瓔珞の音

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zoom RSS いつか出会えることを信じて。

<<   作成日時 : 2010/09/03 22:44   >>

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日中はまだまだ暑いですが、朝の光の差し込み方とか、
空の色、雲の形、風の匂い・・・いろんなものに秋が感じられる季節になりましたね。
こういう空気の中では、夏の鮮やかな色合いの花は、ちょっと寂しそうです。
でも、そんな終わり間際の凌霄花のオレンジの淡さが、なんだかとても好きなのです。

そんな私にとって、周りを圧倒することでその存在を輝かせた彼女の生き方は、
やっぱりちょっと受け入れがたいなあ、と思ってしまいました。


「エリザベート」

2010.8.26 マチネ 帝国劇場 2階B列20番台

出演:朝海ひかる、城田優、石川禅、高嶋政宏、村井国夫、杜けあき、田代万里生、阿知波悟美、伊東弘美、
    岸祐二、小宮明日翔 他


「宝塚BOYS」の前に、ぽっぁり空いてしまった夏休み初日を埋めるためにチケットをとったこの舞台。
うーん・・・私にとってこの物語は、エリザベート次第なんだなあ、と改めて思ってしまいました。
前回の公演でも、涼風さんのエリザベートにはめちゃくちゃ感動したんですが、
朝海さんのエリザベートはちょっと受け入れがたく・・・それは、今回でも一緒でした。
これはもう好みの問題なので、仕方ないですね(笑)。

というわけで、今回は新参入のキャストについての感想を。

まずは、城田くんのトート。
あのチラシの写真からそのまま出てきたようなかっこよさでした!
歌も、「スウィーニー・トッド」の頃よりもずっと聞き応えがありました。
すごい成長したんだねー、とまたしても母のような気持ちに(え)。
印象としては、とても素直なトート。
歌声も耳障りがいいし、動きもとても滑らかな感じ。
個人的には、もうちょっと色気と溜めがあるといいなあ、と思いましたが、
その辺は、きっと回を重ねるにつれて会得していくものなのかな。
あ、でも、あの大きな手は色っぽかったですv(笑)

田代くんのルドルフも、歌声とノーブルさは文句なし。
こちらもとても素直な印象だったので、エリザベートの余裕のない冷たさが際立ったような。
でも、やっぱりもうちょっと間が欲しかったかなあ・・・
いやもうマイヤーリンクのシーンは、やっぱり間の少ないトートと一緒に、
スパッスパッと進んでしまった感じで(笑)。
前に見たときは、もうちょっと固唾を呑むようだった記憶があるんですが、
音楽は一緒のはずだから、私の思い込みかも。
でも、そういう実際の時間とは違う"間"を感じさせるのも演技のうちなのかなあ、と思います。
・・・すみません。私の中にはわりと揺るぎようのないルドルフ像があるので、
どうしてもルドルフへの見方は厳しくなっちゃうみたいです(笑)。

チビルドをやっていたのは、小宮くん。
おばあさまへのお願いがとっても必死で健気でした。
でもって、歌声も素晴らしい!
あの基本的に暗い舞台の中で響き渡るボーイソプラノは、ほんとにキラキラしてました!
冒頭の棺から出てきた人々が歌う♪我ら息絶えし者ども は、
毎回この舞台を観るたびに震えが来るぐらい感動してしまって、
この曲を聴きたいがためにこの舞台を観にいってるんじゃないか、と思っちゃうくらいなんですが(え)、
このシーンでチビルドの声が闇を切り裂くみたいに響くと、ほんとに嬉しくなっちゃいますv

皇后ゾフィー役、杜けやきさんは、ちょっと若々しい印象だったかなー。
これまで観たことのあるゾフィーの中では、一番"女"らしさを感じたように思います。

でもって、実はこの舞台で一番目で追っちゃったのが、
岸さんのエルマーを筆頭とする革命三人組(笑)。
岸さんは相変わらず人間味溢れる人物造形でしたし、
もう一人の革命家ジュラが、何気に注目中な田村雄一さんだったんですよねー。
革命三人組は、いつも上手か下手のどちらかに張り付いていて、
中央に出てきたと思うとトートやルドルフに場を奪われちゃうんですが、
その端っこの方で、三人の力関係すら垣間見せる細かな演技をされているのがとても魅力的なのですv

新規参入組ではありませんが、今回久々にこの舞台を観て、
高嶋さんのルキーニは、やっぱりこの舞台には欠かせないのかなあ、と思いました。
ちょっとマンネリな印象はもちろんあるし、
他のキャストでも観てみたいなあ、という気持ちもあるのですが、
これだけ様々なキャストが流れていく日本の「エリザベート」を、「エリザベート」たらしめているのは、
なんだかんだ言って、彼の存在なのかな、と思います。


うーん、読み直してみると、なんだか私、「エリザベート」があまり好きじゃないみたいですね(笑)。
正直、このミュージカルでのエリザベートの造形はちょっと苦手なのですが、
でも、新しいキャストが決まるたびに、
今度は私の好みど真ん中なエリザベートやトートなんじゃないか、と期待しちゃうわけなのです。
そういうマイベストキャストに出会えれば、この物語は別の側面を見せてくれるんじゃないかな、って。
そういうキャストには、涼風さん以外なかなか出会えませんが(汗)。
とりあえずは、来月の瀬名さんと石丸さんに期待してみようと思いますv

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
お邪魔しまーす。
私もどっちかというと、曲はすごく好きなんですが
日本版のエリザベートはそこまでハマらなかった口です(同じ小池演出のウィーン物でもM!はハマったんですけどね)

今回のエリザベートは観劇予定がないので
前回の感想も含めて、興味深く読ませていただきました。
城田トート、田代ルドルフ、これからもしばらく続いてくれて
見る機会があるといいなぁと思います。

当時私は、涼風シシィを見て
「実は身近に理解者もいたのに、分かり合えたかもしれないのに、
本人はそれに気付かず、ますます殻に閉じこもって孤独になっていった…
そんな風に見えるエリザベートだった。」って感想を残してたんですが
涼風エリザが最後通告何かのシーンで
何度も禅フランツを拒否しつつ、彼が悲しそうに去っていくと
何だか戻ってきてほしそうな表情や仕草をしていたことが、
恭穂さんの感想を読みながら目の前に蘇ってきました。

私は一番好きなのがウィーン版演出なのですけれど
恭穂さんがご覧になったらどう思われるかな、とちょっと興味があります。
(日本版のエリザベートとは、全く別の作品のように思われましたので)

来月の新キャストの感想も楽しみにしてますね。
みずたましまうま
2010/09/05 11:57
こんばんにゃー
私も8月26日のチケ買ってたのですが 仕事でいけなくなりまして
行ってたらいろいろお話できたのにー残念です。
私は9月3日に観ました!
そして城田トートが自分のトート像にドストライクでしたっ。
ドラマで観たことない人だったのでよけいにトートとして見れたかも。
まりお君はチビルドがそのまま大きくなったような
ひ弱なルドルフで 可愛かった♪
内野トートなきあと 理想のトートがいなくて エリザは封印
涼風エリザを見逃してしまいすごく残念です
私は瀬奈さんを見ましたが、、、うーん、、、、、
一路さんのエリザも感情移入できないエリザではあったのですが
タイトルロールとしての輝きとか歌唱力はすばらしかったんだなと
今になってはじめて思いました
城田君は体も大きいし数年後にジャンバルジャンやってほしいな
若くても落ち着いた役ができる役者さんな気がします。
海外では25歳だか?のバルジャンがいるっていいますしね。
kumigon
2010/09/06 01:06
みずたましまうまさん、こんばんは!
涼風さんの印象がみずたましまうまさんと重なっていて、
なんだか嬉しくなってしまいましたv
城田トートも田代ルドルフも、
きっとこれからどんどん良くなると思いますよ。
私好みに成長してくれるといいなあ・・・(笑)

ウィーン版は観たことがありませんが、CDは持っています。
あの扇がジャケットのですよね?
このCDのエリザベートが、実は凄い好きなのですよ。
なんというか、湿度の余り感じられないエリザベートで・・・って、
良くわからないですね(汗)。
演出も結構違うのですね。
そういえば、前に「TOMMY」を観に大阪に行ったときに、
隣(上?)の劇場でやっていた記憶が・・・
また来日公演などがあったら、是非見に行ってみたいと思います。
恭穂
2010/09/06 22:42
kumigonさん、こんばんは!
城田トート、ドストライクでしたか!
いいなあ、羨ましいなあ(笑)。
私的にはもうちょっと育って、
もうちょっとやさぐれてた方が好みかも(笑)。
内野トートや武田トートが結構好きだったのですv
石丸さんのトートがどんなふうか、かなり楽しみだったりします。
黄昏系のノーブルな感じだといいなあ(え)。

城田くんのバルジャン、ちょっと意外ですがありかもですねー。
先日「宝塚BOYS」を観た私としては、
是非藤岡くんにバルジャンをやってもらいたいなあ、と思いました。
あの担ぎっぷり(下水道でのマリウス担ぎのバリエーションでした/笑)は、
ほんとに力強かったので!
恭穂
2010/09/06 22:46

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