瓔珞の音

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<<   作成日時 : 2010/09/23 22:55   >>

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夏休み明けの仕事が怒涛なのはいつものことですが、
今回も例に漏れず、ハードな日常に戻ってまいりました。
今日も見事に休日出勤ですv(笑)
火曜日にいろいろトラブルが重なって、かーなーりダメージを受けましたが、
水曜日の通勤時、雲の間の空の青さを見た瞬間、ふっと心が優しくなった気がしました。
そのときに思い浮んだのは、このコンサートで聞いた♪Tears in Heaven でした。


井上芳雄 10周年記念コンサート

2010.9.12 青山劇場 1階O列10番台
2010.9.19 青山劇場 1階K列40番台

演出・構成・監修:小池修一郎
音楽監督:島健
演奏:島健オーケストラ
ダンス:千田真司、五十嵐耕司


今、手元にこのコンサートのプログラムがあります。
もうまさに写真集!という感じのプログラム。
この不況の時に、こんなにも豪華なプログラムを作り、あの広い劇場を連日満員にする井上くん。
なんだか圧倒されるくらい凄い人だなあ、と改めて思ったのですが、
でも、コンサートで見せてくれた表情は、とても素直な好青年。
そして、お芝居の中の歌ではなく、"歌そのもの"にのせられた彼の心は、
なんだか泣きたくなるくらい、真摯で一生懸命で、私の中の彼のイメージが、すっと切り替わったように思いました。


コンサートは、二部構成。
井上くんが出演したミュージカルの楽曲を集めた、お芝居風の第一部。
そしていろいろなジャンルの歌とトークの第二部。
そのどちらもを堪能させていただきましたv

《第一部 ミュージカルショー −光と影−》

井上くんが45分間微動だにしない演技をするという舞台「幸福な王子」。
その開演前30分を描いた(?)このショーは、ファンレターを読む彼の独白から始まりました。
実はこの時の彼の台詞に、ちょっとドキッとしてしまいました。
動かない彼"演技"に対する両極端な意見。
同じものを観ても、感じ方は人それぞれ・・・それは当たり前のことなのだけど、
そんな沢山の視線を受けながら演技する役者というのは、どれだけのプレッシャーと戦っているんだろう・・・?

人は、見たいものを見る。
感じたいものを感じる。
聞きたい言葉を聞く。

それはたぶん、役者さんの意図とは異なることもあるでしょう。
役者さんの想いが届かないこともあるし、私が受け取ることができないこともあるでしょう。
それでも、何かを受け取りたいと思うから、私は劇場に向かう。
そして、たぶん何かを届けたいと思うから、役者さんはあの孤独な空間に立つ・・・

そんな私の気持ちを掬い上げるように、♪Welcome to the Theater で舞台は動き出しました。
この曲、確か市村さんもコンサートの最初に歌った曲ですよね?
旋律も歌詞も聞き覚えがあるのに、歌い手が違うことでこんなにも印象が違うのかとびっくりしました。
市村さんのこの曲は、舞台で喜びも痛みも経験した役者だからこその、
切なくなるような舞台への愛情が感じられました。
そして、井上くんのこの曲は、舞台への愛情はもちろんだけれど、
それ以上に舞台に、そしてそこに立ち続ける自らへの好戦的な視線が感じられました。
もちろん私の先入観もあるのかもしれないですけどね(笑)。
でも、鏡の中から現れたもう二人(ほんとに井上くんのマスクを被ってたの!/笑)の自分。
彼らを恐れ、彼らに甘え、彼らから逃げ、そして彼らに挑む―――そんな印象。

♪影を逃れて をちょこっと歌った後、影な二人(?)から青いジャケットとギターを渡されての、
♪Casualty of Love と♪Grow Old with You。
1曲目は客席に降りてきて歌ってましたが、通路脇のお客さんに向かって歌う歌う!(笑)
オペラグラスでがっつり井上くんを見ていた母が言うには、
歌いかけられたお客さん、かなりびくついていたらしいです(笑)。
まあねー、近くで聞くときっと凄い声量でしょうし。
「ウェディング・シンガー」、再演が決まりましたね。
初演もとっても楽しめたので、来年が待ち遠しいですv
塩田さん、またのりのりで指揮するんだろうなー(え)。

爆撃の音と共に、二人の兵士のダンスを経て(二人の銃、五十嵐くんの方が軽いらしいです/笑)、
「ミス・サイゴン」から♪ジュヴォイベ と♪神よ何故?
そして「シェルブールの雨傘」から♪I will Wait for You
井上くんのクリスはね、私的には一番説得力のあるクリスです。
でもって、初めてクリスってかっこいい!って思わせてくれたクリスでもある。
男性の声での♪ジュヴォイベ の旋律は、なんだか凄く厳粛なイメージだったし、
♪神よ何故? はそこに眠るキムが見えるような気がしました。
再演では、是非またクリスをやってほしいなあ・・・で、いつかは是非ともエンジニアを!

次の曲は「ミー&マイガール」から♪ミー&マイガール。
風船のサリー(笑)と一緒のナンバーだったのですが、これがもうめちゃくちゃ微笑ましかったんです!
ふわふわと動きながら(笑)、でもビルから離れないサリーと、
そんな彼女に愛しそうに頭をこすり付けて懐くビルがちょっとツボだったかも(笑)。
タップももちろん堪能させていただきましたv
井上くんもどきなダンスのお二人も、きっと実際はタップはお上手なんだろうな、と思います。
三人での迫力タップも見たかったかなー。
で、続いての♪街燈の下で は、とても真っ直ぐで純粋で、でもちょっと臆病なビルでした。
ダンスのステップが、「組曲虐殺」での多喜二の最後の後姿にちょっと重なりました。

そして、「ルドルフ」の♪明日への階段 で、井上くんのルドルフ開始です!
二つの演目でルドルフをやるって、実は凄いことなんじゃないかと・・・
皇太子ルドルフって、たぶんいろんな見方のできる人物で、
井上くんの二人のルドルフは、やっぱり完全に別人なんだなあ、と思ってみたり。
が、そんな感想は次の♪闇が広がる で一気にはじけ飛びました!
直後にも叫びましたが、まさかのヨッシートート!!
12日は、ほんとにまるまる1曲口をあけたまま見ちゃいましたよ。
舞台の前で生身のルドルフが苦悩しているのに(え)、視線はスクリーンから外せず(笑)。
また、映像がもの凄く凝ってるんです。
色彩のトーンをトートの碧がかった銀髪と黒に統一して、白い大きな手が凄く雄弁に動くの。
個人的にトートの魅力って、はだけた胸元以上にあの手の動きだと思っているので、まさに好印象v
更にその佇まいがとても硬質というか、人外のもの、というイメージばりばりだったんですね。
タニス・リーの闇の公子アズュラーンと死の王ウールムを足して2で割った感じ?
これでエリザベートと対峙した時にアズュラーン率が上がってくれれば、
まさに私の理想のトートになりそうな予感・・・v(笑)
ヨッシートートありでしょう!と感じた方は多かったようですが、
12日観劇した時は、会場は衝撃で呆然、という感じ、
19日はちょこっと笑いが起きていました・・・どちらも井上くんの思惑とは違ったかな?
これは是非実際の「エリザベート」でリベンジしていただかないと!

第一部最後の演目は「モーツァルト!」
アカペラでの♪影を逃れて は、井上くんもどき二人の静かな攻防とあいまって、不安を煽られました。
そして、その不安をすっと払うような♪僕こそ音楽。
未来への希望と、前向きな明るさと、そして切望に溢れたこの曲。
この1曲で、井上くんはしっかり彼のヴォルフガングを見せてくれた。
でも、そこにふっとアッキーのヴォルフの奔放さを感じたのは私だけでしょうか?
この冬の公演に、アッキーは出演しません。
ここ数年のアッキーの活躍の場を見ていて、今回は出演しないんだろうな、と思っていた私は、
実際にそのキャストを知っても、落胆するよりも納得してしまった感じでした。
けれど、歌う"ヴォルフガング"を目にしたとき、
あの奔放で刹那的なアッキーのヴォルフをもう見ることができないんだ、と思ったら、
そして、井上くんの歌の中に、微かなアッキーヴォルフの気配を感じたら、
なんだか泣きたいぐらい切なくなってしまいました。

井上くんにとって、アッキーってどんな存在なのかな?
このコンサートのゲストにアッキーの名前はなかったけれど、
いつか、20周年でも30周年でも40周年でもいい。
アッキーと井上くんが歌う♪僕こそ音楽 を聴けたらいいなあ、と思いました。
そしていつか、アッキーの曲を歌う井上くんもみてみたいな。
「マイソング」とか、「I will get your kiss」とか、「愛したあなた」とか。
また双方に別の魅力を生んでくれると思うんだけどなー。

でもって、♪僕こそ音楽 終わりの合図は井上くんが大きく伸ばした手でやっていたそうです。
が、どうにも上手く合わなかったんだとか・・・
動きがはっきりしなかったり、気合を入れすぎて手を振り回しちゃったり(笑)。
で、19日が、初めてぴったり合ったんだそうです!
しかも、頭で合図だったとか(笑)。第二部で大変嬉しそうに報告してくれましたv


・・・なんだかとっても長くなったので、第二部は次の記事で!(え)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
休み明けのお仕事お疲れ様です!
恭穂さんのレポ読んで 芳雄君コンサートの感動がよみがえってきました。
本当にすばらしいコンサートでしたー。
Mのアッキーを観そびれでいたので後悔先になんとやら。
2部の感想もお待ちしております!
kumigon
2010/09/23 23:27
kumigonさん、こんにちは!
ほんとにいいコンサートでしたねー。
井上くんのお人柄によるものでしょうか(笑)。
M!のヴォルフガングは、私はアッキーから入ったので、
(というか、市村さん目当てだったので、
 主役がWキャストなのも知らなかったんです・・・)
ヴォルフ=アッキーというイメージが強いのですが、
井上くんのヴォルフガングも大好きですv
アッキーヴォルフを観れないのは残念ですが、
新規参入の山崎くんが、どんな役作りをしてくるのか、
ちょっと楽しみだったりしますv
こんなふうに若手の登竜門的な舞台になるといいですね。
あ、もちろん井上くんは演じられる限りやっていて欲しいです!
恭穂
2010/09/25 11:25

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