瓔珞の音

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zoom RSS 言ってもしかたないですが・・・

<<   作成日時 : 2008/07/20 19:27   >>

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暑い!

ですねー。
夏が苦手で、且つクーラーが苦手な私には、本当にキツイシーズンになりました。
劇場もクーラーがガンガンにかかってますしね。
あの外との気温差がもうとんでもないです。
でも、それでも劇場通いはやめられないんですけどね(笑)。
なんたって、私の元気の元ですから!


「道元の冒険」

2008.7.19 マチネ シアターコクーン 1階BR列一桁台

作:井上ひさし
演出:蜷川幸雄
音楽:伊藤ヨタロウ
出演:阿部寛、栗山千明、北村有起哉、横山めぐみ、高橋洋、大石継太、片岡サチ、池谷のぶえ、
    神保共子、木場勝己、手塚秀彰、茂手木桜子、金子文、赤石伸一


悩みに悩んで結局我慢できずに行ってしまったこの舞台。
予定外の観劇だから、阿部さんをじっくり観て、舞台への考察を深めよう、と思ってたんですが・・・
見事挫折いたしました。
だって、この席、ご覧になった方なら解かると思いますが、
洋さん見るのにめちゃくちゃベストなんですもの!
いやー、3時間、しっかり洋さんを見つめてしまいましたよ。
ま、ファンなんてこんなもんですね(笑)。

さて、昨日も書きましたが、この日客席には沢山のカメラがありました。
10台以上あったかなあ。
実は撮影当日、というのに当たったのは初めてだったので、
何故か私が緊張してしまいました(笑)。
そして、舞台そのものもちょっと雰囲気が違う・・・?
もちろん、先週に比べてテンポはさらに滑らか且つ起伏に富んでいたし、
歌も皆さんレベルアップしていたし、
アドリブもちらほら見えたりしてたんですが、
ちっちゃなハプニング続出でした(汗)。
以前何かで市村さんはカメラが入ると一気に緊張する、と聞きましたが、
舞台役者さんって、みんなそんな感じなんですかねー。
いや、新感線の役者さんたちは違うに違いない(変な日本語・・・)。

栗山千明ちゃんの歌詞が抜けちゃったときにはかなりドキッとしたし(でも、引っ張らなかった。凄い!)、
読書人な洋さんがフライングしちゃったときには、もっとドキドキして、
漢字対決(違います)のシーン、無事にすみますように、と手に汗握って見つめちゃいました(笑)。
もちろん、このシーンは大成功!
客席から拍手も起きてました。
「月の砂漠」と「天台大学応援歌」のシーンも拍手おきてたな。
もちろん私もしましたとも!

そういえば、この日の客席はなんだかとってもノリが良かったです。
笑いの閾値が低いというか・・・?
阿部さんが出てきただけで笑いが起きてたんですが、
阿部さんのファンの方が多かったんですかね?
でも、私の席の右下の方にいたカメラマンらしき人も素で笑ってたので、
やっぱり芝居としてのレベルが上がったんじゃないかな、と思います。


さて、というわけでこの日の洋さん(え)。
「波羅蜜多ソング」の時、合唱でもしっかり洋さんの声が聞こえました!
席の関係なのか、洋さんの歌声が大きくなったのか(笑)。
前回に比べて歌に対して及び腰でなくなったような気もします。
きちんと歌うことも楽しんでる感じv

鷹司、遮ろうとする懐奘を鋭く睨んででたりしてたんですねー。
でも、あのメイクでは全然怖くありません(笑)。
義尹に早替りするとき、メイク全然落ちてませんでした。丸わかり(笑)。
千明ちゃんも僧衣がはだけてて、北村さんがなおしてました。
あのシーンの早替りは、皆さんほんとに大変ですよねー。

読書人はあの斜めの歩き方と表情で、出てくるだけで客席の笑いを誘っていました。
そういえば、「油断一秒怪我一生」の解釈(?)、
最初聞いたとき、今の原油高のことを言っているのかな、と思ったのですが、原作にもちゃんとありました。
オイルショックってあの頃でしたっけ。
歴史は繰り返すんですねー(違いますってば)。

衆僧では、青年道元を見送る時、最後まで飛び上がって手を振っているのが、
なんだかとっても可愛らしかったです。
ほんとに仲良しさんだったんですねー。

で、壮年道元!
「風鈴の歌」、かなりうるうる来てしまいました。
この歌、ほんとに綺麗だなあ、と思います。
洋さんと木場さんと阿部さんと3人の声が、
全然別々な色合いなのに、きちんと溶け合ってるところも、とても聴き応えあり。
あのシーンは、照明も凄く幻想的な感じですしね。
反対に、ばらっばらなのが魅力の「天台大学応援歌」!(笑)
いやー、このシーン、木場さんも大石さんも洋さんも、半分素じゃなかったですか?!
それともあれも演技なんですかねー。
なんだかもの凄く綱渡りな印象で、前回とは違った楽しみ方をしてしまった気がします。
途中、組んだ肩を解く時に、洋さんが木場さんを叩いたか引っ掻いたかしたんですかね?
「すみません」という言葉が本当に素で、
木場さんも洋さんもしばらく笑っていて、大石さんが無理やり台詞を言ってシーンを進めてました(笑)。
蜷川さんの舞台でも、こういうのあるんだなあ。
でも、これがDVDに残るのは、ちょっと微妙な感じもある・・・かも?
それにしても、アドリブの生声も聞こえて、本当に良いお席でしたv


木場さんは、この日もとても安定した演技でらっしゃいました。
青年道元のシーンで、衆僧たちが瞑想して(?)歩き回っているシーン、
懐奘と道元が、しばし見詰め合っていることに、初めて気づきました。
私の席からでは、道元の表情しか見えなかったのですが、
道元が、すごく真摯な目で、でも満足そうに頷いているのがとても印象的だった。
この余興を考えたのは懐奘で、
それは単に道元の半生を讃えることだけが目的ではなくて、
弟子たちにとっては変則的な修行であり、
大切な何かを見失い彷徨う道元へ、懐奘だけが差し出せる灯火であった。
道元はそんな懐奘の意図を、きちんと受け取っていたのではないかな。
二人の信頼関係が感じられる、静かだけど素晴らしいシーンだと思いました。

そんな素敵なシーンのあとのピンポンシーン!(笑)
これもめちゃくちゃ素晴らしかったです!
北村さんのスローモーション、もう笑うしかないですよねー。
きちんと合掌したり、無駄なターンがはいってたり、でもかっこいいんだなあ。
木場さんも負けてはいません!
遠くへ跳ねたピンポン玉を追うときに、明石さんの頭をカコンと叩いてましたが、
あれ、先週もやってましたっけ?
明石さんも笑ってたので、アドリブかな、とも思ったのですが、
それにしては良い音がしてました(笑)。
鐘を振って走る僧が往復でなくなっていたり、
上手から下手へ何気なく看護夫が歩きぬけるシーンがなくなったりしてたので、
演出の変更があったのかな?・・・って、私が見落としてたならすみません(汗)。


阿部さんは、道元と男の演じ分けがクリアになったように感じました。
最後の対決のシーンの腹話術(?)も、
男の声は最初からこの声だったんだなあ、と改めて思ってみたり。
あのシーン、頬をつねられながら喋るのって、本当に大変ですよねー。
で、今回前方席でみて初めて気づいたんですが、
その後全員が出てきて頬をつねりあうの、決まった動きではないんですね。
アドリブ、というか、その場で動いてるの。
だから、つねる相手を探してうろうろしてたり。
このときの洋さんが、なんだかとっても楽しそうに見えたのは、私の錯覚・・・?(笑)
このシーンが遊んでるみたいに楽しそうな雰囲気があるので、
その分、その後のシーンの暗さとか閉塞感とかやりきれなさがちょっときつかったです。

最後、バンッと音がするようにいきなり真っ暗になるのも、
解かっているのに毎回びくっとしてしまう。
これまで割りと垣根が低い状態で楽しんできたお芝居から、
一気に拒絶され遮断されてしまうような、そんな衝撃がある。
あの暗闇には、なんの意味があるのかな?
拍手をすることもできずに、客席が息を詰める瞬間。
あの瞬間は、観客の各々が「自分ひとり」なのかな、と思う。
狂気と正気、夢と現実、理想と挫折の、曖昧な境界のなかで、
ただ一人でいる自分を感じる瞬間―――そんな風に感じました。

ので、カーテンコールで役者さんたちがみんな笑顔なのが、とてもとてもほっとするのです。
歌舞伎座へ向かわなきゃならなかったので、
カーテンコールの途中で抜けてしまったのが本当に残念でした。
来週の観劇の時には、しっかり最後まで拍手してこようと思います。
・・・結局毎週通っちゃったなあ(汗)。
ま、観劇な7月なので、良しとしましょう。
夏休みシーズンだしねv

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
暑いですよね。。。(瀕死)。もうどーにかしてくれ!と泣きたくなります(泣くなよ)

さてさて。実は「東京方面に里親さんがいらっしゃれば、安全にお送りしますよ」という方が(このかたの東京在住なのですが)いらっしゃいます。恭穂さん、、、いかがですか??これを言いたくてコメントしました。すみません。本来なら「鍵コメ」とかにしたかったのですが、できませんでした。生き物を飼うのは大変ですので、「無理っす!」と思われましたら無視して下さっても大丈夫です。

宜しくお願い致します
犬子
犬子(@犬養分)
2008/07/21 12:29
初めまして。卯月といいます。私も洋さんファンです。宜しくお願いします。
カメラ撮影の日に観に行かれたんですね。しかもハプニング続き…。DVD大丈夫でしょうか…。
私、昨日と今日観劇してきました。1週間前にも観ましたが、全体的にとっても良くなってて、演出も変わっていて、さらに好きになりました、この舞台。
明石さんの頭パコンはアドリブではないみたいです。昨日も今日もやってたんで(笑)

私は洋さんの兼平も読書人もどの役も好きですが1番好きなのは壮年道元です。
懐弉に語る場面ではいつも鳥肌が立ちます。

あと、歌。洋さん頑張っててどんどん良くなってますよね。
今日なんか今までで1番良かったです。だんだん自信がついてきて堂々としてきたのだと思います。
今度観に行くのが楽しみです。

長文失礼しましたm(_ _)m
卯月
2008/07/21 19:24
犬子さん、こんばんは!
えーと、このあとそちらにコメント書きに行きます。
結果だけ言うと、無理・・・なのですが。
母からいろいろ情報も仕入れたので。
しばしお待ちを!
恭穂
2008/07/21 20:48
卯月さん、はじめまして!
このような片隅ブログにようこそ。
洋さんファンとのこと、とっても嬉しいですv

ハプニング続き、といっても小さなものですし、
お芝居そのものはとても楽しめましたので、
あんまり問題はないのではないかと・・・思いたいです(笑)。
明石さんの頭は、アドリブではなかったのですね。
ほんとに1週間で演出も変わっていて、
歌もお芝居もどんどん良くなっていって、
私も観るたびに好きになりますv
そして壮年道元!
私の一番好きな演技する洋さんです。
卯月さんもお好きとのこと、ますます嬉しいですv

私もあと1回観にいく予定です。
千秋楽に向けて、どんな風に変化していくのか、
とても楽しみですね。

最近暴走気味なブログですが、
また是非遊びにいらしてくださいね。
今後ともよろしくお願いいたします!
恭穂
2008/07/21 20:54

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