瓔珞の音

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zoom RSS たった一人のヒーロー

<<   作成日時 : 2015/05/31 19:12   >>

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5月の最終日も暮れてきましたね。
今月はいろいろぱたぱたしていたので、観劇記録が滞っております(^^;)
記憶も曖昧になってきているので、ひとまずさらっと一個だけ。



「レ・ミゼラブル」

2015.5.23 マチネ 帝国劇場 2階F列30番台

出演:ヤン・ジュンモ、川口竜也、和音美桜、笹本玲奈、原田優一、若井久美子、KENTARO、谷口ゆうな、
    上山竜治、松本涼真、陣あいり、新井夢乃、伊藤潤一郎、石飛幸治、日浦眞矩、菊地まさはる、
    神田恭兵、原慎一郎、高舛裕一、篠田裕介、阿部三博、照井裕隆、藤田光之、森山大輔、
    萬谷法英、大津裕哉、三森千愛、般若愛実、柳本奈都子、吉川恭子、浅野実奈子、王子菜摘子、
    石田佳名子、穂積由香、島田彩、松本ほなみ


というわけで、今期2回目にして最後の日比谷のフランスに行ってきました。

前回、やっと新演出に慣れたかな、と書きましたが、
今回見て、さらにやっと、映像の効果についても納得できたような気がします。
♪バルジャンの独白 で、混乱したバルジャンが振り向いたその視線の先にある十字架とか、
♪カフェソング の前の街並みのさみしさとか・・・
ほかにもいろいろ思ったのですが、こういう細やかな描写は映像ならではですね。
個人的には、どうしても映像の閉塞感に違和感がぬぐえないのですが、
これはもう好みの範囲なので。

それももう一つ。
やはり前回、「ヒーロー不在」と書きましたが、今回観ていて、
一人一人が、大切な誰かのために頑張るヒーローなんだな、と思いました。
あるいは、一人一人が胸の中にたった一人のヒーローを抱いているのかな、って。
圧倒的なカリスマ性や、万人が納得するヒーローではなく、
そういう個人的ヒーローたちの物語なんだなあ、と思ってみたり。
まあ、これも今更なんですが(^^;)

今期は、2回ともヤンさんのバルジャン。
語りかけるような歌声が紡ぎだす繊細さに心惹かれました。
なんというか、彼の過去や思いが透けて見えるような感じ。
一本気とも愚かともいえるような、彼の根底にある素直さが魅力的でした。
まあ、結構自己完結しちゃってる部分もあるので、コゼット苦労したろうなあ、とも思いましたが(笑)。

アンジョも2回とも上山くん(これは狙った)。
彼も、圧倒的なカリスマではなくて、学生たちの中の一人、というスタンス。
でも、確実にリーダー、というところがすごい。
学生たちのシーンは、どうしてもあちこちに目がいっちゃうので、結局何も覚えてないんですが(え)、
アンジョが仲間に呼びかける声が、相手によってちょっとずつトーンが違ったように思います。
その辺がリーダーだなあ、と。

原田マリウスは、私の中にあったエゴイスティックなマリウス、というイメージが見事に覆されました!
いい意味で普通。
いい意味で周りに埋没している。
でも、その中でちゃんと光るのがある。
そんな感じ。
♪ブリュメ街 での舞い上がりっぷりも、仕方ないなー、と苦笑できちゃった(笑)。
その分、エポニーヌが切なかったですけどねー。

また、笹本エポが見事に“女”なんですよ。
最初は幼さも感じられるし、コゼットに向かう複雑な感情や、子供のままのような寄る辺なさもあるんだけど、
♪On My Own の後、彼女が覚悟を決めていく様子がすごく鮮やかで!
2階席でオペラグラスも使っていないので、細かな表情は見えなかったのだけど、
それでも、彼女の周りの空気がすっと温度を変えたように感じました。

それにしても、エポがマリウスをかばって撃たれるシーンや、
ガブローシュが砦に戻ってきた瞬間に打たれるシーンは、
わかりやすいけど観ていてすごくつらいです・・・(涙)

和音さんのファンティーヌは、あの気の強さがほんとに魅力的!!
ある意味、若さゆえの暴走と頑なさで身を持ち崩していくわけなのだけど、
湿っぽさが全然感じられず、むしろ潔さが感じられるところがすごいなあ、と。
テナルディエ夫人がリトル・コゼットを「貴婦人」と揶揄するシーンがあるけれど、
それって何割かはファンティーヌに対する揶揄でもあるのかなあ、とか。
だって、このファンティーヌ、きっとテナルディエ夫人にも負けてないよね?(笑)

川口ジャベールは初見・・・かな?
抜身の剣みたいな鋭さと硬さのあるジャベールだなあ、と思いました。
バルジャンにも、学生にも、もちろん自分にも、一切の妥協や憐れみがない。
だからこそ、自殺への流れに説得力があったようにも思います。


ほかにもいろいろ思ったのですが、さすがに記憶が曖昧だなあ(^^;)
数年前みたいに、自分でもどうかと思うようなはまり方は、
たぶん新演出ではしないだろうなあ、と現時点では思っています。
でも、逆に、そんな私を思いっきり引きずり込むような、そんな何かが起こってほしい、とも。
今回観ることのできなかったキャストも、いつか別の機会で見ることができるといいな。

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