瓔珞の音

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<<   作成日時 : 2012/08/31 20:52   >>

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大好き!という気持ちはとっても大切で、
大好き!という気持ちはとても綺麗で、
大好き!という気持ちは欲望と表裏で―――

だから、大好き!という気持ちを、素直に表現することはとても難しい。

でも、大好き!という気持ちは、私の深い部分にある芯を揺らすものだから。
だからこそ純粋に大好き!という気持ちを示す相手と出会えたとき、
大好き!という気持ちを共有できたとき、
私の中の芯も共鳴する。
そして、その共鳴が広い空間を満たしたとき、その空間は、泣きたいほどの優しさに満ちていた。

そんな舞台を観てきました。


「TIGER & BUNNY  THE LIVE」

2012.8.26 Zepp Diver City(TOKYO) マチネ 1階O列30番台

出演:平田広明、森田成一、岡本玲、永徳、林野健志、佃井皆美、高崎翔太、横山一敏、彩夏涼、荻野可鈴、
    大葉健二、長塚全、藤原習作、富永研司、新田健太、木下麗菜、高橋光、濱田秀、縄田雄哉、大石敦士 他


というわけで、思いっきりアウェイな舞台を観てまいりました!
この春に、お友達から薦められて思いっきり気に入ったアニメ、「TIGER & BUNNY」の舞台ですv
いやー、こういうアニメのイベント的なものに行くのは初めてだったので、
お友達に誘っていただいたとき、一瞬かなり迷ったのですが、
そのお友達を介してネットなどで交流させていただいていた大好きな方ともご一緒できる、というのを聞いて、
ちょっとよろめいて行くことに決めちゃいました(笑)。
ほんと、大好きって気持ちは凄い原動力!

それでも、こんなこともなければ行くこともなかったお台場の劇場(というかライブハウス?)の、
行き慣れた劇場とはちょっと違う物販の列や(でも、パンフ買うのに並んだけど/笑)、
アニメの中のライブの舞台がそのまま再現されたような舞台セットに、
小心者の私は、会場でお友達と合流するまでかなり慄いておりました。
お友達が来た瞬間、満面の笑みになりましたもの、私(え)。
で、始まった前説のテンションにも、一瞬ちょっと腰が引け・・・
いえ、アニメそのままのいでたちが似合うお二人はほんと凄いし、
客席の盛り上げ方も凄く上手くて、楽しんでいたのも事実なのです。
でも、会場のテンションや期待が膨れ上がるのを感じながら、
中途半端なファンの私がここに居ていいのかな?と、ちょっと気後れしてたのも確か。
なんだか、どういうスタンスで見れば良いのか、戸惑っちゃったのね。

でも。
そんな戸惑いは、舞台を観ているうちにどこかに行ってしまいました。
きっかけは物語が始まってすぐ、バディの二人が出てきたとき。
隣の席のお嬢さんが、虎徹さんな平田さんが出てきたときは「キャー!」って言ってたのに、
バーナビーな森田さんが出てきた瞬間「はぁ〜・・・v」という感じで溜息を吐いたのね。
で、何故かその素直なリアクションがもの凄く私のツボに嵌ってしまったの。
しかも、そういうリアクションって、隣の彼女だけじゃなくて、会場中のあちこちで沸き起こってて。
なんだかね。
ここにいる人たちは、ほんとにタイバニが好きなんだなあって。
タイバニが大好きで、この舞台で彼らに会えることを心の底から楽しみにしていて、
その気持ちをもの凄く素直に表現してる―――
そう感じた瞬間、私も私の"大好き"という気持ちに正直になればいいんだ、って思った。

私は、ここにいる人達に比べたら、タイバニへの愛情はちょっと中途半端かもしれない。
でも、タイバニを好き、という気持ちは確かに私の中にあって。
アニメのイベント、というのにちょっとだけ抵抗のある自分と同時に、
彼らが生きた物語に心惹かれる自分も確かに居て。
だから、私は私なりにこの舞台に向き合えばいいんだ、ってもの凄く簡単なことにやっと辿り着いたのでした。
いやでも、ほんとにそれだけ未知の世界はプレッシャーだったのよ・・・(笑)

そして、そんな風に吹っ切れた私が経験したのは、
まさに無限大の"大好き!"という気持ちが創り出した、素晴らしいものでしたv


物語の舞台は、様々な人種や民族が暮らし、明確な貧富の差のあるシュテルンビルトという架空の都市。
シュテルンビルトには、そこに暮らす人々の平和を守る"ヒーロー"がいた。
企業に所属し、スポンサーロゴを背負って、日々起こる事件を解決し、市民を守るヒーローたちは、
皆、一つの能力を持っていた。

NEXT―――

その能力そのものを、あるいはその能力を持つ人物自身を指すその言葉。
一人一人異なるNEXTを持つ彼らの"仕事"は、「HERO TV」で中継され、
その働きはポイントで評価され、年間ランキングを競い合う・・・

そんなヒーローたちが遭遇した、NEXTにまつわる事件を描いた物語が、この舞台。


何がそんなに素晴らしかったって、アニメを舞台化する醍醐味を余すことなく追求して、真正面から描ききっていること!

映像とアクションを絶妙に組み合わせた殺陣はとにかく大迫力!
ヒーロー一人一人にもきちんと見せ場があたのですが、その戦闘シーンはもうほんとに凄かった!
切れの良いアクションに、高いところから飛び降りたり、ワイヤーアクションを使ったり・・・
殺陣の時間はかなり長かったけど、全然飽きることはありませんでした。
むしろどきどきわくわくしながら、真剣に見入っちゃった。
アニメとはもちろんアクションの描き方は違うのだけれど、
生身の迫力をしっかりと前面に出して、その上でアニメの雰囲気も損なわない、
むしろアニメのシーンを髣髴とさせるその殺陣は、ほんとに圧倒的でした。

客席を上手く巻き込んで、ライブ感と一体感を煽ってくれる演出も凄かった!
冒頭のライブシーンは、客席がそのままライブ会場の客席という形だったのですが、
客席にTVカメラが来て観客にインタビューしたり(シュテルンビルトの隣の千葉からいらしたんですねー、とか)、
客席に紛れたキャストが、そこでちゃんと演技してたり、
で、それをきちんとカメラでとって舞台上のモニターに映したりして、見えない人にもきちんと配慮!
ライブ会場が悪役(?)にのっとられるシーンでは、
壁からわらわらと影人形が降りてきて、観客にちょっかいをかけてきたり・・・
これでもか!というくらい客席に絡んできて、しかも、観客も凄い良い反応をするんですよねー。
こういうライブ感って、ほんとに舞台ならではだと思う!

そして、キャストのみなさんも、ほんとにほんとに素敵でした!
見慣れたキャラクターが、体温を持つ存在として、そこに在り、動き、話す。
たぶん、それだけでも、ファンの方にはたまらないことなんだろうなあ、と思います。
実際にタイトルロールの二人は、まさにその役の声優さんがやってらしたし。

でも、そういう"カタチ"だけではなく、舞台の上には、確かに"彼ら"がいました。

正直なことを言ってしまえば、最初はちょっと違和感がありました。
ヒーロースーツはまあそういうものとは思えても、普段着姿ってまさにコスプレ!な感じだったので。
でも、彼らが話し、動く姿を観ているうちに、そういう違和感ってどこかにいっちゃいました。
ちょっとした仕草や表情、言葉遣い・・・そういう部分はもう文句なくキャラクターをなぞっていて、
きっと、それだけでも凄い!と感じたと思うのですが、
キャストの皆さんは、それ以上のものを見せてくれたように思うのです。
彼らそれぞれの人間関係や、交錯する想い、内に秘めた葛藤や戸惑い―――
アニメを見て、彼らの背景を知っているからそう見えたのかもしれないけれど、
でも、彼らが交わす会話、それぞれにしっかりと用意された見せ場は、
アニメを観ていない人にもきちんと"彼ら"を伝えていたのではないかな、と思うし、
アニメを観ていた人にとっても、アニメの中以上の彼らを受け取ったのではないかと思います。
観ているうちに、ほんとに目の前に"彼ら"がいるような気持ちになったもの。
でもって、一人一人の決めポーズも凄い可愛かったv

そして、更に舞台を素晴らしいものにしていたのが、脚本の良さ。
ちょっと冗長に感じる部分もないわけではなかったけれど、
ただアニメをなぞるだけではなくて、
アニメの中の世界をきちんと踏まえたうえで、アニメでは描かれなかったポイントに焦点をあてて、
この世界の新しい側面を見せてくれたように思います。

NEXT―――

突然に現れる、超常的な力。
NEXTは依然マイノリティであり、人知を超えたその力は、
きっと力を持たない人たちにとっては、プラスとマイナス両方の感情を呼び起こすものだったと思う。
たぶん、迫害の歴史もあったはず。
その辺は、アニメ本編でさらりと、でもしっかり描かれていたけれど、
この舞台では、NEXTを持ってしまったが故に、一番大切なものを失った人が描かれていました。

天才ギタリストと言われながら、ギターを弾くと周囲を破壊してしまうというNEXTを得てしまった男、ブライアン。
彼にとって、NEXTは周囲だけでなく自分自身をも壊す力でしかなかった。
だから、NEXTを消してくれるというバベルの言葉を信じ、犯罪に手を染める―――
彼にとって、NEXTは憎むべきものでしかなかった。
ヒーローズのように、その力を人々のために使うのではなく、
NEXTを使いこなす努力をするのでもなく、
ただ、NEXTが自分から奪ったものをひたすらに追い続けていた。

これは、たぶん、ヒーローズが辿ったかもしれない、もう一つの未来。

ラストシーン、騙されたことを知ったブライアンが、バベルを追い詰めた時、彼を止めたのは虎徹さんでした。
虎徹さんがブライアンに語りかけた言葉を聞いて、ちょっと涙しそうになってしまいました。
虎徹さん自身も、きっとNEXTによって奪われたもの、失ったものは沢山あったと思う。
でも、彼はそれらに囚われてはいなかった。
奪われたものをただ求め続けるのではなく、失ったものに心を残し続けるのではなく、
その喪失をきちんと自分の中に据えた上で、
NEXTがあってもその手に掴めるもの、NEXTがあるからこそ抱きしめられるものをきちんと見つめてた。
俯くときや立ちすくむときはあっても、でも、きっと虎徹さんはいつも前を見つめていた。

そう思ったら、ワイルドタイガーであり続ける虎徹さんの在り方が、ストンと胸の中に落ちてきました。

そして、この二人を見つめるヒーローズの表情も良かったなあ。
複数回観れたなら、もっと彼らの表情から、このとき彼らがどんな想いを胸に抱いたのかをちゃんと観れたかな?


ということで、役者さんの感想に。

ワイルドタイガーな虎徹さん役は、平田さん。
年齢的にも差はあるし、ビジュアル的にはもちろんアニメとは違うのだけれど、
観ているうちに、ああ、虎徹さんだ・・・と思ってしまいました。
声の力、というだけでなく、仕草とか表情とか、その在り方がしっかり虎徹さんだったのだと思う。
あの情の深さと、ちょっと自分で抱え込みすぎるところが、私的には凄い魅力でした。
冒頭で客席を走り回ったときには、大丈夫?!とちょっと心配になりましたが(え)、
後半のアクションもしっかりと演じてらっしゃいましたv

バニーちゃんなバーナビー役は、森田さん。
こんなことを書くとファンの方に怒られちゃうかもなのですが、
実は、お借りしたDVDの特典映像とか見たときに、髪型がバーナビーになってたりしてたので、
この人、こんなにどっぷりこの役に浸かっちゃって大丈夫なのかなあ、って、
心配になると同時に、ちょっと気持ちが退いちゃってたんですね。
でも、舞台の上で、バーナビーとして生きる森田さんを見て、
ああ、この人はほんとにほんとにバーナビーを、そしてタイバニの世界を愛してるんだなあ、って思ってしまいました。
正直、あの衣裳って似合ってるとはいえないと思うのだけれど(また暴言・・・)、
なんというか、虎徹さんと同様に、全く違和感なくバーナビーなのね。
それも、虎徹さんに気持ちを許し始めて、その距離感を上手くつかめなくて戸惑ってる頃のバーナビー。
その不器用さとか危うさとかが、ヴィジュアル的なものを越えて伝わってきたように思いました。
虎徹さんに声をかけようとして飲み込むところとかね。
あと、舞台からはけるときにもちょっと動きを入れたりとか、凄い細かい演技してるなあ、と思いました。
ブルーローズとの音楽の方向性発言が、個人的にはツボだったりv

スーツを着ているときの二人の中身はさすがにお二人ではなく(笑)。
ワイルドタイガーが富永さん、バーナビーが新田さんだったようです。
あのごついスーツで軽やかに踊ったり戦ったり、しかも、しっかり二人の動きの特徴をつかんでるあたり、プロ!

ブルーローズなカリーナ役は岡本玲さん。
名前は知っていたけど、舞台で観るのは初めてかな?
冒頭からブルーローズ仕様でしたが、あれが似合うところが凄い・・・!
でもって、歌声もとっても素敵でしたv
最初、アニメの声優さんの歌を流して口パクしてるのかと疑っちゃったくらい(おい)、
歌い方とか雰囲気とかを完全に取り込んでたように思います。
トレーニングルームで、パオリンと仲良しなところも可愛らしくv
でもって、ちゃんと虎徹さんに恋してるカリーナだったのが、なんだかとても嬉しかったのでした。

スカイハイなキースさんは永徳さん。
私は全然知らなかったのですが、特撮系では有名な方なのですね。
キースさん登場のトレーニングルームのシーンで、いきなり箱に両足をつっこんで動けない、という状況だったので、
何事?!と思っていたら、お稽古中に怪我をされていたことをお友達が教えてくれました。
・・・私、普通にキースさん用の演出だと思ってたよ(汗)。
で、その状態のまま、教官にヒーローにとって一番大切なリズム感(笑)を教え込まれる仲間と一緒に、
上半身だけ踊ったり、決めポーズを順々披露するヒーローの締めで、きちんとスカイハイなポーズをとってくれました。
はけるときにイワンくんとか仲間が箱を押してくのも微笑ましかったです。
なんだか、みんなに愛されるキースさんって、個人的にもの凄くツボだということに気付きました。
というか、永徳さんの笑顔って、まさにキースさん!という感じv
朗らかで、優しくて、ちょっとはにかんでて・・・人柄の良さが溢れ出してました。
アクション専門の方ということで、ヒーロースーツの時も演じられる予定だったと聞いています。
そしてさらには、私が観た数日後にドクターストップで降板されたとか。
そんな状態でも、あの笑顔で舞台に立ってくれていたんだと―――舞台に立ちたかったんだ、と思ったら、
カーテンコールでスカイハイと肩を組んで、笑いながらスカイハイなポーズを決める姿を観て、
ちょっと切なくなってしまいました。
フルに演じる永徳さんのキースさんとスカイハイさんが観たかったです。
いつかそんな日が来ることを祈りつつ、お怪我が後遺症なく早く全快されることをお祈りしております。

あ、スカイハイも凄く素敵でしたv
中の方のお名前がわからないのですが、ワイヤーアクションの時の姿勢もピシッとしてたし、
動きもとてもスカイハイでした(笑)。
客席降りの多い舞台でしたが、2階席に行ったのはたぶんスカイハイだけ。
振り返って見上げた先にスカイハイがいたときは、思いっきりテンション上がりました!
きっと、二階席のみなさんも嬉しかったよね。

でも、実は私が一番テンション上がったのは、
目の前の通路にファイヤーエンブレムが現れたときだったり!(通路から2列目の席だったの)
もともとアニメを観て一番好きだったキャラクターが彼女(?)なのですが、
ファイヤーエンブレムな姐さんもといネイサン役の林野健志さん、
まさに画面から飛び出してきたかのようなリアルさなんですよ!
もの凄い長身で、脚も長くてすらっとしてて・・・何よりあの髪型と衣裳が似合うところが凄い・・・!!
ちょっと我を忘れて叫んじゃいました(笑)。
声の質は、たぶん演じられた声優さんとは違うのだけど、
話し方や仕草や雰囲気がまんまネイサンだったので、全然違和感無しでしたv

ドラゴンキッドなパオリン役の佃井皆美さんもまさにパオリン!
小柄な身体で、飛び跳ねるように元気一杯に決めていくアクションがもうめちゃくちゃ可愛かったですv
可愛いけど、ほんとに容赦なく強いキッドでした。
ブライアンへの蹴り、しっかり入ってたように見えたのは幻ですか・・・?

この子だけでなく、この舞台、アンサンブルも若いお嬢さんが多かったのですが、
わらわらと出てくる影人形のアクションは、もう口を開けて観ちゃう感じでした。
こういうアクションって、やられる側の技量が高いと、もの凄く迫力が出ると思うのですが、
ほんとに同じ人間とは思えないような軽やかな動きでした。
実際の人数よりもずっとずっと沢山いる印象だったので、
やられては捌け、捌けてはまた出て、という感じだったんじゃないのかな。
ほんとにお疲れさまです!
でも彼女たちの存在があってこそ、この舞台の迫力があったんだと思います。

折紙サイクロンなイワンくんは高崎翔太くん。
出てきた瞬間は、金髪が浮いてる感じがしたのですが、
他のキャストの方と同じように、実際に動いて喋って戦ってる姿を見てたら、
私の中でどんどんイワンくんになりました。
というか、あの身軽なアクションって、まさにイワンくん!という感じ。
ネガティブさはそんなに見えませんでしたが、さりげなくキースさんを気遣うところか、
映像を上手く使った擬態のシーンや、ところどころで見切れてる風なところとか、
最後にしっかりエア手裏剣してくれたりとか、ファンの気持ちをもの凄く汲んだ演出なんじゃないかなあと思います。
少なくとも、私は汲んでもらったと感じました(笑)。

ロックバイソンなアントニオさん役は横山さん。
いやー、かっこよかった!
私、もともとアントニオさんってかっこいいよね、と思ってたのですが、
そのかっこよさを余さず見せてくれた感じです。
アクションの大胆さとか(あの高さから一人抱えて飛び降りるってどういうこと?!)、
ちょこっと気弱で黄昏てるところとか、世話焼きなところとか、
アニエスさんの前で猫背になってるところとか、ファンの気持ちを以下同文(おい)。

そんなアニエスさん役は彩夏涼さん。
まだ暗転中のシルエットから、アニエスさんだ!と思いましたが、ほんとにまさにアニエスさんでした。
あの素晴らしいプロポーションといい、徹底したクールビューティなのに、ちょっと詰めが甘いとこといい・・・
宝塚の男役だったということですが、それも納得なかっこよさと存在感でした。
そして、アニエスさんとペアでいることの多かったメアリー役の木下さんも、
地道にしっかりメアリーさんで、ほんと良い仕事をされてました。
HERO TVのカメラクルーの方も、暗闇の中でもしっかりカメラを構えて撮影していて、
彼らの存在も臨場感を更に増してくれていたように思います。
こういう細かいところをきちんとしてくれるのって、ほんと嬉しいv

楓ちゃん役の荻野可鈴ちゃんもめちゃくちゃ可愛かったですv
最初の方でインタビューされてた時もですが、
真っ先にお父さんに助けを求めながら、実際にはお父さんを振り回しちゃうところも楓ちゃんでしたv

元ヒーローなヒーローアカデミー教官役は大葉さん。
登場で、いきなり舞台上方から飛び降りたときは目を疑いました。
あのお年で(失礼)あの身体能力・・・プロって凄い!
割と無茶振りな教官でしたが、ふとした言葉がとても深くて心に残りました。
それにしても、ギャバン、結構好きで見てた記憶はあるのに、
具体的には全然残ってないあたり、私の記憶力って。。。

ブライアン役は長塚全さん。
実際にミュージシャンな方らしいのですが、ギターの演奏はもちろん、演技もとても良かったですv
ライブ会場の客席で、Mr.Mに向かっていくところの表情が特に印象深く。
あのシーンって、舞台上でタイガーたちがいろいろやってたのですが、
ブライアンの方に目を奪われちゃった私は、周りの方と見ている方向が違っておりました(笑)。
カーテンコールで、三味線を持って出てきてくれたのも、
ブライアンは闇に沈まず、その先の光を見つけたんだなあ、と思えて嬉しかったですv

そして、黒幕なバベル役藤原さん。
オリジナルキャラだと思うのですが、タイバニの世界に最初からいたかのような存在感は、
あの色彩の衣裳によるものだけではないと思います!
もう最初からこの人が黒幕!と指差したくなる妖しさでした(笑)。
バベルも、ある意味NEXTで人生の行き先を見失った人なのかなあ、と思いました。
もともとの才能にNEXTが加わったことで、彼は"伝説"を夢見ちゃったんだよね。
でも、NEXTを消せる、とブライアンを騙したあたり、NEXTへの憎しみみたいなものも感じられました。
バベルの存在感がしっかりしていたから、この舞台ってもの凄く締まったんだと思う。
途中のダンスというか影人形との戯れにはどうしようかと思いましたが(笑)。


そんな感じで、細部にわたって神経のいきわたった、丁寧なつくりの舞台だったと思います。
丁寧で、そして"大好き"という気持ちを創り手側のみなさんがちゃんと持っていて、
更に、同じ"大好き"という気持ちを持っている客席の私たちと一緒に造り上げようとしてくれた。
それが、ほんとにとても嬉しかったのです。
たぶん、それは観た方みんなが感じてたんじゃないかな。
カーテンコールは最初のOP曲♪オリオンをなぞる だったのですが、
曲が終わった後、自然発生的にみんな歌い始めて、合唱みたいになってました。
私はそこまでこの曲を聞き込んでなかったので(というか、DVDのOPは1回観たきり飛ばしてた/汗)、
一緒に歌うことができないのがとても残念で、
でも、同時に、歌うというカタチで"大好き"という気持ちが会場に満ちていくさまは、
胸の中がほっこりと暖かくなるような感じでした。
"大好き!"って気持ち、ほんとに素敵v

で、この曲、サビの部分に手話の振りが入っていて、それもとっても可愛らしくv
聞いてて踊りたくなっちゃうような高揚感がありましたが、誰も立たないので私も立てず・・・(汗)
このカーテンコールって、みんなで立って歌って踊った方が絶対楽しいと思う!
せっかく前説があるのだから、ミーマイみたいに踊りの練習があっても良いのにな。
でもちょっと難しいか・・・

明日が千秋楽というこの舞台。
どうぞみなさん、怪我などないように、でも目一杯楽しんで最後の舞台を創り上げてください。
そして、またあの会場を満たす"大好き!"という気持ちが、
NEXTの青い光のように、触れた人全てを幸せに元気にしてくれますように!

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
原作に熱心なファンがついている作品のメディアミックスは
ファンの思い入れが深いほど
いろいろ難しい面があると思うのですが
創り手の愛情と思い入れと気合いってやっぱり伝わるものですね。

読んでいて、そのアニメを見たことのない私までが
ほんとに楽しかったんですねぇ、って
笑顔になるような記事でした。

アクション舞台のやられ役の重要さ、同感です!
みずたましまうま
2012/08/31 23:54
みずたましまうまさん、おはようございます!
マニアでミーハーな記事まで読んでくださって、
ありがとうございました。

原作付きはねえ・・・
ここ最近、銀英伝の次の舞台の諸々を観ているだけに、
この舞台の創り手さんの純粋な愛情を感じて、
ちょっと切なくなってしまいました。
原作つきの舞台って、誰もが満足するつくりには
どうしてもならないとはおもいますが、
愛情の有無を感じられるかどうかって、
とっても大切なんだなあ、と思います。

あ、アニメ自体もとってもお薦めですよー!
大人のためのアニメ、という感じ。
たぶん、みずたましまうまさんも楽しめるんではないかと。
機会がありましたら是非v
恭穂
2012/09/01 07:33
娘が「TIGER & BUNNY THE LIVE」千穐楽公演のネット配信を観たとか言うので、恭穂さんのこちらの記事と同じタイトルと気づき、早速呼んでこちらを読ませました。ライブビューイングはネット配信もする時代がきてしまったんだと驚いてます。
明日の私は蜷川シェイクスピアの「トロイラスとクレシダ」を観にさいたま芸術劇場に出動です(^^ゞ「騒音歌舞伎 ボクらの四谷怪談」「日の浦姫物語」はなんとかチケットGETでき、野田秀樹が芸術監督をつとめる東京芸術劇場で演出する「トロイアの女たち」も観る予定なので頑張ります(^_^)
ぴかちゅう
2012/09/02 01:54
ぴかちゅうさん、こんばんは!
うわあ・・・こちらの記事も読んで下さったんですね。
しかも娘さんと一緒に・・・
年甲斐もなくはしゃいだ記事なのでお恥ずかしいです(笑)。
でも、基本私が観る舞台って、
息を詰めて身じろぎも忘れて見つめるようなものがおおいので、
こんな風に手放しで楽しめる舞台って、とても新鮮でした。
というか、娘さんもタイバニがお好きなんですねv
なんだかとっても嬉しいです。
とても奥の深い物語なので、
ぴかちゅうさんも是非ご覧になってみてくださいねv

「トロイラスとクレシダ」はいかがでしたか?
私も観劇記録を書かなくちゃ!
「騒音歌舞伎〜」と「日の浦姫物語」は私も観にいく予定です。
「トロイアの女たち」も気になるのですが・・・
またどこかの劇場でご一緒できると嬉しいですv
恭穂
2012/09/02 20:00

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