瓔珞の音

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zoom RSS お日様は偉大!

<<   作成日時 : 2013/01/19 12:58   >>

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月曜日の雪。
私の住んでいるあたりはほとんど積もらなかったのですが、
小さな山の上にある職場は、火曜日の朝も一面うっすら白く・・・
というか、山へ登る道が凍ってて大渋滞だったようです(汗)。
私は無駄に早く出たので、まだつるつるになる前でしたが、普段どおり通勤された方は大変だったよう。
そんな雪もその日のうちにほとんど融けてしまったわけなのですが、
5日たった今日も、日陰にはまだ名残の氷が残っています。
山道の北側のカーブや建物の影だけでなく、
駐車場の車の後ろと思われるあたり(昼間は止まっているので日が当たらない)や、
生垣の影など、お日様の光がちょっとだけ届きにくいところにも。
ほんの少し足りないだけでも、こんなにも違うお日様の光って、本当に偉大だなあ、と思ってしまいます。

この舞台のお日様(とミラーボール/笑)も、私には結構偉大で必要なものみたいです。



新感線☆RX
「ZIPANG PUNK〜五右衛門ロック V」

2013.1.12 マチネ シアターオーブ 1階12列10番台
2013.1.12 ソワレ シアターオーブ 1階7列30番台

作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
出演:古田新太、三浦春馬、蒼井優、浦井健治、高橋由美子、橋本じゅん、粟根まこと、高田聖子、村井國夫、麿赤兒、
    右近健一、河野まさと、逆木圭一郎、村木よし子、インディ高橋、山本カナコ、礒野慎吾、吉田メタル、
    中谷さとみ、保坂エマ、村木仁、川原正嗣、冠徹弥、教祖イコマノリユキ 他


というわけで、先月から3週間あけて再び五右衛門たちに会ってきました。
しかも今回は無謀なマチソワ!
さすがにお尻が痛くなりましたが、もう本当にめちゃくちゃ楽しかったです!
前方席だったのが良かったのか、ストーリーを知っていたからよかったのか、
それとも3週間で舞台そのものが成熟したのかはわかりませんが、
初回とは感じるテンポもストーリーの深さも役者さんの在り方も、格段に滑らかに且つ進化していたように思います。

わくわくするシーンも、大笑いするシーンも、ぬるく笑うシーンも、ドキドキするシーンも、
しんみりするシーンも、涙目に(いろんな意味で)なるシーンもあって、
本当に4時間があっという間に感じてしまうくらい楽しんだのですが、
今回とにかく好きだー!!と叫びたくなったのが、
浦井くんのシャルルとじゅんさんの慶次郎のシーン。
出会いのシーンのじゅんさんの容赦なさも素晴らしいのですが(あれ、落とされるシャルルの頭、きっと痛いよね・・・)、
私のお気に入りはやっぱり♪派手好きが世界を救う !
このシーンはねー、軽やかに貫禄のある慶次郎と、可愛くて、でも一筋縄じゃ行かないよ、なシャルルの、
異種格闘技もとい異種交流的なのに、あっという間にMAXになっちゃう仲の良さと、
お二人の歌声がそれぞれに、そして重なり合って響く様がめちゃくちゃ楽しくて、
私のテンションも一気にMAXになっちゃう感じです。
慶次郎が太陽で、シャルルがミラーボールというのも、太陽と月とか星とかじゃないんだ!って、
最初に聴いたときはただ笑えただけだったんですが、なんだかもうほんとに納得しちゃって(笑)。
お二人の衣裳がまさにそんな感じですしねー。
でもって、お二人だけじゃなく、その奥にいる五右衛門のびみょ〜な表情とか、
春来尼のなんだかわくわくしてるような悪戯っぽい表情とか、
なんだかんだ言って二人とも楽しそうに歌いだしちゃうところとか、
彼らにばーん!と当たる照明とか、
なんというかどれもが私的には完璧!と思えてしまうシーンだったりします。
また慶次郎とシャルルがほんとに楽しそうなのが嬉しくてねーv
そのあといまいち二人の絡みが少ないところがちょっと残念ですが・・・
最後の旅立ちのシーンとか、シャルルと慶次郎のやりとりってほとんどないんですよね。
まあ、言葉にしなくても派手好きは通じ合ってる、ってことなのかもしれませんが(え)。

あ、でも、この日のマチネ、2幕の最初からシャルルのマイクがトラブって、入らなかったんですよ。
津雲寺に一行が戻ったときに、シャルルの声が生声で、あれ?と思ったのですが、その後も直らず。
浦井くんも不自然にならないように声を張り上げて対応してたのですが(偉かった!)、
さすがに新感線のあの大音量の音楽には負けてしまって・・・(涙)
心九郎が裏切ったあとの戦闘シーンで確か歌があったはずだけど、それまでに引っ込める時はないし、
とちょっとドキドキしていたら、お宝を守るように立つ五右衛門一行のなかで、
慶次郎がシャルルに耳打ちして、シャルルが真顔で頷いているのが見えて、
あれ?このシーンってこうだったっけ?と思ったら、
その直後の歌のシーンで、シャルルが普通にハンドマイクを持って歌いだしました(笑)。
ソワレでは視線も合わせてなかったので、
なるほど、このへんの打ち合わせというかアドバイスをしてたのね、と納得してみたり。
そういえば、前にもシャルルは靴が客席に飛んだらしいし・・・浦井くん、頑張れ!


ちょっと落ち着け、自分!(笑)
えーと、ストーリーを知っていて見ると、心九郎については小林小女や少女探偵団といったミスリードとともに、
最初からいろんなヒントがあったり、心九郎自身もその心情を細かに表現していることに気付きました。
特に、おお!と思ったのが、心九郎の衣裳。
前回観た時、着物の袖の水色の小花、梅なのかな、と思っていたのですが、
近くで見ると(通路よりだったので、すぐ傍で心九郎が立ち止まったのです!かっこよかったv)、
花びらの先がちょっととがっていて、明智氏の水色桔梗紋なのではないかと・・・
でもって、マントみたいな袖なしの羽織(なんて言うんだろう・・・?)の模様が、
秋草の透かし模様で、桔梗がしっかり織り込まれていたのです!
間近で見ないとわからないけれど、これに気付いたときはちょっと感動してしまいました。
明智の遺児であることが明らかになった後の衣裳では、背中や胸元の銀色の模様(?)も桔梗だったし、
(その前は六弁の花みたいな模様・・・京都所司代の紋なのかな?)
最後のシーンで、その胸元の模様を剥ぎ取るところとか、凄くわかりやすい演出だと思います。

衣裳に関しては、他の役者さんの衣裳もほんとに細かくて、観ていて楽しくなりましたv
お銀の背中の猫の目が金銀のオッドアイになっていたり、
春来尼の尼頭巾に兎の模様があったり(津雲寺の壁も兎と鮫の絵でしたね)、
土を掘るときの、慶次郎のヘルメットとつるはしが、派手派手の着物みたいな模様になっていたり・・・
きっと他の役者さんの衣裳もいろいろ意味があるんだろうなあ。
あ、五右衛門が最初と最後に着ている着物に書かれた文字も、思わずじっくり読んじゃいました(笑)。

心九郎に関しては、ソワレをご一緒した三浦くんファンのお友達が、
「ちょっと影のある綺麗な笑顔が好きなんだけど、この舞台では影とか裏のありすぎる笑顔か、
 はっちゃけ過ぎた笑顔ばかりで、ちょっと残念・・・かっこよかったけどv」
と言っていて、私もその通りだなあ、と思いました。あ、笑顔の質ね。
なんというか、1幕から凄く無理してる感じの笑顔なんだなあ、って改めて思った。
で、2幕の堺のシーンでは、もう笑顔ともいえないような歪んだ痛々しい表情なんですよね。
それが、お銀の言葉でぱーっと解放されて、ほんとにあけっぴろげな表情になるところは、
不覚にもちょっと涙しそうになってしまいました。

なんかね、心九郎ってたぶん子どもの頃からいろんなことを抑圧されて、
且つ求められてきたんだろうなあ、って思うのです。
光秀亡き後、全てを知る小林小女に守られ、そして忠実な家臣である彼女に育てられた。
(・・・小林小女ってほんとに年齢設定幾つなんだろう・・・?/笑)
与えられた生きる理由。
求められた生きる道筋。
それは彼の意思でもあったと思うけど、でも、あくまでも受身だった。
明智の遺児であること、明智家を再興すること―――そのことが、彼の生きる足場だった。
それを無くした時、自分の"世界"がどんな風に変わってしまうのか、
その世界で、"明智"でない自分に価値があるのか・・・そう考えることは、もの凄い恐怖だったんじゃないかな。
本当の意味で自分の足で立ってはいない子ども。
それが、心九郎なんじゃないかと思う。

そんな風に思ってしまったら、♪世界は変わる の後の彼の突拍子もないはじけ方がなんだかとても可愛くて、
そして、その後、追い詰められた心九郎の凛とした表情が、とても素敵に感じられてしまったのでした。


蒼井優ちゃんのお銀も、初回よりもずっと良かった!
きゃぴきゃぴ具合も滑らかになってたし(笑)、
お兄ちゃんとの掛け合いも楽しかったし、
何より、2幕前半、打たれた五右衛門が運びだされるのを見つめる後姿が、
ちょっと目が離せないような感情と緊張感を発していて・・・これぞ蒼井優!と思ってしまいました。
この後姿があったから、その後の彼女の行動や感情も説得力が出たのかな。
心九郎とラブラブなラストシーンも可愛かったですv
あ、カナコさんの小林小女との水面下(?)の小競り合いも楽しかったかも(笑)。
小林小女の「うちの坊ちゃんに近づくな!!」という小姑っぷりと、
それをわかってて挑発するお銀が可愛らしくv
この二人、長い航海のなかでいろいろあるだろうけど、
でも、最終的には仲良くなって、心九郎がたじたじになりそうな気がする(笑)。

カナコさんもですが、今回は劇団員さんたちにも目を奪われました。
冒頭の村木よし子さんのお露とか、動きも表情もとっても鮮やか!
河野さんの金次も、いいお兄ちゃんっぷりが微笑ましかったし、
(賽の目を振るシーンはアドリブですか?)
逆木さんと村木仁さんの春ヶ村の子どもは、わらべ歌のはもりが素晴らしくて大笑いしちゃったし・・・
でもって、やっぱり粟根さんの三成がほんとにかっこよくてかっこよくてvv
終盤、秀吉に化けた五右衛門が心九郎を助けて、彼らが戦いに走り去っていくときに、
秀吉の輿(?)に座っている三成の、無表情なのにしっかり彼らに刀を渡したりしている姿に惚れました!
その後の慶次郎とタッグを組んだ戦いも見ごたえあり!だし、
秀吉に「自分の代で遊びは終わり」と言われた後の、あの表情も素晴らしかったv
秀吉亡き後の三成の生き様がちょっと気になってみたり。

ソワレは上手2列目というマローネ席(笑)だったので、
マローネたちの細かなお芝居も楽しませていただきましたv
薔薇サムの時もそうだったけど、凄いいろいろ呟いてるんですよねー。
善兵衛登場の歌のシーンでは、アビラな右近さんが目の前で盛り上げてくださって、
遠慮なく手拍子を始めたら、目顔で褒められた・・・ような気がしました(笑)。
2幕の名乗りのシーンでは、悪役3人が上手の舞台への階段のところにしゃがんで見てるんですが、
三者三様にいろいろやってらして、名乗りも見たいし三人も見たいし、でちょっと混乱しました。
善兵衛さまとか、最前列の目の前のお客さんが名乗りに拍手をしてると、
「何故拍手する?!」という感じにすごんでらっしゃいました(笑)。
この辺の動きって、DVDにはきっと入らないんだろうなあ・・・残念!

新感線の舞台って、正面か下手よりでお芝居が進むことが多いのですが、
春来尼やシャルルも上手よりでいろいろお芝居してたし、
上手は上手で結構楽しめるなあ、と思いました。

高橋由美子さんの春来尼は、なんというか表情に凄味が増していたように思います。
プログラムで「宇宙人みたいに」というような発言がありましたし、
初回に観た時は八百比丘尼みたいだなあ、と思ったのですが、
今回その得体の知れなさを観て、空海が作ったからくり人形(アンドロイド)なのかも、と思いました。
おにぎりを持ってチョコチョコ歩くところとか、そんな感じしません?
この間由貴さんの「天使禁猟区」を読み返したのですが(アリスを観てから、この話の帽子屋が読みたくなったの)、
そこに出てくるドールのようなイメージ・・・って、ピンポイント且つマイナーですみません(汗)。
なんというか、"人"とは一線を画していて。
2幕冒頭、五右衛門たちが空海の秘宝を見つけたシーンでも、
中央で五右衛門と心九郎がいろいろやっているときに、
上手にいた春来尼が上手袖に向かっていろいろ話しかけたり頷いたりしていて、
それが、どこかからの指令を受け止めてる、というように見えて、ちょっとぞっとしました。
秘宝の守り人であり、"人"の観察者でもある―――そんな冷たさがあったように思います。
彼女は、きっと歴史のいろんな節目に関与してるんだろうなあ。


うーん、いろいろ書いてたら、また観たくなっちゃいました。
手持ちのチケットはあと1回。
どこにポイントを絞ってみるか、要検討!という感じかな(笑)。
・・・悩む・・・
あ、そうそう、アンサンブルに出演中の原さん、今回はきちんと見分けられました。
やっぱりいい声してますねーv
次は正統派(?)ミュージカルで拝見したいな。

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