瓔珞の音

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<<   作成日時 : 2012/11/27 22:28   >>

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この店を初めて観た時、私にはそこは小さな美しい箱のように感じられました。
キラキラした綺麗なものも、底知れない深い闇も、両方をその内に秘めた、不思議に美しい箱。

その店の名は、「クラブ・デリシャス」。


「Delicious Deluxe」

2012.11.23 ソワレ 日本橋三井ホール RK列16番

出演:中島周、蔡暁強、吉本真悟、大野幸人、風間無限、宮垣祐也、TETSUHARU、新上裕也、
    SHINICHI [BETTER]、丞威Joey、中嶋章良


5月に上演された「Delicious」の再演であるこの舞台。
前回よりも大きなホールで、そしてゲストも迎えての公演でした。
内容も、前回よりも長くなっていて・・・私を魅了した閉ざされた小さな箱は、
今回はちょっとオープンな箱になっていました。
始まりからして店の外での呼び込みのシーンだったし(笑)、
奥の厨房での小火騒ぎとか、
休憩中に外で休憩するスタッフ(?)の姿も描かれていたりして、ちょっとびっくりしました。
裏舞台が見えた分、"閉ざされた不思議な箱"というミステリアスさは薄れて、
でも、逆に登場人物たちの個性や関係性はクリアになってたのかなあ、と思います。

そんな感じで、今回は濃密さという意味では、ちょっと薄まった感じがあって、
前回私が感じた"クレマン氏の気配"は、あまり感じられませんでした。
でも、その分凄く気軽に楽しく観ることができたように思います。
というわけで、今回はなけなしの記憶でダンサーさんの感想を。

セザール・宮城役、新上裕也さん。
先月観た「XY2」でも感じましたが、この方の鋭く切り裂くようなダンスの残像は本当に綺麗!
そして、その細い身体を取り巻く情感―――
複数で踊っていても、ふっと意識をひきつけられるような感覚がありました。
あ、と思って良く観ると、たいてい新上さんなんですよね。

T.M役、TETSUHARUさん。
ソロは余りなかったせいか、後方席では見分けることが非常に難しかったです。
まあ、あの入り組んで複雑な群舞で全員を見分けるのは、私には不可能かと・・・
ので、最後のインタビューのシーンが一番印象に残ってます(笑)。
それにしても、インタビュアーのヴィランチャヌーク ヴァダヤンチェッポーン二世役の中嶋さんが話してたのって、
何語だったのかしら・・・?
最初は英語だと思ったけど、インタビューの時は全然聞き取れませんでした。
って、私の英語力の問題?!(汗)

シュー・クレマン役の中島周さんは、やっぱり人を超越したかのような美しいダンスと、
不安定で甲高い笑い声、そして表情が抜け落ちたかのような瞬間との落差が、ちょっと怖かったです。
凄く綺麗なのだけど、じっと見つめていると、なんだか違う世界に触れるような感じ。
それだけ、空気の色を変える力があるんだなあ、と思います。
前回観て凄い!と思った♪Birth of Beauty や♪Rose をまた観れたのは嬉しかったなv
あと、今回は天井が高かったので、中島さんだけでなく、みなさんが高くジャンプしてもはらはらせずにすみました(笑)。

セザールとシューの関係って、今回のプログラムが初出だったかしら?
この二人のダンスは、やっぱりとても意味深で、「Delicious」の根本なんだろうなあ、と思ってみたり。

ピーター・チャン役の蔡暁強さん。
やっぱりこの方が出てくると、とっても和みますv
でもって、あの素晴らしい跳躍には、思わず小さく歓声を上げてしまいました。
トムと対するときの悪戯っぽい笑顔と、一人クレマン氏の写真と向き合うときのなんだか淋しそうな笑顔は、
やっぱりもの凄く雄弁だなあ、と思いました。
なんだかピーター・チャンって、このお店で一番の苦労性な気がする(笑)。

ロジャー・シンゴ・ヨシモト役の吉本真悟さん。
前回に引き続き、やっぱりとっても爽やかさんでしたv(笑)
♪I don't mind anytime 、前回観た時は空や風を感じましたが、
今回はお店の外でのシーンになっていたので、
これはもしや素のロジャーの表情なのかなあ、と思ってみたり。
この方も、高いジャンプとまさに王子様な感じの正しい綺麗さがとても印象的でした。

ベニー・ユキーデ役は大野幸人さん。
たぶん、このメンバーの中で、新上さんに次いで一番観たことのあるダンサーさんかと。
この方は、細い首と、そこから続く背中から腰にかけての曲線が、独特の綺麗さ。
でもって、「CHESS in concert」の時も感じたのですが、
一つ一つのの音それぞれに動きや意味があるような、とても細やかなダンスをされるなあ、と思います。
そして、やっぱりあの女性役はとてもお美しかったですv
客席に見事に絡んでましたねー。
というか、彼女、プログラムにあったベニーのお姉さんなのかしら?

バン・パオ役は、何気に一押しな風間無限さん。
うん、やっぱりとっても心惹かれましたv
一つ一つの仕草の切れがとても良くて、素早いのに流れないの。
素早いといっても、新上さんとは全然違う雰囲気で・・・なんというか、とても"やんちゃ"な雰囲気?
観ていて自然と笑顔になっちゃうようなパワーがあるように思います。
なので、今回ソロが1曲増えてて嬉しかったなあv
途中、小火騒ぎで舞台がバックヤードになっちゃいましたけどね(笑)。
というか、あのときの炎、遠目だと本物に見えました!
どういう仕組みだったんだろう・・・?

トム・コリンズ役は宮垣祐也さん。
ロジャーにはる爽やかさと、彼を凌ぐ初々しさ(笑)が素敵でした。
瓶を操る姿も、ちょっと一生懸命さが見えて微笑ましくv
終演後、お友達とお喋りして帰ろうとしたら、駅で宮垣くんを見かけまして。
こんなに遅くまでダメだし打ち合わせしてたのかな、と驚きました。
さすがに声をかけるとかはしませんでしたが、間近でみるとスタイルの良さに改めてびっくり!
プログラムによると歌やお芝居もやってらっしゃるようなので、
ダンス公演以外の舞台でも、またその笑顔を見せていただけるかな? 楽しみです。

ゲストのお一人SHINICHIさんは、元外科医の総料理長・ダニー役。
ソロで出てくるシーンはそれほど多くはなかったように思うのですが、どれもとても印象的。
1回は、コック姿で小火を消しとめるところ。
みんなで小さなバケツでバケツリレーしても全然消えなくて、
ダニーがドラム缶みたいな大きな容器を二つ持ってきて、火を消すのですが、
その一連の流れがスローモーションなので、観てる私も力が入っちゃいました(笑)。
というか、みんなのけぞって驚いてないで、一緒に支えて手伝おうよ!とかつっこんでみたり(え)。
もう1回は、二幕冒頭。
倒れたシューを介抱するために(?)現れるのですが、何故かオペ着に白衣!
いえ、元外科医だから良いんでしょうが・・・ちょっと笑ってしまいました。
でも、ダンスは凄いかっこよかったですよー。
あのオペ着でかっこよく踊れるとことがまた凄いなあ、と(笑)。

もう一人のゲスト、丞威さんはバイトのトビー・サワダ役。
この方ものびのびした迫力のあるダンスをされるなあ、と思いました・・・が、
いかんせん、お顔も良く知らない初見ではやっぱりきちんと区別はできず。
あ、でも、あの指に光をつけて表現するのは、「GQ」でもやってましたよね?
あれも丞威さんでいいのかしら・・・?

というわけで、今回は最後列の正面からの観劇だったので、
フォーメーションの複雑さや、綺麗な照明はとっても良く見えたのだけれど、
(サイドの壁にダンサーさんの影を映したりとか、後ろじゃないと見えなかったかも)
全体が良く見える分、キャストのみなさんを見分けるのがちょっと厳しかった・・・(涙)
好きなダンサーさんは踊りだけでも、「あ、あの人!」と思えるのだけど、
5月以来でなじみのない方は、さすがに帽子を被ったりして顔が見えないとわからず・・・
というか、この舞台、1回きりの観劇では見落としや気付かないところが沢山ありそう。
何回も観るのはさすがに難しいので、DVD化されたらいいなあ・・・と呟いてみたり(笑)。

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