まだまだまだまだ・・・

リミッター解除中な恭穂です。
いやー、ストレス溜まると本とCDとチケットの購入が一気に跳ね上がりますねー(笑顔)。
めずらしく2週間以上観劇間隔があきましたので(え)、ひさびさにこっち方面の記録を。


まずは最近読んだ本で印象的だったもの。

・乾石智子さん 「オーリエラントの魔道師たち」
  :以前一気読みした「オーリエラントの魔道師」シリーズの短編集。
   いろんな時代の物語4編なのですが、いやー、相変わらず容赦ない物語でした。
   この世界の魔道の根本は"闇"なんだなあ。
   その闇は自分の中のものでもあり、相対する人のものでもあり、この世界のものでもあり・・・
   4編どれも面白かったですが、個人的には「黒蓮華」のどうにもならないやるせなさと強い想い、
   そして、僅かに感じられる不安定な希望がとても印象的でした。
   でもって、巻末にこの世界の年表がついていたのも嬉しくv
   新作も楽しみにしております!

・湊かなえさん 「往復書簡」「花の鎖」「少女」
  :以前に「告白」を読んで、そのなんとも救いようのない物語を淡々と紡いでいく姿勢に衝撃を受けて、
   そのあとずっと読むのを躊躇っていた作家さん。
   今回なんとなく手に取った「往復書簡」がミステリーとして面白かったので、
   続けて何冊か読んでみました。
   「花の鎖」は、文章の中に織り込まれた伏線を拾っていくのが凄く面白かったです。
   トリック、というか事件としてはそんなに衝撃的なものではなかったのだけれど、
   あ、この人はこの時系列の中でこの位置にいる人なんだな、と考えながら読むのがパズルみたいで。
   ドラマも観ればよかったなー。
   特に戸田恵梨香ちゃん、似合ったろうな、と思います。
   「少女」は最後にぽんっと中に放り出されるような心もとなさが残る物語でした。
   うーん、思い返してみると、湊さんの作品って共感できる登場人物が凄い少ないんですよね。
   なのに面白いのが不思議。

・新井素子さん 「イン・ザ・ヘブン」
  :とっても久々に新井さんの本を読みました。
   短編集なのだけど、どれもシチュエーションがめちゃくちゃ怖い!! とんでもなく怖い!!!
   昔の新井さんの作品も結構怖いものが多かったのだけれど、
   「今はもういないあたしへ・・・」に近い感じかなあ。
   久々に読むと新井さんの文章のテンポが凄く懐かしくて、いろいろ読み直したくなりました。

・梨木香歩さん 「冬虫夏草」
  :大好きな「家守綺譚」の続編、なのかな。
   あの不思議に魅力的な家から、舞台は"外"に移っていくのですが、
   とにかくこの物語世界に満ちる"なにものか"の微かな息づかいは絶品!
   読んでいると、というか、その息づかいや気配を辿っていくと、
   雑踏の中で読んでいても、周りの音が聞こえなくなるくらい、この世界に深く踏み込んでしまいます。
   章題が植物の名前なので、知らない名前が出てくると検索するのも楽しかったですv

・穂積さん 「さよならソルシエ」
  :以前読んだ「式の前日」がとても面白くて、なんとなく記憶に残っていた漫画家さん。
   ゴッホ兄弟を描いた作品なのですが・・・こうきたか!!という感じでした。
   ゴッホというと、私の中では市村さんが演じた「炎の人」の印象がとても強いのですが、
   この作品は、そのゴッホ像を根本から覆すものでした。
   ある意味ファンタジーなのだけど、これもありかも、と思えてしまうような人物描写が素晴らしく。
   歴史を作り変える、というのは先日観た「鉈切り丸」のポイントでもありますが、
   一人の人間が、相手に向ける割り切れない深く複雑な感情の果てに選んだ手段であるということが、
   個人的にとてもツボでした。
   それにしても舞台でもマンガでもテオはかっこいいなあ・・・v(笑)

・羽海野チカさん 「3月のライオン」1~9巻
  :とても人気の漫画家さんとは知りつつも、今まで(天邪鬼ゆえ)手に取ってなかったのですが、
   本屋さんでなんとなく目に入って大人買いしてしまいました。
   あ、でもさすがに2回に分けてですけど(笑)。
   私は将棋は全然わからないのですが、それでも伝わってくる臨場感というか、
   棋士たちのリアルさに、とても魅了されました。
   描かれていることはかなりきつくて・・・ひなちゃんの長いエピソードとかは、
   読んでて胸をキリキリと引き絞られるような気持ちになりました。
   でも、なんだろう・・・みんな凄く不器用で、100%の解決には決して至らないのだけれど、
   だからこそ前に進んでいけるような強さも感じられました。
   対局のシーンはどれもドキドキしますが、個人的には島田さんと柳原さんの対局シーンがとても好きです。
   柳原さん、素敵過ぎるv 

・朝井リョウさん 「桐島、部活やめるってよ」
  :先日観て、めちゃくちゃ気に入った舞台「ショーシャンクの空に」の脚本を書かれた方が、
   この小説の映画の脚本を担当された、というのを知って、
   映画を観る前に、とりあえず手に取った原作本。
   いやー、なんというか、高校生の生きている世界・・・いや視野、かな。うん、見えている視野の狭さとか、
   でも自分ではどうにもならない状況に対する切実な頑なさとかが、
   なんとも読んでいていたたまれず・・・
   自分の高校時代のあんまり嬉しくない記憶とかも甦っちゃって(笑)。
   今はそんな風に笑えるけど、あの頃はほんとに閉塞感に押しつぶされそうだったなあ・・・
   いやいや、私の暗い青春(笑)はおいといて。
   断片的に示される人間関係をつなげていくと、また見えてくるものが変わるなあ、と思いました。
   うん、映画も後で見てみよう。
   この閉塞した物語を、喜安さんがどう解体してまた組み立てたのか、凄くきになります。



で、音楽。

まずは当然、UNISON SQUARE GARDEN の新譜「桜のあと」。
発売からちょうど1ヶ月経ちますが、もうこれでもか!というくらい繰り返し聴いています。
ユニゾンの曲って、1回きいただけで「いい曲だなあ」と思うのではなくて、
「うわ!」ってびっくりして、「あれ?」ってひっかかって、
何度も何度も聴いていくうちに、目の前に広がってくる世界に魅了される、というパターンが多いのだけど、
今回もまさにそんな感じでした。
というか、気持ちに馴染んでいくのにちょっと今回は時間がかかったかな?

♪桜のあと は、ライブでも何度か聴いていたし、期間(というか時間/笑)限定のMV公開とか、
アニメの主題歌やそのときのCMなんかで聞いていてある程度知ってはいたのですが、
やっぱり通して聴くとメロディの上で飛び跳ねるみたいな言葉とか、
リリックに織り込まれた仕掛けとかが、めちゃくちゃ魅力的v
でもって、斎藤さん凄すぎ!!
車の中で小声で歌っていて、酸欠になりそうになりました、私(笑)。
前々から斎藤さんの息継ぎスキルと肺活量と滑舌は素晴らしいと思っていたけど、今回改めて感嘆しちゃいました。

♪ノンフィクションコンパス は、導入がとても印象的。
でもって、メッセージ性がクリアで・・・たまたま迷って弱っていた時期だったので、凄く力をもらいました。
斎藤さんにあの声で「大丈夫だよ」とか言われたら、うん、って頷くしかないよね(笑)。

♪セク×カラ×シソンズール は、とにかく大好き!
あの裏拍でガンガン煽ってくるようなシンバル(?)にテンション上がりまくりです!
曲を聴く前にタイトルを知ったときに「森博嗣?」と思い(「キラレ×キラレ」とかが思い浮んだらしい)、
タイトルの意味(?)が分かった瞬間「森博嗣?」と思った(「封印再度」というタイトルは秀逸!)のは私だけ?(笑)
この曲にもめちゃくちゃ元気をもらったなあ。
歌詞カードにない合いの手、というか呪文?が凄い好きで、気持ちが折れそうなときに脳裏に浮かびました。
あれ、私は「Hello,Hello,未来」って言ってるように聞こえるんだけど、違うかな?
まあ、私はそう聞こえていて、それで元気がもらえたんだからいっか。

初回限定版付属のDVDも、こうきたか!という感じでとっても楽しませていただきました。
この音を生で聴いてたんだなあという感慨もありv
三人三様の在り方が観れるのは凄い面白いよね。
がっつりカメラ目線な彼に、
カメラを全然意識してない風の自然体に見える彼に、
カメラは意識してるけど思いっきり無視してる風な彼…うーん、面白い(笑)。
それぞれのカメラマンさんの苦労が偲ばれます・・・

でもって同時発売のライブDVD!
私が観たのは大阪で、これはNHKホールでの収録なのですが、
セットリストは同じなので、大阪で観た時の気持ちがわーって甦って、ちょっとどうしようかと思いました。
三階席からだったので、細かな部分は全然見えていなかったし、記憶と違う部分とかもあって、
こんな表情してたんだ、とか、こんな動きしてたんだ、とか、
自分はほんとに自分の観たいように観てたんだなあ、とか、いろいろ思ったけど、
最終的には、やっぱり彼らが大好きだ!という気持ちでした。
アンコールの♪ライドオンタイム で号泣しちゃったよ・・・彼らの見せてくれる世界があんまりにも幸せで。
というわけで、こちらもことあるごとにリピート中です(笑)。



ここ数日繰り返し聴いているのが、「夜桜四重奏 ハナノウタ 桜新町の鳴らし方。」
いやー、ここにきて自分がアニメのキャラソンアルバムを買うようになるとは思ってもみませんでした(笑)。
ユニゾンの田淵さんが作詞作曲、ということで、気にはなっていたのですが、
この前の付録?なCDのトレイラー(かな?)を観た時に、「あ、無理」と思ってたんですね。
でも、田っ智レディオのゲスト回とか諸々を聴いていたり、
♪桜のあと 目当てで録画したアニメをなんとなくそのまま続けて観たりしているうちに、
これはやっぱり欲しいかなあ、と思いまして。
値段も結構安いし。
というか、舞台関係のCDとかDVDとか(もちろんチケットも)高いんだなあ、と改めて実感(笑)。

で、実は凄い久々に自発的にアニメを見てます。
第1話を見た時に、たぶん何か引っかかったんでしょうねー。
これはおばさんついていけないわー、という部分も多々あるんですが(え)、
描かれる世界のあり方のシビアさとか(異世界モノ、もともと好きだしね)、
キャラクターたちが背負ってるものの容赦のなさとかが見えてくるにつれて、
これはもしや面白いのでは?!という気持ちになりました。
さっきも録画を見てたんですが、何故かこの回いきなりOPが喜怒哀楽でびっくりした!
それにしても、元老院のおじいさま、かっこよすぎる・・・vv

CDに話を戻しまして(笑)。
そんなわけで、物語の背景とか登場人物についてぼんやりと理解したところでのCD発売。
まずは、リーフレットは見ずに先入観なしで聴いてみたのですが・・・凄い面白かった!
キャラソン、という枠を超えて普通に素敵だったりかっこよかったりする曲もあるし、
まさにキャラソン!という感じで、ぼんやりなイメージをクリアにしてくれた曲もあるし、
とにかくめちゃくちゃ楽しいよ!という曲もあるし・・・なんとも愛の詰まった1枚だなあ、と思いました。

個人的にお気に入りなのが、1、4、6、7、11曲目。
特に6曲目は、もう隅から隅までかっこよすぎて、聴いてると胸の奥がざわざわします(笑)。
最初、誰の曲か全然分からなかったのだけれど、あの人の曲だと知って、
寡黙な外見の中に、こういう青臭い熱情があるんだろうなあ、と納得してしまったり。
"情緒"ってことばがこんなに似合うキャラクターもそうそういないかと(え)。
4曲目は曲としても凄くかっこいいし、さらには声優さんの技にひたすら感動。
あの声で1曲まるまる歌いきるってすごいなー、と。
11曲目は曲ももちろん好きなのですが、歌詞で引っかかるところがたくさん。
そしてやっぱり声優さんのスキルが素晴らしく!
1曲目と7曲目は、キャラクターについて全く知らない状況で、ただただいい曲だなあ、と。
で、キャラクターについて調べてから聞き直したら、歌詞の根底にあるものに思わず涙したという・・・
うーん、♪僕は君になりたい と同じパターンだな(笑)。
あ、田っ智ファミリー作の1曲はとにかくめちゃくちゃ楽しかったです!
もうタイトルが全てを表してるかと(笑)。
というか、女の子が集まるとほんとにこんな感じだよね。田淵さん、なんで知ってるの?(笑)
とりあえず、年齢制限なしとのことなので、是非私も混ぜていただきたいですv

そんなこんなで、非常に楽しい1枚です。
アニメを知らなくても楽しめるし、知ってたらもっと楽しめるし、
これを聴いた上でアニメを見ると、また発見がありそうだなあ・・・とりあえず、今クールは最後まで見てみるかな。



ちょっと前の発売になりますが、中川晃教くんの「THE WIZ」もめちゃくちゃ名盤です!!
クラシックのホール(だよね?)での彼とピアニストさん二人きりのミュージカル。
私は観にいくことができなくてめちゃくちゃ悔しかったのですが、
今回ライブ録音のこのCDを聴いて、改めてアッキーの持つ天与の才に鳥肌立ちました。
もとの映画もみてなくて、「オズの魔法使い」の物語だ、ということしか知らなかったし、
英語が苦手な私は、どの曲が誰の曲なのかも分からないのだけど、
でも、このCDを聴いている間、私は確かにオズの世界を旅した、と思いました。
このCDについては、私がどんなに言葉を尽くしても、その素晴らしさは伝わらないと思う。
とにかく聴いて!としか言えない。
うん。たくさんの人に聞いてほしい!
でもって、来週末開幕の「CHESS in concert」も是非観て欲しい!
アッキーの♪Pity the Child はとにかく絶品だから!!


他にもいろいろ読んだり聴いたりしていますが、ちょっと時間切れなのでこのへんで。
というか、これ、読んで下さる方にちょっとでも楽しんでもらえてるかな・・・?(汗)
ま、基本このブログは私の日記というか覚書的なものなので、ご容赦いただければ、と。
さて、次はどの本読もうかなあv

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