伸ばした手の先の光

今日はちょっといろいろと忙しくて、気が付いたら夕方になっていました。
JBコンの千穐楽に念を飛ばそう(え)と思っていたのになあ・・・
でも、SNSには、千穐楽を見届けたみなさんやキャストのみなさんと言葉がたくさんあって、
素晴らしい千穐楽だったんだなあ、となんだか涙が出そうになりました。
うん。
本当に、おめでとうございます!



JERSEY BOYS in Concert

2020.8.2 マチネ 帝国劇場(配信)
2020.8.4 ソワレ 帝国劇場(配信)


出演:中川晃教、藤岡正明、尾上右近、矢崎広、東啓介、spi、大山真志、
   加藤潤一、法月康平、畠中洋、綿引さやか、小此木まり、遠藤瑠美子、
   大音智海、白石拓也、山野靖博、若松渓太


JBコンの配信、本当は2日がMy楽だったはずなのですが、
2日の配信を観た後、どうしてももう1回観たくなってしまって・・・
当直明けで早帰りできれば余裕!と思っていたら帰れなくて(>_<)
でも、何とか開演に間に合ったので、観ることができました。

2回続けて観て思ったのが、ここは回替わりのアドリブなのか!ということと(笑)、
カメラワークが回によって違うんだ!ということ、
そして、やっぱり観客がいると違うんだなあ、ということでした。

アドリブについては、とりあえず、藤岡くんとアッキーがめっちゃ自由な感じでした(笑)。
冒頭のトミー二人が互いに名乗り合うところ。
前回は威嚇し合う感じだったのですが、
2日は、尾上くんが藤岡くんに「芸歴何年?」と。
で、藤岡くんが、「20年だ!」と答えたところ、尾上くんも20年だったらしく・・・
その後年齢を尋ねあったのですが、ちょうど10歳差で。
10歳差の同期か!と思わず笑ってしまいました。
で、4日はガラッと変わって、藤岡くんがめっちゃ弱気なトミーでした(笑)。
そういえば、4日だったかな、「女、妻、人の妻」と言った後に、
「ニック? あれはただの猿だ!」的なことを大笑いしながら行ってたのだけど、
これって毎回だったっけ?
というか、4日の藤岡トミーは、めっちゃ笑い上戸だった気がする。
でも、その笑い声が、なんとなく余裕がないように聞こえてちょっと怖かったり・・・

ジョー・ペシとのやりとりも違ってたなあ。
初回は、本当にどなりつけるみたいな感じで直接的な怖さがあったのだけど、
2日は、地を這うような声で静かに威嚇してる感じ。
4日は、若松くんが歌っても歌っても次の台詞を言ってくれなくて、
それどころか、袖に捌けちゃいそうになったりして・・・いじめっ子!と思いました(笑)。

アッキーは、ボビーとパートナーシップを結ぶときかな。
4日は、そのシーンに入るところで、「まだ人がいるから!」とか、
「後ろの人は座ってるから大丈夫!」とか小声で言っていて、なかなか矢崎くんが言い出せず。
言いだそうとしたら、矢崎くんも小声になっちゃったり。
やっと言えたと思ったら、アッキーってば、「もう1回!」、
「今度はあっち(客席)を向いて言ってみて!」と。
どうも、とってもいい表情だから、ということだったよう。
戸惑いつつも律儀にもう1回言ってくれた矢崎くん。
うん、まあ、表情も声の感じもプロポーズか?!というような感じだったよね。
パートナーシップも契約だからプロポーズでいいのかもですが(笑)。

そんな矢崎くんも、指のない同僚の台詞は、毎回言い方を変えてきているのかなあ。
4日の梅干し食べたみたいな顔がめっちゃ衝撃的で、その前を覚えていない・・・(笑)。

そのほかにも多分いろいろあったと思うのですが、記憶が曖昧で(^^;)
というか、あ、こここの前と違う!と思っても、観ている時はステージに引き込まれちゃってるので、
覚えているのはかなり困難だったりします(笑)。

カメラワークもそう。
たぶん、基本のシナリオはできているのだと思うのですが、
パートナーシップのシーンの直前、二人を気にする大山ニックが映ったり、
ここでこの人を映すのか!と思うところが結構ありました。
もちろん、ルーチンのカメラワークで、コーラスのポイントや、
シーンに合わせての役としてアンサンブルの誰かが映ったり、
観客の気持ちに沿った映像もあれば、
舞台の端と端にいるWキャストが画面に分割で映ったり、
全景画像で後ろのモニターに映る映像が合わせ鏡のように重なっていたり、
客席からでは見えない、映像ならではの部分もあったりで、
複数回観ても飽きることはありませんでした。
というかやっぱり映像だから見えるところもたくさんあるよね。
個人的には、Wボビーの最初と最後のウインクとか、
フランキーを見つけた時のそれぞれの表情とか、
東ボビーの台詞に、矢崎ボビーが凄い優しい表情で頷いているのとか、
素直に見れてよかった!と思いました(笑)。
だって、客席からだったら、どちらか片方しか見えないものね。
そういえば、トミーがカメラに目一杯寄って話している時は、
劇場では映像として映っていたのかなあ。

アップの表情と言えば、終盤、フランキーがフランシーヌのことを語るとき、
唇をかみしめ、何度も言葉に詰まりながら、前を向いているのだけど、
2日と4日では、ちょっと印象が違った気がします。
2日は悲しみが深すぎて言葉にならず、4日は悔恨に苛まれて言葉にできない・・・
そんな風に感じました。
まあ、いずれにしてもめちゃくちゃ辛いシーンで、やっぱり泣けてしまったのですが。

最後、観客がいること。
手拍子を促したりするだけではなくて、
上記の客席に向けて台詞を言わせるようなアドリブもそうだし、
ボビーがボブ・クルーに詰め寄るところで、
「みんなもそう思っているの?」というボブ・クルーの言葉に、
東ボビーが客席に手を差し伸べて、観客が拍手をするのに満足そうに頷いたりと、
客席とのやりとり的ところも何回か会ったように思います。
アドリブが加速していたのも、やっぱり反応があったからなのかなあ。

映像としても、無観客とは大きく違っていました。
色とりどりのペンライトが本当に綺麗!
全景で客席が映るときだけでなく、
寄った映像でも、バンドとの境のアクリル板にペンライトの光が淡く映っていたし、
舞台奥からの映像では、4人の背中の向こうに光に溢れた客席が見えたし、
♪Can’t take my eyes off of you では、無数の白い光の下の色とりどりの光が、
まるで花が咲き乱れているようにも見えました。
映像で見えたその光景は、確かに彼らが見ている景色で。
私はあの場所にはいられなかったけれど、彼らがあの光を観ることができて、
本当に良かったなあ、と思いました。

役者さんたちの、役としての印象は、初回と大きく変わらなかったかな。
あ、尾上くんの歌い方が、ちょっと違っていたような気がします。
動きはやっぱりうざかったのだけど(うざくなければトミーではありません!)、
なんというか、いろいろ余裕が出てきていたように思いました。
東くんは、というかボビーは、裏声で歌うことが多くて、ちょっと大変そうだなあ、と思ったり。
♪Short Shorts の時は、Wボブ・クルーと畠中さんもめっちゃ裏声だったなあ。
Wニックの歌声は、なんだかパワーアップしていたような。
そういえば、長めに過去映像が流れる時、
矢崎ボビーは、手前の暗がりでしゃがみながら、某映像でわたわたしているのが映ったけど、
ニック(たぶんspiさん)の時は、そういう映像はなかったなあ。
いや、とんでもなくシリアスなシーンだから、それは無理か(^^;)

なんだか舞台の感想、というよりも、覚書みたいになっちゃった(^^;)
でも、この舞台は配信されたのが奇跡みたいだから、きっと円盤にはならないと思うので、
覚書で正解なのかもしれません。

とにかく、カーテンコールまでめっちゃ楽しみました。
カーテンコールでは、歌詞が字幕みたいに映像に入って、おおお!と思いました。
確か無観客の時は、後ろの映像には入っていただけだったんだよね。
4日はキャスト紹介の時、アッキーがそれぞれの名前を歌うみたいに言ってました。
アッキーの名前は藤岡くんが。
バンド紹介のソロも、それぞれとてもかっこよく!

Wカーテンコールの時の挨拶は、基本アッキーが仕切るのですが、
2日の時だったかな、藤岡くんが、今日はお祖母ちゃんが見てくれてる、と言って、
配信カメラに向かって「おばあちゃーん!」と満面の笑みで手を振っていたのが可愛かったですv
でもって、4日は前楽ということで、Wボビーの挨拶がありました。
「半沢直樹に出ていた矢崎くん」とアッキー。
「どこか掴まれてなかった?」と藤岡くん。
・・・どこ掴まれてたの?
録画、まだ見ていないので、後で答えあわせします(笑)。
で、「半沢直樹に出ていた矢崎広です」と始めた矢崎くん。
言いたいことをいろいろ考えて、二つに絞ってきました、ということで、
周囲に了解を取って二つお話してくれました。
一つ目は、新キャストに感謝を、と。
なんでも、いじられ役が分散したらしいです(笑)。
以前は、全集中でいじられていたらしく。
誕生日に、クリエの真ん中で藤岡くんから渡されたコーラを飲まされたりしたそうです(^^;)
同年代はいるけど、spiはこんなだし(しれーと違う方向いて立ってるspiさん)、
海宝はあんな感じだし、ホワイトはそもそもそういうことがないし・・・的なことを言ってました。
で、藤岡くんが「俺のことか?! 離れられて良かったと思ってるだろ?!」と絡み出し、
矢崎くん、「今自分が喋ってるんだから黙って!」とちょっとキレてました(笑)。
いや、なんか、仲いいね!(笑)
もちろん、真面目なことも言っていて、
この短い期間で、新キャストの3人はしっかり役を深めてきた。
それは凄く大変なことだったと思うけど・・・と。
そうだよね・・・としみじみと思ってしまいました。
でもって、その役を深めることは、きっと、Wの相方がいたからこそなんだろうな、と思います。
二つ目は、ある曲(♪Who Loves You だったかな)で、幸せを奪われた時には・・・という歌詞があって、
その時に手を伸ばす振りがあって、伸ばした手の先に観客の顔が見えたとき、これだ!と思った、というお話を。
伸ばした手の、その先の幸せについて話してくれました。

次は東くん。
配信にもちゃんと心配りしてくれるのは、某舞台での学びでしょうか(笑)。
今も、舞台の中止や延期が知らされるこの時期に、上演できることへの感謝の言葉の後に、
アッキーさんが言っていたみたいに、
これからもエンターテイメントを盛り上げていきたい、という決意表明をしてくれました。

今日の千穐楽は、他のみなさんの挨拶もあったのかな。
始まりは無観客になってしまったけれど、無事に千穐楽が迎えられて良かった!
多分、キャストのみなさんも、スタッフのみなさんも、
もの凄く気をつけて、頑張ってくれたのだともいます。
もちろん、劇場に足を運ばれた方たちも。
その結果として、あの、幸せな空間ができあがったんだろうなあ、と思う。
あの場所にいられなかったことは、やっぱりちょっと悲しいし、
あの場所で彼らの歌声を肌で感じることができた人たちを羨ましく感じてしまう自分がいます。
でも、そういうちょっとマイナスな気持ちを凌駕するくらい、
配信でも十分幸せな気持ちをくれたコンサートでした。
矢崎くんが言っていたように、新キャストも含めみなさん、
これはコンサートなの?!と言いたくなるくらい、役として舞台の上に立ってくれていました。
同じメンバーを集めることは、多分きっと凄く大変なことなのだと思うけれど、
いつかぜひ、このメンバーで、ミュージカル版を見せていただきたいな、と思います。


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