瓔珞の音

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zoom RSS 観劇な師走の締めくくり

<<   作成日時 : 2011/12/26 22:30   >>

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12月は、泊りがけ観劇はありませんでしたが、
なんだかんだで7公演も観てしまいました・・・
幸せすぎて、今年の総括をするのが怖すぎる(笑)。
で、その最後の観劇は、まさにアウェイ!な観劇でございました(え)。


リーディングドラマ
「もしもキミが。―Last Christmas」

2011.12.25 マチネ 紀伊國屋ホール O列一桁台
2011.12.25 ソワレ 紀伊國屋ホール E列10番台


原作:凛
演出:堤幸彦
脚本:葛木英
出演:大貫勇輔、真野恵里菜


「Undrtground Parade」で注目し、「ロミオ&ジュリエット」で見事によろめいた大貫勇輔さん。
次の舞台を楽しみにしていたら、出てきた情報がこのリーディングドラマでした。
正直「えええ?!」って思ってしまいました。
だって、私の中では大貫さんはダンサーとしてインプットされていたので。
でも、演技や歌もやってみたい、と何かのインタビューで読んだりしていたので、
お休みが取れたら行くつもりでチケットを確保していたのでした。

で!

劇場に入った瞬間に、思いっきり感じた違和感・・・
紀伊國屋ホールは初めてじゃないのに、なぜ?と思っていたのですが、
席に着いたとき、その理由に思い当たりました。

男性が圧倒的に多い!!

たぶん、相手役の女の子のファンの方たちなのだと思うのですが、
男性の方が多い客席って、たぶん初めてで・・・
いえ、新感線とかも男性多いですが、なんか雰囲気が全然違うんですよ。
笑い声とかも、もの凄く低音で、
(大貫くんもカーテンコールでそう言ってました。
 というか、別のキャストの回を観にいったときは、女の子がキャー!って叫んでて、
 普段、ダンス公演だとみんなシーンとしてみてるので新鮮だったのだそうです)
笑いのタイミングとかも違うし・・・って、これは私が相手役の子を全然知らないせいなんですが。
これまで身近にアイドルのファンの方がいなかったので、凄く新鮮というか、
私がここにいていいんだろうか・・・と、一瞬本気で思ってしまいました(笑)。

まあ、そんな感じで劇場の雰囲気もアウェイ感満載だったんですが、
舞台が始まって、紡がれるストーリーも、思いっきりアウェイでした(笑)。


秋山優基と冬木麻樹は幼馴染。
小さなことから互いが大好きだった二人の関係は、
中学を卒業する頃に幼馴染から恋人同士に変化します。
互いが大好きで、ずっとずっと一緒にいたいと思っている二人。
高校に入り、優基が女の子の注目を集めても、
優基に恋するもう一人の幼馴染が現れても、
二人の気持ちは全くぶれることはありませんでした。
幸せ一杯の、ラブラブの初々しい恋人たち―――
けれど、二人の幸せな未来を阻むものがありました。
それは、麻樹の身体に巣食う病魔―――HIV。
麻樹は幼い頃に輸血でHIVに感染していたのです。
そして、高校1年の夏、AIDS発症。
必死に病魔と戦いながらも、日に日にその身体を蝕まれていく麻樹。
毎日笑顔で彼女を見舞いながら、縋るように願いを込めて千羽鶴を折る優基。
そして、最後のクリスマスがやってきた―――

という、お話。
携帯小説って読んだことはないのですが、
これまで映画化されたものは、最初の10分で挫折してたんですね。
で、これもどうかなあ、と思っていたのですが・・・
やはり生の力は凄いですねー!
見ている最中は、出演者二人と、生演奏のヴァイオリンの音に惹かれて、挫折することなく見ることができました。
・・・まあ、いろいろ個人的につっこみどころ満載で、全然泣けなかったんですけどね。
というか、いかにも「泣け!」という展開に、ちょっと冷めてしまう純粋でない自分がちょっとカナシイ・・・(笑)

とりあえず、一番の目当てだった、「演技する大貫くん」は、がっつり堪能しました。
リーディングと言いつつ、座って読むシーンの方が少ないくらいだし、
通路は使うし、客席はいじるし、日替わりネタはあるし、監督の無茶ぶりはあるし・・・
大貫くん、ほんとに良く頑張ったよ・・・!
なんだかお母さん気分で見守っちゃったのですが、
3回目でだいぶ緊張も取れていたのか、余裕すら感じさせる雰囲気がありました。
で、役者としての大貫くんも、私的には違和感がなかったのがかなり嬉しかったりv

まず驚いたのが、台詞の滑らかさ。
基本優基視点の物語なので、かなり台詞が多いのですが、
殆ど噛むことなく、とても聞き取りやすい声でした。
感情が溢れるところでも、きちんと言葉を届けてくれるの。
これは正直嬉しい驚きでした。
更に、台詞のないシーンでも、ふとした表情や佇まいに"優基"の気持ちがちゃんと見える―――
まだ、台詞以上に役の背景を感じさせてもらえるまではいかなかったけれど、
(って、それは脚本にもよるのかなあ)
そういう兆しを感じることができたのが本当に嬉しかった!
「キャバレー」が更に楽しみになりましたv

個人的に好きだったのは、意識のなくなった麻樹に語りかけるシーンの横顔と声。
このシーン、切々と語る優基の後ろの少し離れたところに麻樹役の子がいて、
彼女も一生懸命優基を呼ぶのですが、その声は全然届かなくて―――それが切なかったなあ。
というか、この二人って、思いあっているのに全然通じ合ってないんですよね。
15歳〜17歳という設定だから仕方ないのかもしれませんが、
互いを思いやる気持ちは確かにあるのに、それがどうしようもないくらいすれ違ってて・・・
いや、これ以上はやめておこう(え)。

あと、アドリブや演技を超えた動き(?)も頑張ってました!
麻樹とのデートの朝、寝坊した優樹が、
「5分待って!シャワー浴びて歯磨きして耳毛抜いて鼻毛抜いてアキレス腱のばしてマリモに水やってくるから!」
というのですが、下手の客席を下りたところで、一生懸命そのパントマイムしてました。
マリモには如雨露で水をあげてる風だったけど、そうやってやるものなの?(笑)
高校でバスケをする優基を麻樹が見つめるシーンも、
そのシーン、優基はずっと客席中央の通路で演技してるんですね。
バスケの動きはもちろん、高く足を上げたり、ダイナミックな前転をしたり、
サッカーをしたり、フェンシングをしたり・・・(何やってるんですか?/笑)
麻樹と千鶴(という幼馴染)に呼ばれて舞台に戻った後、息を切らせて「千秋楽だからやりすぎた・・・」って言ってました。
あと、部屋で麻樹といい雰囲気になったところを確信犯なお母さんに邪魔されたときのリアクションも、
入院する麻樹を笑わせるシーンも、回替わりで堤監督の演技指導が入ってたみたいですね。
前者の時は、マチネはオネエ風にマニキュアを塗っていて、ソワレはお寿司を作ってました。
後者の時は、マチネは「日本では珍しい八頭身ダンサーの僕が、仮面ライダーなでしこの麻樹に・・・」といい、
ソワレは「日本一美形の八頭身ダンサーの僕が仮面ライダーなでしこの麻樹を一言で表します」と言って、
「SPEC」のサトリの振りをしてました(最初分からなくて、カーテンコールでわかった/笑)。
カーテンコールでは「これ、言うのほんとに恥ずかしいんですよ」って言ってましたが・・・ほんと良く言ったよ!(涙)
煩悩を飛ばすため(笑)に効果音にあわせてポーズを決めるシーンとかは、
千秋楽は音が違ったり、終わったと思ったらまた音がなったりして、
次の台詞は見事に笑い落ちしてましたが、でも、そのあと持ち直したのはさすが!
他にもいろいろあって、なんだか初めてのダンス以外の舞台としては、
かなりハードル高かったんじゃないかなあ、って思う。
大貫くん、お疲れさま!


麻樹役は真野恵里菜ちゃん。
「SPEC」では見てたはずなのですが、すみません、意識的にはほんとに初めて観る感じ。
(なので、余計に肩身がせまかった・・・)
いやー、まさにアイドル!という感じでしたv
可愛いと綺麗の間な感じで、ちょっときつめの目が魅力的。
白い衣裳もお似合いでした。
演技としては、なんというか、あくまで"朗読"という感じだったかなあ。
あんまり生身の感情とかを受け取ることはできなくて、
あくまで物語の中の理想的な女の子、という印象でした。
まあ、そういう生々しさのないところが、アイドルなのかもしれないですけどね。
声もとっても可愛らしかったし、堤監督が「男の永遠の憧れ」の仕草をさせたかったのもわかる気がします(笑)。

舞台慣れしているのか、度胸も良かったですねー。
大貫くんの動きが無駄に多かった(え)シーンのあとで、「気がすんだ?」と冷静に言ってたり、
サトリのシーンも、すーっと見事にスルーしてたし(客席の反応は凄かったけど/笑)、
カーテンコールの挨拶や抽選会の進行もお上手でしたv
こういところもまさにアイドルなんだろうなあ・・・


そんなこんなで、いろんな意味で未知の領域を堪能いたしました。
以下、ちょっと辛口になりますので、この舞台がお好きだった方はスルーしてくださいねー。


えーと、正直言って、これ、朗読劇の意味ありますか?

まあ、朗読劇っていうきちんとしたジャンルがあるのかもわからないし、
こうじゃなきゃだめ!っていう決まりもないでしょうし、
物語的にも、これまで見た朗読劇のように手紙や日記を読みあうわけではないので、
座った状態でこの物語を表現するのは難しかったのかもしれません。

でも、台本を持って読んでいれば朗読劇といってしまっていいのでしょうか?
舞台の途中で大貫くんが多分素で、
「俺、朗読劇の認識が違ってた。結構体力使う」って言ってましたが、
私の認識も違うのかなあ・・・

しかも、主役の二人以外の登場人物の声が録音(?)で流れるんですよ。
役者さんに2役やれ、とかは言わないけれど、
それなら、朗読劇という形ではなくて、男女二人ずついるのだから、
組み合わせを変える形で、主演の二役と、それ以外、という風にして、
普通の劇にしても良かったんじゃないかなあ、とか思っちゃった。
舞台奥のスクリーンに映る写真がとても綺麗で演劇としての空間も広げてくれていたので、
大袈裟なセットや小道具がなくても、舞台として成立した気がします。

途中で役者さんがいきなり素に戻ったり、良くわからないギャグや動きが入ったり、
なんというか、物語を見せるよりも、演じる本人を見せるための舞台のように思いました。
私も大貫くんファンですから、もちろん喜んで観ましたよ。
でも、観劇をした、という満足感はあんまり残らなかったかなあ。
あの「テンペスト」や「SPEC」の堤監督だから、仕方ないのかもしれませんが、
もっと真摯に物語を紡いで欲しかった、という気持ちがちょっとあります。
いえ、もちろん役者さんや監督が真摯でなかったということではなくて、
単純に私の舞台への向き合い方と、この舞台の方向性が会わなかっただけなんでしょうけどね。


そんなこんなで、今年最後の観劇は、ちょっと複雑なものになってしまいました。
マチネとソワレの間に、大貫くんファンの方とお話させていただいたり、
(めちゃくちゃ楽しかったです!ありがとうございました!)
大貫くんの新しい可能性や魅力を実感させてもらったし、
大貫くんによろめきまくったこの1年の締めくくりとしては、最高な1日だったかもしれませんけどね(笑)。

ああ、でも「Love Letters」や「私の頭の中の消しゴム」がまた観たいなあ。
というか、大貫くん、出てくれないかなあ・・・!(おい)

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こちらこそありがとうございました! 恭穂さんがとても女の子らしくて可愛らしいので、がさつな自分が恥ずかしい思いでした(汗)

大貫くんの役者としての初舞台ということでドキドキしながら観ていたこともあって、最初はあんまり気にならなかったんですが、3回目くらいから(←遅い)なにやら違和感が……ストーリーのシリアスさとギャグのバランスが不思議な感じで、作品としてはどうなのかなという感じではありますよね(汗)どう評価していいやら……。

また大貫くんが朗読劇をやることがあったら、今度はもっとノーマルな作品も観てみたいです♪
to-ko
2011/12/28 02:03
to-koさん、こんばんは!
女の子というにはとうが立ちすぎてますし(え)、
可愛いなんて言われ慣れてないので、めちゃくちゃ動揺してます(笑)。
私こそ、to-koさんの優しい雰囲気に、
なんだか思いっきり遠慮がなくなってしまい申し訳なく・・・
でも、ほんとに楽しかったです!

この舞台、観る側のスタンスでずいぶん微妙な感じでしたよね。
違和感・・・確かに残ります。
でも、大貫くんの声と台詞の聞き取りやすさは素晴らしかったので、
きっとまた別の(笑)朗読劇からもお声がかかるんじゃないかなあ。
そうだとほんとにいいですねv
でも、そういうのを観たら観たで、
「動く大貫くんが見たい!」とか思っちゃうのかもですが(笑)。
恭穂
2011/12/28 23:24
今晩は!
初めてコメントいたします♪
私も、アッキーに逢いに観に行った舞台の「Undrtground Parade」で大貫勇輔くんに注目!
このダンサーは一体?PCで検索の日々♪公演終了後にFCに入会。。。
「ロミジュリ:死のダンサー」でさらに、大貫勇輔くんから離れられなくなってしまった一人です♪
勇輔くんの、踊る姿に魅せられた一人としては、「もしもキミが。」は。。。
踊らないの〜?と残念に思っていましたが。。。
次回の「キャバレー」に繋がる、勇輔くんのお披露目の場の様な〜
それにしては、とても素敵な「声」を聴かせてくれて。。。
表現の演技の部分では、勇輔くんの実力ある所を十分に発揮されていましたね!
来年の大貫勇輔くんの活躍が楽しみでなりませんね(^_^)v
勇輔くんの会場か、アッキーの会場で。。。
いつか、お話できる機会があると嬉しいです♪
突然のコメント。。。失礼しました!
大貫勇輔くんで、PCさまよっていて辿り着き、アッキーのお名前もあり。。。
おもわず、コメントさせていただきましたm(__)m





MORI
2011/12/31 03:43
MORIさま、いらっしゃいませ!
帰省していたため、お返事が遅くなってしまってすみません。

MORIさまも、アンパレで大貫くんに注目されたのですね!
あの舞台は、アッキーも大貫くんも、ほんとに素敵でしたよねv
もちろん、他の出演者の方も!
「死のダンサー」もほんとに素晴らしくて、
ついついチケットを増やしてしまいましたv
大貫くんという表現者に出会えたのが、昨年の一番大きな収穫かもです(笑)。
来年の活躍も、ほんとに楽しみですねv
アッキーも大貫くんも、また舞台で輝く姿を観れるのがほんとに嬉しいです。
MORIさまとも、どこかの会場でお会いできるかもしれませんね。
その機会があることを、楽しみにしております!
恭穂
2012/01/02 20:26

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