瓔珞の音

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zoom RSS 頬をなでる手

<<   作成日時 : 2007/02/04 22:26   >>

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受け取ってすぐ読み始めた「天と地の守り人」カンバル王国編。
たった今読み終わりました。

ロタ王国編でのいたたまれないような焦燥感や、
バルサとチャグムが再会した時の、胸の痛くなるような熱さや、
そういう直截的に迫るものはなかったけれど、
冷たい雪の下で、硬い蕾の中に暖かな春を育むオックルのような、
ティティ・ランたちが奏でる胸の騒ぐような音のような、
静かで、力強い流れを感じるような物語でした。

八方塞な状況の中で、迷いながら、傷つきながら、
それでもか細い道を命を懸けてたどっていったチャグムとバルサ。
その二人の関係も、物語の中で緩やかに変わっていった様が、
なんだか切なくなるほど暖かく感じられました。
二人の道はまた分かれたけれど、
それは最初の別れは明らかに違っている。
庇護し、庇護される立場ではなく、
同じものを愛し、同じものを心に抱き、そして互いを信頼する・・・
相手がいるから、自分はこの道を行けると、
そう感じられるような別れであったと思います。

そして、国を担う二人、チャグムとラダールの対峙。
”王”などというものは、私の日常にはなくて、
それは全て物語の中でのことなのだけれど、
私には、この二人が、タイプも思考も行動も違うけれど、
どこか似通って見えるような気がしました。
うーん・・・上手く言葉には出来ないのですけどね。
そのうちこの辺も語りあいましょうねーv>ななさん

短い登場ながら、その存在と絆の深さを示したタンダとトロガイ師。
タンダの現状を知ったバルサが、どう動くのか、私には想像もつきません。
けれど、彼らが彼らのいるその場所で、出来うる最良のことをするために努力することは、
きっと間違いないのだと思います。
今はただ、最終巻を待ち望むだけです。


今回、上橋さんの文章ってすごいなー、と思ったのが台詞や小道具の回収。
ホイもアラム・ライ・ラも、これ以上はないほど見事な回収の仕方だと思いました。
あからさまな使い方でなく、唐突な出方でなく・・・
人の成長というのは、こういうものなのだな、と納得できる流れでした。


とりあえず、時間を置いてまた読み直してみます。
近々感想メールが飛ぶと思いますので、守り人仲間なみなさま、叫びあいましょうねー!(笑)

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