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zoom RSS 絹更月の観劇な週末 後半!

<<   作成日時 : 2012/02/25 19:24   >>

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今日は朝から吹雪のような雪!
直ぐに止んだので良かったのですが、やっぱり寒かったですね〜。
余りの寒さに衣を重ねることから、衣更で「きさらぎ」になったという2月も、でももうあと数日で終わりです。

もう直ぐ3月。
もう直ぐ1年。

時間は確実に過ぎていて、留めることはできないし、
追い立てられるように前に進むことも、時には必要なのかもしれません。

なんだかいろいろ物思う週末ですが、とりあえず、書き残してた観劇記録を簡単に。



中村勘太郎改め六代目中村勘九郎襲名披露
二月大歌舞伎

2012.2.12 新橋演舞場 昼の部 1階20列一桁台


というわけで、久々の歌舞伎。
観劇記録を簡単に、と書きましたが、簡単にしか書けません。
なぜって、けっこう眠気との闘いだったから(汗)。

いえ、すごい面白かったんですよ!
舞台そのものも、イヤホンガイドの解説も、とっても楽しめたのですが、
気持ちは見たいのに、身体は眠いという・・・その状況でトータル4時間の観劇は無謀でした。
敗因はやはり無理な遠征かなあ。
大阪から戻る新幹線、もろもろで全然寝れなかったんですよ。
でもって、「CHESS」は観ている方ももの凄く消耗することを、すっかり忘れてたのも敗因かも(え)。
なので、印象に残ったポイントをちょこっとだけ。


「鳴神」

今回、唯一観たことのある演目。
そのときは海老蔵さんだったかな。
もう遠い記憶になっていますが、演じる方でこんなにも印象が違うんだなあ、改めて感じてみたり。

橋之助さんの鳴神上人、最初の凛とした佇まいが、どんどん崩れていくところが、
可笑しいやら哀れやら可愛らしいやら・・・v
そもそも根本が俗なのに、生きる場所を間違えちゃったのね、この人、という印象(笑)。
雲の絶間姫にめろめろで、思いっきり尻にしかれちゃってるところに、
この人は普通に町人とか村人で、しっかりした女房をもらって地道に生活してたら幸せだったのかも?
なんて、思ってしまいました。

また、七之助くんの雲の絶間姫が超絶美しいんですよねー。
今回はちょっと奮発して最後列だけど花道近くの席だったのですが(なのに眠気に負けるなんて!)、
出てきた瞬間の横顔の美しさには、思わず目を見張っちゃいましたよ。
でも、「桜姫」とは違った、もっと生々しいお姫様でした。
生きていく力、というか、したたかさのある役柄。
男3人を見事に手玉に取るところとか、ちょっと小気味良くv(え)
自分に課せられた使命に対する迷いと誇りの両方が感じられたかな。

たぶん、このお姫様も、鳴神上人にちょっとよろめいていたんだろうなあ、なんて思うのです。
というか、自分の導きで堕落していく男を、ちょっと可愛く思っちゃうような情の深さがあるような?
上人にお酒を勧めるシーンとか、ほんと容赦ないんですが(え)、
そこにもちょっと情があったように思うのです。
いくら目が曇っちゃった上人でも、全てが偽りだったらさすがに気付くんじゃないかなあ・・・

最後、謀られたことを知って怒りに染まる上人の形相は、恐ろしいと同時に哀れでしたが、
逃げる姫に追いついたとき、姫の中の情に気付いて、やっぱり丸め込まれちゃうんじゃないかしら。
でもって、二人手に手をとって新しい世界に逃避行・・・とかだと良いなあv
そういう未来があってもいいですよね!



「土蜘蛛」

歌舞伎でもお能でも、ずっと観たくてこれまで縁がなかった演目。
とっても興味深かったのですが、お囃子と謡の心地よさにα波が出ちゃいました・・・
いやでも、三浦しをんさんの文楽のエッセイで、それもまた良し!みたいなこと書いてあったし!(開き直り)

なので、一番印象に残ったのは間狂言に当たる部分の番卒三人組だったりv
勘三郎さんに仁左衛門さんに吉右衛門さん、それに芝雀さんの巫女って、めちゃくちゃ豪華ですよね!
いやー、なんというか、ご本人たちも凄く楽しそうというか、
花道を捌けて行くときのお三方の表情がとても優しい微笑で、ちょっと嬉しくなりました。
石神くん(違います)も、めちゃくちゃ可愛かったしねーv

土蜘蛛な勘九郎さん。
前半の雰囲気と、後半の激しい立ち回り、どちらも素敵でした。
僧侶の衣裳、ストイックなのに、なんというかその下にある業みたいなものも感じさせる佇まい。
後半の思い切りのいい蜘蛛の糸投げ(え)には、一気に目が覚めました!(おい)
あれ、くるくるくるって集める後見(なのかな?)の人たち、大変ですよねー。
でも、凄い鮮やかな手さばきでしたv



「河内山」

「お数寄屋坊主 河内山宗俊の事件簿」、という感じ?(笑)
いえ、シリーズ物で見たくなっちゃうくらい、仁左衛門さんの飄々とした河内山が良かったんですよーv
すっごい俗で、すっごい頭が良くて、すっごい大胆で、でもってすっごい愛嬌があるの。
東叡山の僧と身を偽って、馴染みの商家の娘を救いに松江出雲守の屋敷に赴くのですが、
ガラッと変わった雰囲気のところどころに、河内山本来の愛嬌が見えてとても微笑ましくv
正体がばれちゃったあとの、人の悪い笑みもツボでしたv
あくまで強気なところも◎!
ひたすらにかっこいい仁左衛門さんも大好きですが、こういう技ありな役柄も大好きです。

勘九郎さんの松江出雲守は、わがままなおぼっちゃん、という感じですかねー。
でも、勘九郎さん本来の人の良さや品の良さなのか、
執着する娘が意に沿わないからと手討ちにしようとするような傍若無人さは感じなかったかな。
最後、河内山に「ばかめ!」といわれた後の、ちょっと情けない表情が印象的でした。

でもって、腰元な芝のぶさんの美しさに、またしても目を奪われました。
ほんと、この人綺麗ですよねー。
眼福でしたv(おい)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは〜。
違う日だったのでとりあえずホッ(^^;;
今回どれも古典寄り?結構意識を保つのが難しい演目でした(笑)
三つともおもしろかったけど。
実は私は一番カジュアルな3階左列にいたので、花道はモニタで観ていますw

鳴神の二人が逃避行するってのはステキ♪
そんなことがあってもおかしくない甘い二人でしたね〜。
土蜘はやはりあの4人組に持ってかれましたが(笑)、勘九郎の魅力が存分に出ていてすごくよかったです。
河内山は仁左衛門さんの堂々たるワルっぷりにしびれました(*^^*) もうちょっと体調が万全の状態で台詞まわしをしっかり楽しみたかったーw

夜の方がもっと意識を保てる演目かも。鈴ヶ森と鏡獅子の前半は厳しいと思いますが(^^;;
口上とぢいさんばあさんでこれでもかってくらい泣かされます。
今月はお祝いムードで贅沢な演舞場ですね♪
より
2012/02/26 11:46
よりさん、こんばんは!
お返事が遅くなってしまってすみません。
精神的ショックと頭痛に負けておりました(涙)。

はい、違う日でしたね〜。
私がのんびり感想を書いていたので・・・
でも、よりさんとタイミングが合ってなんだか嬉しかったりv

私も普段は三階席なのですが、今回は取れなかったんですよ〜。
でも、花道をじっくり見れたので、たまには良いかもです(笑)。

鳴神のお二人、やっぱり甘々でしたよね〜vvv
何気にお似合いなんじゃないかなあ。
今回は夜の部は観れなかったのですが、
やっぱり歌舞伎はとても面白いので、
今年はもっと見に行けるといいなあ、と思います。
よりさんとは、どこかできっとご一緒できますね!
そのときを楽しみにしておりますv
恭穂
2012/02/29 21:05

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