その一片 舞台の上には、最初から最後まで紙吹雪が舞っていました。 真っ白な雪は、時に夜の蒼に染まり、時に血の色に染まった。 そして、暗闇の中、わずかな光を反射して、まるで星のように輝いた。 その一片ひとひらは、もしかしたら彼らがリセットした時間なのかもしれない――― 散っていった命、流された涙、選び取った痛み、響き渡った慟哭。 その全て… 気持玉(0) コメント:0 2020年12月27日 観劇記録 演劇 続きを読むread more