瓔珞の音

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zoom RSS リピーターの醍醐味(笑)

<<   作成日時 : 2011/09/18 17:21   >>

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久々の何も予定のないお休み。
お昼近くまでのんびりと寝てしまいました。
まあ、寝たのが2時過ぎ、というのもありますが(笑)。
途中、水分補給で何度か目が覚めましたが、その都度いろんな夢を見ました。
そして、その都度頭の中で再生される音楽が違ってたり。
でも、どれもが「ロミオ&ジュリエット」の曲でした。
それも納得な、昨日の観劇。
体力限界で、ちょっとへろへろしていたけれど、そんなことを忘れるくらい集中して観ることができました!


「ロミオ&ジュリエット」

2011.9.17 ソワレ 赤坂ACTシアター 1階I列30番台

出演:城田優、フランク莉奈、浦井健治、平方元基、良知真次、岡田亮輔、石川禅、安崎求、大島れい、
    ひのあらた、中山昇、未来優希、涼風真世、大貫勇輔 他


ほぼ一週間ぶりのR&J。
いやもう格段に進化していました!
大きく何かが変わった、というのではないのですが、
役者さん一人一人の演技や歌に説得力が増して、
物語としての大きな流れが、もの凄くスムーズにドラマティックになった印象。
3度目なのに全然飽きることはなくて、むしろ初めて最後のシーンで涙してしまいました。
前方席で、役者さんの表情も良く見えた、ということもあるのかもしれませんが、絶対にそれだけじゃない!
ヴェローナという街で生きる"自分自身"を、役者さんたちが確実にモノにしていっているのだと思います。

今回その感覚を強くさせてくれたのが、主役のお二人だったと思います。
なんというか、本当に迸る想いが見えてくるような熱演。
莉奈ちゃんのジュリエットは、初日に比べて歌も動きも滑らかになっていて、
でもそれ以上に、感情の揺れが凄くリアルでした。
ジュリエットって、この3日間の物語の中で、本当にあらゆる感情を経験していくんですよね。
喜び、憎しみ、困惑、恐怖、哀しみ、焦燥、絶望―――そういう想いをリアルに伝えられることが、
ジュリエットとして一番求められることなんじゃないかな。
莉奈ちゃんは、その表情で、細い肩の後姿で、そして歌声で、その感情を確かに伝えてくれました。
その分、感情に流されて、歌声が叫びになってしまったり、聞き取りにくかったりもしましたが、
そのへんのスキルは、これからきっとどんどん学んでいけると思う。


城田ロミオは、さすがに歌や演技がそれほどぶれることはなくて、
でも、あの身も世もない泣きっぷり、嘆きっぷりは素晴らしかった!
大きく育った身体とは裏腹に、成長途中だなあ、という印象は前に観たのと同じ。
でも、今回は、彼の中に確かにある責任感が感じられました。
バルコニーでのジュリエットの「お父様と縁を切って」という言葉を聞いたときの、
ロミオの複雑な表情もとても印象的で。

城田ロミオは、決して自分の気持ちをごまかさない。
自分の目の前にいる相手にも、絶対に嘘はつかない。
そして、自分自身を信じるのと同じように、相手も信じる。
その彼の誠実さは、二つの家の歪んだ関係の中で、儚くも消えてしまったけれど・・・

正直、もっと他にやりようはあると思うんですよね(おい)。
どうしてそこでそういうことを言っちゃうかな、って思うシーンもあるし。
でも、きっとそうでなければ、ロミオではないんだろうなあ、とも思いました。

そんな感情迸り系の二人のデュエットは、なんだか二人が立っている幸せの足場が、
高い崖に刻まれた細い道、みたいなすごいぎりぎりさを感じてしまって、
観ていてちょっと辛かったです。
幸せは目の前に広がっているのに、その一歩を踏み出すことが破滅に繋がっている。
二人の未来を知っている分、それが凄く切なかったなあ。

この二人を見ていて、私がドラマや映画より生の舞台が好きなのは、
こういう感情の迸りが感じられる生の瞬間があるからなんだろうなあ、って思いました。
本当なら、役者さん本人が感情に振り回されてしまったり、
そのせいで歌や演技がぶれることはよくはないのかもしれません。
そういう形ではなく、観客に感情を届けることが、役者さんのスキルなのかもしれない。
でも、私は、こういう風に迸る感情が見える舞台が好き。
なんだか改めてそんな風に感じてしまいました。


更にぶれなくて、でも目一杯感情を伝えてくれたのが、涼風さんのキャピュレット夫人。
左の肩甲骨の上に、小さなタトゥーがあるんですねー。
なんの模様かはわからなかったのですが、
彼女自身の罪の証のようにも見えて、最初から最後まで"母"ではなく"女"であり続け、
"女"としてジュリエットを理解したキャピュレット夫人の生き方に納得してしまった。


浦井ベンヴォーリオも良かったなあ。
今回は、争うことに対する彼の思いがどんどん変わっていく様子が凄く良くわかりました。
この日は二度目の留守電シーンで笑いは起きませんでした。
そのくらい、ベンヴォーリオの辛さが伝わってきていたのだと思う。
ロミオにジュリエットの死を伝えるときの、優しい優しい声も、とても印象的でした。
その後、ロミオに「一人にしてくれ」と言われたときの、苦しそうな表情も良かった。
自分の無力さをよく知っていて、でもそこで立ち止まらず、その上で自分が出来ることを模索する強さ・・・
彼の動きと、在り方次第で、最後のシーンの説得力も変わってくるのかもしれないな、と思いました。
で、ベンヴォーリオは若い子が好きなんですか?(笑)
♪綺麗は汚い のあとで捌けるときに、マーキューシオがそう言ってたので(笑)。
となると、マーキューシオは熟女好き?(え)


良知マーキューシオは、やっぱりとっても素直な印象。
あんなに強がってるのに何でだろう?(笑)
この子の歌声、やっぱり大好きです!ソロが少なくて残念だなあ。
その分ダンスで見せてくれますけどね。
正直、浦井ベンヴォーリオよりも、マーキューシオのほうがアイドル系だと思う(え)。
そういえば、ダンスの振りがところどころマイケル・ジャクソンな感じなんだけど、あれはわざとかな?
それにしても、マーキューシオを説得しようとするときの城田ロミオ、顔近すぎ!(笑)
というか、城田ロミオって、思いっきり人たらしですよね?!
そういえば、マーキューシオが亡くなった後、ずっとすがり付いている女の子がいて、
その子の表情や演技がちょっといいなあ、と思いました。
ダンサーさんたちも、着実に舞台の上の"生"を獲得して行ってるんですね。


初見な平方ティボルト。
なんというか、とっても発展途上なティボルトだなあと思いました。
演技や歌が、というのではなくて、とにかく苦悩の真っ只中にいるティボルト、という印象。
表情が凄くわかりやすくて素直なの。
上原ティボルトは、ロミオたちよりも2〜3歳年上のお兄さんな印象だったのですが、
平方ティボルトは、まさに同年代、という感じ。
上原ティボルトに感じられた"諦念"は、平方さんからは感じられなくて、
むしろ諦めるもんか!という足掻きを強く感じました。
歌声はとても色っぽい感じだったのですが、ミュージカルというよりは普通の歌、という感じで、
このキャストの中に入っちゃうと、ちょっと辛いかなあ、と思ってしまった。
でも、こういうティボルトもありかも、とも思いました。


岡田さんのパリスは今回もいい味を出してました。
ピンクのチークがキュートだなあ、と(笑)。
仮面舞踏会でのジュリエットへ近づこうとしてベンヴォーリオに阻まれ続けてるのが可愛らしく(笑)。
前の感想では、パリスはジュリエットを愛していない、と書きましたが、
彼なりに恋焦がれてはいたのかもしれないなあ。
というか、あの仮面舞踏会でのベンヴォーリオとマーキューシオ、そしてティボルトとパリスのやりとりが凄く気になる!
あのシーンは見たいところがたくさんで困ってしまいます。
パリスを頑なに拒否しているジュリエットが、ティボルトと踊りだすとほっとした雰囲気になるのも良かったな〜。
ジュリエットにとってティボルトは、ほんとに"頼れる優しい従兄弟"なのでしょうね。
・・・それはそれでティボルト哀れだな(笑)。


で、大貫さんの"死"。
席が上手側だったので、もうひたすら"死"を目でおってしまいましたよ!
結婚式のシーンや決闘のシーンって、上手側の足場にいることが多いじゃないですか。
周りのお客さんと明らかに見ている方向が違っていて、自分でちょっと笑ってしまいました。

で、前方席で観ていて、改めて"死"の表情に魅了されました。
ロミオと二人のシーンの要所要所で、大きく開いた目でロミオを見つめながら笑うその表情・・・
恍惚、と表現してもいいようなその笑みに、ああ、この"死"は人に強い興味を持っているんだ、と思った。
その興味はおもちゃに向けるものと同じで・・・自分の楽しみのために、"死"はロミオに関わっているのだ、と。
"死"を得るのが目的ではなく、その過程を楽しんでいるのだ、と。
バーの店長から"死"にもどって、ロミオの黒いショールを奪い取り、
それを鳥の翼のように広げるその後姿の禍々しい美しさといったら!
・・・私の中で、"死"の名前がアズュラーンに決定した瞬間でした(笑)。
(リーの「闇の公子」、名作ですので是非!!)

城田ロミオとの組み合わせも、また山崎ロミオとは違った雰囲気でしたね。
なんというか、シンクロ率が高いの。
ロミオを玩ぶと同時に、その揺れ動く感情を味わっている、というような感じ。
だからかな?
霊廟のシーンで、目覚めた後のジュリエットを見つめる視線が、凄く優しくて寂しげに感じてしまいました。
でも、最後、宙に浮かぶ"死"が悶え苦しむような動きをしてからあの形になるのはどうしてなのかな?
単純に考えると、二人の愛とそれに導かれた両家の和解に、悪しき力を奪われた、という感じなのかもしれないけど、
なんとなくそれでは違和感が残ります。
"死"の存在もはっきりしなくなっちゃうしねー。
次に観たとき、もう少し明確な答えが得られるかな?


カーテンコールは、ダンサーさんが日替わりで♪世界の王 を踊ってくれるようです。
このときはモンタギューチームが踊ってくれました。
モンタギューの若者3人も加わって、ベンヴォーリオがしっかり歌ってくれて、
更には大貫さんが最後にくるくる回ってくれて、なんとも楽しく贅沢なカーテンコールでしたv
今日はどんなカーテンコールだったのかなあ。
R&J、ツイッターはあるけど、ブログはないんですよね。
東宝レベルはさすがに望まないけど、カーテンコールとかトークショーの映像や詳細、
アップしてくれるといいのになあ・・・って、もしかしてメルマガでやってるのかな?!
今から登録しようかしら・・・(笑)。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんにゃー

恭穂さんの記事を読んで 城田ロミオに惚れ直しました(え)
クールなトートのイメージが強いのですが 
人間が好きで 嘘が嫌いで 愛を信じる ロミオは
Love&Peaceをモットーにしている城田くんご本人の素に近い感じがします

でもこの作品中のロミオって マキュの死に際の台詞
「おまえはほんとにタイミングが悪いやつだな」って
あの一言に象徴されるのかなと思いました。

私もあの泣きっぷり叫びっぷりがたまりません(笑)

死の大貫さんは ほんとうに「恍惚」って表現がぴったり!

この間はロミオを見るのに忙しくて 大貫さんの表情までチェックできなかったので
次回は、、、うーん やはり目がいつくあっても足りない。。。
千手観音てのはありますが千眼観音になりたい、、

どうしたってこれはDVDを出してもらわないことには
収集つきませんよ(笑)

あ、メルマガの配信は忘れた頃に文字だけちょびちょびです
でもメルマガ登録するとロミジュリチケットホルダーがもらえるので
それはお得かもです。


kumigon
2011/09/19 22:26
kumigonさん、こんばんは!
kumigonさんを惚れ直させるくらい、
城田ロミオのかっこよさが書けたなら、本望です!(笑)
確かに、A-Studioでの城田くんのイメージと重なるので、
かなり素に近い役作りなのかもですね。
マキューシオの台詞・・・確かにその通りです!(笑)

大貫さんも、気に入っていただけたようで何よりv
私は逆に大貫さんに目が行っちゃって、
城田ロミオの表情を見損ねてる気がします(汗)。
恭穂
2011/09/20 21:51

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