瓔珞の音

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zoom RSS これでいいんだ!

<<   作成日時 : 2012/12/27 22:01   >>

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毎日毎日ほんとに寒いですねー。
と、当たり前のことを思わず書いてしまうくらい寒いです。
まあ、夏よりは冬の方が好きなので、こういう寒さも嫌いではないですが。
とはいえ、毎朝車の車外温度表示が氷点下なのはちょっと哀しい・・・(笑)
日に日に寒さも厳しくなっていますが、
あの劇場では、きっと毎日暑い熱い舞台が繰り広げられていることでしょう。
早くまた観にいきたいなー(え)。

以下、思いっきりネタバレになりますので、未見の方はお気をつけくださいね!


新感線☆RX
「ZIPANG PUNK〜五右衛門ロック V」

2012.12.22 マチネ シアターオーブ 1階22列10番台

作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
出演:古田新太、三浦春馬、蒼井優、浦井健治、高橋由美子、橋本じゅん、粟根まこと、高田聖子、村井國夫、麿赤兒、
    右近健一、河野まさと、逆木圭一郎、村木よし子、インディ高橋、山本カナコ、礒野慎吾、吉田メタル、
    中谷さとみ、保坂エマ、村木仁、川原正嗣、冠徹弥、教祖イコマノリユキ 他


というわけで、待ってました!!な五右衛門ロックVですv
1作目2作目も大好きだったので、
今回の上演はとっても嬉しかったのでしたv
しかも、浦井くんシャルル続投だしvv
1作目と2作目は続いているようで続いてないふうだったので、今回はどうなるのかなーと思ってたのですが、
力技で3作の流れを繋げてがっつり続き物になってました(笑)。

1作目で日本を離れ南の島で、2作目ではヨーロッパで大暴れした五右衛門(古田新太)。
今作では古巣の日本に帰ってきていました。
ので、物語の舞台は京都、そして堺。
天下統一を成し遂げた豊臣秀吉が、朝鮮出兵を目論んでいたころ。
津雲寺の秘仏、黄金目玉の如来像を盗み出すことになった五右衛門を待ち受けていたのは、
盗賊目付探偵方の明智心九郎(三浦春馬)と京都所司代。
まんまと彼らを出し抜いて秘仏を盗んだ・・・はずでしたが、
肝心の秘仏は共同戦線を張っていた女盗賊・猫の目お銀(蒼井優)が掠め取り、
堺の豪商蜂ヶ谷善兵衛(村井國夫)へと売りつけようとしていました。
善兵衛の背後にいるのは、かつて五右衛門に辛酸を飲まされたアビラ(右近健一)とマローネ(高田聖子)。
実はこの如来像には、空海が隠したお宝の秘密が!
この空海の黄金を手にしたものは永遠の黄金の国を手に入れられる―――
秘仏を手にした善兵衛たちに危うく始末されそうになったお銀とその兄・賽の目金次(河野まさと)は、
お銀を追ってきた心九郎と五右衛門に救われます。
もちろん秘仏も取り戻し、その暗号文を解いて西へ東へ(って西だけか/笑)。
結局振り出しの津雲寺に戻った彼らは、空海の黄金に辿り着きます。
しかし、彼らがその黄金を手にするのを阻んだのは―――心九郎!
彼はある復讐のために、善兵衛と手を組み、この黄金を元手に堺で秀吉に叛旗を翻そうとしていたのです。
混乱のさなか、心九郎を庇おうとしたお銀に戸惑う五右衛門を凶弾が襲い―――

というのが1幕の粗筋。
明るく元気でお祭り騒ぎ的な1幕から打って変わって、
2幕は登場人物の心情に切り込む感じのシリアスさも盛り込んだ物語になっていました。

広いオーブの舞台上には、サイドにスクリーンが設置されていて、
そこに映し出される映像で、1・2作目の説明を入れたり、歌詞を映したりと、
初めて観る方にも親切なつくり・・・だったかな?
個人的には舞台の中央とスクリーンの両方が気になっちゃって、ちょっと集中するのに時間がかかりました(汗)。
舞台そのものも、映像と照明を組み合わせていろんな場面をスムーズに見せてくれました。

正直なことを言ってしまえば、
オーブの広さに馴染んでいないのか、開幕して間もなかったせいか、
ちょっとギクシャクしてるなあ、という印象もあったし、
歌、ちょっと盛り込みすぎじゃない?とも思ったし、
(というか、音響によるのか歌詞が余り聞き取れず・・・(涙)
 あ、高橋さんや浦井くん、村井さん、劇団員のみなさんはよく聞こえました。さすが!)
物語りもちょっととっちらかってるのを史上最強の力技でまとめてる感じだったし、
殺陣のシーンが思ったよりも少なくてちょっと肩透かしだったり、と、
いろいろ思うところもあったりもしたのですが・・・

なんか観終わった瞬間、これでいいんだ!と何の根拠もなく納得してしまいました(笑)。

新感線の高速なのに急に失速するようなテンポの良さ(笑)は相変わらずだし、
客演のみなさんの魅力はしっかり見せてくれたし、
古田さんの力みのない自然な強さとかっこよさはやっぱりとても素敵だったし、
お約束なもろもろは、また?と思いつつも(え)、実際に観ればテンション上がるし、
そこはかとなくRX以外の舞台の雰囲気も感じられてちょっと嬉しかったし、
バンドの生演奏はめちゃくちゃかっこよかったし、
原田さんの、魔術的な照明は物語にすんなり向かい合わせてくれたし・・・
うん。
面白かった!
最後にそういう気持ちだけが残りました。
とにかく、でっかくて盛りだくさんで力一杯な舞台を、
わーって楽しんで、わーっと盛り上がって、わーっと笑顔で劇場を後にできるのは、
私的にはかなりストレス解消になりましたv

もちろん、これから上演を重ねるに連れて、テンポはもっと良くなるでしょうし、
物語りも深みを増して・・・くるかな?(笑)
来月もう何回か観る予定なので、この舞台の進化を楽しみにしていようと思いますv

というわけで、今日は役者さんの感想を簡単に。


五右衛門役、古田新太さん。
この五右衛門という役、さっきも書きましたが、なんというか力みのない自然さが、個人的にはとっても魅力的v
もちろん、殺陣はとにかくかっこよかったし、
秀吉と対峙したときの真っ向からのお芝居も見ごたえあったし・・・
でも何より、五右衛門がにやって笑ってくれると、なんだか凄い安心するんですv
この人に頼れば大丈夫なんだ、って思える。
五右衛門って、そういう人なんだよねv


明智心九郎役、三浦春馬くん。
舞台で観るのは初めてですが、いい声してますねー。
しかもTVで観て思ってたより背が高くて顔がちっちゃい!
冒頭、いきなり少女探偵団を引き連れて踊りだしたときは何事かと思いましたが(笑)。
あの歌とダンスにも、あんな理由があったのねー(ちょっと棒読み/え)。
結構膨大な台詞を、一言一言というか一音一音にしっかり振りをつけて、頑張ってました。
1幕の胡散臭い感じも良かったですが、2幕の追い詰められた雰囲気も好きでしたv
彼はきっとこの公演中にかなり伸びていくんじゃないかな、と思う。
その上での心九郎の心情を見せてもらうのを楽しみにしておりますv


お銀役、蒼井優ちゃん。
高い声でキャンキャン仔犬みたいに(あ、猫でした)喋り倒すのは、野田地図の時のイメージに近いかなー。
歌声がとっても可愛らしくてびっくり!
繊細な表情の変化は、後方席からではちょっと見えにくかったので、それは次回チェックしたいです。
お銀は・・・これまでのお竜やアンヌみたいな"強い"ヒロインとは雰囲気が違っていて、
結構発展途上的な部分が魅力的だった分、恒例の名乗りはちょっと物足りなさを感じてしまいました・・・
3人だけでも良かったんじゃないかなーというかじゅんさん入れて欲しかったかなー。
まあ、女性が一人入るのが大事なのかもですけどね。
彼女も舞台でどんどんもまれて、可愛くも強いヒロインになってくれるといいなあ。


浦井くんは、シャルル続投!
最初は顔をフードつきマント(ケープ?)で顔を隠して出てくるのですが、
出てきた瞬間にシャルルだ!ってわかりました。
倒れるシーンで顔が見えそうになっちゃって、じゅんさんが慌てて隠してましたが(笑)。
次のシーンで、シャルルが顔を見せた瞬間、かなりの拍手が!
私がいたのが浦井くん席(笑)だったせいだけではないと思います。
高橋さんと一緒に歌うと見事に場がミュージカルになるし、
じゅんさんと一緒に歌うと、もうほんとに二人はマブダチ!!って感じだったし、
2幕ではしっとり聞かせてくれる歌もあったし(でも、あの状況であの歌を確信犯的に歌うなんて、シャルルさすが!)、
かっこよく観得もきってくれたし・・・大満足でしたv
日本語の知識にムラがあるのをいいことに、
五右衛門たちにいろいろつっこまれてたけど、シャルルってほんと愛されてるよねー。


春来尼役は高橋由美子さん。
舞台では凄い久々に観た気がしますが、この方の深い表情はやっぱり凄いなあ。
ちょこちょこ動いてパタンと倒れるような不思議な雰囲気の役柄なのですが、
空海の秘宝って彼女自身なんじゃないかなあ、なんて思ってしまいました。
八百比丘尼的な部分もあるし。
ある意味この物語の肝ですよね。
ふと見せるアルカイックスマイルが、更に不思議さを増していて、
彼女の動きだけを見ていたら、別の何かに気付けるのかも?


じゅんさんは前田慶次郎役。
某漫画からそのまま出てきたかのようなビジュアルでした!
シャルルと一緒にがーっとテンション上がってるところと、
静かな覚悟を感じさせる演技の落差がめちゃくちゃ激しくて、その落差に心惹かれました。
あの派手な衣裳もとってもお似合いでしたv
秀吉に向かう複雑な感情。
その上で自分の進む道をしっかりと見極めているんですよねー。
最後の台詞とか、ちょっとじーんとしてしまいました。


粟根さんの石田三成もまた渋くてさりげなくて、でもしっかり覚悟を決めていてかっこよかったです!
というか、最後まで善人(?)な粟根さんを観るのは久々な気がする・・・
三成が黒幕(何の?)なんじゃないかと、実は結構最後の方まで疑ってました(笑)。
なので、慶次郎と一緒に戦ってびしっと決めるシーンは、
なんだかめちゃくちゃ感動してしまった・・・ほんとかっこよかったなあ・・・!!


聖子さんもマローネ続投!
というか更にパワーアップ!!
いやもうほんとに美魔女そのものです!(笑)
2作目の時の迫力ある暗黒オーラは薄れてましたが、
川原さんのエスパーダと、相変わらずさりげなく大人なラブラブっぷりで、ちょっと嬉しかったですv
でもって、右近さんのアビラとの息が合ってるようで合っていない掛け合いもいい感じでした。


村井さんの善兵衛は渋かったですねー。
あの声で朗々と語られちゃったら、内容はともかく思わず聞き惚れちゃいますよv
お芝居とはいえそれを遮ってつっこめる蒼井優ちゃん、凄い!(笑)
シックな色合いだけど、慶次郎に負けないキラキラさな衣裳もお似合いでしたv
個人的には、2着目の衣裳が好きだったな。


でもって、秀吉役の麿赤兒さんが、とにかく素晴らしかったです!!
初めて観る方なのですが、とにかく存在感が凄い!!
体格的には他の役者さんたちよりも小柄な方だと思うのですが、
秀吉が出てくると、知らずそちらに気持ちを持っていかれるような感じでした。
凄味がある、というのでしょうか。
シーンを重ねるごとに、その凄味がどんどん増していって・・・
秀吉の最後のシーンは、ちょっと鳥肌たっちゃいました。
薔薇サムの時の藤木さん同様、麿さんの秀吉が中心にいたことで、
この舞台は芯が通った感じになったんじゃないかな、と思います。



物語の最後、五右衛門はシャルルを送りがてら(笑)また海に出て行きます。
五右衛門ロックはこれが最終章、ということですが、彼らの旅はどんどん続いていくし、
五右衛門はどこに言ってもあの自然体の強さで在り続けるんだろうなあ、と思います。
彼らのこれからの冒険をもっと観てみたい気もしますが・・・
この舞台を最後に観るときには、これで満足!って思ってしまうのかなあ。
そんな舞台に進化してくれることを期待する気持ちもあるし、ちょっと複雑です(笑)。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
読みたい、読みたい…けど、これは2月まで読めないですね(涙)

その分、大阪で思う存分語りたいと思います(^_-)
みずたましまうま
2012/12/27 22:48
みずたましまうまさん、こんばんは!
核心に至る部分は結局書かなかったので、
結果的にはそんなにネタバレにはなってないかも?
でも、これはまっさらな状態で観た方が面白いかもです。
また是非語りましょうね!
恭穂
2012/12/28 22:48

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