瓔珞の音

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zoom RSS 今日は注意書き付!

<<   作成日時 : 2008/09/09 20:35   >>

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今朝、TVで「パコと魔法の絵本」の特集をしていました。
パコ役の子、めちゃくちゃ可愛いーーーーvv
役所さんの大貫も役所さんとは思えないビジュアルだし(え)、
阿部さんの堀米もいい感じだし、
山内さんの龍門寺はまるでフランケンシュタインだし(笑)、
上川さんの浅野はめちゃくちゃ怪しいし、
妻夫木くんの室町はそう来たか!という感じですし(そりゃあ、舞台と同じは無理があるでしょう/笑)、
この豪華なキャストには非常に心引かれるのですが、
その反面、あの溢れるような怒涛の色彩と、
デフォルメされつくしたキャストのビジュアルに、ちょっと腰が引けてます(汗)。
そういえば、この監督のほかの映画も面白かったけどちょっと駄目だったんだよなー。
うーん・・・ちょっと観にいくかどうか悩んでみようと思います。

さて、8月の最後の観劇記録に突入しようと思っているのですが・・・
えーと、最初に言っておきます。
この舞台、私は非常に楽しみました。
が、それを表現する言葉は、もしかしたら、
歌舞伎ファンの方の逆鱗に触れるかもしれません。
だったら書かなきゃいいのに、と思われるかもしれませんが、
その表現が、私の受けた一番の印象だったので、
このブログの趣旨を考えた上で、あえて書くことにしました。
ので、ここから先は、恭穂の暴言をかるーく笑い飛ばしてくださる大人な方か、
そのリスクをご了承いただいた方のみご覧になってください。
身勝手で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。


「新・水滸伝」 

2008.8.30 ソワレ  ル・テアトル銀座  1階14列一桁台

脚本・演出 横内謙介
出演:市川右近、市川笑也、市川猿弥、市川笑三郎、市川春猿、市川弘太郎、金田龍之介、市川猿三郎、
    市川欣弥、市川猿四郎  他


二十一世紀歌舞伎組、という名前を初めて知ったのは、
ぴかちゅうさんからお借りした市川猿之助さんの本の中だったと思います。
そこに書かれていた成り立ちや、猿之助さんの熱い想いがとても印象的で、
いつか舞台を観てみたいなあ、と思っていました。
で、チケットをとったこの舞台。
「水滸伝」を読んだことのない私には、
この舞台の中のエピソードが、「水滸伝」のどの部分に、どんな位置づけであるのかわかりませんが・・・

盗賊、実は正義を貫くために罪を犯した人たちの集まった梁山泊の一党と、
彼らを滅ぼそうとする独龍岡の町+朝廷軍との戦い、というか駆け引きを描いたこの物語。
かつて朝廷の高官であった林冲(市川右近)と朝廷の高官・高俅との因縁。
独龍岡の長の婚約者であり、男勝りの戦士である青華(市川笑也)の背負った過去。
その青華へ向かう王英(市川猿弥)の恋情。
いろんな要素が絡み合って、最終的には梁山泊の一党が「替天行道」の言葉を胸に立ち上がります。

見せ場も立ち回りも笑わせるところも泣かせるところもあって、
盛りだくさんの舞台は、とても楽しく観ることができました。
で、見終わっての総合的な感想が、凄く豪華な学芸会だったなあ、というものだったのです。
そもそも歌舞伎のセットというのは、凄くシンプルですよね。
もちろん、この前観た「高野聖」のようにつくりこまれたものもありますが、
基本、一枚の絵の前に作られたセット、という感じ。
でも、安っぽいとは全然感じたことがありませんでした。
それは、役者さんの創りだす雰囲気が、その場所を別の空間に見せてくれているのかもしれないし、
そのセットに合った照明などにもよるのかもしれません。
「新・水滸伝」も非常にシンプルなセットでした。
でも、そのセットをとても上手く使って、いろんな場面を現していた。
なのに、何故か奥行きが感じられなくて、照明だけが浮いている気がしてしまったのです。
それに、登場人物のエピソードも、凄く散漫な印象で、なんだかとてももったいないなあ、と。
役者さんお一人お一人は、それぞれの個性が出ていて、キャラも立っていて、
とても見ごたえがあったのですけどね。
そういう印象が、たぶん「学芸会」という言葉に繋がってしまったのだと思います。

そんな中で、印象に残ったのは、女性(役)陣でした。
笑也さんの青華は、宝塚のように麗しくてかっこよくて、
なのに王英との中学生同志みたいな恋愛が、なんだかとても微笑ましかったです。
春猿さんのお夜叉は、はすっぱな中にも情が感じられて、とても可愛らしかったし、
笑三郎さんの姫虎は、ぴしっと一本筋が通った様が凛々しかったです。
もちろん男性(役)陣も、どんと腰の据わった安定感のあるベテランの方々から、
元気一杯の若手の方たちまで、一人一人の造形はバラエティに富んでいて、
観ていてとても楽しかったです。
衣装も凄く綺麗でした。
プログラムには衣装での写真が載っていなくてとても残念です・・・

とりあえず、機会があったら、「水滸伝」のさわりだけでも読んでみようかと思います。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
めちゃめちゃ共感した感想です。
豪華な学芸会、まさにあの舞台にぴったりの言葉です。

セットもシンプルではなく、「予算が無かったのね」と思ってしまいました。
「冬物語」もシンプルですが、そんなこと全く感じなかったのに。

猿之助さんの周辺の方々は、時間が止まっているのでしょうね。
昔からのファンとしては、寂しい限りの舞台てした。
花梨
2008/09/13 00:27
花梨さん、こんにちは!
ほんとに、素直にそう思っちゃったんですよねー。
花梨さんもに共感していただけて、ほっとしました(笑)。
猿之助さんの昔の舞台は観たことがないのですが、
「ヤマトタケル」のように、
他の作品も再演してくれるといいなあ、と思います。
恭穂
2008/09/13 10:37

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