瓔珞の音

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<<   作成日時 : 2013/04/26 22:52   >>

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明日からGW!
もう4月も終わりなんですねー。
なんだかついこの間桜が咲いたような気がします。
まあ、新年度始まりの4月はいつも慌ただしいのですが、
今年は更にライブとか観劇とか観劇とか観劇とか観劇とか(笑)入れちゃいましたからねー。
なんだか全力疾走で4月を通り過ぎちゃった感じです。
楽しかったし、幸せだったけどv

そんなこんなでちょっと最近息切れ気味ですが、
記憶が薄れないうちに、4月の最後の観劇な週末の観劇記録に手をつけようと思います。


「トゥモロー・モーニング」

2013.4.20 ソワレ シアタークリエ 11列20番台

出演:石井一孝、島田歌穂、田代万里生、新妻聖子


物語を紡ぐのは、二組のカップル。

明日結婚式を控えたジョン(田代万里生)とキャット(新妻聖子)。
明日離婚する予定のジャック(石井一孝)とキャサリン(島田歌穂)。

ラブラブな二人と、ギスギスした二人。
危なっかしい二人と、疲れきった二人。
それぞれに、秘密を抱えた、二人と二人。

新しい自分、新しい時間、新しい世界に踏み出すはずの"明日"を前に、
追いかけてくる過去と、向かい来る未来の狭間の"今"に立ちすくむ、二人と二人。

そしてかつて"明日"だった、"今"の朝。
彼らが選び取ったものは―――?


というような物語でした。
基本的にはコメディ、なのかな。
特に1幕は、それぞれに個性的で、それぞれに崖っぷち(え)なカップルのやりとりに、
微笑したり苦笑したり爆笑したり・・・楽しかったですv
自分には縁のない世界なので(笑)、ちょっと野次馬的に楽しんで、
でもいつの間にかすっかり4人の感情に寄り添ってしまっていた感じ?
個人的には、キャサリンの最初の言動の容赦なさがちょっと身につまされました(え)。

というか、この4人って、ほんとにベストなキャストですよね!
もちろん"役"ではあるのですが、なんというか非常にしっくりくるというか・・・

キャットの明るくてしっかりしてるのに、ふっと思いつめちゃうような脆さと食欲(え)とか、
ジョンのもうちょっと落ち着け!と言いたくなるテンションの高さ(笑)と、凪いだ瞬間に見える芯の強さとか、
キャサリンのかっこよく見えちゃう強い視線や強い言葉、そしてそれらで覆うことで隠された脆さとか、
ジャックの持つ(いろんな意味で)凄まじい熱量と、なのに何故かそれを飲み込んで踏みとどまっちゃうところとか・・・

私がこれまでの舞台で受け取った4人の雰囲気に、すっと重なるような瞬間があって、
観ながらちょっとうわー、となりました。

でもって、この4人の声って、ほんとに凄いんです!
とにかくこの4人の声の圧力というか、客席に届いてくるパワーに圧倒されました。
4人で歌うシーンなんて、それぞれの声がちゃんと聞こえるのに、
まるで一つの音のように聞こえる瞬間もあって、なんだか感動しちゃいました。
実は歌詞があまり聞き取れない曲もあったのですが、
それでもがっつり感情を届けてくれるところはさすがだなあ、と思いました。
「CHESS in Concert」の時にも思ったのですが、
こういう風に本当に力のある歌い手さんがそろった上での少人数のミュージカルって、
自分の中への届き方がとてもクリアというか、大きな舞台とはまた違った鋭さがありますよね。
物語としては、結構最初の時点でオチが分かっちゃう感じがありましたし、
めちゃくちゃ気持ちが揺らされるとか、後に残る感じの舞台では(個人的には)なかったのですが、
こういう風に歌声の力と、役者さんそれぞれの魅力を感じられたのは嬉しかったかな。


新妻さんのキャットは、可愛らしさと頑なさが見事に融合している感じ。
なんというか、完全には相手を踏み込ませない部分が感じられて、
ふとした瞬間に遠くを見るような表情が印象的でした。
一人でぐるぐるしちゃうあの思考回路も、なんというかリアルで切なかったな。
でもって、設定的には田代くんのジョンよりもちょっと年上なのかな?
甘えてるようで、でも実はしっかり彼を甘やかしているように見えました。
というか、田代くんのジョンがめちゃくちゃ甘えたなの!
凄くいろいろ考えてるのだけど、肝心な言葉はちょっと足りないなあ、なんて思ったり。
で、あの地に足が着いてないような動きが、なんだか仔犬みたいでした。
幕間でたぶん田代くんのファンな方が「小さくないポメラニアンの仔犬みたい!」っておっしゃってるのが聞こえて、
思わず内心で大きく頷いてしまいましたよ(笑)。
非常にラブラブなお二人だったので、
二人のシーンはめちゃくちゃ微笑ましくもあり、観ていて気恥ずかしくもあり・・・(笑)
あ、でも二人の身長差はかなりツボだったかなv
裸足のキャットがジョンに抱きしめられた時、爪先が浮いちゃうのがなんだかとっても可愛かったですv


島田さんのキャサリンは、かっこいいけど余裕がない感じがちょっと観ていて辛かったかな。
あれだけ容赦なくポンポン言えるとすっきりしそう、って最初は思って笑ってたのだけど、
そういう風に言い続けていないと、自分を保てないのかもしれないなあ、と思いました。
また、石井さんのジャックのリアクションがいいんですよねー。
叱られた大型犬のような表情をするかと思えば、
不満げに口を尖らせた子どもみたいだったり、
全部わかってて、その上で言葉には出さない抑制みたいなものが感じられるときもありました。
自分の想いや願いはきちんと見えているけれど、
相手の勢いに押されてそれを伝え切れてない部分もあるかな。


うん、こういう風に書いていると、この二組が10年という時間を挟んだ同じ二人なのだと、
改めて納得できてしまった感じ。
そう考えると、凄く綿密に作られた脚本であり、役作りだったんだなあ。
結構最初の方で、そうなんだろうな、とは思ったものの、
1回の観劇では舞台そのものに圧倒されちゃって、細かな仕掛けには気付ききれなかった気がします。
あのジョン手作りの写真やリムジンだけでなく、いろんなヒントがあったんだろうな。
もし再演されることがあったら、今度はセットや小道具もチェックしたいです。


楽曲は、バラエティに富んでいて、且つとても聞きやすい印象でした。
個人的にはやっぱり♪The Secret Tango のインパクトが一番だったかなあ・・・
いやもう4人ともめちゃくちゃキュート!
でもって、女性陣の秘密は結構身につまされるというか納得で根深い秘密なのだけど、
男性陣の秘密、特にジャックの秘密が「それって秘密なの?!」ってつっこみたくなる感じで、
逆に微笑ましくなっちゃいましたよ(笑)。
秘密の深さというか質って、結構男女差あるのかな?
私の記憶力では、1曲1曲をきちんと覚えてはいられなかったのが残念!
英語ではどういう歌詞になるのかちょっと気になるので、
CDを買ってみようかなあ、と思います。

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