瓔珞の音

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<<   作成日時 : 2012/01/30 22:33   >>

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2012年最初の月も、あと1日となりました。
でも、個人的には、もう私の1月は終わってしまった感じです。
だって、今月は「ラ・カージュ・オ・フォール」月間だったから。

それは、とても熱くて、限りなく優しくて、寂しさよりも心からの感謝に溢れた1ヶ月でした。


「ラ・カージュ・オ・フォール〜籠の中の道化たち」

2012.1.14 ソワレ 日生劇場 1階E列10番台
2012.1.15 マチネ 日生劇場 1階C列30番台
2012.1.29 マチネ(東京千秋楽) 日生劇場 GC階A列20番台

出演:鹿賀丈史、市村正親、原田優一、愛原実花、香寿たつき、今井清隆、森公美子、真島茂樹、新納慎也、
    大塚雅夫、石丸貴志、美濃良、 香取新一、水野栄治、富山忠、附田政信、佐々木誠、杉山有大、白石拓也、
    花井京乃助、林アキラ、日比野啓一、園山晴子、  他


・・・3回分まとめての観劇記録になっちゃいました(汗)。
忙しかったのもあるのですが、なんというか、前回の公演の時の熱狂的な部分が今回はなくて、
このミュージカルを観れたことで、なんだか毎回もの凄く満足しちゃった感じなのです。
観ている最中はいろんなことを思ったし、
観る度ごとに違う感じ方をしたところもあったし、
繰り返し観る中で、疑問が出てきた部分もありました。

でも、最後に残る気持ちは、やっぱり「ありがとう」なのです。

昨日の千秋楽も、前回の公演の東京千秋楽の時のような昂ぶりはありませんでした。
オーバーチュアが始まったときも、今日で見納めだ、という思いよりも、
ああ、客席と舞台が一体となるこの空間にまた来ることができたのだ、という嬉しさの方が強かったように思います。
その気持ちは、最後までずっと続いていて・・・フィナーレもカーテンコールも、笑顔で見つめることができました。


市村さんのザザの強い矜持は永遠の憧れです。
「愛が全て」
「私は私」
「これこそ私の生き方」
そう、胸を張り、強い視線を真っ直ぐに前に向けて言える彼女。
そのために受ける痛みも、悲しみも、全て正面から受け止められる彼女。
そういう生き方ができたら、と焦がれるように願う自分がいます。
それは、遠い星を手にするような、とてもとても難しい願いだけれど―――
でも、そう在りたいと願い、そう在るために努力することはできるのかなあ。
そしてその果てに、ザザのような深い優しさにたどり着ければいいな・・・そんな風に思います。


鹿賀さんのジョルジュ。
♪アンヌと腕を でジャン・ミッシェルがアンヌと踊っているときの、
静かな、けれど夢見るような表情が印象的でした。
このとき、息子の言葉を聞きながら、きっとジョルジュはザザとの時間を思い出していたんだろうな。
というか、このシーンのジャン・ミッシェルとアンヌは、
かつてのジョルジュとザザの姿だったのかもしれないなあ、と、思いました。
そう思ったら、その後の♪君と腕を から1幕終盤にかけてのジョルジュの感情が、
なんだかとっても自然で、そして胸に迫りました。


原田くんのジャン・ミッシェルは、最後、ジョルジュとハグしてから通路を駆け抜けるときの、
凛とした表情が素敵でした。
自分に向けられる幾つもの"愛"を知り、
自分の中にある幾つもの"愛"を受け入れることで、
彼はもの凄く強くなったんだな、と思う。
♪今このとき の表情の変化の鮮やかさも、それを実感させるものでした。


愛原さんのアンヌは、観るたびに良くなっていったように思います。
♪見てごらん を歌うジャン・ミッシェルを見つめる笑みが素晴らしい!
「私はここに残ります」という台詞に、凄い説得力がありました。
でもって、フィナーレでのカジェルさんたちとのやり取りも微笑ましくv
彼女はラ・カージュにもきっとすんなり溶け込むことができるんじゃないかなあ。
というか、シャンタルやアンジェリクととっても仲良くなれそう(笑)。


森さんのダンドン夫人も可愛らしかったです。
ジャクリーヌに電話をかけるザザの前で笑ってる顔を、
市村さんが毎回客席に向けてたけど、あれ、演出じゃなくて素で笑ってるのですよね??
でも、だとすると毎回森さんを笑わせてる市村さんって凄い!
15日は、笑いすぎてて後ろのダンドン議員にも腕をぽんぽんされてたけど、
そのダンドン議員も笑う寸前だったと思う・・・今井さん良く耐えた!!(笑)
森さんのダンドン夫人もとても細やかな演技をされていて、
個人的には旦那から「お前のせいだ」と責められたときの泣き声に、
毎回胸が引き絞られるような気持ちになりました。
あなたのせいじゃないよ、って、アンヌはこんなに良い子だよ、って、
抱きしめて言ってあげたくなっちゃうの。
今井さんのダンドン議員も、政界で肩肘張って凝り固まっちゃう前は、
きっと気さくで面倒見のいい人だったんだろうになあ・・・
いつか、双方の家族みんなでクリスマスが祝えるといいね。


新納さんのシャンタル。
仕草とかがちょっとザザに似てる?!って思ってしまった。
ザザに突っかかってるけど、でも、きっと憧れてもいるんだろうなあ・・・
目指せ第二のザザ!って感じでしょうか(笑)。
♪男のレッスン のときは、相変わらず後ろでちょこちょこ動いてました(笑)。
カップルにちょっかい出したりして・・・もしや三角関係?!(え)
おかげで大塚さんのかっこいい姿に集中できなかったよ(笑)。


カジェルさんは今回も全員の見分けがつくところまで行かなかったのが残念!
オカッパな髪型の彼女(オデットかな?)が、
素直にザザを心配している様子に見えて、ちょっと高感度アップ!でしたし、
ビテルの美しさにくらくらしたり、
謎の女フェードラの天然っぷりに癒されたりもしましたが、
やっぱり私はメルセデスのファンだなあ・・・と、最後に再確認いたしましたv(笑)


香寿さんのジャクリーヌ。
歌声も佇まいもお美しくv
ザザとアンヌと三人でいつもキャピキャピしてそう(笑)。
そこにダンドン夫人が参加したら、もっと楽しそうだなあ・・・


指揮の塩田さんも、このミュージカルにはやっぱりなくてはならない存在ですよね!
あの客席も全て巻き込む指揮はほんとに凄い。
千秋楽はリピーターが多いとは思いますが、
要所要所でぴたっと気持ち良いくらいタイミングよく拍手が起きていたのは、
やはり塩田さんのご指導の賜物かと(笑)。
ザザからもシャンタルからも信頼厚いマエストロですねv


最後の観劇記録なのに、なんだか散漫になっちゃったなあ。
三年前とは別の意味で、ちょっと燃え尽きたかもです(笑)。

三年前、大阪大千秋楽で市村さんは「またね」と言いました。
その言葉は、現実になって、私はまたザザに会うことができた。
そして昨日の千秋楽でも、市村さんは「またね」と言いました。
その言葉が、また現実になるのかどうかはわかりません。
もし現実になったとしても、そのときは新しい「ラ・カージュ・オ・フォール」になっているかもしれないし、
ある意味そうなるべきなのかもしれない。

明日は遠く遥かで、先のことは全然わからないけれど、
でも、2012年のザザたちとの逢瀬の一日一日を心から楽しみ、
懸命に生きる彼らを愛することができました。
それは、ほんとにほんとに幸せなことだと思います。

カンパニーは、これから大阪名古屋と公演を続けていきます。
どうぞキャストやスタッフのみなさんが、お風邪を引いたり怪我をしたりすることなく、
一日一日をしっかり楽しんで生き抜くことができますように。
こころから、祈っております。

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