彷徨の時

梅雨入りしたなあ、と思ったら、あっという間に夏至を過ぎてしまいました。
なんだかいろいろ慌ただしくて、PCに向かう時間も気力もないこの頃ですが、
せっかく観た舞台の記録だけはちょこっとでも!と思って出てきました。
ツイッターで呟いたことの転載になっちゃいそうだけど、とりあえず、観たよー!の記録だけ


「エリザベート」

2019.6.16 マチネ 帝国劇場 1階R列50番台

出演:愛希れいか、井上芳雄、成河、田代万里生、香寿たつき、京本大我、大橋冬惟、
    未来優希、原慎一郎、秋園美緒、植原卓也、佐々木崇、山田元、松井工、朝隈濯朗、安部誠司、
    石川剛、奥山寛、川口大地、後藤晋彦、白山博基、田中秀哉、福永悠二、港幸樹、横沢健司、
    天野朋子、彩花まり、池谷祐子、石原絵理、伊藤典子、彩月つくし、七瀬りりこ、松田未莉亜、
    美麗、安岡千夏、山田裕美子、乾直樹、五十嵐耕司。岡崎大樹、小南竜平、鈴木凌平、
    谷森雄次、楢木和也、渡辺謙典


というわけで、今期初の観劇となりました。
申し訳ないことに、年々心惹かれることが少なくなっている演目なのですが、
上演されると複数回観に行きたくなっちゃうんですよね、不思議なことに。
もちろん、役者さんは素晴らしいし、観ている時は引き込まれるのだけど、
観終わった後にちょっともやもやが残るというか(^^;)
なんというか、今度こそ新しい何かを見つけられるんじゃないか?という期待が胸にあって、
でも、毎回それを見つけられずにいる感じ?
これだ!という感覚に出会えるのを、でも諦めきれないのは、
なんだかんだでやっぱりこの作品が好きなんだろうな、とは思うのですが(笑)。

そんなこんなで、今回も新しい扉は開けられないままに終わってしまいました。
ので、つっこんだ感想は書けそうにないので、役者さんのことを少しずつ。


エリザベート役、愛希さん。
拝見するのは初めての役者さんですが、歌がとてもお上手!
でもって、めっちゃ勝気なエリザベートでした。
♪最後のダンス でキッという感じにトートを睨み付ける表情がとても印象的。
共感は全然できないのだけれど、最初から戦う気満々な感じのエリザベートもいいなあ、と思いました。
何というか、本当にエゴイストという言葉の似合うエリザベートで、いっそ清々しく!
ラストシーンのあの満面の笑みが、まさにこのエリアベートの本質を見せてくれたように思いました。

対照的に、このシーンの井上くんのトートの表情にも目を引かれました。
井上くんのトートって、こんなにになりふり構わずな子どもみたいな感じだったっけ?!と思ったけど、
前回観た時も同じようなこと書いてました(笑)。
で、ラストシーン、エリザベートを手に入れた後の表情が、
私にはもの凄く戸惑っている、あるいは愕然としているように見えたんですよねー。
「これじゃない」感というか。
まあ、遠目だったし、多分に私のひねくれた思い込みもあるのですが、
最初の出会いの時に、欲をかかずに手に入れておけば良かったのになー、とか思ってしまいました。
いや、それだと物語が始まらないんですが(笑)。

成河さんのルキーニは、最初、あれ?今日は成河さんじゃなかったっけ?と思うくらい、
記憶と声の印象が違っていて混乱しました。
成河さんって、ほんとに喋っている声と歌っている声が違うよねー。
というか、しゃべり声もちょっと変えてきてる?
でもって、あのロングトーンにめっちゃびっくりしました。
終盤、トートからナイフを受け取るまでのあの動きと表情が遠目からでも尋常じゃなくて、
ちょっと目を離せませんでした。
存在を誇示するというよりも、気が付くとそこにいる、という感じの怖さのあるルキーニだったかな。

田代くんのフランツは、終盤は特殊メイクですか?と問い詰めたくなるくらい、
青年期と晩年が違っていたのに驚きました。
この皇帝陛下は、エリザベートの執着が凄く強くて、悪夢以降の全身で抵抗する姿が本当に切ないです。
そういえば、カーテンコールでの衣裳って、それぞれが一番幸せだった時のものなのかなー、とか思った。
だとすると、フランツとエリザベートは幸せな時期が一致してないんですよね。
それもまた切ない・・・

香寿さんのゾフィーは、なんというか見るたびに好きになります。
エリザベート視点だととんでもない姑なのかもしれないけれど、
なんというか、この物語で一番共感できちゃうんですよね。
ああ、だからいつも観終わった後もやもやしちゃうのか(笑)。

京本くんのルドルフは、エリザベートとの類似性が高くて、個人的に大満足でした。
あの凄く聡いのに、部分的にしか周りが見えていない感じというか。
でも、打ちひしがれる姿はお父さん似で、そんな場合じゃないのにちょっとほっこりしました(笑)。
でもって、ダンスがめっちゃかっこよかった!
井上くんとの声の相性も良くて♪闇が広がる はとても聴きごたえがありました。


そんな感じで、席もですが気持ちもちょっと距離のある観劇となりました。
疲れてたせいかなー。
8月にまた観劇の予定なので、その時はまた違う感覚を得られたらいいな、と思います。
というか、その新しい感覚に出会えるまで、私の彷徨は続くんだろうなー(^^;)ああ

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