瓔珞の音

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zoom RSS ”カタチ”

<<   作成日時 : 2008/09/29 22:07   >>

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遠くにいる誰かに焦がれたら、近づきたいと思う。
近づいたら、声を聴きたいと思う。
声を聴いたら、その熱を感じたいと思う。
そういう”欲”は、たぶん誰もが持っていて、
それは底なしに不純なのに、ある意味もの凄く純粋な情熱。

そんな情熱が創り上げた(に違いない/え)舞台を観てきました。



最遊記歌劇伝―Go to the West―

2008.9.20 マチネ 天王洲銀河劇場 1階O列20番台

原作:峰倉かずや
出演:鈴木拡樹、椎名鯛造、丸山敦史、載寧龍二、小野田龍之介、上野亮、唐橋充、岩田有民、
    RYOHEI、堀池直毅、廿浦祐介、田中精、江本和弘、山川裕大、竹森直亮、長村一貴


というわけで、お友達に誘われて行って来ました、未知の世界!(笑)
原作の漫画は借りて読んでいて、
斜に構えているようで結構ストレートにぶつかってくる物語が好みだったりします。
・・・が!
漫画の実写のしかもミュージカル・・・
巷では「てにぷり」(って言うんでしたっけ?)が大人気ですが、
私はほんとに守備範囲外でして、正直どんなスタンスで観ればいいのか、かなり悩みました。
出演者みんな若くてキラキラしてるしねー(笑)。
去年の「DANCE SYMPHONY」といい、どうも銀河劇場は私的にはキラキラ系が多いようです。
あ、でも来月はここで市村さんの「キーン」か・・・これもキラキラといえばキラキラ?

話を戻しまして。
正直なことを言いますと、ミュージカルにする必要があったのかなあ?というのが一番の感想。
歌で魅せる、ということは本当に大変なことなんだなあ、と実感。
衣擦れや靴音やかすかな吐息まで拾うほどのマイク。
歌が始まると、明らかに身構えるキャスト。
この舞台で初めて歌う、というキャストもいたようで・・・
なんだかちょっと痛々しくなってしまって、
「頑張れー!!」と母のような気持ちで見守ってしまいました(笑)。

でもね。
キャストの皆さん、本当に頑張ってたな、と思うのです。
なにをって、漫画の中の登場人物を、鼓動があり、体温のある存在として形作ることを。
今、原作を読み直しているのですが、
本当に細部に至るまで、その登場人物を再現しようとしていたんだなあ、と、
改めて感心してしまいました。
決めのポーズも、ちょっとした仕草も、口癖も・・・
ああ、原作のままだったんだ!と思うところが沢山ありました。
そういう意味では、生身の熱を感じたい、という”ファンの欲”を、
まさに満たしてくれる内容だったんだろうなあ、と。

個人的には、それでもやっぱり、
”登場人物のカタチ”以上の何かを見せてもらいたかったな、と思ってしまうのです。
彼らが、その役をやる”カタチ”以上の意味を、示してほしかったな、と。
これも、”演劇ファンの欲”なのかもしれませんね(笑)。
で、そういう目線で観ちゃうと、敢えてミュージカルにする必要はなかったと思うの。
歌そのものはとてもいい曲で、歌詞も(あんまり聴き取れなかったけど)良かったし、
主題歌になりそうな1〜2曲を、要所で歌うようにして、
物語そのものは役者さんの演技で踏み込んでも良かったんじゃないかな。
まあ、それはそれで彼らには酷なのかもしれませんが。
だって、主役の彼らはまだ決して”舞台役者”ではないですものね。


そんないっぱいいっぱいの彼らの中で、個人的に目をひかれた方も何人か。
一人目は、紅孩児役の小野田龍之介くん。
歌もダンスもぴか一でした!!
実はこの公演、プログラムを買う予定ではなかったのですが、
この子は誰?!と思って幕間に買いに行ってしまったくらい(笑)。
で、確認したら、「ルドルフ」に出演されてたんですねー。
そういえばいましたよ、16歳初舞台、って子が!
それは舞台慣れしてるよねー。
次はどんな舞台に出演されるのでしょうか。
ちょっと将来有望ですv

それから、孫悟空役の椎名鯛造くん。
なんかね、すっごくナチュラルな感じだったんですよ。
全開な笑顔も可愛いかったけど(おい)、
動きとか間合いとかが、無理なく「悟空」として存在している、感じ。
あれが演技だったなら凄い演技力だし、
素なんだとしたら、もの凄い大物だと思います。
歌声とかはあんまり印象に残ってないんですが(汗)、
これからやっぱりどこかの舞台の上にいる彼を見てみたいな、と思いました。

あとは、脇を固めていたアンサンブルの方々が、凄く安定していました。
演出の方の劇団に所属している・・・のかな?
あ!「タンゴ・冬の終わりに」に出演されていた方もいる!!
蜷川演出の経験者さんもいたのですね。
主要人物が”カタチ”で魅せてくれたとしたら、
彼らは”演技”で舞台を支えていたのだと思います。
いろんな意味で難しいスタンスだったでしょうしね。
お疲れさまでした!

そんなこんなで、戸惑いつつもスリリングで(笑)且つ楽しめた舞台でした。
たぶん、私一人だったら出会わなかった舞台。
誘ってくれた友人に感謝です!
また機会がありましたら、是非ご一緒いたしましょうねv

さて、原作読み直しの続きにもどるかな。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんわ〜。
最遊記お好きなんですか?私も原作持ってます♪
といっても最近は全然買ってないんですけどね。
舞台にハマるまでは漫画が好きだったので結構色んなの読んでました。

「テニプリ」も知ってます。ミュージカルは「テニミュ」って呼ばれてるらしいですね。


銀河劇場といえば…私この前「キーン」観てきました。ストーリーはちょっと私には合いませんでしたが、市村さんの演技は流石で素晴らしかったです。
卯月
2008/09/30 20:20
おおお! 卯月さん!!
思いもかけない方から反応をいただいてしまいましたv
私は舞台にはまってからもずっと漫画好きですよー。
舞台関係だと「ライジング!」が大好きですv
卯月さんのお好きな作品も、今度是非教えてください!

「キーン」もうご覧になったんですね。
市村さん、素晴らしかったですか。
私の観劇日はまだまだ先なのですが、
今からとても楽しみですv
恭穂
2008/09/30 21:13
恭穂さんも漫画お好きなんですね(^^)
嬉しいです。


私の1番好きな漫画はそうですね…「赤ちゃんと僕」って漫画です。知ってますかね?泣けるし心が暖まる漫画です(^O^)

あとは、最近だと「おおきく振りかぶって」っていう高校野球漫画がお気に入りです。野球あんまり知らない人でも面白いんじゃないかなぁと思います。


恭穂さんのオススメの「ライジング!」実は私知らなくて。

どんなお話なのでしょうか。
舞台関係っていうと、「ガラスの仮面」みたいな感じのお話ですか?

卯月
2008/10/01 20:15
卯月さん、こんばんは!
「赤ちゃんと僕」、私も読みましたよー。
たくや兄ちゃんの健気さに何度涙したことか・・・
「おおきく振りかぶって」は題名だけ知っています。
機会があったら、手にってみますね。

「ライジング!」は、氷室冴子さん原作で、
藤田和子さんが漫画化したものです。
宝塚がモデルの音楽学校に入学したダンス好きの女の子が、
自立した女優になるまでの物語です。
初めて読んだのは高校生のときでしたが、
これを読んでいたから、今の舞台通いがあるのかも(笑)。
恭穂
2008/10/01 21:41
こんばんは〜。
「ライジング!」ってそういうお話なんですね。分かりやすいご説明、ありがとうございます♪
面白そうですね。
私も今度本屋さん行ったら、手にとってみますね(^^)
卯月
2008/10/02 19:36
卯月さん、こんばんは!
「ライジング!」興味を持っていただけたなら嬉しいですv
劇中劇もとても面白いですよーv
恭穂
2008/10/05 20:32

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