分かれ道

気が付いたら今年もあと2日を切ってしまいました。
1年早いなー。
この1ヶ月、ブログの書き方を忘れるくらい放置してしまいました・・・
実は思い立って先週引越しをいたしまして!
ほんとに突発的に決めて、せっかくだから家電も全部買い替えて、
本棚も大きいものをいれて(今までは引越しが多かったので衣装ケースに入れていた)、
断捨離も大胆に決行して・・・なんていろいろやっていたら、
引越し終わった当日に見事に風邪を引きました(^^;)
いやー、以前から国家試験とか資格試験とかプレッシャーかかった後にはいきなり風邪を引くんですが、
今回久々にやってしまいましたよ。
そして、年を取ると回復が遅いんだな!(笑)
そんなこんなでいまだちょっとへろへろしておりますが、
窓の増えた新居の明るさに毎朝幸せな気持ちになったり、
玄関を開けた時に見える赤城山の優美な姿に一瞬見とれたり、
15年ぶりに買い替えた家電の便利さに感嘆したりしながら、
なんとか新年を迎えられそうな感じです。
とりあえず、今年の観劇記録は今年の内に!
でもって、本の段ボールを開けるのは春になってからにしよう(え)。


SHINKANSEN☆RS「メタルマクベス」disc 3

2018.12.1 マチネ IHIステージアラウンド東京 10列10番台

出演:浦井健治、長澤まさみ、高杉真宙、柳下大、峯村リエ、粟根まこと、右近健一、
    橋本じゅん、ラサール石井、磯野慎吾、吉田メタル、中谷さとみ、村木仁、冠徹弥、上川周作、
    小沢道成、伊藤結花、植竹奈津美、駒田圭佑、鈴木智久、鈴木奈苗、鈴木凌平、新納智子、
    早川紗代、本田裕子、山﨑翔太、米花剛史、渡辺翔史、川原正嗣、藤家剛、工藤孝裕、
    菊地雄人、あきつ来野良、横田遼、北川裕貴、翁長卓


ほぼ1か月前の観劇記録・・・(^^;)
いえ、実はほんとは今年の〆に昨日もう1回観る予定だったんですよ。
でも、風邪の名残の気道過敏性でいつ咳込むかわからない状況、
且つ、体調良好の時でも酔う時がある回転劇場、
しかも、大寒波でのふきっさらしの市場前駅、
という諸々の状況を考えて、泣く泣く大人の選択をいたしました。
せっかくいいお席を確保していただいていたのに、本当に空席を作ってしまうのが申し訳ないし、
浦井くんのランダムスターももう1回観たかったし、
最後にもう1回回っておきたかったという気持ちもあったのですが(;_:)
とりあえず、映像化を待つことにしようと思います。

そんなこんなで見事に記憶の彼方なので、当日の呟きを参考に記憶を掘り返そうと思います。

今回の「メタルマクベス」は、髑髏城とは違って台詞や内容は大きく変えていないとのことですが、
演者が違うとこんなにも受ける印象が違うんだなあ、ということを、改めてしみじみと実感しました。
今回のランダムスター夫妻は、なんというかすごく普通・・・というか、等身大な印象でした。
浦井くんのランディも、かっこいいけどカリスマ性があるわけではなく(個人の感想ですのであしからず!)、
優秀だけれど突出しているわけではなく、野心はあるけれどそれは夢物語の域を出ない。
そんな、本当に普通の男だなあ、と思ったし、その普通っぽさというか小者感が、なんともリアルでした。
長澤まさみさんのランダムスター夫人もそう。
手に入るかもしれないもっと上等な生活への憧れは夫よりも具体的だし、
今の生活にいろいろ文句は言っているけれど、結局は手にしている幸せにどこかで満足している。
そんな二人が、魔女の予言という外的要因に背を押されて、
身の丈に合わない野心に手を伸ばしてしまう―――それ故の悲劇だったのかな、と思う。
2幕冒頭でランダムスター夫人が言う、望んで手に入れたはずの生活に対する違和感。
大きい箱と小さい箱の話のリアルさが、こんなにもやるせなく感じた夫婦は初めてな気がします。
まあ、1幕の二人のいちゃいちゃがこんなにもナチュラルな夫婦も初めてでしたが(笑)。
あのまま、いろんなことに文句を言いながらも、二人で笑いあって生きていく未来が、
もしかしたらあったのかもしれないのになあ・・・
鋼鉄城の寝室で、あの時と同じように寄り添う二人が背負う、あの時にはなかった罪の重さ。
あの時と同じ甘さのキャラメルでも、決して癒すことのできない苦さ。
選んでしまった未来と、選ばなかった未来。
もっと彼らが用心深かったら。
もっと彼らと王の絆が強かったら。
もっと彼らが賢かったら。
もっと彼らが臆病だったら―――
普通であるがゆえに、その分かれ道はきっととても曖昧だったのだろう。
そして、だからこそ、彼らは引き返すことができなかったんだろうと思う。


なんだか訳が分からなくなってきたので(^^;)、役者さんの感想を少しずつ。

ランダムスター役、浦井くん。
席の関係か、歌声の強さがあまり感じられなかったのがちょっと残念でした。
一生懸命さがめっちゃ感じられたのが、良かったり残念だったり(笑)。
この青臭いランダムスターも嫌いではないけれど、10年後くらいにまた挑戦して欲しい気もします。
終盤、王の亡霊に問いかけられて、最終的に彼が叫んだあの答え。
あれが、彼の真実なのか、強がりなのか、観ながら悩みました。
もう1回観たらわかるかなー、と思っていたのですが、その機会は失われてしまった(._.)
個人的には、真実であることを彼が選んだ、という設定だといいなあ、と思います。

ランダムスター夫人役、長澤まさみさん。
舞台で観るのは初めてかな。
めっちゃ綺麗でかっこいい夫人でした。
あの足の長さは一体何?!と思った(笑)。
2幕冒頭の衣裳がとんでもなく可愛くてお似合いで素敵でした!
歌声も佇まいも、わかりやすく野望というか欲望でギラギラしているのに、
どこか脆さが感じられるのが良い感じだったなあ。
最期、彼女は正気に戻っていたのかな、とちょっと思った。
狂乱の果ての最後ではなく、正気に戻った彼女が自らにけじめをつけるために選んだ最期。
それはそれで辛いけれど、最後に二人それぞれに何かを選び取ったのであれば、
それが正しいか正しくないかは別として、一つの救いなのかな、とも思う。

エクスプローラー役の橋本さん。
さとしさんのランダムスターの時とはまた違う関係性なのが面白かった。
自分とは距離感の違う年の離れた同輩に戸惑いながら、
でも、彼のことが凄い可愛くて信頼している感じにちょっとほっこりした。
でも、当然エクスプローラーの中にも屈託はあるはずで。
魔女の予言はその屈託も暴いてしまったのかなあ、と思った。
そういえば、1981年の亡霊のシーン、絵面はああなのにめっちゃかっこいい曲だなー、と思っていたら、
なんだか聞き覚え見覚えのある状況になっていって、内心で大笑いしてしまいました。
犬顔家の時の温泉シーンをちょっと思い出したよ(笑)。

高杉君のレスポールJr.は、なんか仔犬みたいで可愛い感じでした。
髪型は途中ちょこっとだけあったストレートのが似合う気がしたのですが、多分私の個人的好み(笑)。
柳下くんのグレコとの師弟関係に癒されました。
というか、決起の時の二人のビジュアルが、この舞台では異質のかっこよさでちょっとびっくりした(笑)。

師弟関係と言えば、ランダムスターと粟根さんのパール王もそんな感じなのかなー。
年賀状のやりとりしかしていないって言ってたけど。
Jr.とグレコまではいかなくても、二人の間に何らかの絆があったのだと深読みすると、
決起するときや、鋼鉄城に踏み込んだときのパール王の表情にぐっときてしまいます。
・・・って深読みしすぎですね(^^;)

ラサール石井さんのレスポール王は、普通に見えて偉大なところに、
ランダムスターとの格の違いを感じました。
すっごい手がかかるけど、すっごい愛される王様だったんだろうなあ。


そんな感じで、私の回る劇場での観劇はお終いとなりました。
劇場自体はまだ営業するみたいだけど、この後はどんな演目が来るのかなー。
また観にいくことがあるのかどうかはわからないけれど、
その時には体調万全で乗り込みたいと思います(笑)。
とりあえず明日の千秋楽まで、諸々無事に終わりますように!

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