瓔珞の音

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zoom RSS それこそ覚書だけど。

<<   作成日時 : 2014/08/16 19:19   >>

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それでも、書かないより書いておいた方が後悔しないよね!
ということで、書きそびれていた観劇記録を、ほんとに簡単に書いておこうと思います。


「ミス・サイゴン」

2014.7.26 ソワレ 帝国劇場 2回A列30番台

出演:駒田一、昆夏美、上野哲也、上原理生、木村花代、神田恭兵、吉田玲菜、新津ちせ
    杉山有大、木村健人、大木智貴、仙名立宗、後藤晋彦、土倉有貴、加藤貴彦、小林遼介、川島大典、
    植木達也、大津裕哉、萬谷法英、西川大貴、佐久間雄生、丹宗立峰、青山郁代、小島亜梨沙、
    可知寛子、木南清香、福田えり、磯貝レイナ、吉川恭子、華花、土器屋利行、藤崎みどり


今期の初「ミス・サイゴン」は、思いがけず木村さん以外のプリンシバルの初日となりました。
実は、予定外の観劇だったので、そのことに気づいたのが観劇前にお友達と合流してからという・・・

前回公演の新演出を更に進化させた、ということですが・・・うーん、いろいろ吸い取られました(笑)。

ちょっと体調が万全でない中での観劇で、その後見事に風邪をこじらせたのと、
そもそもこの物語を観た後はやっぱりいろいろ考えてしまうのと、
それから、この数日後の市村さん降板のニュースに打ちのめされたのとで、
観劇記録を書く気力がなくなってしまったのですが・・・で、冒頭の文章にいく、と(笑)。

ということで、覚書。

前回新演出を観たときは、空間を満たす闇の生々しさに鳥肌がたったものですが、
今回は、始まって間もなかったせいか、帝劇という大きさのためか、
闇の密度が薄まっているような気がしました。
あるいは拡散しているような?
その分生々しかったのは、舞台上の人たちの生き方かなあ。

この物語って、決して美談ではないと以前から思っていたのですが、
今回は更にその想いが強くなりました。
愚かで、哀れで、自分勝手で、弱くて、利己的で・・・でも、だからこそその生き方から、想いから目が離せない。
そんなふうに思いました。

でも、そのあたりのことはまだ全然自分の中ではクリアになっていなくて。
あと数回観る予定なので、これからもっと踏み込んで考えることができるかな、と思います。

さて、キャストのこと。


駒田さんのエンジニアは、なんというかすごい若々しかった!
エンジニアの年齢って、よくわかってない(というかわかろうとしなかった/え)のですが、
駒田エンジニアは30代前半くらいに見えました。
だから、アメリカへの執着と、それに伴う諸々の行動が、
もの凄く勢いがあって、自分勝手で、切実で、でもなんだかちょっと危うく感じられた。
なんというか、できあがってない感?
あ、役としてではなくて、エンジニアが人として、という意味で。
要所要所の小技はやはりとても素晴らしくv
でもって、ラストシーンでのジョンとのやりとりがめちゃくちゃ気になりました。
アピールして、ばっさり切られてるよね?
下手側のキムとクリスは、ちょっと辛すぎて直視できないので、
このシーンはついつい上手の4人に目が行っちゃうのでした。

昆キムも、やっぱり若さが際立ったかなー。
というか、子どもから大人になりきれていない冒頭の17歳という年齢がとてもリアル。
でもって、その17歳から、彼女はある意味一歩も前に進めていないんだなあ、と思ってしまった。
もちろん、母としての強さややさしさはあるのだけれど、
それ以上にタムへの依存が強いというか、母子分離がされていないというか・・・
エレンとの邂逅の後のエレンとクリスのやり取りが二人だけになったことと、
その後のキムの動線が変わったことが影響してるのかもだけど、
キムがあの最後を選んでしまうことに対して、
この子ならこうしてしまうよね、という納得と、
でもそれは違う、というそうじゃない感が、観ていてちょっときつかったです。

というか、今回の演出だと、クリスとエレンの関係性がすごく強いな、と思う。
今まで、エレンって、葛藤はもちろんあるのだけど、
もの凄く"できた"人物だな、という印象が強かったのだけど、
今回は、きちんと本音でクリスと向かい合っている感じがした。
自分が何に怒って、何が不安で、何をクリスに求めているのかが、すごくクリア。
で、それを受ける上のクリスの人としての弱さというか未完成さがすごく新鮮。
というか、上野クリスって、すごい弱っちいよね?
キムに対しての気持ちが、あの状況だからこその恋情であり、同情であり、
自分の強さを確認するための行為だったんだろうなあ、と思った。
もし、キムを無事にアメリカに連れて帰っていたとしても、
このクリスは早晩キムを重荷に感じるだろうな、と。
だからこそ、キムという存在はクリスにとって消えない傷であり、既に遠い過去なんだと素直に思えました。
ああ、でもそう考えると、彼にとってのあのラストシーンは、もの凄い残酷なものなんだなあ。

そういうクリスだったこともあり、またもともとトゥイびいき(笑)の私としては、
神田トゥイのかっこよさというか、一途さというか、報われなさというかに、かなりよろめきました。
2008年の公演でも彼のトゥイは観ていて、
その時は、「軍服に着られちゃってる感じの、可愛らしいトゥイ」とか書いちゃってますが、
今回はしっかり大人の男性の魅力を見せてくれたなあ、と思います。
うん、人民委員長という役職がしっくりくるよね。
2階席からだったので、キャストの表情ってあまり細かくは観れなかったのだけど、
トゥイに関しては、どのシーンでも、トゥイの感情の揺れが伝わってくる気がしました。
いやもう正直、なぜトゥイを選ばない、キム!と思っちゃったね(笑)。
その理由についてはこれまでもいろいろ想像というか妄想していたのですが、
対キム、対タムについての彼の感情を更に深く考察したくなりました(笑)。

逆に、吉田さんのジジはちょっと薄口だったかなあ、と思います。
音響が生音に近い感じに作られてるせいもあるのかもしれませんが、
なんというか、とてもか弱いジジ。
これもありかな、とは思いますが、
個人的にはジジには弱さを他人に悟られることを良しとしないプライドがほしいなあ、と思います。
まあ、1回きりの感想なので、また観れたら違うかもしれないですけどね。

うーん、さすがに細かいところは書けないなあ。
来週末にまた観劇の予定なので、その時に自分がどういう受け取り方をするか楽しみです。

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