまいました。
アンジョに、すごく心酔してるんでしょうねー。
緑のネッカチーフが印象的だったのと、
「見張りのクールフェラック」ということで覚えたのは早かったのですが、
歌声まではきちんと把握することができませんでした・・・残念!

コンブフェール役の近藤大介さん。
ビジュアルがめちゃくちゃ好みでしたv(おい)
冷静な策士、という印象を受けたんですけど、違うかな?

ジョリ役の横田裕市さんは、
飛び跳ねるような元気な動きが印象的でした。

モンパルナス役の田中裕悟さん。
モンパルナスって、とっても色男ですよねー。
エポに惚れてたんですかねー。
ブリュメ街の襲撃のとき、容赦なくエポにナイフを突きつける姿が、
悪役!という感じでかっこよかったです(笑)。

フイイ役松原剛志さん。
この方の、バリケードでの「来い、相手になるぞ」、いつもピシッと決まって気持ちよかったです。
公式サイトのブログで、この歌の難しさを知ってから、注目するようになったのですが、
この歌が決まるとバリケードの雰囲気がすごく高揚する気がします。
帝劇の時と、少し髪型が変わりましたか?

今回通いつめて、バリケードのシーンもかなり細かく見ることができたのですが、
女性アンサンブルの方の見分けまでは、たどり着くことができませんでした・・・
質入れ屋さんとか、マダムとかは分かるんですけど、
カルーセルのところとか、遠目だったせいもあって・・・残念!
来期には、アンサンブルの方も全員分かるように頑張ります!
というか、前楽かなにかの映像で岡さんもおっしゃってましたが、
この方たちをアンサンブルとは言えないですよね。
きちんと役の人生を生きている。
その人間模様を知ることで、さらに物語を深く楽しむ事ができるのだと思います。
アンサンブルのみなさんは、前半と後半でチームが分かれているのですね。
なので、2回公演のときは、2回とも出ずっぱり・・・
本当に大変だと思います。
バリケードのシーンでは、危険な部分も多いですし、本当にお体には気をつけて!


で、最後に残しました、東山アンジョと伊藤グランテール!
ええ、もうこの回は、この二入に釘付けでしたとも(笑)。
しっかり数えてないですが、アンジョとグランテールは、この組み合わせを一番観た気がします。
東山アンジョは、やっぱり帝劇よりきらきら度は低かったですが(しつこい!/笑)、
その分、等身大のアンジョを見れたような気がします。
世情を憂い、自由な世界を夢見、強い情熱を持って革命へと突き進んできた青年。
その過程の中で、集まった学生たちの熱意や期待を一身にあびて、
自分たちの力以上のことを成し遂げようとしてしまう、一人の若者。
それだけの魅力と、力と、熱情を彼は持ち合わせていた。
でも、彼の信念の中には、常に迷いがあった。
自分が成そうとしていることへの恐れもあった。
それを、常にアンジョに思い出させるのが、グランテールであったように思います。

恋に落ちたマリウスをからかいながら、彼はアンジョに何を伝えたかったのか。
「Red and Black」で、学生たちの士気を高めていくアンジョをみる、諦念の笑み。
常に酒瓶を持ち、熱を上げていく仲間を、斜に構えてみるグランテール。
エポニーヌの死の場面で二人が交わす視線の意味。
「Drink with Me」でグランテールが投げかける疑問。

グランテールは、臆病です。
銃撃戦が始まると、すぐにものの影に隠れてしまいます。
でも、彼は、バリケードから去ろうとはしなかった。
彼は、常にアンジョに見せ付けていた。
アンジョが切り捨てようとしたものを------恋を、死への恐れを、命のはかなさを。
それは、アンジョの迷いの根本であったと思います。
そして、それをアンジョも分かっていた。
彼がいなければ、アンジョはあんなにも迷うことはなかったかもしれない。
けれど、彼がいなかったら、あの、最後の笑顔は決してなかったと思うのです。

最後、撃たれたマリウスにすがりつき、そして叫んだあと、
アンジョはグランテールの手をすり抜けてバリケードへ駆け上がります。
そして振り向き、微笑む。
晴れやかな、全開の笑顔。
あの笑顔の意味は、なんだったのでしょう?
原田アンジョは、グランテールとしっかり手を握り締め、そして駆け上がっていった。
坂元さんと、岸さんは1回きりなので、記憶にないのですが・・・
この、すり抜けて振り返り、そして微笑む、という流れが、
なんだかめちゃくちゃ私のツボなんですね。
生きているときに彼らは、たとえばマリウスとアンジョのような密接な関係ではなかった。
でも、気持ちの上では、一番近くにいたのではないかと思います。
だから、カフェ・ソングで、二人が肩を組んで笑いあっているシーンが、
とても自然で、そして切なかった。

うーん、勢いで書いていても、全然まとまりませんね(汗)。
原作を読めば、この二人の関係とか、革命の具体的な流れが分かるのかもしれませんが、
あえて原作は読まないでおこうと思います。
私が心惹かれるのは、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の二人、
そして、東山さんと伊藤さんが演じられるアンジョとグランテールなんだから。


短くまとめようと思ったのに、やっぱり長くなりました。
これでも、書き足りないことが山ほどあるんですが(笑)。
自分でも不思議なくらいはまりまくった「レ・ミゼラブル」。
ちょっとはまりすぎかなあ、と思うところもあるけれど、
この夏を、私はずいぶん幸せに過ごすことができました。
この話題で、ブログでも新しく何人かの方と知り合うことができました。
大好きなものがある、というのは、本当に素敵なことだと思います。
これで、私のレ・ミゼの夏が終わるんだなあ、と思うとちょっと寂しいですが、
次のレ・ミゼでは、もうまったく同じキャストは望めないんだな、と思うと、かなり切ないですが、
でも、レ・ミゼのカンパニーの皆さんに心からの感謝をしながら、
夏の終わりを迎えようと思います。
本当に、ありがとうございました。
博多公演も、彼らの生を、思いっきり生き抜いてくださいね!!

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タイトル (本文) ブログ名/日時
新妻聖子 ミスサイゴン
2008年の「ミス・サイゴン」キャストが発表になりましたね。新妻聖子さんは2004年に引き続き、キム役となりました!いまから来年夏のミスサイゴン、新妻聖子さんのキムが待ち遠しいです。新妻聖子さん4年ぶりのキム役ですが、本人はどんな気持ちなのでしょうか?きっと、胸を躍らせつつも緊張しているのではないでしょうか。今年は、レミゼで十分すぎるほど新妻聖子さんの歌声を堪能させていただきました。本当に何度舞台にいっても涙が出てきます。一緒に行く妻はいつも新妻聖子さんのOn My Ownで... ...続きを見る
新妻聖子
2007/09/25 01:13

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
恭穂さんのレミ感想に涙しているkumigonです。
レミは本当にどこをとっても 長文になるくらい
見所満載の作品ですよねえ。
学生の頃 原稿用紙2・3枚の読書感想文を書くのに
あんなに苦しんでいた自分なのに(笑)
上野聖太くん 実は私もチェックしておりました(^^ゞ
ブログも拝見してて 彼の撮った写真大好きなんです。
今のロングな髪型もナチュラルでいい感じだし。
皆が主役のレ・ミゼラブル 皆様のこれからの活躍も
目が離せませんね〜〜♪  


くみごん
2007/09/08 23:56
kumigonさん、こんばんは!
無事群馬に戻ってきましたよー。
赤城は曇って見えませんでしたが(笑)。
上野さん、kumigonさんも注目されてましたか!
彼の写真、いいですよねー。俳句(?)も素敵だし。
あの髪型もかっこいいですねv
最初から、もっと気合を入れてアンサンブルの皆さんを見ていればよかったなあ、と思います。
kumigonさんの感想も楽しみにしておりますね!
恭穂@管理人
2007/09/09 18:44

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