瓔珞の音

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zoom RSS 贅沢な時間

<<   作成日時 : 2011/07/09 00:22   >>

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いろいろぱたぱたしたり、ちょっと精神的に引きこもったり(え)していて、
すっかりブログ放置しておりました恭穂です。
暑い日が続きますが、みなさまお元気でしょうか?
私は夏ばて一歩手前、という感じで、ちょっとよろよろしています(涙)。
そして、久々にブログを開いて、書きかけの観劇記録を!と思ったら、
間違ってその後にアップした記事を消してしまいました・・・(汗)。
本文はともかく、いただいたコメントを救出できてよかった!!

kumigonさん、お返事が遅れた上に、書き込んでいただいた日付が変わっちゃってすみません!!!

そんなこんなでいろいんな意味でよろよろしておりますが(笑)、
気持ちを奮い立たせる意味でも、久々の観劇記録、行って見ましょう!



SHOW-ismV
DORAMATICA/ROMANTICA W

2011.6.18 ソワレ 品川ステラボール 2階C列40番台

構成・演出・訳詞:小林薫
音楽監督・編曲:前嶋康明
振付:原田薫、港ゆりか
出演:彩吹真央、J Kim、知念里奈、新妻聖子、井上芳雄


この素晴らしいステージを体感し得てから、もう3週間も経ってしまいました。
幕間にツイッターで叫んで、ホテルに帰ってから1曲ずつ感想をメモ書きしたのですが、
普段しないことをしたのがまずかったのか、なんだか満足しちゃったのか、
なかなか感想を書くことができませんでした。

昨年上演されたSHOW-ism DORAMATICA/ROMANTICA の再演、という形のこのステージ。
初演は全くチケットがとれず涙をのんだのですが、
今回はとてもラッキーなことにこの空間を堪能することができました。
ステラボールは初めてだったのですが、ずいぶん横に長いステージと客席なのですね!
その細長さを補うために、舞台中央から長い花道もといランウェイが設置されていました。
私は2階席の一番後ろの端っこだったのですが、見えにくいということもなく、
むしろ全体を楽な姿勢で観ることができて、個人的には良いお席だったように思いますv
隅っこだったので、思う存分自分の世界に浸れましたしねー。
井上くんには、競馬場とか言われてましが(笑)。

全体の印象としては、本当に豪華で贅沢な舞台!!
今のミュージカルシーンを語るときに、必ず名前が出るであろう5人が、
ソロから5人一緒まで、様々な形で創り出す空間。
それは、一曲の歌という範囲を超えて、豊かで深いイマジネーションを私に伝えてくれました。

様々な形、様々な色、様々に寄り添い、様々に対立しあう声と感性と個性―――

ほんとうに素晴らしかったです。


小林薫さんの創り上げる舞台を観るのは、これで2回目です。
初めては今年の4月―――SHOW-ismU −Sketches with Body and Music−「Underground Parade」
この舞台も、もう言葉を尽くしても伝えきれないくらいの感動をいただきました。
そして、今回。
一つの物語を作るのではなく、様々な歌で構成されたこのステージは、
けれど、魂を揺さぶるドラマティックさと、すっと心に染み渡るロマンティックさに溢れていました。
小林さんの創り出す深い世界観に、すっかり魅了されてしまった感じですv

実は、3週間も経っているのに、1曲ずつ感想が書けてしまうくらい、その記憶は鮮やかだったりします。
一曲一曲が創り出す世界観が、たぶんそれだけ濃厚だったということなのだと思います。
でも、ずいぶん時間がたってしまったので、歌い手さんを中心に記録しておこうと思います。


彩吹真央さん。
アンパレが初見だったわけですが、そのときとはまた違ったキュートさとかっこよさを堪能させていただきましたv
第1部で歌われた、♪You Can't Stop The BEAT(「ヘアスプレー」より)は、
明るく元気な曲とキュートな衣裳が彩吹さんにとってもお似合いでしたv
Bメドレーでの井上くんとのWルドルフも、♪Cinema Italiano でのスマートなダンディさも、
めちゃくちゃかっこよかったですv
初見がアンパレだったので、私の中ではとてもしなやか強い女性、というイメージなのですが、
宝塚時代もちょっと見てみたかったなあ、と思っちゃったv
第2部の♪Angel での透き通るような美しさと、滑らかな動きにも目を奪われました。


J Kimさん。
去年の「蜘蛛女のキス」で、その凄味のある歌声に衝撃を受けて、
いつかまたその歌声を聞いてみたい、と思っていた方なのですが・・・素晴らしかったです!
どの曲も、凄い重みのある、なのに透明感のある歌声で素晴らしかったのですが、
第一部Bメドレーの♪Memory の最初の小節で鳥肌が立ちました。
メドレーだからフルコーラスではないのに、
"彼女"が生きてきた時間と、孤独、そして温もりへの希求が、私の中に直接飛び込んでくるような鮮やかさ・・・
もともと好きな曲ではあったのですが、「CATS」を観たときもここまで揺さぶられた記憶がなくて。
止めることのできない涙に、ちょっと呆然としてしまいました。

MCで井上くんや新妻さんが「今日のMemoryは凄かった!」「うるうるしちゃった」と言っていました。
で、そう言われたKimさんは、「凄い疲れる」「ほんとは歌いたくない」とおっしゃってましたが、
それも納得しちゃうくらいの、渾身のナンバーだったと思います。
第2部の♪The Prayer での井上くんとのデュエットも、♪Learn On Me も良かったなあ。
かなり大好きな歌い手さんです。
また絶対舞台で拝見したいです!!
でもって、Kimさんって、ちょっと天然?(笑)
クールな雰囲気からのギャップが意外性があって素敵でしたv


知念里奈さん。
まさかここで彼女のデビュー曲が聞けるとは! しかも新妻さんと一緒!!
なんだか懐かしくて、でもってかなり可愛かったですv
♪Kissing You のしっとり切なく、でも凛としたジュリエットや、
♪You Raise Me Up のひたすらに優しい歌声にも癒されました。
そういえば、♪Cell Block Tango(「シカゴ」より)で、最初の囚人が知念さんだったのですが、
ヒールがパンツの裾に引っかかって膝から崩れちゃったのが私の席から丸見えで、ちょっとどきどきしました。
動じずに歌ってらっしゃったので、角度によっては演出に見えたみたいで、
その後のMCで自己申告して「上手く行ったよね!」自画自賛してたのが可愛かったですv
というか、他の方もそうなのですが、とにかく最初から最後まで、
知念さん自身がこのステージを楽しんでるのが凄く良くわかりました!
カーテンコールで井上くんに「もっと言いたいことない?」ときかれて、
大満足な全開の笑顔で「ない!」と即答だったのが微笑ましくv

「シカゴ」やBメドレーでは、それぞれが椅子を持って動く演出だったのですが、
それもかなりシンプルなのに意味深で、好きな演出の一つでしたv


新妻聖子さん。
いやー、いろんな歌声を堪能させていただきました!
♪ラ・マンチャの男 をここまで男前に力強く歌える女性も珍しいのではないかと。
小林さんが男歌を歌わせたくなる、と書かれていたのも納得ですv
第一部の♪Penser L'impossible の井上君とのデュエットも良かったなあ。
敵同士だけれど愛し合う王子と姫が、戦の前夜、一夜限りの逢瀬のために深い森のなか馬を走らせる、
というシチュエーションの歌だったのですが、
二人の間にある、熱い想いを硬質な殻で覆い隠したようなストイックさが、見ててドキドキしました。
触れるようで触れない、繋ぎあう手を引き裂こうとする力―――そんなことを思わせる振付も素敵でしたv
新妻さんがブログで、最初に歌ったとき小林さんに「殺意が強すぎ」といわれたそうですが(笑)、
それも納得なぎりぎりのシチュエーションが返って色気があるなあ、と思いました。
このミュージカル、最初から最後まで観たい!と思ったのですが、
元のミュージカルは全然違う内容みたいですね。残念!(笑)
でも、とても素敵な曲ばかりだったので(オープニングもこのミュージカルからでした)、
いつか観てみたいな、という気持ちは残っています。

二人の間の硬質な色気、第2部での二人のデュエット♪回廊 でも感じたかなあ。
互いの姿が見えるのに、決して出会うことのできないメビウスの輪―――という感じで、
もともと好きな曲ではあるのですが(誰のカバーで聞いたのかな?本田美奈子.さんかな?)、
二人の間の危うい均衡がかなりツボでしたv
いつか、この二人のトート閣下とエリザベートが見たいなあ・・・って思っちゃったv


そして、黒一点且つ司会進行役(笑)の井上芳雄くん。
去年のコンサートで魅了された、一つの曲から世界を創る彼の歌声をたくさん聞くことができました。
始まりのソロもかっこよかったし、歌姫たちとのデュエットや三重唱も良かったけど、
個人的に好きだったのが、第1部の♪ガブリエラの歌 かなあ。
人生の後半に差し掛かった女性の想い・・・ということのようですが、
彼が誇らしげに歌った「この声で歌う」という歌詞に、すっと背中が伸びるような力をもらいました。

MCで、久々に井上くんの毒舌?も聞けました。
最初のMCで、初演はクリエだったけど、今回は追い出されました的なことを言って、
新妻さんが「きゅっと結んでる感じ(笑)」と追加してました。
いや、まさに風結とのマチソワだった私としては、苦笑するしかなく(笑)。
「シカゴ」の曲の衣裳の解説とか、彩吹さんとの先輩後輩ネタとか、
満遍なく4人の歌姫に話をふる(いじるともいう/笑)心配りとか、さすが井上くん!という感じでした(笑)。


そんなこんなで、最初から最後までひたすら音楽の力を堪能したステージで、
どの曲のどの歌声も、どの衣裳も、どの設定も、どのダンスも素敵だったのですが、
一番好きだったのは、第2部の♪V でした。
ベートーヴェンの交響曲第7番・第二楽章にのせて歌われる、5人の精霊の想い―――

最初、プログラムの小林さんのメッセージで"五人の精霊"という言葉を読んだときは、
正直「精霊?(笑)」という感じだったのですが(いやだってゴレンジャーってインプットされてたから!)、
Kimさんと井上くんんもデュエットから続いて始まったこの曲の創り出す世界観に、
あっという間に魅了されてしまいました。

全能で冷酷な神ではなく。
自由で儚い妖精でもなく。
自らの性に縛られ、地上を彷徨う精霊である彼ら。

旅人に向かう北風と太陽。
その太陽になれるはずもない自分を知り、それでもなお太陽のように人に寄り添おうとする精霊たち。
―――その苦悩、その絶望、その切望、その愛情は、彼ら自身をも傷つけて。
でも、だからこそ、彼らが紡ぐハルモニアはこんなにも切なく、こんなにも力強く、こんなにも優しい。

その容赦のない、けれど深い愛情に満ちたイメージは、
私の好みの原点ともいえるタニス・リーが描く世界の色合いに似ていて。
ずっとずっと聴いていたい―――そんな気持ちになりました。


「STRIP.PRAY」

それが、このステージの要だと小林さんはメッセージで書かれていました。

傷つきやすい核(コア)を沢山のもので幾重にも覆って生きている私たち。
今の世界は、そうやって自分をよろっていなければ生きていくには辛すぎるのかもしれない。
でも、そうやって柔らかな風や温かな光、清冽な水、命溢れる緑、揺るがない大地から遮られた私の核(コア)は、
そのある意味安全な日常という殻の中で、知らないうちに徐々に固く小さく干からびていく―――

「STRIP.PRAY」

このステージで、5人の精霊たちの紡ぐ歌声で、私はほんのひと時その殻を脱いだのかもしれない。
彼らが創り出すイマジネーションの世界で、自由にその想いを飛び立たせたのかもしれない。
劇場という限られた空間での、限られた自由な時間。
遮るもののない核(コア)は、その時間の中で時に深い傷を負うかもしれないけれど、
でも、その時間があるからこそ、私の核(コア)は瑞々しさを保つことができる。
そんなふうに、感じました。


うーん、さらっと書くつもりが、やっぱりぐだぐだになっちゃいました(笑)。
でも、小林さんの作るSHOW-ismは、私の中心に深く届くものばかりでした。
いつかまた、新しいSHOW-ismに出会える時を、楽しみにしておりますv

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんにゃ〜♪
コメントの返事はお気になさらずに〜でございます♪
ドラロマすばらしかったですねえ。でもそれよりも 3週間たっても
この記事が書ける恭穂さんがすごい!
キムさんのメモリーは確かにこの日がすごくいい出来だったようで
私が観た回では井上くんに「昨日すっごいよかったって言ってたけど
今日はどう?」と聞かれ 「今日はごめんなさい、あんまり、、、」って
素直なコメントしてました(笑)
それでも初めて聞く私にはすごく良かったのですが(笑)

小林さんの演出 私もすっごい好きだなあと思ったので
これからもこういう舞台をやってほしいです。
次回は一緒に行けるといいですね♪
kumigon
2011/07/10 00:58
kumigonさん、こんばんは!
本当に素晴らしいステージでしたね。
もしkumigonさんとご一緒できてたら、
終演後一晩中ハイテンションで話し続けちゃったかも(笑)。
Kimさんのメモリー、ほんとに素敵で、
思わず久々に「CATS」のチケットとっちゃいました(笑)。

小林さん演出の舞台、いつか是非ご一緒しましょうねv
恭穂
2011/07/12 20:59

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