瓔珞の音

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zoom RSS 全然足りない!

<<   作成日時 : 2009/11/17 21:15   >>

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今年の「レ・ミゼラブル」も、あと3日で千秋楽ですね。
2ヶ月あれば、突発的にチケット追加できるかなあ、なんて甘いことを思っていたのですが、
結局2回しか観ることができませんでした・・・・・全然足りないよ!(涙)
まあ、風邪をひいて1回観損ねた私も自業自得なんですけどね。
とりあえず、今期2回目にして最後の観劇の記録です。


「レ・ミゼラブル」

2009.11.14 ソワレ 帝国劇場 1階P列20番台

出演:別所哲也、今拓哉、坂本真綾、山崎直子、神田沙也加、山崎育三郎、安崎求、森公美子、原田優一、
    吉井一肇、田中愛生、伊藤俊彦、近藤大介、石井一彰、港幸樹、上野聖太 他


と、書いてはみたものの・・・実はちょっと不完全燃焼な観劇だったんですよねー。
一人一人の役者さんは大好きなのですが、どうも組み合わせがツボではなかったようです。
凄くクオリティは高いのに、がーっと迸るものが足りないというか・・・
ま、こういうこともありますね(笑)。
ので、今回は各役者さんのことをさらっと書こうと思います。


別所さんのバルジャンは、もう大満足でしたv
別所さんを観るようになってから、この舞台一番好きな曲が♪バルジャンの独白 になりました。
バルジャンの気持ちの変遷が、とてもクリアに伝わってきて・・・
本当に先の見えない恐怖の中で、司教様の受容と愛情という一筋の光りを道標に、
暗闇の中へと歩き出すバルジャン。
観るたびに、バルジャンがとても愛しくなる気がします。
彼は、”汗で罪を清めた”と歌うけれど、
その後は、多くの人たちに愛を注ぐことで、自分の中に育ってしまった闇を祓ったんだと思う。
ファンティーヌとともに旅立つまでには、
きっと何度もその闇に呑まれそうになることがあったはず。
生きていれば、闇に傾いた方が楽なことは、残念だけど確実にある。
でも、その闇の淵で踏みとどまり、コゼットを、マリウスを、光りの下へ引き上げたバルジャン。
別所さんのバルジャンは、それを特別な”強さ”ではなく、
誰もが持つ人としての”強さ”として見せてくれた―――そう、思います。


今さんのジャベールは、”冷酷”という印象が強いかなあ、と思いました。
自分の正義に対しての絶対的な自信が、自分へも他者へも冷酷になってしまった。
そんな風に思います。
ちょっとオケと声の大きさのバランスが悪かったように思えて、それが残念。


坂本さんのエポは、なんというか諦念とか自嘲を感じました。
自分の境遇も、マリウスへの叶わぬ思いも、もうすっかり諦めている。
諦めた上で、自分の行く末を自分の意思で決めている。
マリウスの腕のなかで彼女が呟いた”これでいいの”という言葉が、
坂本エポの全てを表しているように思いました。
マリウスへの最後のキスが、とても切なかったです。


山崎さんのファンティーヌは、少女のような可憐さですねー。
♪ 夢破れて での寄る辺ない佇まいも、
コゼットの幻を見るときの優しい微笑みも、
もうひたすら可憐だvと思いました。
そして、バルジャンを迎えに来た時の美しい後姿!
ああ、バルジャンにとって彼女はある意味”運命の女”だったんだなあ、と思いました。


沙也加ちゃんのコゼットは、名古屋に比べると甘えがちょっと控えめになったかな。
なんというか、すっきりとした芯の強さを感じました。
別所バルジャンとのやり取りも、とても大人な対応だったので、
それが、少しバルジャンとの距離として感じられてしまったのも確かですが、
こういう個性のコゼットもいいかな、と思う。
髪型のこともあるけれど、演出家さんの中で、一つの試みであったのかも。
そんな風に感じてしまう、とても現代的なコゼットでした。
高音は何故か私の手に力が入っちゃいましたが(笑)、
基本的に彼女の歌声、好みなんだと思います。


山崎マリウスは、なんとも優等生でにぶちんなマリウス。
もう明らかにエポの想いに気づいてないよね・・・
前に観た時は、けっこういろいろわかってるマリウスかと思ったのですが(え)。
今回は、走り去るエポを見て、思いっきり不審そうに首傾げてたしね(笑)。
歌声はさすが!
安心して聴くことができました。


テナ夫妻のお二人、ナイスなコンビネーションですねー。
宿屋のシーンでは、バルジャンめちゃくちゃむかついてたし(笑)。
座った席の関係か、宿屋と結婚式のシーンで私の周りは手拍子する人が少なくて、ちょっと哀しかったです。
いえ、全然気にせず私は手拍子しましたけどね(え)。


原田アンジョは、前回観た時よりも黒成分(え)が少なめになっていた・・・かな?
でも、やっぱり確信犯的であり、かつ刹那的な印象がありました。
というか、グランテールへの対応が、松村さんと伊藤さんでこんなに違うんだ!というのにびっくり!!(笑)
松村グランテールに対しては、最後まで思いっきり強がっている風だったのですが、
伊藤グランテールに対しては、最後にしっかり彼の腕を掴んで、きちんと言葉を伝えていました。
どちらも、アンジョのグランテールに対する甘えの現われなのかな、という気もします。


吉井ガブローシュは、名古屋で観た時も、
演技派なガブローシュだなあ、と思ったのですが、今回も見ごたえあり!
グランテールとのじゃれ方も、撃たれた後の苦しみ方も・・・
いろんなところで彼に目が行ってしまいました。


リトル・コゼットの愛生ちゃんは、とにかく歌が上手い!!
宿屋の椅子がとても重そうなのに、きちんと歌い上げてくれました。
バルジャンとのデュエットも、とても綺麗でした。
ちびっこ二人は、将来がとっても楽しみですv


名古屋とあわせれば、結構キャストを網羅できたかなあ、とも思うのですが、
観れなかったキャストもいるし、もう1回見たいキャストも沢山いました。
今回も笹本玲奈ちゃんのエポを観ること叶わず・・・(涙)
出演期間がとても短いキャストの方もいらっしゃいましたし。
次の公演がいつになるのかわかりませんが、
もう少しじっくり観れるスケジュールにしてくれるといいなあ、と思います。
でもって、これは個人的な希望なのですが、
好きなキャストを同じ役柄で観れるのもすごく嬉しいのですが、
なんというか、形が定まっちゃっているような気がしてしまいました。
ので、次の公演では、プリンシバルもアンサンブルも、大きく変革があるといいなあ、なんて。
あ、でも別所さんのバルジャンと泉見さんのマリウスと岡さんのジャベールは残してね!(おい)

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
>実はちょっと不完全燃焼な観劇だったんですよねー。
>一人一人の役者さんは大好きなのですが、どうも組み合わせがツボではなかったようです。

あ、わかりますそのお気持ち。
だんだんこの人にはこの人!って組み合わせがわかってくるとなお面白いし
ここぞ!という日がないとがっかりでした。
好みの組み合わせがキャストスケジュールになかったので
今期レミ、あんまり遠征意欲がわかず(笑。地元ならそれなりに行ったと思うのですが)
結局日程優先になっちゃって、聖子エポ・玲奈エポも泉見マリも見られませんでした。


2009年レミのキャストスケジュールは、あまりにも他作品のしわ寄せを受けた感がありすぎましたね。
サイゴンとレミとVと新作をこのスパンで同じ年にやるなと…。

みずたましまうま
2009/11/21 08:56
こちらにもコメントありがとうございますv
これだけキャストがいると、
なかなかベストな組み合わせを見るのは難しいですよね。
役者さんの組み合わせで、受ける印象もまったく違って、
それこそが楽しみvという部分もありますが、
残念なときもあったり・・・
しわ寄せ、というのも納得です。
キャストの方々のブログを拝見すると、
次期の公演ではキャストも変わりそうですので、
その前に今のキャストでもう一度!ということだったのでしょうか。
次期はもっと観客もキャストももっとじっくりレ・ミゼと向き合えるといいなあ、と思います。
恭穂
2009/11/21 20:52
終わってしまいました〜〜レミゼ2009!
実は私も今期レミはいまひとつ不完全燃焼。
以前のように炎と萌えた感がうすいです。
各キャストは安定してるのですが何かが微妙。。。
千秋楽のトラブルも東宝・キャスト・観客に何かを
伝えたかったのかなあなんて思ました。
次回のレミ 楽しみにしましょう!♪
クミゴン
2009/11/28 01:33
クミゴンさん、こんばんは!
終わってしまいましたね〜。
秋の陣はほんとに駆け足で、不完全燃焼な感じ。
千秋楽のトラブルも、クミゴンさんに教えていただいた時、
私も同じように感じてしまいました。
次の公演の時には、お互い燃え尽きることができるくらいの、
パワー溢れる舞台だといいですね。
その時は是非ご一緒させてくださいv
恭穂
2009/11/28 19:53

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