夏休み前後に読んだ本

今日は「イリアス」の観劇記録を書こうと思っていたのですが、
何故かとっかかりが掴めなくて、断念いたしました・・・
で、恒例の(?)夏休みに読んだ本、いってみようとおもいます!
今回は、夏休み前からシリーズ者に手をだしたので、
厳密には夏休み"前中後"に読んだ本・・・って、あんまり関係ないか(笑)。


海堂尊 著 「桜宮サーガ」シリーズ(でいいのかな?)
・チーム・バチスタの栄光
・ナイチンゲールの沈黙
・螺鈿迷宮
・ジェネラル・ルージュの凱旋
・・ブラックペアン1988
・ひかりの剣
・極北クレイマー
・イノセント・ゲリラの祝祭
・ブレイズメス1990
・夢見る黄金地球儀
・アリアドネの弾丸
・ジェネラル・ルージュの伝説


映画化もドラマ化もされている、超ベストセラーなこのシリーズ。
天邪鬼な私は、とりあえずそっぽを向いていたわけですが(おい)、
7月頃に父に薦められて「ジーン・ワルツ」と「マドンナ・ヴェルデ」を読み、
内容はもちろんなのですが、意味深に書き込まれるいろいろなキーワードに心惹かれ、
父の部屋につんであったのを、そのまま丸ごといただいてまいりました(笑)。
読み始めると、止まらなくなりますねー。
で、一気に読むから、伏線も拾いやすく。
もちろん拾いそこねも沢山あるとは思いますけどね。
この世界に繋がる分野で仕事をしている身としては、
思いっきり共感できることもあれば、それはないだろう・・・と苦笑するところ多々。
というか、やっぱり外科って小説やドラマになりやすんでしょうねー。
これを医療関係者でない一般の人が読むと、どういう受け取り方をするのかな、というのが興味のあるところ。
真実を踏まえたフィクション、というよりは、フィクションに隠された真実、という印象だったのですが、
フィクションと真実のバランスを大きく違えた受け取り方をしてしまうと、
いろんな意味で恐ろしいなあ、と思いました。

読んでいて一番面白かったのは、「ジェネラル・ルージュの凱旋」。
実はこのドラマだけ何回か見たのですが(戸次さん目当てでしたv/笑)、
余りに内容が違っていてびっくり!
こんなに違う話でもいいんですか?!と叫びたくなりました。
まあ、ドラマの方は最終回を見ていないので、もしかしたら着陸点は一致してたのかもしれませんが・・・
でも、映画で速水をやっていたのが堺さんと知り、これはちょっと観たいかも、と思いました。
そういえば、来週「チーム・バチスタの栄光」が地上波にのるみたいですね。
とりあえず、これは観てみようと思います。

で、沢山の登場人物の中で、何気に一番お気に入りなのが世良先生。
いやー、天才鬼才が続々と出てくるシリーズの中で、なんというか個人的に癒しでした。
もちろん、世良先生も全然一般人ではないのですが(あの面々と渡り合える時点でね・・・/え)、
それでも共感度はかなり違います。
花房さんも、速水先生より世良先生の方が安らげたのになあ、とちょっと思ってみたり。
まあ、あれは猫田さんの陰謀だから仕方ないか(え)。
が、「極北クレイマー」ではかなり印象の違う姿を見せてくれた世良先生。
この20年の間に何があったのか、非常に気になります!
「ブラックペアン」シリーズの続編、お待ちしておりますねー。


有川浩 著
・海の底
・空の中
・クジラの彼


大阪にいるとき、持っていった本を読破してしまい、急遽買い込んだ本の1冊が「塩の街」でした。
そのあと、忙しくなって、実際に読んだのは5月頃だったんですが、
ありえない設定の中で、真摯に生きている人たちのリアリティがすごく印象的でした。
で、今回奈良旅行中に持っていった「夢見る黄金地球儀」を読み終わってしまい、
近鉄奈良駅隣の本屋さんで購入したのが、「海の底」でした。
「海の底」はねー・・・最初のシーンがめちゃくちゃ怖くて、ちょっと読み進むのに気力が要りました。
淡々と書いてるけど、これって実は凄く怖いシチュエーションじゃない?!と、ちょっと涙目になりました。
まあ、その後の人対人のやり取りに入ってから、一気に面白くなって読めたんですけどね。
で、東京泊のホテルでこちらも読み終わり、
青山劇場近くの本屋さんで買ったのが「空の中」。
三部作の中では、「空の中」が一番面白かったかな。
何よりフェイクが可愛くてねぇvvv
小動物系に弱い私には思いっきりストライクでした(笑)。
基本あんまりラブコメは得意ではないのですが、このシリーズは大変面白く読めました。
出てくる人たちが、ほんとに地に足がついている、というか、
読んでいてとても安心感があるんですね。
他のシリーズもそうなのかなあ・・・手を出そうかどうか、ちょっと悩み中です。
自衛隊関連、ということで「亡国のイージス」も読み直したくなっちゃったしなー(笑)。


上橋菜穂子 著
・獣の奏者 外伝 刹那


待ちに待った新刊です!
一気読みしたかったので、夏休みに入るまで手元で熟成(笑)させていたんですが・・・辛かった~(笑)。
読み始めたら、ほんとに一気でした。
ただ、今回は妊娠とか出産とかのことが凄くリアルに書かれていたり、
エサル師の生き方―――選択というか諦念というかが、妙に自分と重なってしまって、
読みながらちょっと自分の立ち位置が揺らいでしまいました。
前者では冷静になりすぎている自分がいて、
後者ではまったく冷静にはなれない自分がいる感じ。
なので、読み終わった後、もの凄い疲労感に襲われました。
そんな中、実は一番心を揺さぶられたのは、祭り終わりのあの邂逅の後のイサルの想いだったりします。
読み直すのもかなり気力が要りそうですが、
これから長く読み返して行きたい本の1冊だな、と思います。


一条ゆかり 著
・プライド 全12巻


12月に舞台化されるこの物語。
観劇前に読んでおこう、と思い、古本屋さんで大人買いし、
1冊だけ、と手を出したら、そのまま一気読みしてしまいました(笑)。
いやー、ここまでいろいろ徹底していると、むしろ爽快な感じです!(え)
最終巻の内容については、Amazonの書評とか読むと結構賛否両論ですが、
私的には、わりといい終わり方だったんじゃないかなあ、と思います。
物語の中で「ライバルと出会うのは時期とタイミングが大事」という台詞がありましたが、
史緒さんと萌ちゃんについても、まさにその通りだったんじゃないかなあ、と思います。
とりあえず舞台では、新妻さんがどれだけあの赤裸々な感情を見せてくれるかに期待。
でもって、オリジナル楽曲にも期待ですv


よしながふみ 著
・大奥 6巻


今、続きがとっても楽しみな漫画の1つです。
で、今回も期待を裏切らないおもしろさ!
というか、ここ数巻の中では、個人的には一番ヒットでした。
綱吉の晩年が描かれているわけですが、全てを抑圧しながらあがいていた女将軍が、
一瞬手にした幸せの儚さに、ちょっと胸を衝かれました。
だんだん"現在"に近づいていく物語。
どんな風な着陸を見せてくれるのか、更に期待が高まりました!
で、映画。
駅で大きなポスターを見かけましたが、うーん・・・・・・・・・
早く地上波にのるといいな(って公開前から/笑)。


高屋奈月 著
・星はうたう 9巻


こちらはどちらかというと惰性で読んでいる感じだったのですが、
ここにきて、登場人物の気持ちに行動が追いついた、というか、
読んでてやきもきしなくなってきたかなあ、と思います。
繊細な心理描写はこの方の最大の魅力ですが、
同時にひとりよがりに感じられてしまう、という大きなリスクもあると思う。
まあ、私がこういう純粋さとか繊細さを忘れてきた、というのもあるかもしれませんが(汗)。
とりあえず、最後までは読もうと思っています。



ちょっと書き落としがあるかもしれませんが、こんな感じの読書期間でした。
で、今読んでいるのが有栖川有栖さんの「闇の喇叭」。
まだ導入部分なのですが、このあとどんな展開になるか、とっても楽しみですv
読書の秋は始まったばかり!
お薦めの本などありましたら、是非教えてくださいねv

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック