瓔珞の音

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<<   作成日時 : 2010/03/22 20:07   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

大阪からもどって初めての何も予定のない休日。
いろいろやろうと思っていたのに、見事に寝倒し+読書に費やしてしまいました。
というのも、昨日は劇団☆新感線と歌舞伎座の梯子でして・・・
さすがに体力の限界を迎えた感じです(笑)。
いや、だって、どちらもとても見ごたえあり!
特に前者は、もう、テンション上がりまくりでしたから!!(笑)
やっぱり新感線、大好きですv


新感線☆RX
「薔薇とサムライ〜GoemonRock OverDrive」

2010.3.21 マチネ 赤坂ACTシアター 1階V列10番台

作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
出演:古田新太、天海祐希、 浦井健治、山本太郎、神田沙也加、森奈みはる、橋本じゅん、高田聖子、
    粟根まこと、藤木孝 他


劇団☆新感線30周年記念の1本目のこのお芝居。
2年前の夏に大満足した「五右衛門ロック」の続編(とはいわないのかな?)。
しかも「阿修羅城の瞳」のDVDで魅了された天海さんと、大好きな沙也加ちゃんと、
最近一押し(笑)の浦井くんが出演されるこの舞台。
これは期待するしかないでしょう!・・・と思いつつも、
あまり期待しすぎると、ちょっと外されることもあるしなあ・・・なんて穿った警戒をしていたんですが―――

もう期待以上でした!!

最初はね、始まり方に「蛮幽鬼」のような引き込まれ感があまりなくて、
ちょっと乗り切れない取り残され感があったのですが、そんなのは最初だけ!
アンヌが大宰相と対峙するあたりからどんどん引き込まれて、
じゅんさんと沙也加ちゃんのデュエットのあたりでは、
もう笑い声も拍手も全然遠慮なしに感情全開で楽しむことができましたv

どんどん展開していく物語にがーっと巻き込んで、
お約束がさらに期待を膨らませる展開でがーっと笑わせて、
迫力ある音楽と殺陣でがーっと盛り上げて、
で、終わった瞬間に、爽快感だけが残る、そんな舞台。
ほんとにほんとに楽しかったです。


今回の舞台、何が一番良かったかって、やっぱりエンターテイメントを追求しつくしたことと、
それからキャスティングの魅力なんだろうなあ、と思います。
もうね、とにかくどの役もめちゃくちゃかっこいいんです!
・・・自分の語彙の足りなさが恨めしいけど、でもとにかくかっこいいとしか言い様がない。
役者さんのもともと持つ魅力をきっちり踏まえて、さらにその枠を飛び越えてる感じ。
あてがき、というのもあるのかもしれないけれど、
この役はこの人でなきゃ!と思わせる説得力と意外性に脱帽しました。


アンヌを演じた天海祐希さん。
製作発表かなにかのときの古田さんのことばで、
「天海祐希のコスプレの威力を思い知れ!」というのを読みましたが、
ええ、思い知らされました(笑)。
だって、ポスターにある姿が、きちんと全部出てくるんですよ!
でもって、そのどれもがとてもかっこいいv
立ち居振る舞いも仕草も、海賊のときも女王のときも、かっこいいオーラ全開!
さらに、きちんと笑いもとってくれるんですよねー。
クライマックスの五右衛門との名乗りのシーンも、
きちんと笑いをとりつつ、あの眩い衣裳を見事に着こなす存在感でした(笑)。

アンヌは、その瞳の秘密によって海賊から女王になり、かつての仲間と戦うことになります。
その出生の秘密は二転三転して、最終的には王家の血筋は証明されるのだけれど、
どうして彼女が生き残ったのか、彼女を育てた海賊は何を思っていたのか、それは明かされない。
けれど、そんな周りに利用され、翻弄される運命の中で、
アンヌ自身も惑いながら、でも自分の中の"正義"を彼女は決して見失わなかった。
その影には、仲間たちの想いも、五右衛門の支えもあった。
それでも、女王であることを選んだのは彼女自身で―――
そういう意味では、この物語はアンヌの成長物語でもあったのかもしれない、と思います。

そういえば、彼女に女王であることの覚悟を五右衛門が問うシーンがあったのですが、
そのシーンでクガイ王を思い出してちょっとうるうるしてしまいました。
全然別の物語ではあるけれど、
クガイ王との邂逅が、五右衛門に与えた影響は確かにあるんだろうなあ、と思う。


そんなアンヌと好一対な古田さんの五右衛門。
前作でもそうでしたが、常に前面に出てくるのではなく、
むしろ出番そのものはもしかしたら少なめなのかもしれないのに、
要所要所をきちんと締めて、且つ五右衛門の強さや愛嬌や情の深さをしっかりと感じさせてくれました。
あの、芯からの優しさがあるから、五右衛門はいつだってかっこいいんだろうなあ。

前作で大爆笑させていただいた五右衛門の変装も健在!
実はすっかり忘れていたので(おい!)、もうほんとに大爆笑でした。
あの、どう考えたって無理があるだろう、という変身変装を、
まさにお約束な力技で押し通すところが素晴らしい!!
二幕後半で五右衛門が撃たれてからは、まさにお約束な展開なのですが、
どこから五右衛門が出てくるのか、
どこであの名乗りや見得が見れるのか、
もうどんどん期待がまして、思いっきりわくわくしました!
お約束の魅力を再確認した感じです(笑)。

今回は、じゅんさんや聖子さんとの掛け合いも多くて嬉しかったなあ。
特に、じゅんさんと一緒に戦うところは、めちゃくちゃテンションあがりました!


で、そのじゅんさんの海賊バルバ・ネグロ!
最初はちょっと小物で詰めの甘い海賊なのかなあ、と思っていたんですが、
そんな予想をぶち破って崩壊させるようなあの趣味!!
最初は唖然としましたが、もうその後は出てくるたびに大爆笑です!
でも、あのとんでもない可愛らしい(え)衣裳で、しかもどんどんパワーアップするのに、
有無を言わさぬかっこよさがあるんですよ。
いや、もうあのかっこよさは、じゅんさんでなくては出せません!!


そんなじゅんさんとのデュエットが印象的だった沙也加ちゃんのポニー。
いや、もう、出てきた瞬間に客席がちょっとどよめく可愛らしさでしたv
歌声もめちゃくちゃ可愛らしくvv まさにアイドル!!
大宰相の孫娘の、生粋のプリンセスのポニー。
お転婆で、無駄に行動力があって、お祖父さま譲りの賢さを持ったポニー。
その賢さゆえに、常に自分の立場を冷静に受け止め、籠の鳥であることを甘受していたポニー。
そして、五右衛門やアンヌたちと出会うことで、外の世界の風を感じたポニー。
その中で、自分の中の"正義"をきちんと見据えたポニー。
彼女は、きっと将来アンヌの片腕になるんだろうな、と思います。
うん、きっとかっこいい女宰相になるんじゃないかなv


ポニーのお祖父さまで、全ての黒幕であるブライボン大宰相は藤木孝さん。
もう、最初から最後まで、非の打ち所のない黒幕でした!
なのに漂うあの哀愁は、藤木さんの持ち味なのかなあ・・・
あの引き際は、とてもかっこよかったです。
それにしても、登場シーンの群舞が、なんとなく「モーツァルト!」に似てたのは気のせいでしょうか・・・?(え)


ブライボンの娘、マローネ役の高田聖子さん。
こちらも、裏表のない(笑)悪役!
殺陣もすごいかっこよかったし(でも、最後のあれはないと思うのよ・・・いや、笑ったけどさ)、
マローネが女王になったら、まさに暗黒女王っていう感じで、
それはそれでドラマがあったと思う。
川原さん演じるエシパーダ男爵と恋仲だったのかしら・・・ちょっとお似合いでしたv
そういえば、アカデミー賞で主演女優賞をとたサンドラ・ブロックさんって、聖子さんに似ていませんか?


マローネとは全てに対照的なエリザベッタ役は森奈みはるさん。
いや、あの見事なソプラノと、コメディエンヌな動きの融合は素晴らしい!
下手するといい人、で終わっちゃいそうなエリザベッタを、
自分をしっかりもったかっこいい女性として印象付けてくれました。


エリザベッタの夫、ナルビオッソ将軍役は粟根さん。
いやー、あの最初のいい人オーラが、もうめちゃくちゃ胡散臭かったです(笑)。
頭脳派であるがゆえに、自らの策に溺れたというか(え)。
アンヌにもエリザベッタにも吹っ飛ぶほど(黒子さん、お疲れ様です/笑)殴られまくりでしたが、
何気に王子様風な衣裳がお似合いでしたv


正真正銘王子様なシャルル王子役は浦井くん。
こちらも最初から最後まで非の打ち所のない正真正銘の王子様!
笑顔がきらーん!と光っておりましたよ(笑)。
歌声も、ひとりミュージカルの王道を突っ走っておりましたv
でもって、あの無駄に大袈裟で細かい動き!!
あれを歌いながら、且つ王子様演技をしながらするのは、ほんとに大変だと思う。
まだちょっとぎこちなさはあったけど、きっと回を追うごとにあの動きを自分のものにしていくんだろうなー。
癒し系で、猪突猛進で、ちょっと暑苦しいところもあって、天然で、
でも、何気にもの凄く優秀な外交手腕を持つ王子様なんだろうな、と思います。
河野さん演じるピエールとの掛け合いもいい感じでしたv


五右衛門を追いかける、賞金稼ぎのデスペラード豹之進は山本太郎さん。
すみません、出てきた瞬間から笑いのツボにはまりました・・・(笑)。
ビジュアルは(妙だけど)凄いかっこよくって、
且つ歌も何気に好みな歌声で・・・一体何がこんなに私の笑いのツボにはまったのかがわかりません(え)。
とにかく、出てくるたびに笑ってしまいました。
いろいろ突っ張ってる割に、ポニーとの約束をしっかり守っているところとか、
実はとっても若い年齢設定なのでは?と思いました。
いつか日本に行けるといいね。
その時は、アンヌも一緒だといいなあ・・・


そのほかの役者さんも、いい味だしてました。
まさに新感線テイスト!
村木さんや山本さんたちが演じる女海賊の情の深さにちょっとうるっとしたり、
右近さんのゴンザンス男爵の独特の雰囲気に大笑いし、
吉田さんの親衛隊長のかっこよさにちょっとくらくらし・・・

音楽もめちゃくちゃかっこよくって、
戦闘のシーンとか、冠くんと教祖さんの歌声がいい感じにテンションをあおってくれました。
「五右衛門ロック」のテーマ曲(かな?)も、
こぶし振り上げて一緒に歌いたいー!!とか思っちゃったもん。
というか、客席がそんな雰囲気でした。
これはきっと千秋楽とか盛り上がるんだろうなー。
音楽は、しっとりと聞かせる曲から、フラメンコ風、歌謡曲風、アイドル風、ミュージカル風といろいろあって、
且つアグレッシブに響く生演奏に、自然に身体が動いちゃう感じでした。

もちろん、原田さんの照明もめちゃくちゃ美しかったですv
舞台奥からのライトや点滅する閃光が多くて、ちょっと目がつかれましたが(笑)、
でも、それがもうとてもかっこよかったのです!


そんなこんなで、とにかくその有無を言わさぬ”かっこよさ”に圧倒された舞台でした。
これだから、やっぱり新感線は観ないわけにはいかないんですよねーv
「吉原御免状」や「蛮幽鬼」のような、重厚なドラマのある演目も大好きですが、
こういう後味のいい、爽快な舞台も大好きですv
あ、経験は少ないですが、もちろんネタモノも!
秋の「鋼鉄番長」が、今からとっても楽しみですv

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