瓔珞の音

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<<   作成日時 : 2017/04/28 21:02   >>

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このブログを始めて、気づいたらもう11年が過ぎていました。
再演の舞台の記録を書くとき。
以前観た役者さんの新しい一面を発見したとき。
ふと思い出したとき。
そんな時に、自分の記事を読み返すことがあります。
ああ、この時の自分は、こんなことを想ってたんだなあ、とか、
趣味ってやっぱり年を重ねても変わらないわ(^^;)、とか、
それから―――この舞台を観た時には、あんなことがあったんだな、と、
一気に記憶が蘇ることがあります。

この舞台を観た日。
哀しくて、辛くて、悔しくて、心身ともにへとへとで。
私にできることなんて、ほんのわずかしかないんだと。
そのわずかなことさえも、十分にできたのかわからないと。
なんだかもう心底凹んでいたのでした。
それでも、新感線に乗って劇場に向かったのは、
きっとあの時の私にとって一番必要なものだったからなのだと、そう思います。


「きみはいい人、チャーリー・ブラウン」

2017.4.22 ソワレ シアタークリエ 13列20番台

出演:村井良太、高垣彩陽、田野優花、古田一紀、東山光明、中川晃教


そんなわけで、初日以来2回目の観劇は涙で始まり涙で終わりました。
いやもう、オープニングからぼろぼろ泣いてしまった。
友人たちに散々なことを言われて、ネガティブ発言満載なチャーリー。
でも、誰もチャーリーのことを否定してはいないし。
チャーリーもそこで歩くのをやめてしまっているわけではない。
それがなんというか―――思いっきり凹んでる自分を肯定してもらったような気持ちになりました。
で、かなり情緒不安定というか、感情が剥き出しだった分、
初回と同じくらい、あるいはそれ以上に素直に笑ったり驚いたり心配したり楽しんだり・・・
自分の気持ちの隅々まで使って、この舞台を楽しめたような気がします。
とはいえ、そんな状態だったので、実は記憶がかなり曖昧(^^;)
しかも、なかなか気持ちの整理がつかなくて、記録をすることができなかったので、
更に記憶が曖昧に・・・(え)
というわけで、役者さんの感想を少しずつ。

今回めっちゃ癒されたのが、実は田野さんのサリー。
初回もとんでもなく可愛かったのですが、更に可愛らしさに磨きがかかっておりました!
スヌーピーと一緒に走ったり飛んだり跳ねたりするとき、あのスカートがふわふわするのが、
ほんとにちっちゃい子が走り回ってるみたいでv
あと、怒ったり文句を言ったりしてても、絶対にあきらめないサリーに、
なんだか凄い力をもらいました。
先生にいろいろ文句を言うシーン、後ろの枠がだんだん小さくなっていくのが、
サリーがどんどん目の前に迫ってくるような視覚効果があって、
その迫力に思わず笑ってしまいましたv
スヌーピーに文句を言いながらも実は甘えてるところとかも、ほんと可愛くて、
こういう妹が欲しかったなあ、と思ってしまいました。
喋る声に比べると歌声はちょっとお姉さんな感じになるのだけど、
やっぱり歌もとても聞き取りやすくて、まっすぐ伸びていく声がとても気持ちよかった。
うん、またぜひミュージカルに出てほしいなあ。

声が素敵、といえば、あたらめていい声だなあ、と思ったのが東山くんのシュローダー。
・・・今更ですみません(^^;)
でも、なんだかちょっと聞き惚れてしまう瞬間もあったり。
そして、個人的にサリーとの組み合わせがビジュアル的にもテンポ的にも凄く好きでしたv

高垣さんのルーシーは・・・なんだかパワーアップしてた気がする(笑)。
初回観た時は、ちょこっと違和感があったのだけど、今回は全然感じなかったなあ。
なんというか、存在そのものがルーシーだった!
やっぱり出てくるたびにハラハラドキドキしたし、
凹んでる時にはちょっと強烈すぎるキャラクターではあるのだけれど、
それでも彼女を嫌うことができないのは、
彼女の言動には嘘がないのかなあ、と思ってみたり。
あ、エイプリル・フールのシーンと弟に教えるシーンは別ね!
(あれで騙されるチャーリー、ちょろくて可愛すぎるv)

古田くんのライナスも、更に表情豊かで滑らかになってた気がするなー。
ちょこっと挟まれるチャーリーとのやりとり、好きでしたv
あの状況で、「君といると楽しいよ」(だっけ?)って言えるチャーリーが素晴らしすぎる!(笑)
でもって、やっぱりルーシーへのあのセリフと、
毛布を抱きしめた時の柔らかい笑顔に癒されたのでしたv

アッキーのスヌーピーは・・・人語をマスターした??(笑)
いや、うちにいた猫も、「ごはん」って聞こえるような鳴き方とかしてたから、
スヌーピーが喋っても全然おかしくないんだけど、
というか、飼い主には結構通じちゃったりしそうなんだけど、
そのリアルだかリアルでないんだか良くわからないところが凄い楽しかった!
そして、観ているうちにどんどんその姿があのスヌーピーに見えてくるのにびっくり!!
動きや表情や台詞回しに、初回に引き続きたくさんの笑いを引っ張り出してもらいました。
もちろん歌声もダンスも堪能!
アッキーのスヌーピーは、自由奔放なのに義理堅い。
冷めてるようで心配性。
哲学的なのに現実的。
・・・私の中のスヌーピー像、見事に固まった気がします(笑)。

村田くんのチャーリー。
とことんネガティブなのに、ふとした瞬間にすっと空を見上げるみたいに浮上する。
凹むし後ろ向きになるしくさったりもするけれど、
彼が歩む方向はいつだって光のある未来。
その強さというか生命力って、たぶん子どもの全てが持っているもので。
幸せは、誰にもどこにもある、と。
今日は悪くない一日だった、と。
一人空を見上げながらつぶやく彼の柔らかな笑みに、
♪Happiness はやっぱり大泣きしてしまいました。

この日、私は本当にどうにもならないくらい哀しくて辛くて悔しいことがあって。
そして、この哀しみは、きっとこれからも私に訪れるもので。
そのことに、多分私はちょっとだけ絶望してた。
でも。
この日、このミュージカルを観て。
思いっきり素直に笑って泣くことができたから。
たぶん、この日も悪くない一日だったのだと思う。
だから、次の日に笑顔で青空を見上げられたのだと思う。
そして、また同じように凹んだとしても、やるせなさに立ち上がる元気もなくなったとしても、
この日あの舞台の上に創りだされた世界を思い出したら、流した涙を、零れた笑顔を思い出したら、
きっとまた、「悪くない一日だった」と思うことができる。

そんな「ハッピネス」に満ち溢れたミュージカルでした。

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