架け橋

今週も1週間が終わりました。
明日からは前代未聞の10連休です。
正直、仕事柄やめてほしいなあ、と思うところはあるのですが、
というか、数日は仕事に行くのですが、それでも大型連休前はちょっとわくわくしますねv
平成もあと数日と思うとちょっと寂しい気もしますが、
令和という新しい時代を五月の明るい陽射しの中で迎えられるのは、素敵だな、と思います。

そんなこんなで、平成最後・・・になるかもしれない観劇記録を。


新妻聖子 Concert tour 2019

2019.4.20 北國新聞赤羽ホール 4列20番台


というわけで、新妻聖子さんのコンサートに行ってきました。
何故いきなり石川県かというと、ちょうど出張で金沢に行っていたから!
新妻さんはミュージカルではたくさん拝見したし、
ミュージカル関係のコンサートにも行ったことはあるのですが、
単独でのコンサートは初めて。
なので、このタイミングの良さに大喜びしてしまいました。
当日は、お昼までお仕事をして、同僚と加賀料理のランチを食べ、
兼六園をのんびりお散歩してから、会場に向かいました。
もちろん初めてのホールだったのですが、とても素敵な場所でした。
ホールに上がる階段の天井が鏡みたいになっていて、隣接した大きな窓の外の景色と、
光に照らされた階段が逆さに映るのがとても不思議で綺麗。
思わずしばらく立ち止まって上を見つめてしまいました。
ホールもステージと客席の距離がとても近い印象(これは新妻さんもそう言ってました)。
広すぎず狭すぎず、音や声の細かなニュアンスも届きそうなサイズ感でした。
客席は、まさに老若男女、という感じ。
私のお隣は、多分TVで新妻さんを知ったっぽい熟年夫婦と思われるお二人で、
新妻さんの歌声に素直に感嘆する奥様がとても可愛らしくv
後ろの席は、多分ミュージカルファンのお嬢さんお二人。
幕間で、「ダンス・オブ・ヴァンパイア」の話題になっていて、
アルフ役の名前が出こないー!とおっしゃっているのに、
振り返って「相葉くんと東くんです!」って言いたくなりました。いや、我慢したけど(笑)。
お一人でいらしたダンディなおじさまや、仕事帰りっぽい作業着のおじさまもいらしていて、
新妻さんの超高音にびっくりしたみたいに体を揺らしていたのが微笑ましかったです。
って、なんだか周りの人のことばかりで危ない人みたいですね、私(^^;)
でも、そういういろんなベースの上に立っている人たちが、
彼女の歌を聴くために集まった―――私みたいに通りすがりの人もいるけれど、
あの場所に集った人たちは、彼女の歌を架け橋に繋がっているんだな、と思ったら、
なんだかとても幸せな気持ちになったのでした。

で、セットリスト!
(終わった後に思い出して書き留めたので、間違っていたらすみません・・・)

♪ ラ・マンチャの男
♪ 星に願いを
♪ カラー・オブ・ザ・ウィンド(映画『ポカホンタス』より
♪ Ave Maria(Schubert)
♪ 童神
♪ あの人の手紙(かぐや姫 カバー)
♪ 着飾って、輝いて(『キャンデード』より

♪ NEVER ENOUGH(映画『クレイテスト・ショーマン』より)
♪ あり、か(中島みゆき カバー)
♪ Billie Jean(マイケル・ジャクソン カバー)
♪ Sisters
♪ いのちの理由(さだまさし カバー)
♪ On My Own

En.
♪ 誰も寝てはならぬ(『トゥーランドット』より)


という、とてもバラエティに富んだ選曲でした。
曲数としては、もしかしたら少なめなのかもしれないけれど、
ピアノとヴァイオリン、チェロ、ベース、ドラムのイケメン5人衆を従えて、
歌そのものに命を与え物語を紡ぐようにして歌う新妻さんに、
最初から最後まで大満足でございましたv

そもそも、最初が♪ラ・マンチャの男というところが、個人的に思いっきりツボでしたv
バンドメンバーが前奏を奏で始めた時、ドラムとベースの音に、
これはもしや!と思った期待がかなえられて、思わず泣きそうになりましたから(笑)。
新妻さんの♪ラ・マンチャの男 は、本当にかっこよくて、力強くて、のびやかで・・・
パステルグリーンを基調に、紫や紺などの強めの色を交えたプリンセスラインの豪華なドレスが、
一瞬戦闘着に見えてしまったり(笑)。
こういう新妻さんの強さが、多分私にとって、役ではない素の彼女のイメージだったのですが、
その後の曲は、良い意味でそのイメージを越えてくる感じでした。
なんというか、新妻さん、お母さんになったんだなあ、と思った。
息子さんを出産して、子ども中心の生活になって、家でかけるBGMも変わったとおっしゃっていましたが、
♪星に願いを から♪童神 までの4曲の柔らかさというか暖かさに、
なんだか包まれるような気持ちになりました。
もちろん、以前の新妻さんが歌っても、これらの曲はきっと素敵だったと思うのです。
でも、聞かせたい相手、届けたい相手、守りたい相手―――そういう明確な対象ができたことで、
更にその柔らかさや暖かさは深くなったのではないかなあ、と。
特に♪カラー・オブ・ザ・ウィンド では、1曲目で我慢した涙を見事に零させられてしまいました。
私はディズニーはあまり得意でないので、多分初めて聴く曲なのですが、本当に素敵な曲だった。
今度の新譜に入っているとのことなので、これは買わなくては!と決意いたしました。

♪あの人の手紙 は、新妻さんもおっしゃってましたが、本当に一つのミュージカルのようでした。
主人公の女性が恋人?旦那さん?と過ごした時間。
引き離された二人の再会と、別れ。
彼女の隣に座る彼の体温が、彼女の頬に触れる彼の手の冷たさが、
リアルに感じられるような気持ちになりました。
歌い終わった後、新妻さんの表情が全然戻ってこなくて・・・
「これを歌うと戻ってこられない」」的なことをご本人もおっしゃっていましたが、
本当にそんな感じでした。
で、ピアノの方に「何か弾いていて!」って無茶ぶりして、
ちょっと後ろに下がって、落ちた照明の中思いっきり鼻をかんだ新妻さんが、
なんというかめっちゃ可愛かったですv
目の前でそんなことをされて、思わず笑み零れちゃったベースの方の笑顔も凄く優しくて、
仲良しなんだなあ、と気持ちがほっこりしました(*´▽`*)

1幕最後の曲は、クネゴンデ!
もう一度観てみたかった役なので、とても嬉しくv
今日来てくれたお客さんは、TVで自分を知ってくれた人もいると思うので、
こういうミュージカルもあるんだよ、と知ってもらいたくて選んだ曲なのだとか。
元が哲学書だからストーリーを説明するのは難しいけれど、と言いつつ、
この曲の時点でのクネゴンデの状況を説明する新妻さん。
細かいような大雑把なような、でもわかりやすい説明だったと思うのですが、
最後の「宝石が全然足りないわ、うきゃっ!!、という曲」という説明に、今度は私が笑い崩れました(笑)。
いや、確かにその通り! 間違ってない! でも「うきゃっ!」の破壊力は凄かったです。
そして、歌声もそれに勝る凄さでございましたv
クネゴンデのジェットコースターみたいなテンションを、その歌声と表情で鮮やかに見せ、
そして、小道具の宝石箱から取り出したアクセサリーをつけ、
最後に口紅を口元に真っ赤に塗りたくった終盤の、
あのやりきった!という感じの笑顔と、「休憩!」と叫んで走り去っていく後ろ姿に、
改めて新妻さん、大好きだ!と思いました(笑)。


休憩を挟んで2幕の最初は♪NEVER ENOUGH 。
某TV番組で歌っているのを見ましたが、生で聴くとやっぱり迫力と臨場感がちがいますねー。
実は映画は見ていないのですが、この間放送されたのを録画してあるので、連休中に観ようと思います。
2幕の衣裳は、真っ白なパンツスーツっぽい感じ。
トップスの裾がスカートみたいに広がっていて、凛々しさと女性らしさが融合している感じが、
新妻さんにとてもお似合いでしたv
衣裳に合わせて大人っぽい雰囲気で、と選ばれた次の2曲は、
それぞれにガラッと雰囲気が変わって面白かったです。
♪Billie Jean は、アッキーのカバーでは聞いたことがありましたが、
新妻さんが歌うと、また全然伝わってくるものが違いますね。
聞きながら、いつかアッキーの曲もカバーしてくれないかなあ、なんて思ってしまいました。
アッキーの曲は女性視点曲も多いし、新妻さんならハードな曲もバラードも、
アッキーとは違う色の世界を見せてくれそうな気がする。
個人的には、一人ミュージカルその2的な♪チャイナガール とか、
力に溢れた♪ユーアーザスーパースター とか聞いてみたい気がします。

確か、♪Billie Jeanの途中でバンドメンバーの方のソロ演奏があって、
その後にバンドメンバーの紹介があったと思います。
紹介、というか、無茶ぶり?(笑)
「金沢と私」というお題で、一人一人トークがありました。
新妻さんのコンサートは初めてで、お名前をちゃんと覚えきれなかったのですが、
みなさんそれぞれ楽しいお話を聞かせてくださいました。
個人的には、車で来たら雪に振られちゃって、金沢で急遽スタッドレスタイヤを買った、という、
チェロの方のお話が他人事と思えず印象に残りました(笑)。
帰りの車の中が、「タイヤ、タイヤ、タイヤ、タイヤ、チェロでした」と。
うん、詰めるスペースがあって良かったね(^^;)

♪Sisters は、小さな女の子二人が見えてくるようで、ほんとに可愛らしい曲ですね。
新妻さんの歌声も、ちょっと幼く感じられました。
コーラスが、お姉さまの声なのだとか。
録音だけれど声を重ねられるのが嬉しい、という新妻さんに、私も笑顔になりました。

♪いのちの理由 は・・・さすがさだまさしさん!という感じの曲でした。
穏やかで、優しい曲なのだけれど、同時にとても厳しい曲だな、とも思った。
一つ一つの言葉がなんというか、気持ちに突き刺さってくるようだった。
私は、自分の“いのちの理由”にちゃんと向き合っているのかな、って。
・・・自分でもびっくりするくらい大泣きしてしまいました。

♪On My Own は・・・新妻さんのエポニーヌにまた出会えたことがとても嬉しくv
ミュージカルを観たこともない女子大生が、他薦で受けたオーディションでつかんだ役。
何もわからない状態で、向き合ったミュージカルの世界、“エポニーヌ”という存在。
そして、そこから始まった、ミュージカル女優という新妻聖子の人生。
その流れはまさにシンデレラストーリーのようで。
でも、歌うことが、演じることが、きっと新妻さんの天職なのだと、
そんな彼女の歌声を、彼女が生きる誰かの人生を、こうやって観ることができて本当に幸せだなあ、と、
なんだかしみじみと思ってしまいました。

1幕とは違って、静かで穏やかな笑顔で捌けていった新妻さん。
アンコールはツアーグッズ?の白いTシャツ(バンドメンバーは黒)を来て登場。
1週間の終わりにコンサートに来てくれたことへの感謝と、
コンサートのあと、美味しいものを食べて、ゆっくり寝てくださいね、と言いつつ、
「最後の曲は♪誰も寝てはならぬ です!」と笑顔で告げる新妻さん、最高でした(笑)。
もちろん、歌声も!

そんなこんなで、初の新妻聖子さんコンサート、めっちゃ楽しみました。
また機会があったら是非行ってみたいです。
今度は♪Lemon も生で聴いてみたいなー。
もちろん、ミュージカルへの復帰も心待ちにしておりますね!

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