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zoom RSS 神無月の観劇な週末〜与える喜び〜

<<   作成日時 : 2011/10/18 23:20   >>

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今月の観劇な週末。
土曜日にすっかり夜更かしをしてしまってから、なんだか夜型になってしまいました。
ので、朝がとっても眠いです・・・(汗)
明日は怒涛の水曜日なので(お仕事が一番忙しい日なのです)、
今日は早く寝なくては・・・と思うのですが、
頭の中をILYの曲が巡るので、勢いにのって観劇記録に行ってみようと思います!


オフブロードウェイミュージカル
「I LOVE YOU, YOU'RE PARFECT, NOW CHANGE」

2011.10.15 ソワレ 東京グローブ座 1階H列一桁台
2011.10.16 マチネ 東京グローブ座 1階A列20番台

出演:中川晃教、白羽ゆり、神田沙也加、米倉利紀


というわけで、初日から1週間ぶりのILY観劇は二日連続でした。
いやー、楽しかった!
初日と大きく変更はないと思うのですが、
比べてみるとやっぱり初日はみなさん力が入っていたのかなあ。
今回は、いい意味で力が抜けて、それぞれのシーンがとてもテンポ良く、
且つ色彩豊かになっていたなあ、と思いました。
もともと生活の中心は仕事と趣味(観劇ね)で、
夜はハーゲンダッツを頬張って、老後は猫と一緒に暮らしたいvと思っている(笑)、女子力の限りなく低い私としては、
このミュージカルはちょっと心理的に距離感があったんですね。
出てくる役柄も、「わかるわかる!!」という共感よりは、
「ああ、そういう人いるよねー」とか、「ええ?!そこまで?!」とか、そんな感じ。
今回も基本的にはそれは変わらないのですが、
でも、更にその先にある感情の流れを、感じることができたような気がしました。

前回の記録が役者さんごとだったので、今回は簡単にシーンごとに。
思いっきりネタバレになりますので、これからご覧になる方はご注意くださいね!
あ、ちなみにどのシーンもきちんとそれぞれの役に名前がありましたが、
カタカナ苦手な私には覚えきれず・・・(汗)
役者さんの名前そのままになってますが、ご容赦ください!


ACT1

《プロローグ》
このシーンはまず、照明の綺麗さに感動!
4人が着たバスローブに映るステンドグラスの模様と、
舞台の上から客席の前方にかけて幾重にも交差する白い光の帯がとても綺麗でした。
この綺麗さは後方席や2階席からの方が堪能できるかもですね。
4人のハーモニーは、とっても不思議な感じでした。
4人の声はとても個性的で、それぞれがその存在をきちんと主張しているのに、
ぶつかり合うのではなくて光が重なって別の色を作り出すような・・・そんな滑らかな印象でした。
そして、アッキーの変顔を正面から堪能しちゃったv(笑)

《初デートのカンタータ》
バスローブを脱いだ4人が、初めてのデートに向けて身支度を整える、というシーン。
男女の本音が語られてるんだろうなあ、とは思うのですが・・・
すみません、私身支度に2時間もかけたことないです(汗)。
なので、共感するよりなにより、魅力的な女性陣にすっかり視線を奪われました(え)。
だって、沙也加ちゃんも白羽さんも、とっても細いのにきちんと筋肉がついた、とっても綺麗な身体なんですもの!
うーん、同じ人間とは思えない(え)。
お化粧しながら歌う仕草もとっても可愛らしくv
その後お二人が着たワンピースも素敵だったなあ・・・
沙也加ちゃんて、ああいう赤も似合うなあ、と思いました。

《今夜はダメ、忙しい、忙しい、忙しい》
ツイッターで出合った男女の始めてのデート・・・のはずが、
何故か1回目のデートも2回目のデートも3回目のデートもすっとばして、
1ヶ月目(だったかな?)の小さな喧嘩や、その後の大きな喧嘩、
そして別れて1年後の再会(!)まで、エッセンスだけを楽しんで別れる・・・という、
なんともめまぐるしい一幕でした。
最初に観たときは、次々に変わっていくシチュエーションに「えええ?!」ってびっくりし続けちゃった(笑)。
いやでもネット社会の今、こういうデートもありなのかなあ・・・?
再会の時、米倉さん演じるスッタン(だったかな?)が肩を抱く(ふりをしている)女性に、
白羽さん演じる彼女が挨拶をするのですが、
視線がものすごーく上で、身長が2.5mぐらいありそうな女性になってしまって、大笑い!
そして、その視線に律儀に付き合うスッタンの戸惑った表情が◎。

《マッチョ・マンとセクシー・ガール》
沙也加ちゃんとアッキー演じる10代の二人の始めてのデート、かな?
ちょっとひ弱でシャツの趣味が悪くてかつら(ほんと?!)な彼と、
泣き上戸で色気のない彼女が、
それぞれこうだったらもっと相手に積極的にアプローチできるのに!って夢想するのですが、
それがもう可愛くってねーv
シュタ!って感じにマッチョ・マンのポーズをつけるアッキーとか、
声や喋り方まで変わっちゃう沙也加ちゃんとか、微笑ましくって爆笑しちゃいました(え)。
結局、マッチョ・マンでもセクシー・ガールでもないけど、
でも互いに互いが欲しい!という風に気持ちが盛り上がっていくのですが、
最後のぎこちないダンスとキスも、とっても可愛かったです。
でもって個人的には、沙也加ちゃんは髪の毛をアップにしてる方が好みだったりしますv

《しゃべる男たちと聞いてるふりをする女たち》
沙也加ちゃんと白羽さんの衣装がとっても素敵でしたv
難しい仕事の話(航空工学?)をし続けるアッキーの話を聞きながら、
ついつい意識が飛んじゃって、それを頑張って取り繕う白羽さんと、
ゴルフが趣味の米倉さんの話になんとか合わせようとぎりぎりの綱渡り状態の沙也加ちゃんのやりとりに、
世の女性たちはこんな苦労をしてるのかなあ、と思ったり(え)。
途中、女同士の方が楽!みたいな歌詞があるんですが、それについては深く同意してしまいました(笑)。
意気投合した女性二人が化粧室に脱走(笑)した後、
アッキーと米倉さんが"男だから!"といろいろ歌うわけですが・・・
うーん、世の男性はこういう風に思っているんですかねー。
男だから、で許されることって、男性が思うほど多くはないと思うんですが、どうなんでしょう?

《お涙ちょうだい》
大好きなエピソードでした!
米倉さんの表情の変化と、内心の葛藤をドラマティックで可愛らしく(と思った)聞かせる歌声がとっても魅力的v
映画で泣ける男性、私も好きですよーv
でもって、何気にこの曲頭に残るんです・・・(笑)

《ラザニア事件》
何回目かのデートで、初めて気持ちをきちんと確かめあう20代前半くらいの男女のお話、かな?
昔のテニスプレーヤーみたいなアッキーの格好が衝撃的でした(笑)。
そして、沙也加ちゃんはほんと何着ても可愛くてv(すみません、ただのファンです/笑)。
馬鹿のスイッチ・・・これはすっごい良くわかる!!(笑)
舞台から先に捌けるアッキーの、振り返って沙也加ちゃんを見る表情が、
とても嬉しそうで愛しそうなのも良かったですが、
残った沙也加ちゃんの歌う曲も良かったなあ・・・
愛される喜びを凄くストレートに歌っているのだけれど、
彼と出会うまで、彼女がどんな風に恋に傷つき臆病になっていったのか、
だからこそ、どれだけ彼に愛されることが幸せなのか、
そういうことがすっと伝わってくる歌声と表情だったと思います。
暗転前の彼女の笑みが、とても印象的でした。

《ご両親登場》
そんな可愛らしい彼女から一転して、素晴らしく怖くて個性的な沙也加ちゃんのママと、
米倉さん演じる底抜けに明るいパパが、ディナーの席で、
結婚間近と思っていた息子と彼女から、二人が別れることを伝えられ・・・というエピソード。
いやー、二人を問い詰めるパパとママが怖くて可笑しくて・・・(笑)
沙也加ママの赤いフレームの眼鏡の奥の目、瞬き殆どしてなかったよ!
パパとママの容赦ない歌詞の歌を聞いている、アッキーと白羽さんの表情の変化も鮮やか!
最初はかろうじて、二人の選択を受け入れてる感じなのですが、
そのうち容赦なく責める言葉と交互になっていくんですよねー。
曲自体が明るいので、とっても笑わせてもらいましたが、
ある意味非常に身につまされたので、かなりブラックな笑いになりました・・・(え)

《満足は保証します》
パートナーとの性生活を満足させるためのアドバイスと、
満足できなかった場合に慰謝料をせしめてくれる弁護士事務所のCM、かな?
弁護士というかスポークスマン?の米倉さんが出てきた瞬間、見事に笑いと拍手が起きてました!
ダークスーツに七三分けに黒縁眼鏡という格好で、それだけだったら決して可笑しくないと思うのだけど、
あの笑顔というか、存在自体の胡散臭さが、とにかく笑いを誘発していた感じです。
初日はさすがに拍手は起きていなかったと思うのですが・・・
これって、きっと演出家の意図とは違う笑いだよねー。

《すぐ電話するよ(ああ、そう)》
前半は沙也加ちゃんの一人芝居。
後半は・・・謎のイタリア人と、非常に股関節の柔らかい白羽ママが印象的でした(笑)。
世の女の子は、こんな風に電話で一喜一憂するのかなあ(おい)。

《恐怖のあまり》
恐怖のあまり式場へ一直線!(だったかな)なセミナーでの一幕。
セミナーに参加したアッキーが、他の参加者に話しかける感じで、
客席の最前列のお客さんに「僕、こういうところ初めてで・・・」って話しかけてました(笑)。
会場が刑務所で、講師は、結婚している友人たちを射殺して、
7つの終身刑に服している50歳の囚人(米倉さん)、というシチュエーション。
いやー、爆笑いたしました。
米倉さんの凄い怖い顔して怖い声で言ってるのに、内容は結構情けないところや、
客席に向かって言った「妥協しろ!」にもですが、
白羽さん演じる主催のマダムの笑顔が強烈で!(笑)
でも、さすがに沙也加ちゃんが「40歳くらい」というのは、無理がある気が・・・(え)

《結婚式》
前のセミナーの講師の囚人(!)から一転して神父さんになった米倉さん。
初日は囚人服の袖が抜けなくてドキドキしましたが、
今回は足がちょっと抜けにくくてドキドキしました(笑)。
でも、この瞬間の米倉さんのいたずらっ子みたいな笑顔が素敵v
歌声も、ゴスペル風なので(内容はともかく)ちょっと「RENT」のコリンズを思い出しました。
コリンズ良かったなあ・・・次の公演でも続投だといいなあ・・・
誓いの言葉が結婚の現実を突きつける言葉になって、
アッキーの新郎と沙也加ちゃんの新婦が逃げ惑い、
米倉さんと白羽さんの神父が追いかけ引き戻し、
でも最終的には自分の意思で互いの手をとる、という流れなんですが、
逃げようとする沙也加ちゃんが、やっぱり客席に向かって、
「今日、車で来てます? ちょっと乗せてくれません? 私ちっちゃいので・・・云々」と話しかけるのですが、
16日は私の隣の隣の方に話しかけていたので、思いっきり間近で沙也加ちゃんを見ちゃいました。
やっぱりめちゃくちゃ可愛かった!(そればっかり・・・/笑)


ACT2

《いつもブライズメイド》
白羽さんが、ブライズメイド(花嫁の付添い人)のまま花嫁になれない女性を演じるエピソード。
最初に走り抜ける新婚なアッキーと沙也加ちゃんが、
未来に不安はあるけど、とにかく相手が大好きで傍にいたい!という感じがして可愛らしくv
でもって、沙也加ちゃんが投げたブーケをキャッチした白羽さんの「よっしゃ!」の声が逞しくv(笑)
花嫁にはなれないけど、一人で生きていくことを選んだのは自分で、
プライドも捨てはしない、と歌う白羽さんの、
まだちょっと突き抜けきれない複雑な想いがちょっと切なかったなあ・・・
でも、暗転間際のあの笑顔はすごい輝いてたと思う!
歌声も感情豊かで、そして仕草がコミカルなのに凄く優雅。
ああいうドレス、着慣れてるんだろうなあ・・・(え)

《親たちに何が起こったか?》
うーん・・・かなりデフォルメされてるけど、こういう夫婦っているんだろうなあ・・・
でも、実際赤ちゃん返り(本来の意味は違うよね?)しちゃってるのは米倉さん演じるパパだけで、
沙也加ちゃん演じるママは、そんなパパに上手く付き合ってるけど、
凄く冷静な部分もありそうだなあ、って思っちゃった。
互いに1/2だった二人が出合って一人前になったと思っていたけれど、
実は互いは1/3で、赤ちゃんが生まれてやっと一人前になったんだ、という台詞、
何気にいい言葉だなあ、と思うのだけど、
あのシチュエーションだと、もともと一人前だったのに・・・という逆の意味が示唆されちゃう気がしました。
二人の変化にびっくりしていた友人役のアッキーの表情が、
驚きから怒りや呆れにどんどん変わっていくのが凄くクリア。
最後の台詞も皮肉が効いてたなあ、と思いました。
でもって、赤ちゃん言葉でテディベアと一緒に歌う米倉さん、普通に可愛かったです(笑)。
というか、このパパは、子どもと一緒に成長していくんだろうなあ、と思ってみたり。
でもって、この歌も耳に残るんですよねー。
今朝の寝起きに浮かんだ曲がこれで、ちょっとげんなりしました(え)。

《セックスと夫婦》
うーん・・・これも、世の夫婦たちはこんな苦労をしてるんだろうなあ・・・と(え)。
まあ、子ども部屋と夫婦の寝室がしっかり分かれているアメリカならではなのかもですが・・・
かなり直接的な歌詞なのですが、
結婚の喜びを享受するために、どんどん武装(?)していくアッキーと白羽さんに圧倒されました(笑)。
いやでも白羽さんはともかく、アッキーのあの格好はどう解釈したらいいんですか?!
でもって、かなり早口な歌詞の曲なのですが、踊りまくりながら、しっかり歌詞が聞こえるように歌える二人が凄い!

《家族そろってドライブ》
気弱だけど運転中は人が変わる米倉パパと、
とってもクールな沙也加ママと、
喧嘩ばっかりの姉と弟のドライブの一幕。
いやー、沙也加ママのクールさ、いいよねー。
可愛い役も似合うけど、こういうシャープでクールな雰囲気もお似合いだと思うv
キャスター付の椅子4脚を繋げて車に見立てた演出なんですが、
ある意味一番ドキドキしたエピソードかも。
途中椅子がばらけるところで、けっこう凄い勢いで皆さん滑っていくので、かなりハラハラしました。
かなり練習したんだろうなあ・・・
あ、このエピソードのママと子どもたちの衣装、可愛かったですv

《待っている》
TVばかりみて自分の相手をしてくれない夫(米倉さん)を待ち続ける妻(沙也加ちゃん)と、
買い物し続ける妻を待つ夫(アッキー)、
そして、トイレが空くのを待っている女性(白羽さん)、という3つの"待っている"エピソード。
最初は一人一人歌うのですが、後からそれぞれのメロディが絡み合うのが楽しい1曲でしたv
アッキーが歌っている間、最初に歌った沙也加ちゃんがずっと旦那を見つめてるんですが、
その時に、凄く暗さのある表情でまったく視線を旦那から逸らさない沙也加ちゃんに、
ちょっと背筋が寒くなりました。
そして、あの歌詞を歌いながら、全然下品じゃないどころか、めちゃくちゃ臨場感溢れる白羽さん、さすが!
更に、三人の歌声が重なって高まる中で、
ひとり我関せずでポテトチップスをつまみTVを見続ける米倉さんも凄い!!(笑)

《愛は薄れているべきじゃ?》
結婚して30年(だったかな?)経過した夫婦が、自分にとっての相手の存在を見つめなおす、というエピソード。
最初に米倉さんと沙也加ちゃんの夫婦が、何故この人と結婚したんだろう?と短い曲を歌った後、
アッキーと白羽さん演じる夫婦の朝食の場面(かな?)になるわけですが・・・
初日の記録で散々書いちゃったんですが、このエピソード、ほんとに好きですv
15日のトークショーで白羽さんが、アッキーの歌を舞台の上で間近で聴けるのが嬉しい、
というようなことをおっしゃっていましたが、
ほんとにこの曲を、この声で、しかも自分への愛情を溢れさせて歌うのを聴いたら、
それはもうめちゃくちゃ幸せなんじゃないかなあ、って思う。
専門家が言うから、友人がそうしたから、周りがそう言うから、だからそうすべき、というのではなくて、
ただ自分の中にある相手への想いを素直に受け止めるアッキーの歌・・・ほんとに素敵でした。
白羽さん演じる妻も、言葉にされなくても、きっと夫のそういう想いを感じているんだろうなあ、って思った。
凄く幸せな夫婦だなあ・・・って。

《ローズ・リッツの初めてのデート・ビデオ》
これも初日の記録で書いちゃいましたが・・・役者・神田沙也加の魅力炸裂なエピソードだと思う!
誕生日に夫に出て行かれた中年の女性が、
デート相手を募集するためのビデオを撮影する、というエピソード。
椅子に座った沙也加ちゃんは客席に背を向けていて、
舞台奥にセッティングされたカメラで写された表情が、
そのまま舞台中央のTVに映し出される、という演出。
台本にして4ページ半という長台詞。
でも、舞台の上ではほんの数分の短いエピソード。
なのに、その短い時間の中で、彼女の表情はどんどん変わっていった。
緊張でこわばり、粉々にされた自尊心を覆い隠し、自分自身を取り繕った仮面のような笑顔から、
自嘲と苦悩と怒りと悲しみの告白を経て、
彼女が本来持つ美しさや、未来を見つめる強さが感じられる笑顔へ―――
初日からちょっとやばいなあ、と思っていたのですが、
16日は、アッキー演じる監督の「撮り直す?」の問いに答える彼女の笑顔と台詞に、とうとう涙してしまいました。
なんだかね、本当に素で、ローズの幸せを願ってしまいました。
そういえば、ビデオカメラをセッティングするのがアッキーなんですが、
16日はなかなか位置が決まらなかったみたいで、
沙也加ちゃんがアドリブで「大丈夫?やり直してもいいのよ」ってアドリブで気遣ってました。さすがだ・・・!

《お葬式でデート》
このエピソードも良かったなあ・・・
米倉さん演じるアーサーが白羽さん演じるミュリエルに向ける、
とぼけた、でもすごく繊細で思いやりに溢れや言葉や表情に、なんだかとっても癒されました。
これは、ミュリエルも絆される、というか心惹かれるよなあ・・・って。
最愛の伴侶を亡くし、何人もの友を見送り、
そして自分の人生の終わりを意識せざるを得ない年代の二人だからこそ、
紡いでいくことができる、穏やかな関係。
柔らかな笑みで、「まだ与えることができる」と歌う二人を見て、
ふと、ACT1の《ラザニア事件》の、愛される喜びに溢れた―――愛されることを求めた少女が思い浮びました。
求め合い、奪い合い、駆け引きし、時にどうしようもなく傷つけ合う関係。
一人の男と女ではなく、役割としての存在を求められる時期。
そういうものを経て、ただ愛されることを求めるのではなく、
互いに何かを与え合うことを喜びと感じることができる関係を構築していこうとする二人が、
とても満たされているように見えて、思わず微笑んでしまうと同時に、
なんだかとっても羨ましく感じてしまいました。
これから自分がどんな人と出会い、どんな関係を築いていくのかはわからないけれど、
いつかこの二人のような"与えること"に喜びを見出せるような関係を作っていけるといいなあ・・・
そんな憧れのような想いをもちました。

《エピローグ》
またまたあの美しい照明の中のバスローブ!(笑)
アッキーが語る古今東西の愛の言葉と、彼の表情にまた笑ってしまいました。
アッキーの舞台って、重めのものが多い印象だったので、
こんなにもコメディが似合うとは思ってもみませんでした!
「完璧と思える相手と出会い」「残りの一生を相手を変えるために費やす」
この矛盾した言葉こそが、この舞台のタイトルで―――

《フィナーレ》
バスローブの下は、最初の素敵な衣装。
その衣装で、相手を変えながら踊り歌う4人。
エピローグの言葉や、この最後の曲の歌詞が、
私の中に深く根を下ろしたか、というとそういうわけではなくて・・・
でも、この舞台はそれでいいのかなあ、とちょっと思ってみたり。
恋愛ってめんどくさいなあ、と思っている私が、
こんな風に最終的に憧れのような想いを持つことができたということが、
そもそもこのミュージカルのパワーなのかもしれません。


なんだか散漫な記録になってしまいました。
文章で書くと、全然面白さが伝わらないんですよねー。
賛否両論あるミュージカルのようですが、私は好きだったな。
まあ、直接的な表現とかはちょっと苦手だなあ、と思ったし、
決して全てに共感したり深く感動した、というわけではありませんが、
実力と個性的な魅力のあるキャストが繰り広げる人間模様は、
明るく軽いラブ・コメディというだけではない深さも感じさせてくれるようにも感じました。
とにかく、ACT2後半は文句なしでお薦めです!!
東京公演は23日まで、その後は仙台、兵庫、福岡と公演が続くようです。
もし、この辺境ブログに迷い込まれて、観にいこうかどうしようか悩んでいる方がいらっしゃいましたら、
私的には、是非観にいってください!とお伝えしたいです。
・・・まあ、満足は保証できませんが(笑)。

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