ことのは

10月に入ったと思ったら、台風一過で真夏のような暑さになりましたね。
というか、今回の台風、ほんとにきつかった・・・
通り過ぎた後も、昨日一日頭痛と全身のだるさに負けておりました(^^;)
沙也加さんも頭痛持ちだとツイッターか何かで読んだ気がするんですが
千穐楽の沙也加ちゃんは、そんな気配は微塵も感じられなかったなあ。
それだけ演じる喜びに満ち溢れていたのかな。
そんな舞台を観ることができて、本当に良かったです。
というわけで、観劇記録いってみます!



「マイ・フェア・レディ」

2018.9.30 マチネ シアターオーブ 1階17列20番台

翻訳・訳詞・演出:G2
出演:神田沙也加、別所哲也、相島一之、今井清隆、平方元基、春風ひとみ、伊東弘美、前田美波里、
    石井雅登、内田このみ、大月さゆ、上垣内平、川島大典、木村晶子、木村桃子、後藤祐香、
    小南竜平、佐々木重直、白山博基、菅谷孝介、鈴木結加里、辰巳智秋、華花、般若愛実、
    松村曜生、横岡沙季、吉田玲菜、若泉亮


前回の観劇から1週間。
沙也加イライザの東京楽を見届けてきました。
とはいえ、迫りくる台風に負けて、2幕が始まった途端、頭痛と眩暈との戦いになり(^^;)
途中で頭痛薬を飲むわけにはいかなかったこともあり、
実は2幕はあまり集中して観ることができませんでした・・・残念!
でも、最後のご挨拶までちゃんと聞いてからでも、無事に家に帰り着くことができてほっとしました。
JBは夜公演中止になってましたしね・・・
自然には逆らえないとはいえ、公演中止というのは、
役者さんにとってもスタッフさんにとっても観客にとっても、
本当にやるせなく悔しいことだろうなあ、と思います。
1回1回の観劇が当たり前ではないことを改めて感じました。
だからこそ、ご縁のあった舞台には、大切にむきあわなくてはなりませんね。

そんなこんなではありましたが、1幕は本当に目一杯楽しみました!
2回目で内容や歌詞がある程度わかっていることもあったと思うのですが、
とにかく登場人物それぞれの関係性ややりとりが楽しくて楽しくて!
教授と大佐が互いが誰だか認識した時のテンションしかり。
あれは共通の趣味を持ってネットで交流してた人がオフで出会ったテンションと同じだと思う・・・(笑)
一気に意気投合しちゃう感じとか、見ていてほんと微笑ましかったです。

教授に対するピアス夫人(春風ひとみ)の困った子を見るような視線しかり。
でも、春風さんのピアス夫人の視線にはちゃんと愛情があるんですよねー。
イライザに対しても、教授に任せてられない!という感じで引っ張っていくのを見て、
なんだかほっとしてしまったのでした。
いやだって、旦那さまの気まぐれとは言っても、下町の花売り娘が貴婦人に仕立て上げられるわけですよ。
ピアス夫人はともかく、メイドさんたちにしてみれば、
自分たちよりも身分の低い(だろう)相手に、丁寧に接しないといけないわけで、
普通に考えたらやっかみとかいろいろあったと思うんですよねー。
でも、そういうのはきっと全部ピアス夫人がどうにかしていたんだろうなあ、と思う。
イライザと仲良くなっちゃえば、きっとそういうのもないと思うのだけど、
最初の数日は、きっとイライザに他の人と話す余裕なんてなかったはずだし。
というか、あのスパルタな様子を見てたら、どんなに綺麗なドレスを着れても、
素晴らしい舞踏会に行けるとしても、変わりたいとは思わないかもしれないなあ・・・(^^;)
とりあえず、あの家にピアス夫人がいてくれて、本当に良かったなあと思いました。

教授の家に乗りこんできた今井親父と教授のやり取りしかり。
いやー、あの怒涛の勢いのやり取りは、ほんとに見ごたえあり!
今井さんのドゥートリルの立て板に水というか相手に口を挟まない勢いも凄かったけど、
それを心底楽しんでしまう教授の言語オタクっぷり(え)も相当だし、
そんな二人をにこにこ眺めていられる大佐の大物っぷりも素晴らしく!
ドゥートリルの話す様子は、その前のイライザの様子を彷彿とさせる部分もあって、
親子だなあ・・・と微笑ましくなってしまいました(笑)。

微笑ましいと言えば、教授がイライザに言葉を教えるシーン!
前回にも増して滑らかに、メリハリがあり、笑いどころも鮮やかだし、
思わず一緒になって力が入っちゃったり、応援したくなっちゃったりで、
ぶつかり合いながらも一生懸命な二人が本当に微笑ましかったですv
♪じっとしていられない は、もうイライザの浮き立つ気持ちがあの広い劇場を満たすようでした。
あのシーン、夜明け前の空が垣間見える窓の色も含め、色彩のトーンもとても好き。

アスコット競馬場のシーンでの、上流階級のみなさまのやり取りしかり。
というか、平方くんのフレディのいい意味での軽薄さが本当に素晴らしい!(褒めてます)
2幕は、彼の陽性さにかなり癒されておりました。
いや、結婚するならフレディがお勧めだと私は思うのよ。
イライザが、私が稼ぐ!って言うシーンがありますが、
それもありなんじゃないかなあ、と素で思ってしまいました(笑)。

そんなこんなで目一杯楽しんだ1幕とは裏腹に、
2幕は頭痛と戦いながら、イライザの選択の意味をもっとちゃんと捕えたくて、頑張りました。
・・・玉砕しましたが(^^;)
この物語の中で、ヒギンズ教授は「言葉」がどれだけ偉大で大切なものかを切々と説きます。
実際、言葉が洗練されたことで、イライザは新しい世界への扉を開いた。
けれど同時に、彼女が失ったものも、とても大きかったと思う。
そして、言葉を重要視するヒギンズ教授は、
言葉があるがゆえにイライザとの関係性をこじらせてしまった。
言葉の根底には感情が、想いがある。
どんなに美しい言葉でも、相手に対する感情を伴わない言葉は果てしなく空虚で。
噛み合わない言葉の応酬は、ただ互いを傷つけるしかできない。
まあ、ヒギンズ教授は噛み合わない原因が自分にもあることに気づかないまま苛立ってたわけですが(^^;)
ヒギンズ教授がイライザを一人の貴婦人として認めたのは、
彼女の美しさが言葉という入れ物だけではなく、
その内側にある彼女の本質そのものだということに気づいたからなのかなあ、とも思ってみたり。
この辺は、またちゃんと考える機会が持てたらいいなあ。
とりあえず、どこかで映画を見なおそうと思います。


カーテンコール、別所さんの「我らのイライザ」という紹介に照れたような笑みを浮かべた沙也加ちゃん、
本当に綺麗で可愛かった!
泣かずに笑顔で、でも丁寧に気持ちを言葉にしてくれる様子は、
このミュージカルのヒロインにふさわしい!と思いました。
地方公演は観に行くことができませんが、またいつか沙也加ちゃんのイライザに再会できるといいな。
その時を楽しみにしていようと思います。

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