瓔珞の音

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zoom RSS その刻印

<<   作成日時 : 2016/05/22 22:27   >>

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その言葉。
その眼差し。
その微笑み。
その裏切り。
その優しさ。
その冷たさ。
その激情。
―――その生き様。

それぞれに刻み込まれた、一つ一つが“あの方”の刻印。



舞台「刀剣乱舞 虚伝 燃ゆる本能寺」

2016.5.20 ソワレ 大阪メルパルクホール(MOVIX伊勢崎 J列10番台)

脚本・演出:末満健一
出演:鈴木拡樹、荒牧慶彦、佐々木喜英、輝馬、納谷健、北村諒、和田雅成、椎名鯛造、廣瀬大介、
    杉江大志、東啓介、染谷俊之、丸目聖人、窪寺昭 他


というわけで、昨年の刀ミュに引き続き、
未だに嵌りつづけているオンラインゲーム「刀剣乱舞」のストプレ版を観てきました!
とは言っても、実は地元の映画館でのライブビューイング。
チケット争奪戦、惨敗してねー(^^;)
ライビュというものは初めてで、映画館で観るというのもゲキ×シネの「SHIROH」以来で、
どういうスタンスで観ればいいのか始まる前はちょっと悩んでいたのですが、
始まってみたらもうめちゃくちゃ引き込まれました!
もちろん、同じ空間で観るのとは臨場感は違うでしょうし、
カメラワークによっては見たいところが見れなかったり、ということもあったりはしましたが、
その分細やかな表情や動きを楽しむことができました。
拍手したいときにできなかったりはちょっと寂しかったけどね。
といいつつ、カーテンコールからあとは拍手しちゃいましたが(笑)。
うん、空間は違っていても、気持ちは届くよね!


今回の物語は、織田信長に縁の刀たちと本能寺の変を中心としたもの。
刀剣男士が、前の主と再会することで揺らぎ、悩み、
それを周りの男士たちが見守り、支え、そして乗り越えていく、という流れは刀ミュと同じ感じだったし、
ステージも似たような作りではあったのですが、
ミュージカルとはまた全然違う方向性でのアプローチがとても新鮮な物語でした。

なんというか・・・刀ミュに比べて、付喪神である刀剣男士の在り方そのものに深く踏み込んでいる感じ?

個人的な印象として刀ミュの刀剣男士たちは、
自分たちの存在というものにあまり疑問を持っていなかったように思うのね。
もちろん、心とか願いとか、そういうものに対する考察もあったし、
前の主との関係性もとても鮮やかに描いてくれていて、それがとても良かったのだけれど、
それでも彼らはあくまで“刀剣男士”だった。

でも、刀ステ(と略すらしい)の彼らの中には、その前段階で立ち止まっちゃってる子もいるように感じました。
前の主との関係性も、今の自分の在り方も、これからの自分の生き方も、
自分の中に落とし込めていないし納得できていない。
不確かな足場の上で、自らに言い聞かせるように今の自分のやるべきことをこなしている。
その足場を固めるに必要なだけの、決別も信頼関係もまだできていない。
だからこそ、その足場の弱さを自覚させる何かに出会った時の揺らぎがとても切実で・・・
この物語では、彼らは崩れた足場に飲み込まれることはなく、その先へと踏み出して行けたけれど、
もしかしたら、足元の闇に飲み込まれた“彼ら”もどこかにいるのかもしれない。
そんな風に思ってしまいました。

更に印象的だったのが、物に宿る心の定義。付喪神の定義と言ってもいいかもしれない。
刀である自分に心があることを疑問に思う山姥切くんに、三日月さんが言う言葉。

「お前が美しいと思った気持ちが、あの月に宿ったのだ。それが、心だ」

細かな言葉は違うかもしれないけれど、この言葉が、この物語の全てなんじゃないかな、と思った。

物、というのは、多分根本的には空―――虚(うろ)で。
誰かがそれを形作ったときに、最初の想いがその虚に宿る。
誰かがそれを見つめたときに、手に取ったときに、抱きしめたときに、手放したときに―――
誰かと、何かと触れ合った時に、宿った想いの一つ一つが、
その“虚”に注ぎ込まれ、刻み込まれ、再びそれを形作る。
けれど、その想いは、その“物”に宿った時点で、想いを発した“誰か”からは切り離される。
受け取った“物”の中で、その想いはその“物”だけに刻み込まれた刻印となる。

本能寺の周りの森に送り込まれた織田組たちが森蘭丸と邂逅した時。
去っていく彼らに向かって、蘭丸が「上様」と呟きます。
あなたたちを見ていたら、なぜか上様―――信長様が思い浮かんで、と。
それを聞いて、ああ、彼らにとって、織田信長とは彼らを形作り彼らに宿った想いなのだな、と思った。

銘までつけられながら、直臣でもない家臣に下げ渡されたへし切長谷部(和田雅成)。
今川義元の手から信長の手に渡り、その身に魔王の刻印を刻まれた宗三左文字(佐々木喜英)。
主を殺さぬ刀と言われながら、信長と共に本能寺で焼け身となったとされる薬研藤四郎(北村諒)。
信長の寵愛を受け、同じく寵愛を受けた蘭丸に与えられ、
けれど共に信長を守れぬまま焼け身となったとされる不動行光(椎名鯛造)。

それぞれが信長に対して抱く、怒り、不信、憎しみ、畏れ、哀しみ、疑問、憧れ、敬愛、後悔―――
たくさんの、“心”。
それはたぶん、信長が彼らに向けた“想い”を受け止めた結果で。
その一つ一つが、彼らのどこかに刻み込まれ、彼らのどこかを形作り、彼らをどこかに縛り付ける。
一人の男のはずなのに、彼らが抱く“心”はまるで異なるカタチをしていて―――
そして誰もがその男に囚われていた。
それぞれが、自分の中のその男に囚われ、他者に刻まれたその男の“心”を知ることで、惑い迷った。
その惑いを、その迷いを絶つために、彼らは本能寺に行かなくてはならなかったんだろうなあ。

森蘭丸を生かすことで信長の自刃を阻もうとし、
それが潰えると、光秀を消すことで歴史を変えようとする時間遡行軍。

何故信長を、蘭丸を生かしてはいけないのか。
何故信長は死ななくてはならないのか。
何故信長の歴史を、自分たちは守らなくては行けないのか―――

時間遡行軍との戦いの中で、彼らはそれぞれの答えを見つけた。
その答えは、多分同じものは一つもなくて。
彼らに刻み込まれた信長の心―――刻印は、
もしかしたらこれからも彼らを苛み、血を流し続けるのかもしれない。
それでも、その刻印と向かい合った彼らの足場は、きっと二度と揺らぐことはないのだろう。
そう、思いました。


なーんて、愚にもつかないことをつらつらと考えていたのは確かなのですが、
(でもこの辺って、誰かと深く話し合いたい内容ではある。誰か付き合って―!(笑))
同時に非常にミーハーにも楽しませていただきましたv
2.5次元ものの再現度の高さは毎回驚かされているんですが、
今回も本当に素晴らしいクオリティでございましたv
ビジュアルだけでなく、それぞれの男士たちの関係性であるとか(呼び方とか仲良し度とか)、
本丸の日常的な部分であるとかも見せてくれて、
微笑ましかったりしんみりしたりドキドキしたり爆笑したり(え)。
ゲームの中の台詞も無理なく配置されていて、とってつけたような違和感は全くありませんでした。
なにより素晴らしかったのが、殺陣!
刀種が違うということ以上に、
一人一人全く異なる動きや刀捌きでめちゃくちゃかっこいい上にとんでもない説得力!
うんうん、彼ならこういう動きをするよね!と一人で頷いておりました。
敵方と闘うシーンだけでなく、模擬紅白戦で男士同士が刃を交わしたり、共闘したりするシーンもあって、
(それがまた森の中のシーンでめちゃくちゃ綺麗だったんですよ!)
その間に挟まれた台詞とかも、非常に意味深だったりそのまんまだったりで嬉しく成ったりv
冒頭、セットに役名とキャスト名が映し出される中で一人一人の刀捌きを見せてくれるのも、
かっこいい上にわかりやすかったし、
本能寺への出陣前のそれぞれの名乗りも見ごたえあり!でした。
でも、あの立ち回りのあとで一期さん(廣瀬大介)と鯰尾くん(杉江大志)の回想入れてくるのは、
脚本家さん、鬼だ!と思いました(笑)。
アップで観ると二人とも息が切れてたよねー(^^;)
でも良いシーンでしたv
「過去なんか振り返ってやりませんよ!」と言う鯰尾くんの後ろにぴったりついて、
「振り返れ~」と目で語る鶴丸さん(染谷俊之)も鶴丸さんだったなー(笑)。
というか、どのキャラも、立ち姿、歩き方、座り方、仕草、行動、喋り方・・・全てにおいて、
本当に良く作りこんであって、多方面の愛を感じましたよ。
ほのぼのパートも凄く楽しかったなー。
内番説明のシーンとか(あの馬、絶対長谷部くん侮ってる!)、軍議のシーンとか。
あの軍議はねー(笑)。
毎回燭台切さん(東啓介)がお茶請けを持ってきて、
それを鶴丸さんが長谷部くんに食べさせる諸々の攻防が日替わりだったらしいのだけど、
千秋楽は小さめの、でも一口では大きいおはぎで、長谷部くん大変そうでした(笑)。
長谷部くんを気遣いつつ、何とか話を進めようとする山姥切くん(荒牧慶彦)が、
おはぎをおはげと言ってしまい、何とか流そうとするのに鶴丸さんが待ったをかけ、
更に「おはぎの宴」なる不思議な言葉を山姥切くんが発してしまい、最後までつっこまれるという・・・
あれ、どこまでアドリブだったのかなー(笑)。軍議の軍議はあったらしいけど。
山姥切くんが布で顔を隠すのがほんと自然で微笑ましくv
でもって、その隣でにこにこしながら助けてやらない三日月さん(鈴木拡樹)と一期さんとか、
何とか復活した山姥切くんの布でこっそり指を拭いてる鶴丸さんとか、
やっぱり何とか復活したとたんに激昂して退場な長谷部くんとか、
エプロン空目しちゃいそうな佇まいの燭台切さんとか、あのシーンにはほんと癒されましたv

癒されたと言ったら、左文字兄弟の関係性もとても素敵でした。
江雪さん(輝馬)の「お小夜」呼びや、小夜ちゃん(納谷健)の「兄さま」呼びも可愛かったけど、
それぞれがそれぞれの背景を否定せずに、けれど労り守ろうとしているところがね・・・
自分を守って怪我をした小夜ちゃんを前に、おろおろしちゃう江雪さんとか、
治療が終わって眠る小夜ちゃんを前に泣きそうな宗三さんとか、
その宗三さんに、「笑えとは言わないが、小夜の前では兄の顔で」という江雪さんとか。
一期さんを中心にした粟田口兄弟とは違う温度で、でも負けないぐらい深い愛情が感じられました。


うーん、好きなシーンとか書いてるとほんとにきりがないので、とりあえず役者さんごとに強制切り替え!!


今回めっちゃ楽しみだったのが、椎名くんの不動くん。
最初に鈴木くんが三日月さん、という情報が出た時に、
「椎名くんも出して―!!」とTwitterで叫んだのは私です(笑)。
そして出演が決まったときもまた叫んだよ・・・
というのも、私の初めての2.5次元に、鈴木くんと椎名くんが出てまして。
その時、椎名くんのナチュラルさに凄いびっくりして、
あれが演技だったなら凄い演技力だし、素なんだとしたらもの凄い大物だ!と。
その後、1回しか舞台を観るご縁がなく来てしまっての今回だったのですが・・・

うん、やっぱり彼のナチュラルさは素晴らしいと思う!!!

信長に寵愛された刀、という矜持と、信長を守れなかった、という悔恨が、ぐちゃぐちゃに混ざり合って、
甘酒で(笑)常に酔っぱらっている不動くん。
違う姿で再会したかつて信長の手にあった男士たち相手にガンガン地雷を踏んでいきます。
というか、長谷部くんとか、えぐりまくってましたよねー。
悪意がない分めちゃくちゃ始末に悪い(笑)。
酔っぱらって真っ赤な頬っぺたも、信長のことを語るときのどこか遠くを見るような目も、
頑なに信長にこだわるその真意も、ほんとに不動くんだ!と思った。
ゲームでは、私のところに不動くんはなかなか来てくれなくて、
やっと来てくれて、いろんな台詞を聞いたときに、ふと思ったのね。
この子は、いつからほんとの笑顔ができていないのかな、って。
酔っぱらってヘラヘラしてるけど、この子の笑顔はきっとほんとの笑顔じゃない。
そう思ったこと、椎名くんの不動くんを観て、間違ってなかった、って思いました。

本丸に来た途端に、因縁の場所に放り込まれた不動くん。
多分彼は、刀剣男士というのは何で、何のために在るのか、
何をしなくてはならないのかを、全く理解してなかった。
彼は、顕現する前のまま―――信長に仕える刀のままだった。
蘭丸に与えられたなら主は蘭丸のはずなのだけれど、
多分彼にとって蘭丸は同志であって、主は信長だけだったんだろうなあ、と思う。
蘭丸を助けようとして宗三さんと刃を交わすとき。
光秀を殺そうとして、庇った宗三さんに刃を突き立てたとき。
そして、光秀に刃を振り下ろそうとして、それが果たせないとき。
そのそれぞれの叫びが、嘆きが、願いが、慟哭が、
不純物の混じらない、ただ“不動行光”の声として、まっすぐに届いてきて―――
ああ、これが椎名くんの力だ、と思った。
衒いのない、そのままの存在として彼が創り出した“不動行光”は本当に鮮やかで。
全てが終わった後の彼の笑顔に、なんだかうちの本丸の不動くんも救われたような気持ちになりました。


長谷部くん役の和田くん。
初めて観る役者さんですが、かっこいいですねーv
たぶん、個人的に登場人物の中で一番好みの顔な気がする(笑)。
長谷部くんって、ゲームから受ける印象(とTwitterとかから流れてくる印象)がいまいち理解しきれなくて、
実はゲームでもあんまり近侍にしたことないんですが(でもカンストしてるのが長谷部たる所以?)、
この舞台を観て、なんというか非常に可愛らしい存在なんだなあ、と思いました。
子どもっぽさと大人っぽさの混じり具合が絶妙で、
信長に対する感情もぐるっと回って思いっきり素直になっちゃってるような(笑)。
不動くんに古傷えぐられまくって切れたと思ったら宗三さんに殴られるという、
おはぎに引き続き非常に苦難の多い役ですが(笑)、ある意味彼も癒し系だったように思います。
なんだかんだで面倒見よさそうだしねー。
カーテンコールでのはっちゃけっぷりもまた可愛くてv
うん、これで私の中で長谷部=可愛いが定着いたしましたよ(笑)。


佐々木くんの宗三さんは、配役発表されたときに、「めちゃくちゃ似合いそう!」と思ったのですが、
予想の斜め上を行く、けれど素晴らしい完成度に感嘆!
Twitterで、未亡人とかヒロインとかゴリラとかいろいろ言われてて、
???となりつつ佐々木くんならそうかも、と思ってたんですが、舞台を観て更に納得いたしました。
ゲームの絵よりもずっと肉感的な印象で、
信長との関係性も夫を殺されて攫われた姫君が再び未亡人になった、という感じなのですが(おい)、
色っぽさと綺麗さは保ちつつ、めちゃくちゃ強くて、何気に凄い男前!
障子をスパーン!と開けて逆光の中現れたと思ったらばっさばっさ敵を切って行ったり、
上手袖から不動くんと蘭丸の間に割って入って蘭丸切りつけたり、
裾が乱れるのも気にせずにあの衣装で階段か上がりながら戦ったり、
目にもとまらぬ速さで敵を何度も切りつけたり・・・
次の瞬間振り返って、真剣必殺で露わになった胸の刻印を見せつけるように、
左手で髪をかき上げる姿が壮絶色っぽかったり。
瀕死の蘭丸を抱えた時に、自分の胸に縋りながら信長への想いを語る蘭丸の手を取ろうとして、
躊躇い、果たせないところの葛藤も良かったなあ・・・!
私の中では佐々木くんって蘭ちゃん(@「プライド」)とC7で無茶ぶりされて困ってるイメージだったのですが、
こんなにも役を引き寄せて増幅させる力のある子だったんだ、と驚きました。
声の感じも、まんま宗三さんでした。
歌舞伎の女形のような発声の仕方で、ちょっと七之助さんっぽかったかなー。


宗三さんとは別の意味で色っぽさにくらくらしたのが北村くん演じる薬研くん。
いえ、もともと薬研くんめちゃくちゃ好きなんですけど、
でもって、私の中の薬研くんとはちょっとイメージ違ってたんですけど、
でも、北村くんの健康的に色っぽい薬研くんも大好きです、私!(ちょっとテンション怪しくなってきたな・・・)
具体的にどこが色っぽいかといわれるとちょっと説明できないのですが(^^;)
織田組の中では、他の三人とは信長との距離感がちょっと違うというか、
凄く理論的に自分の中の信長と、現実の信長を理解しようとしている感じ。
うん、この薬研くんは理系とみた!(笑)
そういうちょっと冷めたような雰囲気が、他の三人の激情を前にした時に、ふっと揺らぐ感じによろめいた。
さりげなく宗三さんを気遣ったり、フォローしたりするところも紳士的だったし、
戦闘の時のアグレッシブさにも目を見張りました。
というか、短刀脇差って、接近戦だとは思っていたけど、あそこまでとは!
足技もガンガン使って、軽やかなのに力強いというかまっすぐな軌跡が印象的でした。


足技と言えば、納谷くんの小夜ちゃん!!
あの重心の低さと、臨機応変で柔軟性があるのに躊躇いのない動きには、本当に目を見張りました。
不動くんや薬研くんと同じ短刀でも、それぞれ全然違う戦い方なのね。
(不動くんは縦の動きが多かった気がする)
淡々とした台詞回しや、ふっと差し込まれる間とかも、ほんとに小夜ちゃんだなあ、と思いました。
あと、相手をまっすぐに見つめる感じ。
紅白戦の時の江雪さんとの共闘も観ていてとってもワクワクしましたv
今回が初舞台の20歳、とのことなのですが、
名前を覚えたのでこれからまたどこかの舞台で彼のあの動きを観ることができるといいな。


輝馬くんの江雪さんは、私の中のイメージよりもがっしりしている感じなのですが、
抑えた語り口と、滑らかなのに重機のような力強さを感じさせる殺陣がまさに江雪さんだなあ、と。
あの動きにくそうな衣裳でよく!と思いました。
左文字兄弟のシーンで少しだけ過去のことに触れたりしていますが、
江雪さん自身のことは、今回の舞台ではあまり深くは掘り下げられていませんでしたね。
小夜ちゃんもかな。
またいつか、彼メインの話も観てみたいなあ、と思います。


鯰尾くんな杉江くんは、大きな目と大きな口での花が咲くような笑顔が印象的。
小夜ちゃんとの偵察シーンはなんだかすごく微笑ましかったりv(小夜ちゃん笠かぶってるし(#^^#))
冒頭で大阪城の回想が入りますが、
彼の潔さとか明るさが、この物語の中でもいいスパイスだった気がします。
カーテンコールでの、袖を出入りするアンサンブルさんの動きを再現する様子がまた可愛くv
うんうん、アンサンブルさんって凄いよね!
薬研くんと一期さんとのそこはかとない兄弟感も嬉しかったですv


一期さんな廣瀬くんは、とにかく殺陣がノーブル!
フェンシングの動きを取り入れた的なことをどこかで読んだのですが、
あの衣装に日本刀でも全然違和感なく、でも滑らかにめちゃくちゃ殺傷能力高そうなところがさすが。
本編でも、さりげなく細やかにいろいろなことをしていたように思うのですが、
カーテンコールの諸々で全て吹き飛びました(笑)。
あのマイク忘れ、ネタじゃなくって素に忘れてたんですか・・・?!
「露に・・・」って言い始めて、あれ?って顔の周りを触って愕然とした表情になったのに、
笑っていいのか心配したらいいのか非常に悩みました(笑)。
隣にいた鶴丸さんが、すかさず自分のマイクに向かって話せ!って顔を寄せたのに、
ヴォルフとアマデみたいvと微笑ましく思っていたのですが、私ちょっとずれてたみたいで・・・
周囲(の一部)は阿鼻叫喚だったらしいです(笑)。
うん、綺麗な並びではあるよねー(棒読みなのは容赦してください。私は鶴○○派なので(え))。


そんな鶴丸さんを演じたのは染谷くん。
名前はよく聞くけど、初見。
でもって、実はあまり好みのタイプの顔ではなくて、うーん、彼が鶴丸さんか・・・と思ってたんですが・・・

ごめんなさい!
まごうことなく全部が鶴丸さんで、もうとんでもなくかっこよかったです!!

いやもう顔の造作とか飛び越えて(もちろんイケメンですよ!)、存在そのものによろめきまくりました。
鞘をもって刀を肩に担ぐとか、刀を抜くときの仕草とか、口を尖らせらり、にっと笑うその表情とか、
悪戯仕掛けるときのワクワクした雰囲気とか、気をきかせるつもりが空回りしちゃうとことか、
闘う時の動きが本当に鳥が羽ばたくようだったりとか・・・もうあげたらきりがない。
でも、一番印象的だったのは、やっぱり模擬紅白戦の時の小夜ちゃんとのやりとりかなあ。
「あなたは復讐したい相手がいる?」という問いに、
「復讐したい相手はいないが、驚かせたい相手はいる。―――天だ」
という、刀で天を指しての台詞に、ちょっと鳥肌が立ちました。
この人を、ずっと見ていたい、って思った。そのくらいの吸引力。
もともと薬研くんと一二を争う存在ではあったのだけど、これでちょっととどめを刺された感じです。
2.5次元恐るべし!(笑)。


そうそう、燭台切さんと鶴丸さんが一緒に出てきて闘うところもかっこよかったv
二人とも長身だし、黒白の組み合わせが良い感じでv
この二人、結構一緒に出ているシーンが多かったのだけど、
大人組でちょっと保護者ポジションだったのかなー。
というか、燭台切さんな東くん、小夜ちゃんな納谷くんと同じ二十歳なのね・・・
凄い落ち着いた雰囲気で、声の感じはほんとにゲームのまんま、という感じだったので、
もっと年上かと思っていました。
お茶請けのイメージが強くて(笑)、実はあんまり細かな記憶がないのが残念。
ほんとに、一人一人の動きを、もっとちゃんと観ておきたかったなあ。


光秀役の窪寺さんは、冒頭の本能寺のシーンでアップになったとき、
涙されてた(と思う。汗じゃないよね・・・)のに、ちょっとやられた。
この物語の光秀の思考は、私的にはあまり納得のできるものではなかったのだけれど、
こういう光秀もありなのかな、と思う。
なんというか、信長、罪な人だよね・・・(え)
蘭丸役の丸目くんは、とっても健気で懸命な感じが良かった。
チークがちょっと強めだったのが、不動くんと似てて可愛らしくv
この舞台では、蘭丸も光秀も、本人として存在していた分、男士たちへの影響が凄く強かった気がする。
物語的に、信長が自刃すれば途中経過はどうでもいいのかとか、
男士は人を手にかけても良かったんだ!とか、いろいろ疑問とかはあるのだけれど、
DVD見直せば納得できるかなー(注文しちゃったv(^^;))


山姥切くん役の荒牧くんも初見。
なんとも柔らかで真面目で健気で拗れてるのに素直で可愛らしい山姥切くんでしたv
布の扱いもだけど、俯いたり膝を抱えたりする仕草がまんままんばちゃん(#^^#)
実は初期刀なので、なんだか嬉しかったり。
この本丸でも彼が初期刀だったのかなー。
功を焦って(?)引き際を間違えて敗走したことで近侍を外れて、
そのことにずっと囚われてきた、というような流れが語られて、
迷走する織田組に翻弄されながらも、彼自身のアイデンティティについての物語も描かれてたのも良かった。
山姥切くんの場合、多分信長のような主はいなくて、
だからこそ余計にその思考は自分の中に向かうんだろうなあ、と思った。
「俺は偽物なんかじゃない!」という台詞を、あの場面で言われたのには、ちょっとグッときました。
織田組だけでなく、三日月さんや鶴丸さんにも翻弄されちゃってましたが、
きっとしばらく彼は近侍なのだと思うので、
負けずに頑張ってほしいです・・・胃薬差し入れてやった方がいいかしら?(笑)
彼の殺陣は、打刀なのだけど、ちょっと脇差短刀寄りな印象でした(個人的にね)。
布とか鞘とかを有効に使ってたからそんな風に思ったのかも。
模擬紅白戦での三日月さんとの殺陣は、ほんとに見ごたえありました。
終盤、三日月さんと背中合わせに闘う時の二人もかっこよくて、不覚にもときめいてしまいました(笑)。
二人のあの時の笑顔がね・・・!!(言葉にならない)
あの月の話をした時に、
三日月さんが「月を照らす陽の光のように思うままに進めばいい」的なことを山姥切くんに言うのだけれど、
この月と太陽というのがめちゃくちゃ意味深だと思ったのは私だけでしょうか・・・?
この辺、いろんな方の考察をお聞きしたい!
というか、三日月さんの真意がすっごい気になる!!


そんな三日月さんは鈴木くん。
彼を見るのも最遊記以来かなあ。
お友達が、「彼は憑依型」と言っていたのだけれど、本当にそんな感じ。
役になるのでも、役を引き寄せるのでもなく、三日月さんが憑いている、と言われても納得しちゃうかも。
笑顔とか台詞回しとか、行動とかもそうなのだけれど、あの独特の動きが三日月さんっぽい。
なんていうか、能みたいな動きなの。
静と動が同時に存在しているというか・・・
殺陣のシーンでも、止まっているように見えて、次の瞬間切り裂くように空気が変わる。
でも、動いていても静謐さがある。
和魂と荒魂という言葉を体現してるというか・・・
観ていてとても綺麗で、溜息しか出ない感じなのだけど、同時に凄く怖くもなった。
座長というより、ラスボス感というか黒幕感が半端ない感じ!(笑)
この本丸の審神者、ほんとにいるのかなあ、とかふと思って背筋が寒くなりました(^^;)
最後の山姥切くんに向けての台詞もねえ・・・続編への伏線だったら楽しみだけど怖すぎるよ三日月さん!
でもほんと、茶柱よりもご利益ありそうな三日月さんでしたv


そんなこんなで、書ききれないほど楽しめた舞台でした。
続編ないし再演もきっとあると思うのですが、この次はもっと大きい劇場でやってほしいなあ。
とりあえず、久々な役者さんも、初めての役者さんもとても素晴らしかったので、彼らの今後の活躍に期待!
東宝系だけでなく2.5次元出身者がミュージカル界もどんどん増えてきているし、
違う作品で彼らの姿を見ることができるのを、楽しみにしていようと思いますv

さて、舞台の部隊で遠征出してくるかなー(笑)。

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