瓔珞の音

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zoom RSS いつだって、全力投球

<<   作成日時 : 2010/11/11 22:26   >>

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劇団☆新感線を知ったのは、アッキー目当ての「SHIROH」でした。
客席を巻き込むように鳴り響くロック。
圧倒的なテンションの高さ。
真っ直ぐに届けられるメッセージ。
四季と、東宝ミュージカルしか経験のなかった私には、
その内容だけでなく、その"在り方"こそが衝撃であり、喜びでした。

それから、ずっと新感線の舞台をずっと追いかけてきました。
たかだか6年。
30年の劇団の歴史から見れば、まだまだ新参者の私ですが、
目の前で繰り広げられる、多彩な空間に、いつもいつも驚かされてきました。

そんなちょっと特別な劇団の30周年興行。
しかも、これまであまり縁のなかったネタモノ。
沢山の期待と、沢山の心配と、そして沢山の応援の気持ちを持って、臨んできました。



2010年劇団☆新感線三十周年興行【秋】豊年漫作チャンピオンまつり
「鋼鉄番長」

作・演出:いのうえひでのり
出演:三宅弘城、坂井真紀、高田聖子、粟根まこと、田辺誠一、河野まさと、古田新太、右近健一、逆木圭一郎、
    村木よし子、インディ高橋、山本カナコ、磯野慎吾、吉田メタル、中谷さとみ、保坂エマ、村木仁、
    川原正嗣、前田悟、武田浩二、藤家剛


というわけで、私の2回目のネタものです!
前回の「犬顔家の一族の陰謀」も大爆笑いたしましたが、
今回も本当に沢山笑わせていただきました。
といっても、次から次へと現れるいろんな"もどき"さんたち(笑)に、
一瞬いぶかしみ、次に呆然としてからくすくすっと笑う、という感じ。
もう、次に何が出てくるのか、何をしでかしてくれるのか、一瞬一瞬が楽しみで仕方ありませんでした。

物語の舞台は、聖アンガー学園、という名の裏組織(?)。
そこに拉致された最愛のアイドルを追って、警察の秘密兵器(違います)として送り込まれた兜剛鉄(三宅弘城)。
もう一人の潜入者である浅見山サツキ(坂井真紀)とともに、
生徒会長・天王寺天牙(古田新太)率いる学園のヤンキーたちの悪事を暴き、
愛しいアイドルを助けるために突撃する兜剛鉄を待ち受けているのは―――?

と書くとなんだかかっこいいお話のようですが、
実際はとにかくとんでもなくしょーもない!
でも、そのしょーもない(小学六年生レベルが公式/笑)ネタを、
全身全霊を込めて客席に届けてくれる役者さんたちは、もうめちゃくちゃかっこよかったです!


主役の兜剛鉄役の三宅弘城さん。
突然の痛みに倒れた橋本じゅんさんの代役=二号として、
たぶんもの凄い日程で舞台の上に立った三宅さん。
それだけでも、役者さんって凄い!と思いましたが、
この舞台を観て、役者さんの力とか、舞台や劇団への愛情を改めて感じました。
プログラムに、ゲストとして三宅さんが書いている文章を読んで、更に。

実は、名前は聞いたことあるけど覚えがないなあ、という程度の認識だった私ですが、
なんとも誠実で(と私は感じた)可愛らしい(と私には見えた)剛鉄に大満足!
初号機がじゅんさんだ、と知っているし、たぶんもとはあてがきだったので、
どうしても、「あ、ここじゅんさんだったらどんな風だったかな?」と、
最初の方では思ってしまいましたが、
舞台が進むにつれて、子どもみたいな全開の笑顔(や他の表情)に、
そんな気持ちはすっかりどこかに行ってしまいました。
代役ではなく、二号機。
まさにその通りの存在だったと思います。
坂井さんのクールなサツキさんとのやり取りも凄い楽しかったですv
一番好きだったのは、あの最終兵器のシーンかなー。
あの、ちょっと情けない笑顔が素敵でしたv(笑)


坂井さん演じる浅見山サツキは、けん玉を武器として操るスケバン刑事!
微妙にスローななんちゃって土佐弁と、
表情過多な面々の中での、ちょっと困ったような表情が可愛らしかったですv
「スケバン刑事」は斉藤由貴さんしか見た記憶がないのですが、
南野陽子さんのを見ていたらもっと楽しめたのかなあ。
坂井さんって、ドラマでもめちゃくちゃ可愛いのに凄くクールな印象があって、
実はそれが私的には憧れだったんですが、
その私の好きな部分が、とっても上手く笑いに融合されてるなあ、と思いました。
聖子さんや古田さんの揺さぶりにも負けないところが凄い!
そして、二号をしっかり支えているところも、凄いです!


古田さん演じるのは、高校生が楽しくてあの年まで高校生でいるという、
学園の生徒会長且つ理事長の天王寺天牙。
いやー、かっこよかったです!
かなりほっそりされましたよね。
きらきらの衣裳を色違いで何回か着替えているのですが、どれもお似合いv
で、一人東方神起も納得のかっこよさでした(笑)。
というか、あのアイドル風の歌い方、いいなあ〜(え)。
素なんだかアドリブなんだか脚本どおりの演技なのか、
全然分からない自然体な天王寺でした。
去り際の捨て台詞の「コクーン」の単語にちょっと反応しちゃいましたが、
来年コクーンに出演される予定があるのかなあ。楽しみv
でもって、いつか「天王寺天牙の逆襲」みたいな続編があるといいなv(打ち落とされてますが/笑)


ミステリアスな生徒会副会長は高田聖子さん。
とってもお綺麗でしたv
元ネタ(があるんですよね?)を知らないので、ちょっと客席の笑いの波に乗り損ねましたが、
それでも、ちょっとした仕草や、相手との間の取り方はさすが!
最後にきちんと小粒な幸せ(笑)を掴んでいるところもさすがですv

その幸せのお相手が河野さんの井尻先生!
いやー、しばらくあの「どっかーん!」が頭に残りましたよ(笑)。
もともと新感線の劇団員さんの中でお気に入りだった河野さん。
あの二転三転して自分でもなんだか分からなくなっちゃう変わり身の早さが素敵ですv

その井尻先生と一緒に、というか負けないくらい変わり身の早かったのが、
田辺さん演じるアイドル・ムッチ!
もう、なんと言っていいやら・・・!!(笑)
私の中の田辺さんのイメージって、紫のバラの人と武市半平太だったのですが、
そのイメージを叩き壊された感じです(笑)。
でも、それがまた似合ってて、楽しそうなんですよねー。
なので、私も一緒に楽しくなっちゃいましたv

剛鉄が追いかけたアイドル・モニカは保坂エマさん。
キレイさとおかしさがみごとに同居していた感じ。
というか、振り回しているようで振り回されているところが、ちょっと切なかったかも?(え)

村木さん、山本さん、中谷さんのヤンキー三人娘(え)も個性的でしたねー。
というか、みなさんそれぞれ似合ってて凄い!
個人的には、森に行った後のその日暮らしな中谷さんがツボでしたv
すっごい可愛かったんですよねー。
私は元ネタの映画は観ていないのですが(やはり原作が好きすぎて・・・)、
ちょっと見てみたくなりました・・・って、順番間違ってる?
吉田さんの青い人ともお似合いv
肩に座っているところとかね〜。
(というか、あの青い吉田さんも凄かった!)

右近さんの教頭先生も、あのビジュアルとあの武器(?)の破壊力に脱帽。
粟根さんの灰汁音さんのちょっとありそうな(え)マッドさも、
でもって、「指環物語」な磯野さんも印象深かったですが、
何気に私の愛しい人お気に入りだったのが、村木さんだったりv
いや〜、まさかリアルせんとくんとリアルポルコを見ることができるとは!!
最初の群舞のシーン、せんとくんから目がはなせませんでした(笑)。


照明が原田さんでなかったのが、やっぱりちょっと残念でしたし、
呆然としちゃって笑いに乗り切れなかったのも残念でしたが、
でも、本当に楽しめたし、この難局を更に糧として再起動させたいのうえさん、役者さん、スタッフのみなさんには、
もう心からの拍手を送りたくなりました。
そして、その再起動を見つめることで戦い続けたじゅんさんにも。
じゅんさんが感じた痛み。
たぶん、形を変えて、ずっとじゅんさんを苛んでいる痛み。
じゅんさんの一昨日のブログを読んで、ちょっと泣きそうになりました。
でも、私には泣くよりもできることがある。

じゅんさんへ、心からのエールを送り続けること。
そして、じゅんさんの愛する舞台を、心から楽しむこと。

じゅんさん、そして池田さんの回復と、
これからの「鋼鉄番長」公演、役者さんが怪我などせずに、
ベストなコンディションで沢山の笑いを沢山のファンに届けてくれることを、
いつだって、祈っています。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
恭穂さま
楽しかったですね〜♪「鋼鉄番長」
いのうえ歌舞伎もいいですが、こういうネタものは
「これぞ新感線!」ってカンジです(笑)。
今回は、じゅんさんやなるし〜の降板もあって、
純粋にネタだけを楽しむのとはちょっとニュアンスの
違う観劇となってしまいましたが、それも含めて
新感線の30周年。忘れられない舞台となりました。
それにしてもふるちん、カッコよかったですよね〜。
スキップ
2010/12/09 04:20
スキップさん、こんばんは!
「鋼鉄番長」、大阪公演を無事に終えられたようですね。
良かったです・・・!
ネタもの、実はあまり馴染みがないのと、
もとネタを知らななくて戸惑いましたが(笑)、
でもその戸惑いすら楽しめました!
古田さん、ほんとにかっこよかったですね〜vv
ほかのどの役者さんも、みんなみんな、
いろんな意味でかっこよかったです!
もちろん、じゅんさんも、池田さんも。
またこういう"大人の真剣がかっこいい"舞台、
是非観たいな、と思いますv
恭穂
2010/12/09 22:53

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