まだまだ解除中

この季節なのに、不思議に職場が落ち着いておりまして。
今日は予備に残しておいた夏休みを消費させていただきました。
凄い久々に何の予定もない休日。
しかも平日!というそこはかとない罪悪感(笑)。
もう、これ以上はないほどだらだらと過ごさせていただきました。
向かい来る9月がとんでもなく怒涛なので(でも、半分は自業自得・・・)、
とりあえずのんびりもチャージです。

さて、今年は諸々リミッター解除な私ですが、息切れしつつもやっぱりまだまだ解除中です。
というわけで、最近の諸々を、やっぱりだらだらと(笑)書いてみようと思います。

まずは読んだ本。

・辻村深月 「凍りのくじら」
        「ぼくのメジャースプーン」
        「名前探しの放課後」
        「子どもたちは夜と遊ぶ」
 :某ベーシストくんのラジオをきっかけに読み始めた辻村さん。
  最初に読んだ「スロウハイツの神様」が、面白いけどなんとなく響くものや残るものは少なくて。
  私がクリエーターでないからなのかなあ、とちょっと寂しく思っていたのですが、
  それでもなんとなく気になってまた手にとってみました。
  それが「凍りのくじら」だったのですが・・・あれ?と思うくらい面白かった!
  で、続けざまに読んだ「ぼくのメジャースプーン」がとにかくツボに嵌りまして。
  正味数日で6冊読破しちゃいました。うん、いいペース(笑)。

  「凍りのくじら」はね、とにかく別所くんの存在が凄い好き。
  けっこう早い段階で、ああ、この人はあの人なんだな、ってわかったけど、それが何?という感じ。
  でもって、実は「スロウハイツの神様」で一番気になっていた芦沢光さんの物語が読めて、
  ほんとに嬉しくなったのでした。
  ドラえもんも読み返したくなっちゃった。

  「ぼくのメージャースプーン」は個人的にとにかく傑作!
  大人が"見ている"こども"と、こどもが見ている"こども"の違いが凄い自然に描かれていて、
  その狭間に自由に存在する秋山先生にちょっとよろめきました(笑)。
  でもって、なんだか凄いいろいろ考えてしまいました。

  その流れで読んだ「名前探しの放課後」は、思いっきり騙されて凄い爽快だった!
  危ういバランスの上に、小さな破綻を隠しながら綿密に作りあげられた形が、
  最終章に向かって微かに歪みを増していって、最後に一気に崩されて、
  その勢いでとんでもなく素直に涙を流してしまいました。
  さすがにもうこういうベタなシーンで泣く年ではないと思ってたのに(笑)。
  読み終わった瞬間に、また最初のページに戻って読み直しちゃった。  
  でもって、小さな彼らがしっかり大きくなってくれてて嬉しかったなあv
  椿さんには見事にミスリードされましたが(笑)。

  「子どもたちは夜と遊ぶ」は・・・うん、若いなあ、と思いました。
  辻村さんが高校生の頃に書いた小説、とどこかで読んで納得しちゃった。
  ものすごく頭でっかちで、執拗に書き込まれている部分がとにかく若い。
  で、それが私にはちょっと歯がゆくていたたまれなさもあったり。
  「スロウハイツの神様」もこれにちょっと近い感覚だったかな。

  とりあえず、文庫化されてる分は近いうちに読破しちゃいそうな気がします(笑)。


・三浦しをん 「天国旅行」
 :これはもう手放しで面白い!といえる本でした。
  「きみはポラリス」もだけど、三浦さんのこういう雰囲気の本、めちゃくちゃ好きv
  どの話も好きですが、個人的には「遺言」と「SINK」にかなり揺さぶられました。


・梨木香歩 「からくりからくさ」
 :お出かけのお供に、ふと目に付いたので持ち出して、再読。
  やっぱり大好きな物語です。
  個人的にはミステリーに分類している物語なのですが、今回は特にりかさんの言葉が響いたなあ。
  梨木さんの本も、また読み返したくなりました。


・伊坂幸太郎 「終末のフール」
 :伊坂さんのこういうお話、本当に好き。
  というか、この物語の設定って凶悪だなあ、と思います。
  何がって、8年後、というのが。
  わけがわからないと言っているには長すぎ、未来を見つめるには短すぎる。
  自分がこういう状況になったら、どうやって過ごすかなあ、と考えちゃいました。
  なんとなく、とにかくひたすらに日常を遵守しようとする気がするな。
  ・・・究極の逃げとして。


・京極夏彦 「死ねばいいのに」
 :めちゃくちゃ久々に京極さんの本を読みました。
  前は欠かさず読んでたんですが、ちょっと出版ペースに追いつけなくなっちゃって(汗)。
  この本は、ちょっと気になりつつもタイトルがどうにも受け入れがたくて手に取ってなかったんですね。
  今回文庫になったので呼んでみたのですが・・・うーん、面白かったけどやっぱり受け入れがたかったな。
  主人公(だよね?)が、意図せずに相手を怒らせて心情を吐露させて、
  それをタイトルの台詞でばっさりと切り捨てる、というパターンの連作。
  言い放たれた相手の反応も様々なのだけど、
  その言葉でああいう結果を導いている彼が、どうしてその後もあの言葉を言えるのかな、ってところが、
  たぶん私の中ではしっくりこなかったんだと思います。
  ていうか、この言葉、私は言ったことも思ったこともないし、
  冗談でも目の前でこの言葉は言ってほしくない。
  ・・・でも、いるんだなあ、同僚に言う人が。
  基本いい人で、冗談というかやるせない気持ちの表現だというのもわかるのだけど、
  でも、そういうことを言われると、なんだかほんとに泣きたいくらい哀しくなる。
  

・志村貴子 「放浪息子」
 :UNIZON SQUARE GARDENの曲の中で、どうにも落としどころの見つけられなかった曲がありまして。
  ♪僕は君になりたい という曲。
  先月のライブの記録を書いたときに、コメントでこの曲はとある漫画をモチーフに作られた、
  というのを教えていただいたので、とりあえず読んでみました。
  いやー、思春期!(笑)
  女の子になりたい男の子と男の子になりたい女の子と、彼らを囲む子どもたちの成長物語?
  そんなに単純なお話ではないな、というのが正直なところで、
  そのさりげない複雑さが結構ツボでした(笑)。
  というか、主人公二人とも、"なりたい"ではないんじゃないかな、って高校生編を読んで思ってみたり。
  うん、成長してるんだよね。
  で、数冊読み終わってから件の曲を聴きなおしてみたら・・・全然見えてくるものが違ってびっくりしました。
  というか、斎藤さんの歌い方がやばいくらいに良くて、ちょっと泣きましたよ、私。
  こういう曲の作り方はどうなのか、という意見もあるかもしれませんが、私は好きだな。


・神谷悠 「迷宮回廊1」
 :大好きだったシリーズの新シリーズ1冊目!
  いや、前シリーズはほんとに大好きで、全巻いまだにちゃんと持ってます。
  このシリーズに描かれる、偽善といわれてしまいそうなほどの"正義"、
  いや、偽善といわれても譲れない、揺らがない部分というのが、凄い好き。
  読んでて時々うっとうしくなったり、辛くなったりもしたけれど、でも、好き。
  なので、再開してくれて素直に嬉しいですv
  1、ということはまだ続くんですよね。続きもとても楽しみです!
  そして、前シリーズの再読に突入しちゃいそう(笑)。


とりあえず目に付いたものは手に取ってるので、実は結構はずれもあるんですが(笑)。
でも、それも読書の醍醐味ですよねー。


で、音楽。

まずはお友達に薦めていただいた back number 。
武道館公演も決まっている人気のバンド。
まだ2枚しかCDを聴いていないのですが、
メジャーデビュー1作目のCD「はなびら」がめちゃくちゃ良かった!
back number の曲って、とにかく歌詞が等身大、というかリアルだなあ、と思うのですね。
そのリアルさが好みだと、多分凄い響いて嵌るんだろうな、と思うのです。
実は最新のCDの表題曲の"彼"(笑)が、私的には後ろから蹴りを入れたくなるようなタイプで(え)。
曲も歌詞も素敵だけど、何度も聞き返したくはならないなあ、なんて思っていたのでした。
が、「はなびら」の3曲は、非常に好みだったんですね。
というか、曲から喚起される感情とか思い出とかが半端ない!
恥ずかしながら、昔好きな人がいたときのことをちょっと思い出しちゃいましたよ(笑)。
そっか、こういうふうに響くんだなあ、と身をもって納得してしまいました。
おいおい他のCDも聴いてみようと思います。


今、CD付属のDVDを流しているのが 9mm Parabellum Bullet 。
予習のために1枚CDを買ってみました。
いやー、なんというか、凄い濃い色合いのバンドですね。
黒に近いような濃い色で(でも黒ではない)、その中にいろんな色が隠れている感じ?
これは結構好き嫌いが分かれそうだなあ、と思いました。
あ、私は好きですよー。
生で聴けるのがめちゃくちゃ楽しみになりましたv・・・ちょっと諸々が怖いけど(笑)。
で、付随のDVD、MVの映像は私の思う"かっこいい"とはちょっとずれるんですが、
昔の曲が結構好みだし、何より彼らのコメンタリーがめちゃくちゃ面白くて、思わず聞き入っちゃいました(笑)。
で、途中で気付いたんですが、9mmって「妄想姉妹」の主題歌やってたバンドだったんですね!
♪Vampiregirl 、結構好きだったんですよねー。
というかこのドラマ、思い返してみても配役が個人的にかなり豪華だったなあ・・・


新妻聖子さんの「Live Morment」も聴いてます!
新妻さんの♪On My Own や♪私だけに、ほんとに大好き!
でもって♪GOLD やドラロマで歌った曲なども入っていて、個人的に凄い得した気分ですv
いつか、彼女のコンサートにも行ってみたいな。


昨日手にしたのが、ZABADAKの「いのちの記憶」とNeoBalladの「01」。
前者、ZABADAKは、2年ぶりくらいに聴きました。
前作の「ひと」が、個人的にめちゃくちゃ怖くてキツイCDだったので、ちょっと離れてたんですね。
今回のCDも、優しい旋律の中にやっぱり結構キツイ部分もあったりするのだけど、
でも、そのきつさをちゃんと抱きしめてくれるようにも感じました。
うん、やっぱり好きなんだよね、ZABADAKが見せてくれる世界。

NeoBallad は、なんとなく手にとってみたのですが・・・凄い良かった!
上領亘さんの民謡プロジェクトということで、密林の説明には「民謡×ニューウェーブ!?」とあって、
それは一体・・・?!と不思議に思っていたのですが、聴いて納得いたしました。
ニューウェーブ、というジャンルは良くわからないのだけど、
紛うことなく民謡で、でもテクノっぽさとか硬質な音とかがなんの違和感もなく一つになっていて、
聴きながら、おおお!!と思ってしまいました。
いや、民謡ってめちゃくちゃ懐が深いんだねー。
歌い手さんの歌声がまた、ちょっと異次元っぽくって癖になる感じなんですよねー。
PVを見るとステージングもかっこよくって、
これは是非いつか生で観てみたいなあ、と思いました。
そして、「鴉」を聴きなおしたくなったv


あと、最近通勤時にリピートしてるのが、LACCO TOWER の新譜「続・短編傷説」。
いや、やっぱり凄い好きだわ、この雰囲気。
これでもか!と音を重ねてくるところもなのだけど(やっぱりピアノの入り方が好きv)、
語られる言葉にちょっとたまらない気持ちになる。
うん、歌われる、というより、語られる、というイメージなんだよね。
色合い的に、「春琴」とちょっと重なるのもなんとなく嬉しかったりv
というか、この歌詞を書いた人(Voの人?)が「春琴」を観たらどんな風に感じるのかな、ってちょっと思った。


もちろんユニゾンは相変わらず大好きですv
たぶん3日とあけずに何かしら聴いてる。
そうこうするうちに11月には新譜とライブDVDが発売されるらしいので、
今年はきっとずーっとユニゾンに嵌り続けてるような気がします(笑)。
アッキーもそろそろ新譜出してくれないかなあ。


そんなこんなで、押し寄せる仕事の合間を縫って、本と音楽(と観劇)に塗れておりますv
というか、この3つがなかったら、多分いろいろに負けてる気がする。
でも、出会えないものの方が多い人生で、出会えたものに向き合わなかったら、
それって凄い残念だしもったいないよね。
なので、少なくとも今年一杯は、目の前の出会いを臆せず受け止めたいな、と思います。

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