瓔珞の音

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zoom RSS 小さな別れ

<<   作成日時 : 2008/08/05 21:38   >>

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昨日から天気が落ち着きませんねー。
仕事が忙しくて、昨夜は午前さまだったのですが、
ベッドに入った後も、暑さに目が覚め、雷にたたき起こされ・・・(涙)
一昨日の当直から引き続き寝不足で、今日は一日眠かったです。
しかも昨夜は、祖母の死後から8年ぐらいずーっと使っていた、
ブレスレット型のお数珠の糸が切れまして・・・すっごいショックでした。
糸を繋ぎ直そうかとも思ったのですが、
糸が切れる、ということは、きっと何か意味があるのだろう、と思い、
袋に入れて大事にしまうことにしました。
このお数珠は、祖母の供養のためではあったのですが、
むしろ私のほうがとても守っていただいたように思います。
本当にありがとうございました。


さて、明日も仕事は怒涛ですが(涙)、
明後日は一日お休みをいただいて、「ミス・サイゴン」な日です。
本田美奈子.さんのメモリアル・ウィークに間に合わないのが残念ですが・・・
特別映像、見たかったなあ・・・
とりあえず、先週分の観劇記録です。


「ミス・サイゴン」

2008.7.26 ソワレ 帝国劇場 1階F列30番台

エンジニア:市村正親
キム:笹本玲奈
クリス:藤岡正明
ジョン:岸祐二
エレン:鈴木ほのか
トゥイ:石井一彰
ジジ:菅谷真理恵
タム:首藤勇星



帝国劇場の舞台はとても大きいです。
ので、後ろや2階席から見ても迫力があるし、
床に描かれる照明の文様などは、そういう席のほうが見易い部分もあります。
が!
やっぱり前方席は前方席の迫力や楽しみ方があるわけで。
F列というのは、そういう意味でもとてもいい席でしたv


エンジニア役、市村正親さん。
私が初めて生で観た市村さんが、このエンジニアでした。
そして、前回まで、市村さん以外のエンジニアは見たことがなかった。
ので、私の中では、エンジニア=市村さんなのですね。
別所さんのエンジニアもとても楽しく拝見しましたが、
市村さんのエンジニアを見た瞬間、ああ、これだ!と思ってしまいました。
凄く安心感があって、でもとてもわくわくした。
市村さんのエンジニアは、私にはとても”影”があるように見える。

混血である、というコンプレックスとしての影。
才能を発揮することができないという、鬱屈した影。
アメリカへ行くことを望みながら、それが叶うことのない夢であることを知っている、影。

市村さんのエンジニアは、アメリカに渡ることができたら、きっと成功すると思う。
それだけの魅力も、力も、したたかさも、覚悟もある男。
でも、彼はたぶんアメリカに渡ることは出来ない。
何故かは解からないけれど、そう思うのです。
そして、それは彼にとって夢の挫折ではなく、彼自身が別の道を選んだのだ、と。
それは、もしかしたら、最後のシーンでのタムを抱きしめる腕と、キムを見つめる瞳のせいかもしれません。
その腕は、とても切実だった。
その目は、キムの死を通して、もっと遠くを見つめている風だった。

細かな演技に、軽やかなダンス、そして情感に溢れた歌。
マチネで観た別所さんの演技と比べると、
見せ場の「アメリカン・ドリーム」ですら、驚くほど遊びが少なかった。
(というか、別所さんのアドリブが多すぎるのでしょうか・・・? 全然違和感はありませんでしたが/笑)
それでも、というか、だからこそ直接的に私の中に響いてくるものがあるのかもしれません。

実は、今期、市村さんのエンジニアはこの1回しか見れないはずでした。
でも、やっぱりどうしてももう1度観たくなって・・・明後日、観てきます。


キム役、笹本玲奈ちゃん。
もう、恋まっしぐら!という感じの、乙女なキムでした。
もちろんこれは褒め言葉ですよ!
乙女ゆえの一途さや、微笑ましさ、熱情、そして絶望がありました。
エレンと対峙した後、ショールを引きずって歩く時のあの虚ろな表情・・・ぞっとしました。
その前のクリストの再会を喜ぶ姿とのあまりのギャップに、
ああ、このキムは、本当にクリスと生きる未来だけを支えにしていたのだ。
裏切られた事実は、彼女から生きる力を全て奪ってしまったのだ。
あの死は、タムの未来を確保する、という部分もないとは言わないけれど、
やはり彼女は”恋”に殉じたのだと、そう思いました。
そのくらいの悲壮感だった。
私にはどうしても共感することの出来ないキムだけど、
すばらしい存在感と、リアリティだったと思います。
あんな風にキムの一生を何度も何度も生き抜いて、大丈夫なのかな?と思ってしまった。
かなり痩せてしまったような感じだし・・・髪型や衣装のせいもあるのかな?
歌声は相変わらずとてもパワフルだったけど・・・
お体に気をつけて、頑張って欲しいな、と思います。


クリス役、藤岡正明さん。
去年の「レ・ミゼラブル」のマリウスを観損ねているので、
もしかすると生は初めてかもしれません。
公式ブログの動画で歌声は聴いていましたが、やっぱりとても素敵な声でした。
煙草を吸う姿も、まさに若いGIという感じ。
そして、若さゆえに過ちを重ねていくクリスだなあ、と思いました(え)。
なんというか、彼のクリスは、キムに恋するのも、キムを守り共に暮らそうと思うのも、勢い、なんですよねー。
「ウェディング」のシーンで、「婚礼の歌」といわれたときのあの驚きっぷりと、
そのあとの、「ま、いっか」という感じの笑顔に、そう感じてしまった(笑)。
彼は、本当にキムとは結婚したつもりは全然なかったんだろうなあ。
もちろん、あの別れの後、凄く苦しんだだろうし、
キムが生きていること、息子が居ることを知って、助けたいと思う気持ちは真実だったろうけど、
それでも、彼の中にはキムとの未来はなかった・・・
笹本キムとの、そんな気持ちのすれ違いが、凄く切なかったです。


そんな藤岡クリスに、とってもお似合いだと思ったのが鈴木ほのかさんのエレン。
実は、初演の時も、鈴木さんのエレン、とても好きだったんですよねー。
実年齢もそうですが、役の上での設定も、たぶんエレンは姉さん女房だと思う!
あの落ち着き、あの自制があってこそ、
あのクリスを受け止めることが出来ているのだと思います。
そして、苦しんできたクリスを知っているからこそ、彼女はキムを憎むことはできなくて・・・
「子供だけなら引き取れる」という言葉も、鈴木エレンのは本気でそう思ってたように感じました。
だから、最後、タムを抱きしめる腕に迷いがなかった。
それが、とても嬉しかったです。


ジョン役、岸祐二さん。
もう、最高です!!
ドリームランドのシーンは、ちょっと真面目すぎるかなあ、とも思いましたが、
彼の「ブイ・ドイ」からは、本当に”愛”を感じました!!
本気で号泣してしまいましたよ。
なので、キムと再会したときのあの戸惑いと煮え切らなさも、
クリスを諌める言葉も、本当に悩んでいる感じがあって、凄く納得がいきました。
キムを探しに来て、エンジニアに抱きつかれて驚いているのも、
ひたすらに真面目な感じで、ちょっと笑ってしまった(笑)。
それにしても、ほんとに岸さんの歌声は素敵ですv
最初に認識したのは、劇団ひまわりのミュージカル「秘密の花園」だったのですが、
あの時も、幕があいた直後の彼の歌を3列目ぐらいで聴いて、凄い衝撃を受けました。
あのミュージカルも良かったなあ・・・また再演しないかなあ・・・
まあ、そのときはさすがに岸さんは出演されないでしょうけど(笑)。


トゥイ役、石井一彰さん。
レ・ミゼでフイイをやっていた方ですね。
(そういえば、もう一人のフイイの松原さんは、来年アンジョですね! 楽しみですv)
高音のとても綺麗なトゥイでした。
が、とんでもなく上品で繊細、というか腺病質な感じのトゥイ!
エンジニア相手の高飛車振りが素敵でしたが(え)、
いや、これはキムも逃げたくなりますって!とか思っちゃった。ごめんなさい!
とても細いので、軍服(かな?)がなんとなく違和感があるのですが、
それも石井さんのトゥイらしいとも言えるのかも。
「キムの悪夢」のシーンの亡霊は、席が祭壇の正面だったせいもあるのですが、
踏み外すんじゃないかと、別の意味でどきどきしちゃいました(笑)。
まだ公演も始まったばかりですし、半年の公演の中で、
もっとどんどん役を深めていかれるのではないかな、と思います。
頑張れ!


うーん、さすがに眠気が限界になりました。
ちょっと意識が途切れちゃったよ(汗)。
明日一日頑張れば、明後日は「ミス・サイゴン」の日!
頑張るぞー!

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
笹本キムの感想 まったく同感ですーーー。
他キャストも(笑)

で、市村エンジへの感想が 私が別所エンジに感じてるのと
同じな事に感動しました。
結局エンジニアとして そういう部分が感じられる役者さんが
好きって事なのかもしれませんね♪
ソニンキムも是非是非観てください〜〜。
クミゴン
2008/08/09 02:37
クミゴンさん、こんばんは!
感想同じでしたか。嬉しいですv

>結局エンジニアとして そういう部分が感じられる役者さんが
好きって事

すっごい納得しました!!
好みとか相性とかって、結局その役者さんからどんなものを受け取れるか、ということなのかもしれませんね。
ソニンキムも観てきますよー。
都合で9・10月は観にいけなそうなので、
8月はがっつり「ミス・サイゴン」月間です!
恭穂
2008/08/10 19:28

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