うーん、ブラック?(笑)

市川染五郎さんの色気のある悪役っぷりに魅了された月曜日。
待ちに待った越後屋安原少年の登場にハイテンションになった水曜日。
芳野さんの新刊のウィッカンの艶やかさにくらくらした木曜日。
で、あっという間の金曜日。
明日明後日は市村さんと大竹しのぶさんの猟奇的ミュージカル(?)を堪能する予定・・・
なんというか、ブラックな1週間ですな(笑)。

というわけで、遅ればせながら観劇記録その他、煩悩の赴くまま叫んでみようと思いますv


劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎
「朧の森に棲む鬼」

2007.1.8 ソワレ 新橋演舞場 2階6列21番

出演:市川染五郎、阿部サダヲ、秋山菜津子、真木よう子、高田聖子、粟根まこと、小須田康人、
    田山涼成、古田新太 他


さて、2回目の「朧の森に棲む鬼」。
今回は2階席中央からの観劇になりました。
ちょっと後ろかなー、と心配していたのですが、
むしろ前回よりも舞台の全体が見渡せて、且つ花道もばっちり!でした。
新橋演舞場、素晴らしいですv

そして、帰り道でもちょこっと叫びましたが、
前回に比べて完成度が段違いに感じられたのは、2回目だからだけではないと思う!!
細かい演出の変化までは全然わからないのですが、
なんというか、流れが凄くスムーズになった感じがしました。

ライの悪さは更に容赦なく。
キンタの可憐さ(笑)は更に愛らしく。
ツナの清廉さは更に研ぎ澄まされ。
シキブの情熱は更に切なく。
オオキミの優しさは更に痛々しく。
シュテンの覚悟は更に強さを増し。
そして、マダレの存在感は更に深く。

日に2回、これだけの台詞と動きのある舞台をこなす役者さんたち、
きっと疲労もたまってきていると思います。
なのに、彼らの演じる「彼ら」の輝きは、圧倒的に強くなっていたように思います。
凄いです・・・!

物語の中に周到に張り巡らされた伏線も、今回少しは拾えたんじゃないかな。
たとえば、3人のオボロの衣装が、三人の女たちの衣装と通じていることとか。
血人形の契りのシーンでの照明の意味とか。
「信頼は人に頼るしか出来ないバカがするもの」というライの台詞の意味とか。
刺青を彫るように言われたときのマダレのしぐさとか。
「悪党が情に流されたら終わり」というライの台詞が帰っていく先とか。
もちろん思い込みもあるし、全然拾い切れてはいないでしょうけど、
でも、台詞の一つ一つ、しぐさの一つ一つに、
表に見えるもの以上の意味があることに、鳥肌が立つほど感動しました。

ライが追い詰められていく過程も、今回は納得してみることができました。
説得力としてはちょっと弱いかなあ、というのはまだありますが、
これは好みの問題かも。
何より、ライにとってのキンタの存在の意味が、
とても鮮やかにくっきりと、そして重く描かれたいたことに気づきました。

嘘をつくときは、真実を混ぜ込むともっともらしく聞こえる・・・あれ?逆だっけ?
まあ、私の知識不足は置いておいて、
ライの嘘が説得力を持つための「真実」が、キンタだったのでしょう。
裏も表もなく、ただまっすぐに生きていたキンタ。
どんな時にも、彼の言葉は常に「真実」だった。
だからこそ、ライの「嘘」は意味を持った。
そのキンタを切って捨てたとき、ライの「嘘」は精細を欠いてしまったのだと思います。
そして、「嘘」であるはずの事柄が、「真実」となり、
自らの舌が紡ぎだす「嘘」が、ライ自身を欺くようになったその時、破綻は訪れたのです。

ほんとに、凄く深い物語でした。
この舞台、きっと観るたびに発見がある。
というか、揺るぎない本質を隠しながら、先の見えない朧の森のように、
日々その姿を変え、人を惑わすような、そんな舞台。
取り込まれ、迷うとわかっていても、踏み込まずにはいられない・・・
そんな魅力に溢れた舞台だと思います。


うーん、書いていて良くわからなくなっちゃいました(汗)。すみません。


でもって、やっぱり原田さんの照明はめちゃくちゃ美しかったですよーvv
光で闇を演出するって、簡単そうだけど、凄く難しいと思うのです。
その場の温度すら変えてしまいそうな様々な密度の光に、
もううっとりしてしまいました。

そしてその光の中でもう1つの「生」を生きる役者さんたち。
市川染五郎さんのライ、あれだけ気持ちのいい啖呵はめったに聞けやしません!!
言ってるご本人もさぞや気持ちが良いことでしょう(それどころじゃないか・笑)。
やってることは本当に救いようがないほど酷いのに、
どうしてこんなに魅力的なんだろう・・・?

キンタももう頭ぐりぐりしたいぐらい可愛かったですv
ライに対して、引きちぎれんばかりに尻尾を振っている豆柴のよう・・・と思いました(笑)。
というか、1幕の笑いのほとんどはキンタとシキブによるものかと。
いえ、他の方ももちろんしっかり笑いをとっていましたが
(古田さん、どうして2階席の私までその表情1つで笑わせられるんですか?!)、
この二人のテンションとインパクトは並じゃあありません!
その分、2幕の二人が切なくてねー(涙)。

ツナは、2幕冒頭の衣装に釘付けでした。
なんて美しい・・・!!
白と黒と紅。
秋山さんの演じるツナが持つ強さ、心の闇、そして隠し切れない熱情。
白銀の鎧姿も凛々しかったですが(赤を基調とした鎧のヤスマサ将軍と並んだら、さぞ映えたことでしょう)、
私が受け取ったツナの本質は、この衣装で表されていたように思います。

あああ、もう1回ぐらい東京公演見たかったなー。
次は大阪千秋楽。
初の大阪遠征です(笑)。
ホテルも確保したし、あとは急な仕事が入らないことを祈るばかり。
1ヶ月半後、この舞台がどれだけの進化を遂げているか、
今からわくわくするほど楽しみですv

あ、最後になりましたが、この日は市川染五郎さんのお誕生日でした。
スペシャルな日に立ち会えてラッキーでしたよーv
カーテンコールの後、古田さんの仕切りでバースデーケーキ登場!!
が、移動の風圧で蝋燭が消えていく!(笑)
それを田山オオキミが袖を広げて風をよけ、消えた蝋燭を聖子シキブが付け直し・・・
そろりそろりと進んでいたら、染さまの前にたどりつく前に曲が終わっちゃいました(笑)。
何とか無事蝋燭を吹き消した染さま。
「今日の舞台どう?」との古田さんの問いに、
「疲れました・・(33歳と34歳の)・一日でこんなに違うとは」と答えてらっしゃいました。
古田さんも何故か激しく同意(笑)。
私もこっそり激しく同意(え)。
30過ぎると、一気に体力落ちますよねー。しかも年々・・・(涙)
なーんて、染さまの体力は半端じゃございませんってば!!
初日からまだ10日ですが、この後の舞台も、
お怪我などに気をつけて、頑張ってくださいねー!
そして、「アテルイ」再演を心よりお待ちしておりますよ!!



でもって、黒い魅力といえばGH安原少年(え)。
待ちに待ったアニメ登場ですよ!!
CV、それほど違和感なく、個人的には大満足でした。
優等生な笑顔にそこはかとなく越後屋の匂いを漂わせ、
あっという間にナルを篭絡(違!)。
さすがです、安原さん!
GHで初めて録画をもう一回見直しましたよ。愛ですねー(笑)。
来週も楽しみにしておりますv
だって、真砂子ちゃんとご対面ですもんねーv(笑)>芳野さん

そして、昨日ののだめアニメ。
うーん、うーん、ななさんに1票!!って感じ?(笑)
絵は綺麗なのですが、なんだか漫画を中途半端に動かしている印象で、
個人的にはちょっといまいちでした。
微妙にポイントをはずされている気もしたし・・・
そう考えると、ドラマののだめって、本当に良く出来てたんですねー(しみじみ)。
とりあえず、来週も録画はするでしょう。

あと「ハケンの品格」も見ました。
まず最初に思ったのが、おお!安田さんが出てるよ!!でした(笑)。>るーくさん
篠原涼子、ほんとにいい女優さんですよねー。
これはたぶん来週も見ると思うな・・・忘れてなければね(汗)。


さて、では明日の準備をしようかな。
みなさんも良い週末をお過ごしくださいねv

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