瓔珞の音

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<<   作成日時 : 2016/12/30 19:18   >>

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舞台の上には、数年ぶりに見る懐かしいセット。
今回目を引かれたのは、上方に吊るされた白いぼんぼりのような照明(?)。
月の存在が印象的な物語の中、
時に暗闇の中ぼんやりと、時に鮮やかに、時に蒼褪め、時に暖かい光を纏うその球は、
まるで月のように、下界に生きる彼らを見守っていたように思います。


「RENT 20TH ANNIVERSARY TOUR」

2016.12.29 マチネ 国際フォーラム ホールC 2階14列30番台

出演:BRYSON BRUCE, JOHN DEVEREAUX, JASMINE EASLER, TIM EHRLICH, SAMMY FERBER,
    AARON HARRINGTON, DANNY HARRIS KORNFELD, PAULA HERNANDEZ, ALIA HODGE,
    KATIE LaMARK, NATALIE LIPIN, JORDAN LONG, DAVID MALACHOWSKI, MICHAEL McCLURE,
    TOMOTHY McNEILL, DAVIS MERINO, KRIS ROGERS, FUTABA SHIODA, ZACH SICHERMAN,
    JEFF SNIDER, CHRISTIAN THOMPSON, SKYLER VOLPE, KALEB WELLS, ALEXIS SOUISE YOUNG


というわけで、今年最後の観劇は「RENT」の来日公演でした。
来日公演を観るのは3回目、かな。
実はこの日はもともと違う舞台を狙っていたのですが、そのチケット争奪戦に見事玉砕しまして(^^;)
お友達と泊まるホテルも確保してあったので、
せっかくだから何かを観ようか、という話になってチケットをとったのですが・・・

いやー、凄い熱量でした!
2階席の後ろの方だったので、距離も結構あったし、細かな表情もほとんど見えなかったのだけど、
舞台上から放たれる熱量と、それを受け止める客席側が発する熱量に圧倒されて、
なんだかもうめちゃくちゃ消耗しました・・・って、弱すぎです(笑)。
客席で声をだすだけでなく、踊っている人とかもいたなー。
前回とは異なり、今回のカンパニー、パンフを見ると主要キャストは20代前半の方ばかり。
そんな彼らが創る、まさに等身大にリアルな「RENT」の世界。
英語は苦手で、でも左右に設置された字幕を追って彼らが視線が逸れるのが惜しくて、
脳内でいろいろ補完しながら、ひたすら彼らを見つめていました。

「RENT」の世界に生きる彼らは、やっぱり私にはちょっと距離があって。
彼らの熱情を、私は実感として理解することはできないし、
彼らのような生き方や、生身でぶつかり合うような感情のやり取りもしてはこなかった。
だから、私にとってこの物語は、本当にただ遠くから見つめるものなのだけれど、
それでもやっぱり心惹かれてしまうのはどうしてなのかな。
夜、ホテルに戻ってからお友達と語り合った時に、なんとなくその答えを見つけたような気がしたのだけれど。
多分、その答えはずっとわからないんだろうな、と思う。
でも、だからこそ、また彼らの熱を感じたいと、そう思うのかもしれません。


これまで来日公演と、日本版を何回か見ていますが、いつも心惹かれるのは、
やっぱりマークの「I’m hire」の台詞から後。
この日のマークは、戸惑うような、躊躇うような、どこか臆病さのある印象。
振り回されて、悩んで、選んで、進んで・・・描かれる1年で、彼がどう変わったのか。
冒頭と同じシチュエーション、同じ旋律の終盤のシーンでの、彼の変化が、
言葉には上手くできないけれど、とても鮮やかだったように思います。
個人的に、この物語はマークの成長物語だと思っているので、
なんだかちょっと嬉しかったです。

ロジャーは、甘い歌声がとても素敵。
でもって、繊細でめっちゃ危なっかしい(笑)。
なのに、頼ることがとても下手なんだなあ、と思ったり。
与えるよりも求め、求めるよりも諦める。
そんな印象のあった彼が、NYから戻ってきた後は、どこか強さも感じられて。
♪Your Eyes の歌声の優しさと強さに、涙してしまいました。

ミミは、2幕冒頭、再びドラッグに手を出してしまうシーンの俯いた姿がとても印象的でした。
彼女がそこに救いを求めてしまう―――その感情の流れのどうしようもなさ。
その直前に、悪いことはやめて学校に戻る、と言っていた時の笑顔との対比に、胸が痛みました。
でもって、生き返るシーンの「エンジェルがいた」という言葉。
その前に、コリンズを見つめて、多分彼女はとても優しい笑顔だった。
そこには、彼女が確かにエンジェルから受け取った“何か”があって・・・
大泣きしてしまいました。

この日のエンジェルは、華奢な感じのキュートなエンジェル。
なのにめっちゃパワフル!(笑)
♪Today 4 U は、思いっきり楽しませていただきました。
コリンズが割と大柄な感じの人だったので、二人が寄り添う姿がとても微笑ましくv
でも、その分、白いシーツに横たわる彼の姿が痛々しくて・・・泣けました。
フィナーレで、集まったキャストがそろって下手を観て、
次の瞬間に走り出てきたエンジェルの笑顔にまた涙。
やっぱりエンジェル、好きだなあ・・・

エンジェルを中心に、女子組が仲良くわちゃわちゃしているのも可愛かったですv
というか、モーリーンとんでもなく可愛い!
あの有無を言わさない雰囲気に、それはマークもジョアンも逆らえないって!って思いました(笑)。
パフォーマンスのシーンも、もの凄く上手に会場を沸かせて仕切っていて、
私も久々に「ムー!」と言いましたよ(笑)。

ジョアン(ジョアンヌではないんですね)役のお嬢さんもとってもとってもパワフル!
モーリーンとのあれこれの迫力に、なんてお似合いの二人なんだ、と(笑)。
マークとのタンゴのシーン、大好きなのですが、今回もこの二人の仲良しっぷりに和みましたv
まあ、歌詞はあれですけどね(^^;)

主要キャストのみなさんも魅力的でしたが、
他の役者さんたちも、本当に細やかに演じてらっしゃって、且つ歌声も素晴らしかったです。
あ、ここ好き!って思ったところもたくさんあったのですが、
すみません、なんだかいろいろ吸い取られちゃって、ちゃんとした感想が書けない(>_<)
こんなことは結構珍しいので、本当にいろいろ吸い取られちゃったんだと思います(笑)。

来日公演は明日までなのかな。
キャストのみなさんがお正月も日本で過ごされるのか、すぐに次の公演地に行かれるのかわかりませんが、
明日の千秋楽も、外の寒さを忘れるぐらい、熱い舞台になりますように!

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