瓔珞の音

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zoom RSS 犬も食わない?

<<   作成日時 : 2014/02/12 22:46   >>

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この冬は雪が少ないねー、なんて職場で話をしていたら、
先週の土曜日、45年ぶりの大雪になりました・・・
そのせいで、とっても観たかった舞台を二つ諦めたので、ちょっとやさぐれておりました(笑)。
いやー、お天気のせいで観劇を諦めたのはもしかしたら初めてかも?
去年はお天気運悪くても何故か観劇やライブは問題なく行けてたしねー。
まあ、ご縁がなかった、ということなのでしょうね。
そんなこんなで観劇を諦めた日から、すっかり読書モードになっていたので、ブログもすっかり放置でした・・・
一つ記録し損ねてた舞台があるので、さらっと記録を。


「フル・モンティ」

2014.2.1 ソワレ 国際フォーラム ホールC 1階12列20番台

出演:山田孝之、大和田美帆、中村倫也、ムロツヨシ、勝矢、佐藤仁美、浦嶋りんこ、保坂知寿、鈴木綜馬、
    ブラザートム、福田響志、遠藤瑠美子、可知寛子、福田えり、池田紳一、海宝直人、高原紳輔、
    東山竜彦、 横山敬


同名の映画をミュージカル化した(のかな?)この舞台。
実はヨシヒコ好きのお友達と盛り上がって勢いでチケットをとったきり、
出演者も内容もしっかりチェックしないまま観劇に突入・・・
いやー、びっくりしました!
そして爆笑いたしました!!

物語の舞台は、かつて鉄鋼業で栄えていたニューヨークの田舎町。
工場の閉鎖に伴い無職になってしまった男たちが、
様々な理由から一念発起してストリップ・ショーのステージを作り上げる、というお話。

うん、簡単に言っちゃうとこれだけの物語なのですが、
そこに描かれる人たちの生き方や関係性がものすごく鮮やかで、
爆笑しつつも胸が痛くなり、
失笑しつつも応援したくなり、
最後には客席も巻き込んだ異様な熱気(笑)に戸惑いながら泣き笑いしちゃう、という感じでした。
正直なことを言ってしまえば、ネタ的には私の許容範囲をちょっと超えていて、
どうすればいいんだろう、と戸惑う部分もあったりしたのですが・・・(笑)
うーん、もうちょっと私もいろいろ外すことができたら、もっとずっと発散できたのかも(え)。
でも、いろいろ十分楽しませていただきましたv

そんなわけで、観終わった後、楽しかったー、という気持ちが一杯で、
逆に書き残さなきゃ!という気持ちがあまりおこらず(笑)。
それはそれできっといい舞台だったんだろうな、と思います。

というわけで、さらっと感想を。

この物語には3組の夫婦(一組は元)がでてきます。
まあある意味犬も食わない夫婦の気持ちのすれ違いやぶつかり合いがとんでもない方向に行っちゃった、
という舞台奈わけですが、それぞれ魅力的なカップルの中で私が一番好きだったのが、
デイヴ(勝矢)とジョージー(大和田美帆)の二人。
優しくて繊細でちょっと優柔不断なデイヴと、
弾けるときは目一杯弾けて元気一杯で、でもデイヴを気遣うときに静かな深い目をするジョージー。
互いを思いやるが上にすれ違う二人なのだけれど、
でも、最初から最後までそれぞれの大切なものはまったく揺らがなかった。
1幕でデイヴが、2幕ではジョージーが相手を思って歌う♪You Rule My World は、
なんだか心にしんっと染み入ってくるような優しさと切なさがあって、胸の中が暖かくなりました。

美帆ちゃんはデビュー作から割と出演作を観ているほうだと思うのですが、
どんどん歌が上手になって、どんどん役者としての引き出しが増えてきてますね。
ひたむきに相手を見つめるあの大きな目がとても印象的。
なにより、この物語の世界を、ジョージーとしても、彼女を演じる役者としても、
目一杯楽しんで、目一杯愛しているのが凄く良くわかって、観ていてほんとに気持ちよかったですv
デイヴとのラブラブっぷりも可愛くてねーvv
ほんと、大好きな役者さんです。

♪You Rule My World は、もう一組の夫婦と並行して歌う形でした。
その夫婦がハロルド(鈴木綜馬)とヴィッキー(保坂知寿)。
工場長だったハロルドは、ヴィッキーに工場がつぶれたことを伝えられないまま、
ジェリー(山田孝行)に引きずられるようにショーに巻き込まれていくわけですが・・・
贅沢好きの妻をがっかりさせたくなくて、彼女に嫌われたくなくて、打ち明けられないハロルド。
でも、ヴィッキーのハロルドへの愛情は、彼の想像を上回る真っ直ぐさで!
♪Life with Harold で彼女が歌う「ハロルドが大好き!」という気持ちは、
一点の染みもない青空みたいな気持ちなんですよね。
そんな素敵な奥さんを演じた保坂さん、久々に拝見しましたが、相変わらずの美声に聞き惚れましたv
綜馬さんも、あの麗しい歌声に、気弱さが可愛らしい演技、そして若者に負けてない脱ぎっぷりに、
もう思いっきり拍手してしまいましたよv
でもって、WS初演のときのあのお腹は詰め物だったということを今更確認しました(笑)。

もう一組の夫婦もとい元夫婦はジェリー(山田孝行)とパム(佐藤仁美)。
無色になってしまったジェリーは、新しいパートナーと安定した暮らしを創り上げようとしている元妻、
そして、このままでは会うことさえできなくなってしまうかもしれない息子ネイサン(福田響志)を前に、
一攫千金を目指してストリップ・ショーをすることを思いつくわけですが・・・
もうどうしてそういう思考に至るかな?!と思いっきりつっこみたくなりました(笑)。
いえ、彼が思い悩んで追い詰められて、でもって思わず聴いてしまったパムの本音や、
息子にとって一番の"父"でありたいという願いの果ての選択だということはとても丁寧に描かれてるのですが、
何割かはやけっぱちだよね、というのも感じられ・・・
パムの気持ちにより沿っちゃったせいか、
本当にそれでいいのか?!と胸倉掴んで問いただしたくなりました(笑)。
幼馴染から結婚した、というこの二人。
きっとずっと幼いときからこういう関係だったんだろうなあ、と思ってみたり。
ジェリーが突飛なことをやって、それをパムが許して・・・きっと甘えることと甘えさせることが当然になってた。
きっとパムはジェリーがいつか大人になってくれると信じてて、
でも、自分が傍にいては、いつまでたってもジェリーはそのままだということに気付いちゃったんだろうな。
パムがジェリーを見る、姉のような視線に、なんだかそんなふうに思いました。

山田さんは、ヨシヒコのときの歌声(柿澤くんが出た回ね)しか聴いたことがなかったので、
大丈夫なのかなー、と思っていたのですが・・・ごめんなさい、めちゃくちゃ歌お上手でした!
いろんな雰囲気の歌を違和感無く歌っていて、でもって動きも滑らかで運動神経いいんだなあ、と思った。
ジェリーはほんとに子どもでお馬鹿な男なのだけど、でも、その中にちゃんと彼の魅力が見えたかな。
とりあえず、基本的にこのお話は、お馬鹿で可愛い男たちと、
強くて揺るがない愛情を持った女たちの物語なんだよね、と思いました。

そのほかのショーのメンバーたちも、みんなとっても個性的!
虚弱で心優しいマルコム役の中村倫也くんは、ちょっと舌足らずな頼りない喋り方なのですが、
きちんと台詞が温度を持って届いてくるところがさすが。
お母さんに対する複雑な気持ちとか、
逃げることを夢想し続けた彼が、方法はどうあれちゃんと現実と自分に向き合うところとか、
でもってベターハーフ(だよね?)を見つけるところとか、見ていて切なかったりほっこりしたりv
ポーシャとはもちろん全然違う役柄なのだけど、
かっこよさにちゃんと可憐さがあるのもさすが!(笑)
でもって、歌声もとても素敵でした。
彼のロジャー、凄く好きだったんですよねー。また「RENT」にも出演してくれないかな。

でもって、マルコムのベターハーフに納まるのが、ムロさん演じるイーサン。
いやもう素晴らしかったです!
何がって、そのキュートさと笑いを掻っ攫うスキルが!!
途中本気で怪我しないか心配しちゃいましたが(笑)、
でも、あの壁に向かっていく姿には大笑いしつつもなんだか胸が痛くなりました。
彼が、あそこまであのシーンに固執する理由はなんなのかな、って思っちゃって。
歌もダンスも駄目駄目で、メンバーに入った理由がアレ(笑)なイーサンですが、
あの妖精の陽性の存在感にはついつい目を引かれてしまいました。
まさかマルコムと・・・とびっくりしましたが、
でも、マルコムのお母さんの葬儀の後からずっと、二人が手を握り合っている姿は、
なんだかとてもしっくりとした感じで、二人とも良かったねーvと思ってしまいました。

ホース役はブラザートムさん。
お年寄りだけどダンスが素晴らしい!という役どころ。
そのビジュアルといい、朗々とした歌声といい、長い足で踏む軽快なステップといい、
某麦わらの一味なブルックさんが思い浮かんでしまって、どうしようかと思いました(笑)。
でも、このメンバーの中では個人的に一番癒し系だなあ、と思ってみたりv

このメンバーが、いろいろ葛藤して怖気づいたり喧嘩したいり仲直りしたりしながら、
ショーのためにダンスの練習やストリップの練習を薦めていくわけなのですが、
1幕最後、バスケの動きのバリエーションからどんどんダンスが出来上がっていくシーンは、
「宝塚BOYS」のショーを見てるときに湧き上がって気持ちに通じるような昂揚があって、
実はちょっと涙してしまいました。
こういう、何かが創り上げられていく瞬間に弱いんですよねー。
でも、実はメンバーの中で一番ダンスが上手なのはネイサンなんじゃないかと思ってみたり(笑)。

ネイサン役の福田くん。
ちょうど声変わりの最中なのかな、という感じの声でしたが、豊かな表情と軽快なダンスが印象的でした。
駄目駄目な父親を前に、でも、大人になることを厭わない強さと優しさのある子だなあ、と。
彼がいたからこそ、ジェリーはこういう選択をして、そしてそれをやりきることができたんだよね。
まあ、息子にまで甘えるジェリーにはやっぱりもうちょっと大人になってもらわないとですが(笑)。

でもって、ジャネット役の浦嶋さんの存在感といったら!
有無を言わさぬ説得力があったように思います。
歌声もお見事!
海宝くんは、プログラムに役名がなかったので、何の役かなー、と思っていたら・・・!!
眼福ではありましたが(え)、個人的には彼の歌声が好きなので、
もっと歌ってくれて耳福になった方が嬉しかったかなー(笑)。
爽やかな笑顔でジェリーを挑発しつつ、自分の仕事に対してプライドと自嘲を感じさせてくれたところはさすが!
って、私の思い込みかもしれませんが(笑)。

最後のショーのシーンは、客席が客席になって、メンバー以外のキャストがみんな降りてきて、
ハイテンションでショーを盛り上げていくのですが、
そのときの奥様方の表情がほんとに素敵で、
舞台上のショーも見たいし、奥様方の表情も観たいしで、いつもの如く目が足りない状態に(笑)。
さすがに一緒に叫ぶことはできませんでしたが、これは一緒に叫んだ方が絶対楽しいと思う!
私が見たのは初日翌日だったので、たぶん初見の観客の方が多かったのだと思うのですが、
きっと今頃は客席の熱気も更に上昇してるんだろうなあ、と思います。
これからご覧になる方は、是非ジョージーたちと一緒にタイトルを叫んでくださいねv

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