瓔珞の音

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<<   作成日時 : 2006/11/06 21:30   >>

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今週末は久々の観劇の予定です。しかも連日の(笑)。
2つのうち1つが帝劇の「マリー・アントワネット」
遠藤周作さんの原作を、ミュージカル「エリザベート」「モーツァルト!」の作家と作曲家がミュージカル化、
帝劇が世界初公演!というミュージカルです。
既にご覧になったるーくさんがブログで語ってらっしゃいますねー。
私も新妻聖子さんの回を観にいく予定なんですよ。
今からめちゃくちゃ楽しみですv

で、観にいく前に読み終わらなきゃ、と思って、
原作の遠藤周作さんの「王妃マリー・アントワネット」に手を出してみました。
今週中に読み終わる予定を立てていたんですが・・・

一気読みしちゃいました(笑)。

遠藤周作さんの本は実は高校生の頃に「沈黙」を読んだぐらいなので、
あまり記憶には残っていないですし、
こんなに引き込まれるなんて、正直びっくりです。
なんというか、非常に読みやすい文章だったのです。
淡々としているし、時々突き放したような冷たさを感じることもあったのですが、
その分、するっと物語の世界に入り込めたような気がします。
登場人物の気持ちを、まるで論文のような客観性で描いているせいかもしれません。
登場人物の一人一人が、それこそカリオストロですら、非常に人間的で存在感がある。
直接的に感情を揺さぶる文章ではないのに、じわじわと侵食されるように感情移入してしまいました。


物語には、マリー・アントワネットがフランスへ嫁いできたその日から、
ギロチンの露となるその日までが紡がれています。
可憐で闊達でわがままで高慢で世間知らずな少女。
でも、それがもの凄く魅力的なのです。
実際に近くにいたら嫌な女だなー、と思うと思うのですが(笑)、
私的には彼女に一方的な敵意を持ち、
要所要所で彼女の人生とニアミスするマルグリットの思考の方が、
なんというか、理解できなくて、読んでいて辛かったです。
でも、読み終わった後は、人は、こんなに残酷になれるのか、とか、
マルグリットはその人生で結局何を得たのか、とか、
マルグリットに寄り添うような気持ちでいろいろ考えちゃいました。
マリー・アントワネットの生涯は、本当に圧倒的で。
革命のあと、タンプル塔に幽閉された後の彼女を知りたくて、
ただただ文字を追うことしかできませんでした。


ミュージカルは、いろんな方のブログを見る限り換骨奪胎という感じで、
原作を念頭に観るといろいろあるようなのですが、
まあそれは原作物のドラマでもアニメでも映画でもよくあることですから(笑)、
ミュージカルはミュージカルで楽しんでこようと思いますv


それにしても、「王妃マリー・アントワネット」を読んでいる間、
場面場面で私の脳裏に浮かんだのは「ベルサイユのばら」のシーンでした(笑)。
マリー・アントワネットがデュ・バリー夫人に声をかけるシーンとか、
首飾り事件のシーンとか、
暴徒を前にマリー・アントワネットがバルコニーに立つシーンとか、
もろもろが文章を読むと同時にまさにあの絵で浮かんでくるわけですよ。
で、更に感動が増す、と(え)。
物心ついたころには家にあったとはいうものの(母が集めてたのです・笑)、
最後に読んだのはもう10年以上(!)前なのになー。
これもインプリンティングなんですかね(笑)。
久々に読み返したくなりました。
今度実家に帰ったら、発掘してこようかな。・・・手に取った瞬間に崩れ落ちるかもしれませんが(笑)。

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マリー・アントワネット
3日、4日は祭りーーvv その第1弾が、天華さんと観てきた舞台v 『マリー・アントワネット』 チケット、あきらめていたのですが天華さんが取って下さったので本当に良かったです。 ありがとうございましたーー!! 来年の4月にも凱旋講演があるので、また行きたいですー!! ...続きを見る
白日夢──日々雑記
2006/11/08 22:55

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