瓔珞の音

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zoom RSS 三度記憶力に挑戦!

<<   作成日時 : 2011/01/27 22:23   >>

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今月の観劇な週末から、もうすぐ2週間経ってしまいます!
風邪に負けたのもありますが、読書にはまってたのもあるかなあ・・・
銀英伝の読み直しが終了し、ただいま「テンペスト」に突入中です。
原作ファンの友人の希望で来月の舞台のチケットをとったので、その前に読んでおこうと思って。
なかなかに魅力的な物語と登場人物ですが、間に挟まる琉歌や候文でつっかかるので(笑)、
一気読みできないのが、かなり悔しいです(笑)。
舞台も、お気に入りの役者さんがかなり出演されるので、
どの方がどの役を演じるのかがとっても楽しみだったりv

そんなこんなで滞っている観劇記録ですが、とりあえず覚書程度に書いてみようと思います。
まずはACTシアターつながりで・・・


「時計じかけのオレンジ」

2010.1.15 マチネ 赤坂ACTシアター 2階A列30番台

原作・脚本:A.バージェス
上演台本・演出:河原雅彦
出演:小栗旬、橋本さとし、武田真治、高良健吾、山内圭哉、ムロツヨシ、矢崎広、桜木健一、キムラ緑子、
    石川禅、吉田鋼太郎 他


キューブリックの映画で余りに有名な「時計じかけのオレンジ」。
映画のラストシーンに怒った原作者が、その怒りのままに(?)書き上げたという舞台版のことを、
私はこの舞台を観るまで知りませんでした。
というか、学生時代に映画を見ようとして挫折したことに、舞台が始まってから気づく私って(笑)。
吉田さんと山内さんとさとしさんが競演!ということで深く考えずチケットとったからなあ・・・
有名なお話のようなので、あらすじは割愛!(笑)

向かい合った鏡がつくる空間で描かれる残酷な事柄は、
なんだか現実感のない作り事感が強かったのですが、
それでも、挫折した映画と同じように、舞台版も個人的には観ていてかなり嫌悪感がありました。
衝動と理性の境界線を踏みにじられる感じがあるからなのかなあ・・・?
でも、凄く面白く観れたのもほんとなんですよねー。
役者さんたちのちょっと微妙な(え)熱演も見ごたえがあったし、
観る人がどんな風に感じようとも、
とにかく、この物語の世界観を伝えよう!という圧倒的なメッセージ性があったからかも。
それも、舞台版の終わりの教訓的なメッセージではなくて、
現実世界を歪んだ鏡に映したような、人間の持つ醜悪さをひたすら見せ付けるという、
かなり挑発的なメッセージ―――そんなふうに感じました。

正直、幕間の20分間はかなりきつかったんですが(席を立たなかったので)、
でも、あの形でアレックスが苛まれる洗脳を見せ付けることで、
2幕でアレックスがたどる時間が、なんだかとてもリアルな感覚として感じられました。
あのベートーベンと叫び声は、かなり演出として成功してると思う・・・って、偉そう?(笑)

そんなアレックスを演じたのは小栗旬くん。
うーん、なんというかちょっとコメントに困ります。
もの凄く場当たり的な愚かな若者なんだけど、
彼が”そう”なった背景を感じさせてくれるとことはさすがだなあ、と思ったし、
ラストシーン、自分で選んで”まっとうな”人生を送ろうとするしたたかさというか、
ある意味めちゃくちゃ冷静で現実的な部分も、とても自然に演じていたように思います。
歌と踊りも頑張ってたしねー。
何より、この役を演じきる精神力が凄いな、と思いました。

でもって、個人的に素晴らしい!と思ったのが、キムラ緑子さん!!
アレックスに殺される老婆に、Dr.ブラノブにアレックスのお母さんに、
三様の年齢の三様の女性をがっつり見せてくれました。
というか、この方の朗々と響く声は本当に魅力的v
そういえば、「スウィーニー・トッド」の初演でこの方を知ったんですが、
そのときも、細やかな演技とその存在感に目を引かれたんでした。
個人的には、めちゃくちゃしたたかなDr.ブラノブがお気に入りv

さとしさんのDr.ブロドスキーも良かったなあ。
笑いをとってるかと思うと、ふっと表情と視線に冷静な狂気が見えるの。

武田さんも凄かった!
最初のアレキサンダーは一瞬誰?と思ってしまうくらいだったし、
2幕での彼の歌声も、私の好きな声が聴けました。
まあ、その分ちょっと若返っちゃいましたけどね(笑)。

それにしても、舞台終盤の新しい(?)ドルーグ三人組は微笑ましかったですv
さとしさんも山内さんも武田さんも凄い楽しそうだったよね?

吉田さんのメインの役は、かなり黒い政治家。
いやー、お似合いでしたv
胡散臭くて腹黒で、且つ実は器の小さい政治家を、こちらも楽しそうに演じてらっしゃいました。
まさか吉田さんが歌うとは思っていなかったので、
歌いだしたときはおおお!と思ってしまいました。
ミュージカルの歌ではないけれど、役者さんの台詞としての歌になっているところはさすが。
というか、ミュージカルもできるのでは?

ミュージカルと言えば、石川禅さん。
楽曲としては、もちろん正統派のミュージカルではないんですが、
うさんくさい牧師さんでも、非常にまっとうな役柄で、禅さんが出てくるとほっとしました・・・アル中だけど(笑)。

パンクオペラと題しているこの舞台。
音楽はかなりかっこよかったかなあ、と思います。
というか、生バンドの演奏がめちゃくちゃかっこよかった記憶が・・・
音楽的なことは私にはわからないのですが、
明滅する色彩と白と黒のコントラストが印象的なこの舞台を創り上げた大きな要素が、
音楽だったようにも思います。


もう一回観たいかといわれると、ちょっと悩んでしまいます。
でも、昔挫折した物語を、こういう形ででも最後まで観れたのは良かったかな。

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