瓔珞の音

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<<   作成日時 : 2014/08/03 19:41   >>

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怒涛の8月に突入いたしました(っていつも怒涛なんだけどさ…)。
世間様がお休みの時は忙しいお仕事をしているので、8月は予定が満載なんですよねー。
今年は暑さも厳しそうですし、無理せずのんびりお休みしながら、
頑張ってこの夏を乗り切りたいと思います。

なーんて言いながら、昨日はがっつりマチソワしてきちゃいました(笑)。
まあ、観劇は私の栄養素だからね。
めちゃくちゃ笑える演目だったしv


[titole of show]

2014.8.2 マチネ シアタークリエ 3列一桁台
2014.8.2 ソワレ シアタークリエ 9列10番台

作詞・作曲:ジェフ・ボーウェン
脚本:ハンター・ベル
翻訳・訳詞・演出:福田雄一
出演:浦井健治、柿澤勇人、玉置成実、佐藤仁美、村井一帆

3週間でミュージカルを創り上げようとする二人の男を描いたミュージカルを創ろうとする二人の男の物語。
ジェフな浦井くんが言って、白紙なハンターな柿澤くんが、
全然わからないけど気に行った!というやり取りが実際にあるのですが、
まあ、一言で行ってしまうとそういう物語なミュージカル。
登場人物の名前は作者の実名で、オリジナルキャストは作者本人で、
エピソードはかなり実話に基づいていて、
でもって、上演場所がステップアップするたびにシーンが書き足されているんですって!
いわゆるバックステージものなのだと思うのですが、
個人的にはミュージカル大好きなミュージカルオタクの男の子二人が、
ミュージカルへの純粋且つ屈折した愛情を目いっぱい詰め込んで作ったミュージカル、という感じでしょうか。

登場人物は4人+1人。
作者であるジェフ(浦井健治)とハンター(柿澤勇人)。
彼らの友人で登場人物でもあるハイティ(玉置成実)とスーザン(佐藤仁美)。
そして、キーボード奏者のラリー(村井一帆)。
セットも4つの椅子と一代のキーボードが基本。

何ともシンプルで、でも入れ子形式というか物語の中に物語があって、
夢と現実、物語と現実、ステージと現実がハイスピードで入り混じる感じ。
でもって、これでもかとネタを注ぎ込んでくるので、観客も全然気を抜けない感じ?(笑)

いやでもじっさい、冒頭からのネタの嵐には、初回観たときはもう呆然としてしまいましたよ。
えええ、そこまで言っていいの?やっていいの?著作権は??って(笑)。
これはもうネタバレせずに観劇記録は書けないし、
そういう風に記録したら、色合いというか鮮度が変わっちゃう気がするので、
今回は観劇記録どうしようかなー、と思ったのですが・・・
とりあえず、思いつくままにちょっと書いてみようかな。
思いっきりネタばれになると思いますし、
この演目は何にも知らずに観た方が面白いと思うので、
未見の方はこの先はスクロールされないことをお勧めします(笑)。





ネタはもちろんミュージカル関係がメイン。
作品はもちろんなのだけど、劇団、芸能事務所、劇場関連も入り乱れておりました。
もとのミュージカルが作者本人をネタにしているので、
日本版もキャストさんのお仕事やバックグラウンドがたくさんでてきました。
四季の発声練習ネタは、こんなことやって大丈夫なんですか?!とちょっと心配になったり(笑)。
ミュージカルネタも満載で、正直私にはわからないものも結構あったかな。
曲も、あれ?これって何かのミュージカルで聴いたニュアンス!と思うものから、
♪くたばれヴァンパイア!みたいに翻案もの(?)なものからさまざまでした。
StarSネタもかなり引っ張りましたねー。
♪自分を演じる から♪彼女はどんな女 のあたりは、
上手にジェフとハイティ、下手にハンターとスーザンがいて、
それぞれ交互に暗転しながらシーンが進むのですが、
StarSの話題が出たときに、暗闇の中でそれぞれにリアクションしてるのが楽しかったですv
キラキラなSEがかかったときに、暗闇の中でポーズしてる(らしい)ジェフがまた(笑)。
ソワレは柿澤くん思いっきり笑い落ちして、スーザンが無理矢理話を進めてたよね。
というか、このシーンの浦井くんが素晴らしく!
ハイティに歌の指導をしているのだけど、どんどん怪しい動きになってくの。
で、暗転しててもずーっと動いていて・・・ソワレはじーっと暗闇に目を凝らしちゃったよ。
ごめんね、ハンター、スーザン!(笑)
スーザンがハンターに「(StarS)の4人目狙ってるのか?」とか、
(で、ハンターな柿澤くんは「あんな変な名前のとこは嫌だ」的な暴言を吐き、
 ジェフな浦井くんが暗闇で「なんだとー!!」と叫んだりね)
「私の権限で(StarSへの)加入を認める!」とか言っていたのだけど、
個人的には4人目もいいんじゃないかと。
まあ、兄弟というよりいとことかはとことか幼馴染とかそんな設定で(笑)。

ミュージカルネタはねー。
ハンターのなんかちゃってレミには内心でジェフと一緒に突っ込みまくり、
(リトルジャベールはちょっと観て見たい気もする・・・/え)
実はアナ雪、ハンターだけじゃなくてジェフも観てないんじゃない?と疑惑が持ち上がり(笑)。
スリミネタ(ネタなのか?)で、ハンターが感動のあまりジェフにキスを迫るシーンは、
マチネよりもソワレの方が積極性が増してた気がするので、
千秋楽までにぜひハンターには本懐を遂げていただきたいと思います(え)。

真っ向勝負なパロディシーンも笑わせていただきましたv
あのチープな小道具でかなりハイスペックなファントムとクリスティーヌに爆笑し、
幻のシンバの上腕二頭筋のきれいさにちょっと目を奪われ(おい)、
スーザンがなにやってるかよくわからず、
闇広は、マチネは何やってるのかよくわからなかったら、
ソワレは思いっきりジェフが歌い上げてて、それはそれでやばいんじゃないかと思ったり、
(でもって、思いっきりトートな立ち位置だったよねー。いつかほんとにやってほしいな)
アマデ人形へのジェフのあんまりな扱いに涙を誘われ(嘘です)・・・
というか、その後箱に放り込まれたアマデ人形の、
箱からはみ出た手(マチネ)や足(ソワレ)が気になって仕方ありませんでした(笑)。

でも、その辺の諸々も、その後の時事ネタですべて吹き飛ばされたよね・・・
いろんな意味でぎりぎりな時事ネタだったけど、
ジェフな浦井くんの号泣市議ネタは、もう素晴らしいクオリティでどうしようかと思った・・・
というか、このためにあの騒動はあったんじゃないかと一瞬惑わされるくらいの熱演だったよ浦井くん・・・

ハイクオリティといえば。ハンターな柿澤くんのサルもめちゃくちゃクオリティ高かったよねー。
ジェフ、最初の方しかサルっぽくなかったのに、
ハンターはほんとにシーンの最初から最後まで顔も動きもしっかりサルだった!
でもって、このシーンのセットの「プレイビル」のコラージュ(かな?)、
知ってるミュージカルのものがたくさんあって、もっとじっくり見たくなっちゃった(笑)。

そんなこんなで、2幕の中盤くらいまでは、とにかく投下されるネタに、あちこち弾き飛ばされた感じ。
どこまでが台本通りで、どこまでがアドリブなのかなー、と思っていたのですが、
2回続けて見た感じだと、基本的には台本通りで、
その場の勢いや流れで、細かなニュアンスや雰囲気や言葉じりが変わっている感じかな。
台詞回しもたぶんすごく細かく福田演出がなされてる気がします。
なんというか、浦井くんの背後にムロツヨシさんが憑いてるのが見えたというか(笑)。
いや、あれは浦井くんがムロさんの技術を習得した(で、やってみたくてやってみた)のかな?
息継ぎする間も相手に口を挟む間も与えずに自己完結する台詞回しって、
すごいムロさん的だと思ったのだけど・・・どうかしら?

で、このままの勢いで終わるのかなーと思っていたら、2幕後半は一気にシリアスに。
オフブロードウェイでの上演を終えて10か月。
オンには行けないまま終わってしまうことを受け入れられないハンターが、
もう一度このショーを、今度はオンで上演するために動き出し、
オンでの上演にこぎつけたものの、その準備の段階でギクシャクしてしまう4人―――
それまでの彼らの若さあふれる無謀なまでの突っ走りっぷりから感じていた危うさが、
一気に表面に出てきてしまった感じで、
前半とは違った意味でハラハラしながら見つめてしまいました。
最終的には、初心に帰る的な流れで大団円になるわけなのだけれど・・・

なんというか、彼らにとってミュージカルってほんとに"夢"だったんだなあ、と思った。
"夢"というか"望み"。
"希望"であり、"野望"であり、"欲望"であり、"絶望"であり、"渇望"であり、"本望"であり・・・
うん、全て、だったんだろうな。
そして、彼らはまだ、ううん、これからもずっと、夢の、望の途中にいるんだろうな、と思った。


こういうお芝居なので、どうしてもネタや、うまく紛れ込まれた彼らの"素"に目が行っちゃうけど、
2回続けて見たことで、それぞれの"役"の在り方や関係性も見えてきたようにも思います。

ハンターは、頭が良くて大胆で機転が利いて、
でもその反面、すごく幼い部分やかたくなな部分や弱い部分がある。
ジェフは、たぶんハンターよりもちょっとお兄さんなのかな。
天然な部分もあるけれど、ハンターよりも少し大きな視野を持っている気がした。
ハンターと一緒に突っ走ったりちょこちょこまとわりつきながら、
要所要所でちゃんと彼をサポートしている感じ。
ハンターもそれがわかっててちょっと甘えてる風に見えるところもあった・・・ような?

浦井くんと柿澤くんはお二人ともとても素敵な歌声なので、
それぞれのナンバーはめちゃくちゃ聴きごたえがありました!
その分、台詞部分でのちょっと綱渡り的な雰囲気が楽しいやらびっくりするやらハラハラするやら(笑)。
いろんな色合いの歌声が必要な楽曲だったので、
聴いている方は楽しかったけど、やってるお二人は大変だったでしょうね・・・
同じ振りでダンスをすることも多かったのだけど、全然違う雰囲気なのも面白かったな。
柿澤くんはすごい正統派な感じできちっと踊ってて、
浦井くんは、なんだかちょっとずつ動きが多く見えるの(笑)。
「デスノート」ネタもちょこっとあって、二人がこしょこしょと、
「仲良くやろうね」(マチネ)、「頑張ろうね」(ソワレ)って言い合ってるのがすごい可愛かったv
月のWキャストということだけど、もうROMみたいにL役も二人で交互にやればいいのになー(無理です)。

佐藤さんのスーザンは、突っ込み役であり下ネタ担当であり綺麗でかっこいいナンバーもありと大活躍!
カンパニーで一番お姉さん、なのかしら?
心情的に一番寄り添いやすかったです(笑)。
ダンスが苦手、って舞台上でもプログラムでもおっしゃっていて、
むしろダンスに注目しちゃったのですが、一生懸命で可愛かったですv

ハイティ役の玉置さんは初めて拝見するかな。
歌声にいろんな色合いがあって、素敵だなあ、と思いました。
ハイティという役柄も、何も考えていない風だけど、実はかなり複雑な部分を持っている感じ?
出てきてすぐ、男の子二人の肩を照れ隠しでバンバン叩くシーンがあるのだけど、
ソワレはほんとに思いっきり叩いてて、すごいいい音がしてました(笑)。
浦井くん、本気で痛がってた気がする(笑)。

物語の中心はあくまで男の子二人で、
女性陣は歌でも行っている通り脇役なのだけど、
でも、その中でちゃんとそれぞれの背景や関係性を見せてくれるのはさすがだなあ、と思いました。

で、ラリー役の村井さん。
個人的には、このミュージカルで一番の働き者で一番の苦労人だと思う。
基本はミュージシャンなのだけど、台詞もあって、ハンターにダメ出しされたり、
某劇団式発声練習させられたりもしてました(笑)。
写真撮影のシーン、あのタイミングで台詞を割り込むのって、すごい大変な気がする・・・
で、当然のことながら、演奏ももちろんしっかり!
勝手気まま(に見える)なキャストたちをちゃんとリードして、
でもって、すごく楽しそうな表情だったり、めちゃくちゃ優しい表情で彼らを見てたりして、
時々舞台前方のキャストを通り越して、ラリーを見つめちゃいました。


そんなこんなで、めちゃくちゃ楽しくて、とってもハラハラして、ほんのり切ないこのミュージカル。
回を重ねるごとに進化していく部分もあるんだろうなあ、と思いつつ、私はこの2回でおしまい。
結構ハードな舞台だと思うので、役者さんもスタッフのみなさんも、
暑さに負けず怪我に気をつけて、頑張ってほしいなあ、と思います。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
同日観劇だったんですね!私はマチネを12列のほぼセンターで観てました。
ところがうっかり眼鏡を別のバッグに入れたままでちょっと無念(?)
イヤぁ〜、笑ったミュージカルでしたね〜。
某劇団発声練習ネタはここまでやっちゃっていいの?大丈夫なの?こんなにおちょくってと本当に心配になりました(笑)
あの小道具でちゃんと湖のボートシーンに見えるところがスゴイ!!
闇広はあとの台詞でそういわれて「なにが?」という感じでしたがソワレではちゃんと(?)闇広だったんですね。楽に観る予定なので今度はちゃんとわかるようになりたいです。
ダンスシーン 恭穂さんと同じ感想を持ちました。たぶん振り付け通りにかっちり踊るかっきーに遊びのある健ちゃん 同じ振りなんだけどこんなにも違うというのが面白く それぞれに魅力的でしたよね。
あいらぶけろちゃん
2014/08/07 21:54
あいらぶけろちゃんさん、こんばんは!
ご無沙汰しております。
ニアミスだったのですね。
お会いできなくて残念!
ほんとに楽しいミュージカルでしたね。
マチネの闇広は、ほんとにわかりませんでしたよね(笑)。
ちょっとハラハラもしましたが(え)。
ダンスは、ほんとにその人の個性が出るので、
観ていてとても楽しいです。
とても素敵な演目だったので、またぜひ再演して欲しいですね。
恭穂
2014/08/10 20:14

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