テーマ:観劇記録

破綻の魅力

暑さ寒さも彼岸まで、と言いますが、ここ数日で一気にいろんな花が咲き始めて、 一気に春になったような気がします。 まあ、今日は風が強かったですが(^^;) ホトケノザの紫が一面に広がるのを見ると、春だなあ、と実感します。 河津桜はいつの間にか満開で、桃のピンクと競っているし、 木蓮の花芽は日に日に膨らんできているし、 染井吉野…
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墓標

裏庭の片隅。 白い花が咲き乱れるその場所に眠るのは。 白い小さな命の真っ白な小さな骨。 そして。 幻のように消え去った“彼”がそこに残した記憶の欠片。 「アルジャーノンに花束を」 2017.3.11 マチネ 天王洲銀河劇場 1階F列30番台 2017.3.11 ソワレ 天王洲銀河劇場 1階A列10番台 …
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水底の物語

その水の底に潜むのは。 決して捕まえることのできない大きな魚。 空っぽになったかつての故郷。 そして―――一人の男の、物語。 「ビッグ・フィッシュ」 2017.2.12 ソワレ 日生劇場 1階M列20番台 2017.2.26 マチネ 日生劇場 2階D列20番台 出演:川平慈英、浦井健治、霧矢大夢、赤根那奈、…
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死の黒い翼

空を切り裂くその白い手の先を黒い鳥が羽ばたいた。 それは、全てを覆い尽くす死の翼。 「ロミオ&ジュリエット」 2017.2.12 マチネ 赤坂ACTシアター 2階C列10番台 出演:古川雄大、木下晴香、馬場徹、平間壮一、渡辺大輔、大貫勇輔、香寿たつき、シルビア・グラブ、    坂元健児、阿部裕、秋園美緒、川久保…
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同じ空の下で

ずいぶんブログを放置してしまいました・・・ 実はPCの液晶を割ってしまいまして(^^;) 修理に出していたのですが、手元に戻るのに3週間もかかってしまいました。 ・・・いえ、実は2週間前にはお店に届いていたらしいんですけどね。 お店の手違いというか怠慢で、2週間連絡がもらえてなかったことが判明しまして。 目安の2週間+数日たっ…
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余白の誘惑

全てが作りこまれた完璧なものの美しさには、感嘆するし圧倒される。 でも、隙のある、完璧ではないものにも心惹かれる。 それはきっと、その余白に隠された何かを感じるから。 その余白に、自分の心を忍ばせることができるから。 「フランケンシュタイン」 2017.1.28 ソワレ 日生劇場 GC階A列50番台 出演:中…
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彼女の明日

明日には――― そう、彼女たちは歌いました。 一人の役者が演じる、全く異なる二人の女。 その女たちが望んだ“明日”は、どんな色の夜明けだったのだろうか。 「フランケンシュタイン」 2017.1.28 マチネ 日生劇場 GC階A列一桁台 出演:柿澤勇人、小西遼生、音月桂、鈴木壮麻、相島一之、濱田めぐみ、朝隈…
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死の白い面

その街の片隅で。 その街の闇を纏い。 その街の命に忍び寄る。 “死”の影が覆うのは誰? 「ロミオ&ジュリエット」 2017.1.22 ソワレ 赤坂ACTシアター 1階T列一桁台 出演:古川雄大、生田絵梨花、馬場徹、小野賢章、広瀬友祐、大貫勇輔、香寿たつき、シルビア・グラブ、    坂元健児、阿部裕、…
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最初の記憶

一人の青年の中の、天才という“怪物”。 その“怪物”が創り出した、孤独な“生命=怪物”。 二人の“怪物”が辿り着いた世界の果て――― 「フランケンシュタイン」 2017.1.22 マチネ 日生劇場 1階B列20番台 出演:中川晃教、加藤和樹、音月桂、鈴木壮麻、相島一之、濱田めぐみ、朝隈濯朗、新井俊一、    …
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瓦礫の薔薇

焼け落ちた城の瓦礫の中。 小さな炎のように咲く真っ赤な薔薇。 それはきっと、誰かに向かう彼らの想いの名残。 「フランケンシュタイン」 2017.1.21 ソワレ 日生劇場 1階I列30番台 出演:中川晃教、小西遼生、音月桂、鈴木壮麻、相島一之、濱田めぐみ、朝隈濯朗、新井俊一、     後藤晋彦、佐々木崇、当銀…
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野望のその先

1月もあっという間に下旬になってしまいましたね。 雪に翻弄されたり、仕事に忙殺されたりしていましたが、 今月は後半に観劇を詰め込みました(笑)。 久々の観劇な週末、さすがにマチソワ×2はきつかったけど、 ミュージカルが好きで、観劇が好きで良かったなあ、と改めて感じることができました。 そんな週末の記録をぼちぼちと。 …
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眩暈

その涙を流したのは、 その願いを叫んだのは、 その疵を受け止めたのは、 その手を取ったのは、 その笑顔を向けたのは、 その物語を生きたのは――― もしかしたら別の“彼ら”。 舞台「刀剣乱舞 虚伝 燃ゆる本能寺」 2017.1.17 ソワレ 大阪メルパルクホール(ユナイテッド・シネマ前橋 スクリーン7 O列…
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今年のキーワード

今年も明日で終わりですね。 今年は仕事のお正月休みが最短の6日間なのですが、もう1/3終わっちゃった! 年々時間が過ぎるのが速く感じるようになってきましたが、今年もほんとに速かった・・・(笑) でも、今年観た舞台を振り返ってみると、なんだかずいぶん前に見たような気持ちもしてみたり。 時間の感覚って、一定ではないのだなあ、となんだ…
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見守るもの

舞台の上には、数年ぶりに見る懐かしいセット。 今回目を引かれたのは、上方に吊るされた白いぼんぼりのような照明(?)。 月の存在が印象的な物語の中、 時に暗闇の中ぼんやりと、時に鮮やかに、時に蒼褪め、時に暖かい光を纏うその球は、 まるで月のように、下界に生きる彼らを見守っていたように思います。 「RENT 20TH A…
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茨の王冠

鋭い輪郭を持つ王冠は、 私には茨でできているように見えた。 戴くたびに我が身を苛み血を流す―――それは罪の重さ。 そして、未来への覚悟。 「ヘンリー四世」第一部 ―混沌―         第二部 ―戴冠― 2016.12.18 マチネ 新国立劇場中劇場 1階16列50番台         ソワレ 新…
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心星

舞台の上、彼らが見上げた強い輝きを放つ星。 天の狼と呼ばれた星。 太陽の次に、明るい星。 その輝きに寄り添う、目には見えない昏いもう一つの星と共に創りだす揺らぎ。 ―――彼らの夜を照らす、彼らの心星。 ミュージカル『刀剣乱舞』~幕末天狼傳~ 2016.11.23 マチネ AiiA 2.5 Theater …
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ジョーカー

今日は天気予報通り雪が降りました。 11月に10㎝以上も雪が降るなんて初めてで・・・タイヤ交換の間に合わなかった私は大慌てでした(^^;) そして明日はきっと道が凍るんだわ。 なんとか先程タイヤ交換をしてもらえたので、ちょこっと安心ではありますが。 でもまあ、人生油断は禁物ですな(笑)。 とりあえず、今年のボーナス出たら、ゴム…
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幻影の鎖

光の向こうに消えていく、その少女の華奢な背中には、 幾重にも、幾重にも、重い鎖が巻き付いているように見えました。 「あずみ 戦国編」 2016.11.19 マチネ Zeppブルーシアター六本木 14列10番台 原作:小山ゆう 構成・演出:岡村俊一 出演:川栄李奈、鈴木拡樹、早乙女友貴、小園凌央、斉藤秀翼、…
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瓢風の果て

私が初めて自分でチケットを買って観に行ったのが、この舞台の初演でした。 あれから、長い長い時間が経って。 いつの間にか、あの時の市村さんと、同じ年齢になっていました。 私の初めてのエンジニアの、最後の生き様。 全身全霊で、受け止めてまいりました。 「ミス・サイゴン」 2016.10.15 ソワレ 帝国劇場…
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終焉の鐘

その舞台の上に在ったのは、 一つの季節の終わり。 一つの恋の終わり。 一つの命の終わり。 そして、一つの時代の終わり。 「クレシダ」 2016.9.17 ソワレ シアタートラム D列一桁台 2016.9.18 マチネ シアタートラム J列10番台 作:ニコラス・ライト 演出:森新太郎 出演:平幹二朗、…
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王族への道は遠く(笑)

ミュージカル「王家の紋章」千秋楽、無事に幕を下ろしたようですね。 昨日の前楽のカーテンコール映像を見て、 3人の可愛らしさ(+お兄ちゃんの哀れさ)にニマニマしております(笑)。 既に再演の決まっているこの舞台。 またあのエジプトに行けるのを、楽しみにしていようと思います! で、記録! 「王家の紋章」 201…
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父という存在。

私は結構薄情な性質でして・・・というかめんどくさがりで?(笑) 好きな役者さんは沢山いるけれど、その人の活躍の全てを追っている人はたぶんいません。 自分の好きな時に、自分の好きなその人の輝きを受け止める。 そんな感じ。 なので、あんまり興味を引かれない活躍が増えちゃうと、費やす時間が格段に減ります(^^;) で、好きな分野で活…
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トレースと再構成

お友達に教えていただいて、数か月前から嵌っている小説があります。 香月美夜さんの「本好きの下剋上」。 ネット小説で数日かけて一気読みして、気が付いたら出版された本も全て揃えておりました(笑)。 物語としては、本の大好きな主人公が、異世界(なんだと思う)に転生(厳密には違う)して、 識字率の低い世界で本を作るために、現代の知識を総…
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闇を超えて

始まりの春。 高揚の夏。 立ち止まる秋。 闇の中、雌伏の冬。 全ては、その闇の先に待つ新しい季節のために。 「JERSEY BOYS」 TEAM WHITE 2016.7.30 マチネ シアタークリエ 16列10番台 出演:中川晃教、中河内雅貴、海宝直人、福井晶一、太田基裕、戸井勝海、阿部裕、綿引さやか…
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構成成分

今日は「エリザベート」東京公演の千秋楽でしたね。 きっと大盛況のなか幕を下ろしたのだと思います。 今頃は役者さんもスタッフさんもほっと一息? それとももう次の公演に向けてのブラッシュアップが始まっているのかしら? 地方公演にも残念ながら行くことはできませんが、 みなさん怪我なく大千秋楽まで走り抜けてほしいな、と思います。 …
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久々に記憶力に挑戦!(^^;)

今期の「エリザベート」の東京公演も、明日で千秋楽ですね。 今期は、ちょっといろいろあってチケット争奪戦に乗り遅れ、惨敗し(^^;) 結局2回しか観ることができませんでした。 でも、城田トートとチビルドのお一人以外は網羅できたのだから、まあ良しとしようかな(笑)。 そんな感じのぬるーいスタンスだったので、 あまり深く突っ込んで考…
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家族の距離感

家族だから甘えられることもあれば、家族だから甘えられないこともある。 家族だから言えることもあれば、家族だから言えないこともある。 家族だから許せることもあれば、家族だからこそ許せないこともある。 それは全て“家族だから”。 「JERSEY BOYS」 TEAM RED 2016.7.14 ソワレ シアタークリ…
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奔流

一つずつ重なっていく、声と音。 細い流れがより合わさって大きな流れになるように、 その瞬間生まれた彼らのハーモニー。 それはきっと、しがらみもためらいも矜持も、 全てを有無を言わさず押し流す、抗うことのできない奔流。 「JERSEY BOYS」 TEAM WHITE 2016.7.2 マチネ シアタークリエ 12…
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彼の罪、彼女の罰

LACCO TOWERというバンドに♪罪之罰 という曲があります。 その曲には、こんな一節があります。 誰が悪者だ 誰が善い者だ この物語の中では、誰が悪者で、誰が善い者だったのだろうか。 ―――その境界は、本当にあるのだろうか・・・? 「あわれ彼女は娼婦」 2016.6.25 ソワレ 新国立劇場 中劇場…
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スケッチブックに描かれたもの

6月も最終週になって、やっと関東も梅雨らしいお天気になった気がします。 この雨で、深刻な水不足が少しでも解消するといいなあ。 蒸し暑さは苦手だけれど、この季節も好きな花がたくさんあるので、通勤時がちょっと幸せです。 名残の夏椿や紫陽花、凌霄花、ネジバナ、合歓の木、咲き初めの向日葵・・・ 私には絵心がないので、季節限定で咲き誇る花…
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